【野球】米国遠征を3勝1敗1分で終える

野球

 創部125年目を迎えた早大野球部は、2月23日から3月6日の間で米国遠征を行った。遠征中はアメリカの5大学とオープン戦を行い、結果は3勝1敗1分。4月からの六大学リーグ戦開幕に向けて充実の遠征となった。本記事では試合の結果と選手、監督のコメントをお伝えする。

試合結果

2月24日 (VSサンタクララ大)

早大
3-0
サンタクララ大
TEAM 合計
早大
サンタクララ大

2月25日 (VSスタンフォード大)

早大
3-11
スタンフォード大
TEAM 合計
早大
スタンフォード大 X 11

3月2日 (VSカリフォルニア州立大ロサンゼルス校)

早大
17-1
CSULA
TEAM 合計
早大 17
CSULA

3月3日 (VSカリフォルニア州立大ロングビーチ校)

早大
8-7
CSULB
TEAM 合計
早大
CSULB

3月4日 (VS南カリフォルニア大)

早大
2-2
南カリフォルニア大
TEAM 合計
早大
南カリフォルニア大

コメント

小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)

ーーアメリカ遠征を振り返って

 3年前の悪夢を考えると、天候にも恵まれました。非常に良い遠征だったと思います。

ーークラウドファンディングなどの支援も受けながらの遠征でした

 本来はクラウドファンディングに頼らずに遠征するのが正しいかたちなのでしょうが、状況が状況でした。多くの方のご支援を受け、無事に遠征が出来たことに非常に感謝しています。成果で恩返しという意味では、リーグ戦で勝って喜んでもらうことが一番のお礼でしょうから、学生たちには「しっかりやれ」と伝えています。

ーー遠征中は食事もアメリカのものに徹底しました

 アメリカに行って日本食を食ってどうすんだって話です。アメリカのライフスタイルも含めて文化の違いを理解することが大事なので、向こうで和食ばかり食べていたら意味がないです。アメリカの食生活も含めて、「そら体でかくなるよね」とみんな思ったのではないですかね。

香西一希主将(スポ4=福岡・九州国際大付)

ーーアメリカ遠征を振り返って

 本当に勉強することが多い 11日間だったなっていう感じです。そもそも体が大きかったですし、スイングの強さだったり、ボールのスピードだったり、日本人と全然違うところが多かったです。体づくりだったり、どうやってトレーニングをしてるかということを聞いて、いろいろ勉強した11日間でした。

ーーチーム全体では
 本当にレベルの高い相手と試合をさせてもらって、5試合で試合ごとに成長したなっていうのを感じていました。今年のテーマが投手力と守備でミスなく9イニング守りきるというところで、2試合目は大敗してしまったんですけど、それ以外の試合は投手陣と守備がきっちりしながら、しっかり向こうのレベルの高い相手とも互角にやり合えたかなと思ってます。

寺尾拳聖副将(人4=長野・佐久長聖)

ーーアメリカ遠征を振り返って

 アメリカのいろいろな文化を知れました。試合的にはアメリカのバッターのパワーとかピッチャーの球の速さとかを体験できて良かったと思います。

ーー遠征の収穫は
 チームとしてはヒットが結構出てたのでそこは良かったです。あとは大事なところでの1本っていうのが課題に上がったので、そこを沖縄でやっていければなと思います。

岡西佑弥副将(スポ4=智弁和歌山)

ーーアメリカ遠征を振り返って

 普通ではあり得ない貴重な経験で、たくさんの支えがあってできたことでした。感謝の気持ちでいっぱいです。野球以外の面でも学べることが多かったので、非常に良い経験になりました。

ーー早大野球部ならではの経験ではないでしょうか
 約2週間という長い期間で行かせていただき、さらに現地でも歓迎会等のたくさんの方々のサポートがあったので、早稲田の野球部でしかできない経験ができて良かったです。

ーー野球以外の活動は
 メジャーの球場やアメリカの有名な観光地に行きました。アメリカの文化や食事について、野球以外の部分で学ぶこともありました。

ーーアメリカの食事というのは

 朝はハンバーガー、昼はサブウェイで夜はまたハンバーガーみたいな(笑)。リーグ戦前ですし日本食を持っていくかという話もあったのですが、(小宮山)監督が、アメリカに来たなら食事もアメリカのものじゃないと意味がないと話していたのでそうなりました。

ーーアメリカで3勝したことは自信になりましたか
 全員が粘りながら勝てた試合が多かったというのは良かった点だと思いますが、最後の南カリフォルニア大学戦が勝ちきれなかったことなどの反省点もあるので、アメリカで分かった反省点を浦添で改善していきたいです。

ーーアメリカの選手の印象は
 めちゃくちゃでかかったです。基本的に(身長が)180センチを超えているので、自分たちが小さく感じるほどに全員が大きかったです。中には身長が2メートルを超える投手もいましたが、投手が近く感じて、まっすぐも速くズドンと来るタイプでした。

ーーアメリカで学んだことは
 守備の無駄のなさを感じました。外国人選手は守備を小手先だけでするというイメージがあったのですが、そうではなくて。効率よくしっかり取って投げてという風にしていました。バッティングも外国人選手は力が強く、パワーがあるので、三振かホームランかというイメージでしたが、自分のポイントの近くでストライクを強く打って、ボール球は振らない。ということを徹底されていたと感じました。

宮城誇南(スポ4=埼玉・浦和学院)

ーーアメリカ遠征を振り返って

 先発2試合投げさせてもらって(サンタクララ大学とカリフォルニア州立大学ロングビーチ校)、どちらも無失点で終わることができたので良かったと思います。日本にいる時はなかなかうまくいかなかったのですが、アメリカに行って状態が上がってきたので、アメリカが良いきっかけになって帰って来れたと思います。

ーー個人の状態としては
 上向きです。東京ガス戦があまり良くなかったのですが、その後からは投げるたびに状態が上がっているので、沖縄遠征の残り数試合も投げるたびに良くしていきたいと思います。

ーーその要因は
 何かを大きく変えたとかはないのですが、とても小さな感覚のズレがアメリカに行って良くなりました。環境が変わってアメリカで大学生相手に投げたというのが良かったのかなと思います。

ーー実際に2試合を投げてみて
 パワーというところに関してだけ見れば、日本の大学生とは比べ物にならないところがありました。その一発の怖さというのは普段日本で投げる時より感じながら投げましたが、そこでもしっかり抑えることができたので、そこは一つ自信になりました。

ーーパワー面から見たアメリカのバッターはプレッシャーがありましたか
 はい。打席での圧が全く違ったので、日本との違いを感じました。もともとサイズが大きいので、そこで圧を感じる部分もあると思うのですが、それでもマウンドから感じるものは少し日本と違ったものがありました。

安田虎汰郎(スポ3=東京・日大三)

ーーアメリカ遠征を振り返って

 野球以外でも初めての経験ばかりでしたので、新しい空気や雰囲気から色々な刺激をもらった期間だったと思います。

ーーそこでの収穫は何か 
 アメリカの強豪大学の選手相手に、自分の持ち味をどう出してぶつかっていくのかという部分であったり、あとは文化ですね。野球以外の部分でも見聞を広げるという意味でいろんなところから学ぶところがあったと思います。

ーーフォームの変更などについてはいかがですか
アメリカに行くまでの間、東京では結構ブルペンで球数を投げていたのですが、アメリカで投げる数が少し減って、沖縄に来てまた球数を増やしています。その中でフォームも固まってきてはいるので、シーズンに向けてこのテンポでコンディションを上げていけたらいいかなと思います。

ーーチームの状況は
アメリカ遠征を経て、投手も野手も成長できたというか、色々な刺激をもらって今まで以上に前を向いて練習できていると思うので、リーグ戦に向かってチーム全体でひとつになって向かっていければなと思います。

尾形樹人(スポ3=宮城・仙台育英)

ーーアメリカ遠征を振り返って

 監督や部長さんからはアメリカの文化を肌で感じろと言われてきました。実際アメリカの人は日本と違った考えや心の広さを持っていて、野球以外の面でもたくさん学べたと思います。

ーー文化の違いはどのようなことから感じたか

 施設を見学するような機会が何回かあったんですけど、そこでいっぱい話しかけてきてくれました。逆にこっちが話しかけたら親切に分かりやすい英語で話してくれて、日本ではないような感じでした。みんな陽気というか、心が広い人たちでした。

ーー野球面で感じた違いは

 技術で衝撃を受けたことはあまりありませんでしたが、フィジカルの面は打球の質や、ボールの強さが全然違うと思いました。

ーーその中で3勝できたことは

 新チーム最初はハワイ大にノーヒットノーランで何もできずに負けたという感じだったので。ディビジョン1のリーグで上位にきているチームに勝ったり、引き分けられたことは収穫かなと思います。

髙橋海翔(スポ3=山梨学院)

ーーアメリカ遠征を振り返って
 食から全部違ったので、一日中胃もたれしている状態で練習していました。また、グラウンドによって状況も違くて。良い経験になりました。

ーー相手の大学と戦う中で感じたことはありましたか
 チームによって全然違いました。でも、海外の人がハンドリング練習をやる意味が分かりました。

ーーそれはどういった部分から

 土が硬くて、結構跳ねたりするんですね。だから打球の正面に入ると難しくて、シングルで取る意味が分かりました。

ーー3勝できたことに対する自信は

 アメリカの時は自分たちのピッチャーが良かったので。良い試合にはできたかなと思います。

ーーご自身はいかがでしたか

 遠征後半からは結構打てました。もっと早めから捉えられるようにしたいです。