【競泳】主力選手の自己ベストラッシュ!早大から世界の舞台へ

競泳

【第101回】日本選手権水泳競技大会3月18日~22日 東京アクアティックセンター

3/19から3/22にかけて東京アクアティックセンターにて競泳日本選手権が開催された。今大会は、夏に行われるアジア大会、パンパシフィック選手権の選考を兼ねたものであり、国内の中で1番大きな大会として位置付けられている。そんな中で、早稲田の選手も続々と自己ベストを更新し、夏に向けて好調なスタートダッシュを切った。

最後のレースに挑む原

写真は100m自由形に臨む原空輝。今大会が早稲田大学所属として出場する最後の大会となる。インカレでは、個人種目、リレー種目ともに早稲田の総合得点にも大きく貢献した早稲田の誇る主力選手である。100mの自由形では決勝で見事にベストを更新したものの5位入賞と、表彰台まであと一歩だった。年々、新世代の台頭とともに国内の自由形のレベルが上がる中で自己ベストを着実に更新し世界の舞台へあと一歩のところまで到達した。この大学の4年間で培ったものをこれからの社会人としての競技人生に繋げ、今後の世界に羽ばたく姿を応援したい。

200メートルバタフライ決勝を泳ぐ新開

写真は2026年度の競泳主将を務める新開誠也。100m、200mのバタフライに出場し、両種目ともベストを大幅に更新。200mの方では、予選2位通過したものの決勝でタイムを落としてしまい悔しさの残るレースとなった。しかし、100mではしっかりと切り替えて臨み、見事予選・決勝ともにベストを更新し51秒台に突入した。200mを専門としているが、100mでも代表争いの一角を担うレースとなった。このスプリント種目での飛躍は、200mバタフライにもつながるとてもいいレースだったと語る。今年度の競泳主将として夏のインカレに向けて幸先の良いレースとなり、チームを引っ張る牽引力となった。

200メートル平泳ぎの決勝を泳ぐ加藤

写真は今大会は50m・100m・200mの平泳ぎでの優勝を目指す加藤心冨。酸素の薄い高地合宿でハードな練習を積んで臨んだ日本選手権。200メートルでは優勝、50・100メートルでは2位入賞という好成績を残した。持久力強化に加え、スピード面や出力の高い練習も積んで臨んだため、50m・100mでも自己ベストを更新した。幼い頃からの憧れであった鈴木聡美選手とのライバル争いを繰り広げ、互いに限界まで高め合う白熱したレースとなった。インカレでは、日本選手権獲得者としてのプライドを持って臨みたいと語った。早稲田から日本の御家芸である平泳ぎの未来を築き上げてほしい。

(記事 金坂祥吾 写真 安藤果穂 神田夏希)

※掲載が遅れ、大変申し訳ございません。

 

結果

【1日目】

女子 400m自由形

松崎りん 4分13秒26 4位 決勝進出

竹澤 4分14秒83 7位 決勝進出

青木虹光 4分16秒65 12位 B決勝進出

男子 50mバタフライ

山口遼大 23秒86 14位 B決勝進出 

女子 100m背泳ぎ

水野柚希 1分03秒32 17位

男子100m背泳ぎ

添田重樹 56秒09 28位

松下湊 56秒65 37位

女子400自由形 B決勝

青木虹光 4分14秒64 3位

男子 50mバタフライ B決勝

山口遼大 23秒84 4位

女子400m自由形 決勝

竹澤瑠珂 4分09秒13 3位 自己ベスト

松崎りん 4分12秒91 5位

【2日目】

男子 200m自由形

増田莉蔵 1分51秒72 31位

木村佳華 1分52秒28 33位

女子 100m平泳ぎ

加藤心冨1-06-82 2位 決勝進出

女子 200m自由形

竹澤瑠珂 2分00秒21 2位決勝進出

松崎 2分01秒03 7位決勝進出

男子 200mバタフライ

新開誠也 1分55秒97 2位 自己ベスト 決勝進出

入江崇也 2分01秒16 38位

女子 50m背泳ぎ

柴田菜摘 29秒12 11位 B決勝進出

女子 1500m自由形 タイム決勝

青木虹光 16分52秒02 5位

女子 100m平泳ぎ 決勝

加藤心冨 1分06秒25 2位 自己ベスト 日本学生新記録

女子 200m自由形 決勝

竹澤瑠珂 1分58秒33 1位 自己ベスト

松崎りん 2分01秒1 17位

男子 200mバタフライ 決勝

新開誠也 1分56秒43 8位

【3日目】

男子100m自由形

原空輝 49秒14 3位決勝進出

村上稜芽 51秒86 48位タイ

女子 100m自由形

内田さくら 57秒28 20位タイ

船越彩椰 57秒48 25位

女子200m平泳ぎ

加藤心冨 2分26秒14 1位 決勝進出

男子200m背泳ぎ

飯田光達 2分02秒03 19位

添田重樹 2分03秒62 30位 自己ベスト

女子200m背泳ぎ

水野柚希 2分15秒17 12位 B決勝進出

女子 800m自由形

竹澤瑠珂 8分38秒35 2位 決勝進出

松﨑りん 8分39秒26 4位 決勝進出

青木虹光 8分49秒44 11位

女子200m 背泳ぎB決勝

水野柚希2分14秒47 3位

男子100m自由形 決勝

原空輝 48秒94 5位 自己ベスト

女子200m平泳ぎ 決勝

加藤心冨 2分24秒29 1位

【4日目】

男子 50m自由形

山口遼大 23秒23 32位

松井理宇 23秒45 38位

男子 100mバタフライ

新開誠也 52秒05 7位 自己ベスト  決勝進出

男子 50m背泳ぎ

松下湊 26秒22 26位

女子 50m平泳ぎ

加藤心冨 31秒26 2位 自己ベスト 決勝進出

女子 50m自由形

内田さくら 25秒85 12位 B決勝進出

船越彩椰 26秒32 24位

二宮歌梨 27秒07 46位

女子 50m自由形 B決勝

内田さくら 25秒86 4位

男子 100mバタフライ 決勝

新開誠也 51秒78 6位 自己ベスト

女子 800m自由形 決勝

竹澤瑠珂 8分30秒57 2位 自己ベスト

松﨑りん 8分35秒54 3位 自己ベスト

女子 50m平泳ぎ 決勝

加藤 心冨 31秒09 2位 自己ベスト

コメント

新開誠也競泳主将(スポ4=鹿児島情報)

ーー率直なタイムの感想

素直に嬉しいので一言です。今回は200をメインとていた中で、昨日の予選は自己ベストも更新できて良かったのですが、決勝で思うような結果が出せなかったので、切り替えて臨もうと思いました。

ーー前半タイム24.06ここについてはどうですか?

かなりいいタイムだとおもいます。200mを専門としている中で、100mでも決勝に残れたことはとても自信になったので、このスピードを活かしつつ200mに繋げられるような100mにしていきたいと思う。

ーー今年のインカレに向けて一言お願いします

かなり厳しい戦いになることは間違いないと思ってるので、その中で主将としてまずはチームを引っ張っていけるように練習していきたいと思います。

加藤心冨(スポ3=埼玉・春日部共栄

※50m平泳ぎ決勝直後のインタビュー

ーー前日の200mからの50m種目でしたが、意識したことはありますか?

200mの時点でスピードが結構でていて体にも刺激が入っていたのでそのまま200もそのスピードを活かして泳いでいたので、今日の50mはアップからフォームなどを意識し落ち着いたレースを意識しました。

ーー高地合宿も積んできたということでしたが、今大会のメインとしてきた種目は何ですか?

コーチや平井先生と相談して、やはり200メートル種目が優勝や派遣標準に近かったので、そこを1番に狙ってはいたのですが、練習的にはスピードや出力を上げていたので、自分的には100メートル種目のほうが自信がありました。

竹澤瑠珂(スポ2=東京・武蔵野)

ーーレースを振り返って

前半梶本さん(梶本一花、枚方SS)が前にいたので、とりあえずそれについてこうと思って、前半思いっきり行ったんですけど、後半ちょっとその分疲れが出てしまって一花ちゃんが離れてしまった分、メンタル的にもちょっと諦めちゃった部分もあったので、そこが反省点というか悔しい部分ではあります。

ーータイムとしてはどうでしたか

ベスト出せたことは嬉しいですけど、 200メートル自由形で切り損ねたインターのタイムも狙っていたので、そこには全然届かなくて悔しい部分はあるんですけど、ベストを出したことは素直に喜びたいと思います。

ーー200メートルは優勝し、今日も銀メダルでしたが、今回の結果についてはどうでしたか

いつも選手権は、「やっぱ私は勝てないわ」とか、そういうマイナスな気持ちになって入ることが多かったんですけど、今回は2月にスペインの合宿にも一緒に行かせてもらって、そこで自信になる練習もずっと積めていたので、今回はしっかりとプラスの気持ちというか、自信を持って望めました。それが今回の全種目ベストや、200メートルも目標だった優勝を成し遂げることができたので、そこについては良かったところだと思います。 

ーー今後の意気込みをお願いします

ずっと目標であった A代表に入ることとあともまだ入ってるかわかんないんですけど、選手権で優勝するというとこは達成できたので、もっと世界には 200の自由形とかは速い選手がいっぱいいるので、上を狙ってここで満足せずにまだまだ上を目指して頑張りたいと思います。

松﨑りん(人4=東京・日大二)

ーー率直なタイムの感想

今大会は、200mも400mも自己ベストから結構離れてたんですけど、最後の800で自己ベストを更新できて嬉しいです。

ーーインカレに向けて

早稲田の女子長距離は歴代最高の実力だと思うので、しっかりインカレでも結果を出して女子総合優勝に少しでも貢献できるように頑張りたいです。