東日本総合個人選手権大会 7月12日 東京・ひがしんアリーナ
本大会は学生に限らず高校生や社会人、自衛隊など様々な所属の選手たちが一堂に会し自分の実力を競い合う。男子が級の部と段の部の二つに分けられ、女子は段・級混合で行われ、男子級の部以外はそれぞれの重量でクラス分けされている。早稲田大学からは男子段の部に8名、男子級の部に10名、女子の部に3名。総勢21名が出場した。
まずは、男子段の部軽量級。田中芳和二段(教4 山梨・山梨学院)、武居陸初段(国教2 東京・早稲田学院)、吉﨑悠太初段(教1 奈良・奈良学園)が出場。初戦に勝利した吉﨑が勢いそのままに、準決勝まで駒を進めた。しかし、優勝への壁は高く、道のりは険しい。あと一歩及ばず、吉﨑は3位という結果に。

続く男子段の部中量級、重量級。寺内優貴二段(文4 千葉・成田国際)、長岡陛初段(先進理工3 東京・成城学園)、近藤友樹初段(商3 神奈川・湘南)岡田将広初段(国教2 東京・早稲田学院)、天神輝弘二段(文4 大阪・岸和田)が出場。奮闘するも、相手のペースに引き込まれ、ペースを崩される試合展開が目立った。今後に向けて、それぞれが課題を解消し一層の飛躍を期待したい。
さらに男子級の部。級の部には有段者ではない選手10名が参加する。今までの成果を発揮して結果として示していきたいところ。横塚蓮登(商2 東京・千代田)、小林徹平(商2 東京・東京都立大付属)、洲崎孝介(人科2 東京・高輪)、古賀優樹(法2 東京・成城)、小林陽(法1 東京・市立太田)、辻山奏太(社学1 神奈川・希望ヶ丘)、北原央大(法1 愛知・旭丘)、中川隼太郎(文1 愛知・豊橋東)、田上太陽(文構1 東京・明星)、中部祥吾(法1 奈良・西大和学園)計十名が出場。古賀が小林陽との早稲田勢対決を制して決勝戦へと勝ち進んだ。古賀の持ち味はサウスポーから繰り出される突き。準決勝で見せた粘りの試合も見事だった。結果的に惜しくも準優勝となったが、見せた成長は印象的だった。

最後に女子の部。軽量級には星野奈穂三段(スポ4 東京・小山台)と日下彩叶子(政経2 東京・早稲田実業)。中量級には平井咲希(社学3 奈良・西大和学園)が出場。星野と平井は強気の姿勢を貫いて順調に勝ち上がっていった。星野はこのクラスの中でも指折りの実力者。当然相手は対策をしてくる。しかし、それでも下がらずに攻め切った。「厳しい場面や、うまくいかないときでも集中して対応できたことは良かった。前期の厳しい練習が活きていると感じる」と話す星野は、決勝戦でも相手を冷静に見て対応しきった。充実の試合内容で見事優勝。タイトルを取ったことで自信にもつながったようだ。これからの試合にも弾みをつけてほしい。

平井も今日の試合は上手く攻めることができたと振り返る。下がることなく自分のペースに持ち込んだ。奮闘するも、決勝では力及ばず準優勝。自分の長所と課題が見えた試合だった。

表彰台には4名の選手が登ったが、結果に満足してはいない。今日の試合内容にそれぞれが課題を見出し、次の全国選手権へとつなげたい。夏を乗り越えて選手たちがどんな進化を見せてくれるのか、今後の日本拳法部の活躍に期待だ。

掲載が遅れてしまい申し訳ございません。
(記事・写真 井深真菜)
コメント
古賀優樹(法2 東京・成城)
ーー今日の調子はいかがでしたか
毎回どうしても緊張してしまうタイプなのですが、今日は回を追うごとに緊張がほぐれてきたので良かったです
ーーご自身の持ち味を教えてください
自分はサウスポーなのですが、そこから出る技のスピードは他の選手と張り合える部分だと思います。今日の試合でも1本が出たのは左腕ありきの場面が多かったので
ーー今日の試合を振り返って
やっぱり優勝したかったです。最後に負けてしまって心残りはありますが、今考えているのはその先です
ーー次の試合に向けて
今回の試合を振り返って、技術云々というよりも単純にフィジカルの部分が足りていないと感じました。そもそものスタミナも足りないなと。個人戦は連戦なので体力勝負という部分があります。体の強さを次回に向けて鍛えたいと思っています
星野奈穂三段(スポ4 東京・小山台)
ーー今日の調子はいかがでしたか
朝から凄く緊張していました。初戦で少し苦手なサウスポーの選手と当たって怖かったのですが、結果として勝ち切ることができたのでちょっと自信になりました。その後も簡単な試合ではありませんでしたが、自分の得意なところでポイントを取り切ることができたので良かったです
ーーご自身の持ち味を教えてください
私はワンワンで詰めてツーで決めるというスタイルが持ち味だと思っているのですが、今回は対策されているなと感じました。躱されることもありましたが、試合中に修正していけました。自分の持ち味で追い詰めて、決め切ることができたのではないかなと思います
ーー今日の試合を振り返って
前期は厳しい練習をしてきました。練習中は体力や技術面など考えながらやってきたつもりだったので今回はそれを活かせたかと思います。自分が上手くいっていない時への対応が良くなった点かなと。最後の決勝戦では一か月前に負けた相手でしたが、勝ち切ることができて良かったです
ーー今後の目標について
次は全国大会の個人戦があるので、そこで結果を出したいです。今まで思うような結果を残せていないので、1つでも勝って次につなげていきたいです。団体戦も控えているので弾みをつけられたらなと思います
平井咲希(社学3 奈良・西大和学園)
ーー今日の調子はいかがでしたか
今日は比較的リラックスして、自分の持ち味を出すことができました
ーーご自身の持ち味を教えてください
私は攻める姿勢が個人的に良いところだと思っています。今日は上手く攻めることができました。奥に下がることなく自分のペースで攻めることができたのかなと
ーー今日の試合を振り返って
試合中に自分がやりたいと思っていたことが、結構できたところが良かったです。最後の試合でもいい部分はありましたが、やはりまだ足りない部分があるなと感じました。今回のトーナメントは人数も少なかったので、今後人数が増えても同じように勝ちあがれるように技術面を磨いていきたいです。収穫の多い大会でした
ーー今後にむけて
今日の大会で良い経験ができたので、次回の大会ではもっと細かく分析できるような試合内容にしたいです。振り返った時に次へと修正していけるような勝負ができるといいなと思います