【男子バスケ】4年生引退コメント 志賀陽菜

特集中面

志賀陽菜(スポ4=東京・九段中教高)

①自己紹介

誠に僭越ながら自己紹介をさせていただきます。早稲田大学バスケットボール男子部、今年度主務を務めました志賀陽菜(しがひな)と申します。

日頃より他部活や他大のブログを拝見し、思いのたけを書き連ねる場があることを羨ましく思っていましたので、今回このような場を設けてくれた同期の村上にはこの場を借りて感謝したいと思います、ありがとう。

ここでは大学バスケに通い詰めて早7年の私が回顧録も兼ねて自身の大学バスケ4年間について語らせていただきます。長くなってしまうかもしれませんが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

②今シーズンを振り返って

今シーズンは、夢のようなシーズンでした。1部に復帰し、簡単に勝てる場所ではないことを覚悟していました。そんな中、リーグ戦では20勝2敗という驚異の成績で57年ぶりの優勝を果たすことができ、今でも信じがたい気持ちになります。1年生の頃から残留、降格、昇格を経験し、波乱万丈な4年間でしたが、最後の1年に今までの苦しみを全て覆してくれるほどの幸せをもらいました。特別な景色を見せてくれたチームメイトに感謝でいっぱいです。

主務としては、苦悩と葛藤の日々でした。力不足で多くの方に迷惑をかけ続ける中、先輩、他大学、他部活など私の知る主務はみんな優秀な方ばかりで、私に主務は重責だった、そう思い続けた1年間でした。それでも副務村上や女子部の爲田、他大学の主務達の存在が支えになり走り続けることができました。本当にありがとう。

③インカレの結果に対して

インカレは準優勝という結果で終わりました。正直、このチームなら優勝できると思っていました。それでも1年生の時には夢にも見なかったインカレ決勝の舞台に行くことができたこのチームを誇りに思います。最終日には100人以上のOBOGの皆様や保護者の方に応援に駆けつけていただき、早稲田以外の方からも多くの応援のメッセージを頂きました。こんなに多くの方に応援されるチームの一員でいられたこと心から嬉しく思います。

④バスケ部に入部した経緯

私は大学バスケに携わりたくて早稲田大学に入学しました。高校1年生の時に初めて見た大学バスケでその熱さ、儚さに胸を打たれ、憧れ続けて大学受験をしました。高1の当時、友人が大学バスケ観戦に誘ってくれていなかったら、あの選手に憧れていなかったら、今の私はなかったと断言できます。

⑤入部当時の目標・それに対する現在

入部当時に考えていたことはチームに欠かせないスタッフになりたい、4年間全力を尽くしたい、そんな漠然としたものでした。4年間を振り返って、私はチームに欠かせないスタッフになれたでしょうか。「なれた」とは言い切れないのが正直なところです。下級生の頃から先輩方の計らいで様々な業務に携わらせていただき、今年度は主務を務めさせていただきました。自分には身に余る大事な役目で、自身の重責に押しつぶされそうな日々でした。ただ、全力は出せたと言えます。4年間悩みの種はいつも早稲田バスケ部でした。後になってもっとできたなと思うことは多々ありますが、がむしゃらに、ひたすらアリーナに通い続けた時間は宝物です。

⑥4年間で一番の思い出

全てが宝物のような思い出ですが、あえて1年生の時の早慶戦についてお話しします。精神がすり減り、人生で最も余裕がなかった期間でした。通常の早慶戦準備に加え、その年にはグッズ販売にも挑戦した年でした。ただただ膨大な業務量とそれをこなしていくマネージャーの先輩方の姿に圧倒されていたのを覚えています。大会運営の大変さを知り、輝かしい舞台の裏で努力している人たちの存在を意識するようになりました。今考えると、これが大学最初の大きな試練でした。あの時期を乗り越えたからこそ、少しの試練ではへこたれないくらい強くなれたと感じます。

早慶戦はもっともっと大きくなれる、日本一の大学バスケの大会です。

⑦4年間で一番印象に残っている試合

印象的な試合はたくさんありますが、3年時の入れ替え戦ゲーム3をあげたいと思います。多くのOBの皆様、保護者の方々、他大の友人など多くの方が応援に来てくださった中で勝利することができ、心の底から幸せだった瞬間でした。何より、ラストイヤーに1部で戦えることが嬉しかったです。その後しばらくは会う人会う人におめでとうと言っていただけることが多く、ずっと幸せな、夢の中のような気持ちでした。笑

⑧同期へ伝えたいこと

とにかく感謝を伝えたいです。この同期たちでなければ、今年の早稲田はこんなに飛躍できなかったと思います。どこの大学を見ても、どの代を見ても、こんなに選手もスタッフも最強な同期はいないと胸を張って言えます。個性が強くて無茶を言ってくるので困ることもしばしばありましたが、いざという時に頼りになる本当に心強い同期たちでした。特に同期スタッフは、辛いことがたくさんあった中でも常に前を向いて頑張り続けてくれました。ありがとう。美結さんから頂いた宝物です。同期12人の今後の人生での活躍を誰よりも願っています。

まっしーには4年間心のどこかで憧れ続けていました。私にはないものをたくさん持っていて、羨むこともたくさんあったけれど、唯一の同期マネージャーがあなたでよかったです。伝えきれないのでまたどこかで。本当にありがとう。

⑨後輩に伝えたいこと

生意気で可愛くて仕方ない後輩たちには、ただただ自分らしく、全力でやってほしいと伝えたいです。選手スタッフともに、それぞれ悩みを抱えている人もいると思います。それでも、自分は早稲田バスケ部に何をしに来たのか、4年間が終わった時にどうありたいのかを考えて、前を向いて努力し続けてほしいです。自分の存在価値は自分で切り開くもの、私はそう信じています。みんなが早稲田に欠かせない存在です、ずっとずっと応援しています。かけがえのない時間をありがとう。

⑩応援していただいた皆様へ

ファンの皆様

応援してくださる方が早稲田バスケ部にいること自体、本当にありがたいことだと思います。いつも会場内外で熱い応援のお言葉を頂き、辛いときも嬉しいときも分かち合ってくださる方がいたから、まだまだこのチームのために頑張りたいと思うことができました。本当にありがとうございます。来年以降も引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!

保護者の皆様

どの大学よりも熱い応援団でした。特に最後の2年間は皆様の応援が本当に力になりました。本当にありがとうございました!

OBOGの皆様

4年間、厚くご支援ご声援を賜り誠にありがとうございました。OBOGの皆様と早稲田一丸で戦えましたこと、心より嬉しく思います。今後はOGとして恩返ししていきたいと思っておりますので引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

最後に

大学バスケに出会って、早稲田大学バスケットボール部に入部して人生が大きく変わりました。「もがいた時間が人を深くする」中高の恩師がくれた言葉です。憧れた場所は表で見えるような華々しさだけではなく、辛いことのほうが多い4年間でしたが、この言葉に支えられて走り切ることができました。この4年間、誰よりも大学バスケの全てを経験し、たくさん成長させていただきました。

バスケットボールを通じて出会えた全ての出会い、全ての経験に感謝しています。

長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。

今後とも早稲田大学バスケットボール部への応援をよろしくお願いいたします。

 

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