【弓道】リーグ戦1週目 日体大に快勝 Ⅰ部奪還へ好発進

弓道女子/弓道

東京都学生連盟リーグ戦 9月6日 東京・東京農業大学弓道場

 今年も東京都学生連盟リーグ戦(リーグ戦)が幕を開けた。昨年のリーグ戦では惜しくもⅡ部リーグ降格となり、涙をのんだ女子部。今年は昨年の雪辱を果たすべく、リーグ戦でのⅠ部奪還を目標に掲げて日々練習に取り組んできた。1週目の対戦相手は日体大。序盤から主導権を握りリードを保った早大は、相手に10中の差をつけて勝利を収め、Ⅰ部奪還に向けて幸先の良いスタートを切った。

 リーグ戦は、4人順立で、1人20射、計80射の総的中数を競う。先攻となったのは早大。初立では、弐的の安田梨乃(商2=新潟明訓)が皆中、大前の橋本萌花(文構3=東京・早実)、落前の山本菜々子(スポ1=東京・桜修館中等教育)が3中を出し、計12中。対する日体大は、計8中にとどまり、早大は序盤から大きく流れを引き寄せる。続く2立目、橋本が調子を崩し、1中にとどまるも、安田、落の重田和泉副将(人4=早稲田渋谷シンガポール)が皆中、落前の山本が3中を出して矢をつなぎ、計12中をキープ。後攻の日体大は計11中を出し、初立を上回る的中を記録したが、早大には届かず。早大が主導権を握ったまま、3立目へ。

 3立目では、安田がここでも皆中、橋本は2立目での射を修正し3中、重田副将も3中を決め、計12中を記録。一方、日体大は的中が伸びず計9中。早大は安定した的中により、相手の追い上げを許さない。さらに突き放したい4立目。橋本、続く安田が初矢を中て、流れをつくったかと思われたが、的中が途切れる場面も見られ、計10中に。しかし、日体大も調子が振るわず、計8中へと的中を落としたため、4立目終了時点で10中のリードを獲得。早大の勝利が濃厚となる中、最終5立目を迎えた。

 5立目では、安田が皆中、橋本、重田副将も3中し、計12中をマーク。この時点で相手の逆転の芽は潰え、早大の勝利が確定。最終的に早大58中―日体大48中となり、10中の差をつけて勝利をつかみ取った。また、安田は20射19中を記録し、リーグ戦初出場ながらチームの勝利に大きく貢献。安定した的中で存在感を見せた。

弐的で弓を引く安田

 リーグ戦初週は各校が緊張から的中を落としやすい中、目標の65中に迫る58中を記録した早大。初戦を白星で飾り、Ⅰ部奪還への確かな一歩を刻んだ。初戦で得た手応えを胸に、目標としている全戦全勝へ向けて、次なる戦いへ挑む。

(記事、写真 上杉美結)

結果

大前 橋本 20射13中

弐的 安田 20射19中

落前 山本 20射12中

落 重田副将 20射14中

○早大58中―日体大48中

コメント

重田和泉副将(人4=早稲田渋谷シンガポール)

――ご自身の射を振り返っていかがですか

 目標にしていたことが伸び合うことだったのですが、伸び合っていて外してしまった後に、焦りがあって止まってしまった矢が何本かあったことが心残りだと感じています。

――リーグ戦が開幕しましたが、チームとしてどのような目標を立ててこの試合に臨みましたか

 チームとしてはⅠ部昇格、Ⅱ部リーグでは全戦全勝という目標を掲げていました。各々が週末に向けて調整してベストを出し切れるように、矢数をかけたりだとか、自分のやり方で持っていくというかたちでした。

――この勝利をこれからの試合にどのようにつなげていきたいですか

 初戦ながらも目標に近い数字(65中)が出たということは、私たちの自信に大きくつながっていると思います。この後も、この勝利を糧に、さらに勝利に貪欲になって進めていけたらなと思います。

安田梨乃(商2=新潟明訓)

――20射19中でした。今日のご自身の射を振り返っていかがですか

 今日は付け矢のときにあまり調子が良くなく、自分で不安になることがあったのですが、初立が始まるまでに時間があったおかげで、気持ちを切り替えることができました。前の人が抜いた矢は必ず入れることと、前の人が入れた矢を必ずつなげるという意識をもって何とかやり切れたので良かったと思います。

――今回がリーグ戦初出場となりましたが、実際に射位に立ってみていかがでしたか

 選んでもらったからには、しっかり中て切る、中てる責任があると感じているので、確実に中てるということをやり切ろうという意気込みで入りました。

――チーム、個人それぞれの目標をお願いします

 チームとしては、Ⅰ部に昇格すること、個人としては、たくさんリーグ戦に出してもらいたいなと思うので、日頃の練習を頑張りたいと思います。