【準硬式野球】町田が粘投も一発攻勢に沈む 逆転負けで先勝を許す/明大1回戦

準硬式野球

東京六大学秋季リーグ戦 9月12日 早大東伏見キャンパス軟式野球場

早大
3-6
明大
TEAM 合計
早大 0 2 0 0 1 0 0 0 0 3
明大 0 0 2 0 0 0 3 1 × 6

◆バッテリー

●町田、松本ー高木悠

◆二塁打

なし

◆三塁打

なし

◆本塁打

なし

 3周目を迎えた東京六大学秋季リーグ戦。早大はリーグ2連覇中の王者・明大戦に臨んだ。前節の東大戦では2試合で17得点無失点と投打に圧倒した早大だったが、この日は投打がかみ合わなかった。2回に先制するも、3回に先発・町田倖大副将(政経4=埼玉・早大本庄)が同点2ランを被弾。打線は5回に再び勝ち越したが、追加点は奪えず。毎回ランナーを出しながら得点を与えない粘りの投球を見せていた町田だが、7回に逆転3ランを献上。その後も追加点を奪われ、3ー6で試合に敗れた。

先発した町田

 試合が動いたのは2回表。6番・讃岐京一(教4=奈良・郡山)が安打、7番・水野修吾主将(人4=神奈川・相模原)が死球でそれぞれ出塁し、1死一、二塁のチャンスを作る。ここで打席に入った8番・松尾佑真(基理2=東京・早実)のゴロが相手の悪送球を誘い、その間に三塁走者が生還。早大が先制点を奪うと、続く9番・八所真皇(スポ3=早稲田佐賀)のセンターへの犠飛でさらに1点を追加し2ー0とした。

 3回にも2番・丹代暁(文3=北海道・旭川東)、4番・波江野光琉(文3=東京・早実)の安打で1死一、三塁のチャンスを作る。だが、5番・高木悠(政経3=東京・早実)のスクイズは本塁封殺となり、追加点は奪えなかった。

 ピンチを招きながら無失点に抑えていた町田だったが3回、2死一塁から3番・大井駿一郎(明大2年)にレフトへの一発を浴び、2ー2の同点に追いつかれる。

勝ち越し適時打を放つ波江野

 打線は4回こそ三者凡退に抑えられたものの、5回に1死から丹代が四球で出塁すると盗塁を決め、2死二塁のチャンスを作る。ここで打席を迎えたのは波江野。「単打でも良いと気楽に打席に立てた」と、明大先発・伊藤彩斗(明大3年)の低めのボールをセンター前へと運び、2塁走者が一気に生還。早大が1点を勝ち越し、3ー2とした。

 町田は4回から6回まで毎回ランナーを背負いながら、粘りの投球で無失点に抑える。しかし、打線もチャンスであと一本が出ず、追加点を奪えずにいた。

逆転3ランを打たれ、マウンドにしゃがみ込む町田

 すると7回、町田が明大打線に捕まる。4球で2死を奪うも、そこから安打、暴投、四球で2死一、二塁のピンチを招く。ここで打席には4番・鈴木朝陽(明大4年)を迎える。2球で2ストライクと追い込んだが、1ボール2ストライクからの4球目、真ん中に入ったボールを弾き返されると、打球はライトの頭上を越え、スタンドへ。逆転の3ランを打たれ、ここで町田は降板となった。

 反撃したい打線だったが、伊藤の後を受けた川添翼(明大2年)のノビのある直球と落差の大きな変化球に苦しみ、三者凡退に抑えられる。するとその裏、リリーフの松本倫太(スポ2=市立浦和)が1死二、三塁のピンチを招く。ここで打席に入った代打・杉本佳駿(明大4年)の鋭い打球が松本のグラブを弾くと、それを拾う間に三塁走者が生還し、明大に追加点を奪われた。

 9回は先頭の代打・小林偉月(商4=長野・屋代)が四球で出塁するも後続が続かず、ゲームセット。逆転負けで明大に先勝を許した。王座奪還に向け、落とせる勝ち点は一つもない。一戦必勝で全力を尽くし、目の前の一戦を戦い続けて欲しい。

打順 守備 名前
1 櫻井駿斗 3 0 0 .250 四球 中飛     投ゴ   三振    
吉田悠平 1 0 0 .000                 三振
2 丹代暁 4 2 0 .222 三振   一安   四球   中安   左飛
3 角木理生 3 1 0 .222 四球   三邪   右飛   左安    
4 波江野光琉 3 2 1 .333 投ゴ   中安   中安   三ゴ    
5 高木悠 4 0 0 .286   三振 投ゴ   遊ゴ     遊ゴ  
6 讃岐京一 4 1 0 .333   中安 遊飛     二ゴ   三振  
7 水野修吾 3 0 0 .300   死球   右飛   三振   遊ゴ  
8 松尾佑真 2 0 0 .333   犠失   三振   三ゴ      
小林偉月 0 0 0 .000                 四球
9 八所真皇 3 0 1 .500   中犠   遊ゴ     三振   遊ゴ
名前
町田倖大 2 0 1 6 2/3 6 2 2 5 5 4.22
松本倫太 1 0 0 1 1/3 2 0 0 1 1 6.75

波江野光琉(文3=東京・早実)

ーー今日の試合を振り返って

 序盤、中盤はいい展開にできましたが、次の1点を取りきれない中で1球でひっくり返されてしまい、野球の怖さを感じました。

ーー四番として意識したことは

 試合を決める一打を目標に四番として出場していますし、その機会が多い打順です。その点で、7回表の好機で凡退した自分とその裏に全く同じ場面で逆転本塁打を放った明大の選手との四番の差が直接勝敗に現れてしまったと思います。

ーー第2打席、第3打席はどのような意識で望みましたか

 どちらも前の打者が繋いでくれた2死でのチャンスの打席で、特に2打席目は追い込まれていたので単打で良いから1点という意識がありました。その中でも強い打球を打つためのスイングは常に意識していました。

ーー第3打席では打席の途中で盗塁がありました。その前後で意識の変化はありましたか

 あまり連打は見込めない相手なので、2死一塁のままであれば長打を狙っていましたが、初球で盗塁を決めてくれたことで単打でも良いと気楽に打席に立つことができ、良い結果に繋がったと思います。

ーー中盤以降は追加点を奪えない展開が続きました

 やはり中押し点の唯一のチャンスであった7回の打席が悔やまれます。あの場面でもう1点でも取れていれば違った展開があったかもしれません。ただ9回のチャンスも含め機会自体は作れているので、チームとしてチャンスでの一本が出せるように取り組んでいきます。

ーー明日以降の試合への意気込みを

 初戦は落としてしまいましたが、明日、明後日の明治戦で勝ち点を取り切り、そのまま優勝を目指して頑張ります。応援よろしくお願いいたします。