関東女子大学春季Bブロック対抗戦 5月7・8日 茨城・サザンヤードカントリークラブ
ゴールデンウィークが明けた5月上旬、関東女子大学春季Bブロック対抗戦(リーグ戦)が2日間にわたって開催された。3年生の鈴木菜々美主将(社3=千葉)が率いる早大は、悲願のAブロック昇格を目指して臨んだリーグ戦。首位と僅差の好位置で初日を折り返したものの、最終日にチーム全体でスコアを崩してしまう。結果は、昨秋のリーグ戦と同じく3位に終わった。

今大会は、各校から5人が出場し、上位4人のトータルスコアによって順位を決定。1日18ホール、合計36ホールのストロークプレー方式で実施された。選手は白ティーを使用し、全長6324ヤード、パー72のコースで競い合った。
初日、早大の先陣を切ったのは上田澪空副将(スポ3=東京・共立女二)だった。インスタートの上田澪はスタートホールでダブルボギーを叩くも、次のホールでバーディを奪い、バウンスバック。ハーフを37でまとめると、最終ホールをバーディで締めて、この日を3オーバーで終えた。また、リーグ戦初出場のルーキーも奮闘する。上田澪の高校時代の後輩にあたる柳原由依(スポ1=東京・共立女二)は、前半で3ホール連続でバーディ奪取。73という好スコアで、翌日を迎える形となった。チームは、初日の合計スコア312を記録。首位の中央学院大をわずか5打差で追う2位という立ち位置で最終日へと向かった。

出場した5人中4人がパー発進で、大会最終日がスタート。初日に結果を残した上田澪や柳原だけでなく、鈴木も前半の間にバーディを奪い、首位の座を狙っていく。そんな中、この日存在感を見せたのは松本夏華(商2=東京・早実)だった。前日バーディが無く、13オーバーという悔しい成績に終わっていた松本は、ついに本領発揮。後半に入ると、ショートホールとロングホールをそれぞれ1つずつ含む計3ホールでスコアを伸ばし、77でフィニッシュした。同じく77をマークしたのは、久保美友貴(先理2=三重・津)。最初の9ホールを39で回ると、後半は6連続パーセーブと粘り強いゴルフを披露する。チームで唯一2日間とも70台でラウンドし、安定感のあるプレーで早大に貢献した。しかし、チームとしては苦しい展開を強いられた最終日。個人の成績がうまくかみ合わず、前日からチームスコアを6つ落とした。早大の最終日の合計スコアは318、2日間の合計スコアは630。最終順位は3位で、大会の幕は閉じた。

初日終了時は優勝に手が届く順位であっただけに、悔しさの残る結果となった。このチームの集大成として見据える先は、9月に行われる秋季リーグ戦。ここでBブロック優勝を果たし、Aブロックの舞台へ。夏の個人戦を経て、一回り大きく成長した選手たちの姿に期待したい。
(記事・写真 堤健翔)
※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ありません。
大会後インタビュー
鈴木菜々美主将(社3=千葉)
ーー今大会の目標やどのような練習や取り組みを行ったのかを教えてください
Bブロック優勝を目標に、チーム平均スコアを75に設定していました。具体的には、合宿でのパーオン禁止ラウンドでリカバリー率を高め、パッティング練習を報告し合うなど、ショートゲームの強化を中心に取り組んできました。
ーー今大会は主将として率いた初めてのリーグ戦となりましたが、2日間を振り返っていかがですか
主将として昨年までよりも、目標に対する意識がすごく強かった2日間でした。また小さいことですが、試合前日のエントリーや当日の集合時間や行動の流れを決めるなど、リーグ戦に参加する上で必要な業務を忘れずに行うことに緊張感がありました。
ーーご自身の成績について振り返っていかがですか
非常にふがいない結果だったと思います。チームを引っ張るスコアを出すために取り組んできた練習を(大会で)発揮できず、反対に足を引っ張ってしまったことが言葉にならないほど悔しいです。チームの4人の頑張りが3位という結果をもたらしてくれたことには感謝しかないです。
ーーご自身の課題点などあれば教えてください
緊張や不安との向き合い方です。今回のラウンドでも、OBや池が気になるホールで大きくスコアを崩していました。一方で、バーディチャンスをつくれたホールも複数あったことから、耐えるホールでのマネジメントを改善することで、スコアにつながると考えています。また、自信につながる練習を模索し、取り組んでいきたいです。
ーー次戦以降に向けて、意気込みをお願いします
春季(リーグ戦)は悔しい結果となりましたが、これから早慶戦や個人戦も始まっていくため、各々がレベルアップを図り、夏の合宿で秋季リーグ戦に向けてチーム力を高めていきます。主将として貢献できることを全て取り組み、必ずBブロック優勝を達成します。応援のほどよろしくお願いします。
久保美友貴(先理2=三重・津)
ーー今回がリーグ戦初出場となりましたが、どのような気持ちで今大会に臨みましたか
今回が初めてスコア採用対象として出場する大会だったので緊張もありましたが、自分のプレーで少しでもチームに貢献したいという気持ちで臨みました。まずは大崩れせず、落ち着いてプレーすることを意識していました。
ーーチームで唯一2日間とも70台でプレーされました。ラウンド中に手応えや良い感触はありましたか
2日間を通してドライバーとパターの調子が良く、安定してプレーできたことは自信になりました。特にピンチの場面でもパターで流れを切らさずにプレーできたことが、70台につながったと思います。
ーー今大会を通して気づいた、反省点や課題などはありますか
セカンドショットで距離感や方向性が乱れてしまう場面があり、まだ課題を感じました。また、1日目はアプローチでも思うように寄せきれない場面があったので、ショートゲームを含めてさらに精度を高めていきたいです。
ーー今後に向けて意気込みをお願いします
今回の経験を通して、自分の良かった部分と課題の両方を確認することができました。これからは課題であるセカンドショットやアプローチを改善し、より安定したプレーでチームに貢献できるよう頑張ります。
柳原由依(スポ1=東京・共立女二)
ーー早大入学後、初めての団体戦となりました。緊張などはありましたか
大会前は、大学入学後初めての公式戦ということもあり、とても緊張していました。しかし試合当日は、同期や先輩方にたくさん声をかけていただいたおかげで、落ち着いてプレーすることができ、比較的自分らしいゴルフができたと思います。
ーー初日はチーム最良スコアの「73」でした。この点、手応えなどはありましたか
正直なところ、スコアはもっと伸ばせたと感じています。初日は4つのバーディを取ることができましたが、もったいないミスもあり、満足のいく内容ではありませんでした。ただ、ティーショットが安定していたことや、以前より寄せワン(アプローチでピンに寄せた次のパットでカップインを狙うこと)の成功率が上がっていた点については、自分自身でも技術面での成長と手応えを感じています。
ーー今大会で見つかった課題や反省点などはありますか
今回のリーグ戦では、コースマネジメントのミスがスコアに影響したと感じています。特に2日目は、初日のスコアが良かったことで気持ちに焦りが生まれ、攻めすぎたマネジメントをしてしまった点が反省点です。状況に応じて冷静に判断する力を、今後さらに磨いていきたいと思います。
ーー今後に向けて意気込みをお願いします
次回の秋季リーグでは、Aブロック昇格に貢献できるよう、精一杯頑張りたいと思います。そのために、今回の課題であったコースマネジメント力を向上させるとともに、パーオン率を高め、2日間を通して安定したスコアを出せる選手になりたいです。