【男子バスケ】4年生引退コメント 豊田晋太郎

特集中面

学生コーチ 豊田晋太郎(スポ4=神奈川・鎌倉学園)

①自己紹介

こんにちは、学生コーチを務めていたスポーツ科学部4年の豊田晋太郎です。岐阜県生まれ、神奈川県育ちです。趣味は音楽鑑賞で、フジファブリック、Aooo、赤い公園というバンドが特にお気に入りです。甲乙つけがたいですが、どのバンドが一番かと問われたらフジファブリックになると思います。どれくらい好きかというと、今年の秋に富士吉田市まで観光に行ったり、イントロをワンフレーズ聴くだけで曲名当てられたりするくらいには大好きです。2年生の時にライブに行って、その時山内総一郎さんとガッツリ目が合ったんですが、固まってしまい何もできなかったのは今でも悔しいです。バスケからどんどん脱線していて申し訳ないです。この辺りで本題に入ります。

②今シーズンを振り返って

まずは今シーズンを通して本当にたくさんのご支援、ご声援をありがとうございました。4年間で最もそのありがたみを感じることのできたシーズンでした。

チーム全体に焦点を当てると、春の六大学の時点から「今までのシーズンとは比べ物にならないくらい戦えそう」ということはうっすらと感じていましたが、終わってみればその予想を遥かに上回る夢のようなシーズンでした。今まで2部降格や入れ替え戦を経験していたところからリーグ戦優勝、インカレ準優勝することができとても嬉しかったですし、今後も忘れられない素晴らしい経験ができました。その一方で、自分自身のことに目を向けると夏からはBチームの活動に専念することになり、Aチームのメンバーと顔を合わせる機会も減りリーグ戦やインカレでも応援席から声をかけることしかできませんでした。昨年はベンチ入りさせていただいていただけに悔しさはこれまで以上に強かったです。

しかし、Bチームの活動においては自分自身のコーチングスタイルや選手との関わり方をもう一度じっくりと見つめ直すことや三原さんが不在の試合や練習で代理HCを務めさせてもらったことを通して、自分自身のコーチングに対する引き出しやバスケットボールに対する考え方が広がったことを実感できました。また、例年Bチームは学生のみで運営していましたが、今シーズンは三原さんがHCとなっての活動でした。そのため、自分も分からない点や質問したいことがあったときに頼ることのできる方がいたことでより成長できたと感じています。

他にも、多くの選手がスキル面・戦術面・メンタル面など分野を問わずたくさんのことを質問しに来てくれたり、ワークアウトの相談をしてくれたことで1人のコーチとして頼られている実感がありとても嬉しかったです。だからこそ、Dリーグ予選の上武戦とトーナメントの国士舘戦は勝ちたかったと今でも思います。

③インカレの結果に対して

準優勝という結果には悔しさもあります。それでも、今までの3年間は入れ替え戦が終わるまでインカレに出場できるか分からない、という綱渡り状態でインカレでもベスト8の壁を破ることができていませんでしたが、今年はリーグ戦を優勝して関東1位としてインカレに臨むことができた上にインカレでもこれまで50年間チームとして立つことができなかった決勝のコートに立てたこと、そしてそのチームの一員であれたことを嬉しく思います。

また、インカレを通してリーグ戦ほど気持ち良く勝たせてもらえたゲームは1試合もなく、かなりガッチリ対策されていた感覚がありましたがそれでも決勝に進めたのはチームの力があったからだったと思います。ただ、決勝では白鷗大学さんの「決勝慣れ」を強く感じました。それが勝敗の分水嶺だったのかな、と少し時間が経って冷静になった現在の心境です。

④バスケ部に入部した経緯

中学生の時に将来はBリーグのチームでアナリストをしたい、という目標ができたことで大学ではスポーツ系の学部で勉強しながらバスケ部も強いと言われているところに行きたいと考えて、早稲田大学を志望しました。そして合格したのちにバスケ部にコンタクトを取り学生コーチとして入部させていただくことができました。

⑤入部当時の目標・それに対する現在

入部当時の目標は、「Bリーグのチームでアナリストになること」「早稲田で優勝すること」でした。最初の目標は今も変わっていません。むしろ、この4年間を通してより一層その思いが強くなっています。「早稲田で優勝する」という目標はリーグ戦で優勝することができましたが日本一には届きませんでした。Bリーグで優勝して、この目標を達成したいです。そのためにもこれから就職活動を頑張ります。

⑥4年間で一番の思い出

昨年の入れ替え戦で山梨学院大に勝って1部に復帰できたことです。その前年のリーグ戦で2試合とも3点差で負け、2巡目で山梨学院に負けた日に2部降格が決まりました。また、6月の関東新人でも負けていたこともあり3連敗中で絶対にリベンジしたい相手だったのでその分も重なり嬉しかったです。1部復帰の瞬間をベンチで迎えられたことも自分にとっては大きな要素でした。試合自体も印象には残っていますが、3試合やっていたりあの前後の緊張感も含めての入れ替え戦だと思うので総合的な思い出として挙げさせてもらいます。初宮のブザービーターもあったし。

例年リーグ戦最終週は早稲田祭と被るんですが、その時もアリーナで確かFRUIT ZIPPERさんがイベントをやっている中、2部の最終戦が終わった後にアリーナ横の部室で音漏れが聞こえてくる中山梨学院の動画作りをしたのも今となっては良い思い出です。

⑦4年間で一番印象に残っている試合

やっぱりインカレ決勝です。みんなと同じになりそうだと思ったのでなるべく避けようと思っていたんですが、これになりました。去年も実際に会場で決勝を観戦していましたが、実際に当事者として(応援席ですが)会場に入るととてつもない熱気を感じました。早慶戦でも同じように大勢の方に来ていただきましたが、インカレ決勝というのは全く違う特別な雰囲気を感じました。瑛司がドライブで一人抜くたびにどよめきが起きる、誰かがシュートの構えをするたびにどよめきが起きる。3Qに和幸が3本目の3PTを決めたときの歓声と自分が感じた興奮は忘れられません。自分たちがいるチームがここまで注目を一身に浴びることができるというのはとても幸せだったと思います。

⑧同期に伝えたいこと

4年間ありがとう。1年生の時から試合に出ていた4人はもちろん、選手みんながとても頼もしく自分にとってはスーパースターの集まりでした。この学年で良かった、と何度思ったか分かりません。素晴らしい景色をたくさん見せてくれて本当にありがとう。これからも仲良くしてね。

スタッフのみんなも4年間(石井は3年間)ありがとう。特に啓汰と大貴は大学4年間で一番一緒に過ごしたと思います。僕は非常に扱いづらい人間だったと思いますが、みんなが上手く使ってくれたおかげでとても楽しい4年間でした。卒業しても仲良くしてね。

⑨後輩に伝えたいこと

後輩とは思えないくらい頼りになるみんなに何回も助けてもらいました。本当にありがとう。今まで追いかける立場だったところから追われる立場になるのは大変だと思いますが、みんなならそのプレッシャーすら楽しさに変えて今年よりも楽しいバスケをできると信じています。応援にも行くので頑張ってください。

Bチームのみんなへ

みんなが全力でやってくれたおかげで僕も頑張ることができました。Aチームにいって活躍できるポテンシャルはあると思うし、ワークアウトするときもそれを念頭に置いてやってきたのでたまにはそれを思い出して貪欲にやってください。みんなならもっとできる。次に試合を見るとき1人でも多くの選手がAチームにいることを願っています。困ったらプレーの動画とか送ってください、いつでも答えます。ずっと応援しています。

スタッフのみんなへ

あまり見本になれるような先輩じゃなかったけど、たくさん助けてくれてありがとう。良いアドバイスになるかは分からないけど、「これだけはチームで誰にも負けない」と言える強みを探してください。もし今思い浮かばなかったら、このオフシーズンにでも見つけてみてください。選手がそれぞれ違う強みをコート上で発揮してチームとして束になるのと同じように、全員が学年関係なくそれぞれの役職で全員が強みを出し合い最大の力を発揮できているチームを作って欲しいなあと思います。

⑩応援していただいた皆様へ

4年間、たくさんの応援をありがとうございました。特に最後の1年間は日を追うごとに応援してくださる方が多くなるのを肌で感じることができました。皆さんの「早稲田のバスケは見ていて楽しい、面白い!」といった声が聞こえてきたり、SNSでそういったコメントを見かけるたびにとても嬉しかったです。これからも早稲田の応援をよろしくお願いします。

最後にせっかくこのような機会をいただいたので、僕のことを一番応援してくれていたであろう家族にもこの場を通じてお礼を伝えます。

両親へ

小さい頃から、特に野球に打ち込んでいた時期はとんでもなく負担をかけてきたと思います。その中でも常に最大限のサポートをしてくれてありがとうございます。

まだ野球をやっていたタイミングで今ほど浸透していなかったスポーツアナリストを目指したいと言った時も、高校生になってその目標に猪突猛進するかのような大学の志望校選びをした時も全力でサポートしてくれてありがとう。

早稲田に進んでからも、たくさん応援に来てくれてありがとう。家に帰るときも試合の会場やスケジュールの都合で帰ることが多くて生活リズムがみんなと違ったり、夜遅くまでリビングで作業をしたりしていても自由にやらせてくれてありがとう。最後の最後にチームとして良い結果を残せて、楽しそうに応援している姿を見ることができてメダルを見せられて嬉しかったです。しっかり夢を叶えて、また応援に来てもらえるように頑張ります。

妹へ

君がミニバスを始めてくれていなければ、僕は絶対ここまでバスケにのめりこんでいなかったと言い切れます。バスケットボールに出会わせてくれてありがとう。一度はバスケが好きでなくなってしまったけれども、早慶戦やリーグ戦を見に来るうちに「早稲田の試合が楽しいから」と言ってまたバスケを好きになってくれて嬉しかったです。今が一番大変な時期だと思うけど、是非自らの手で目標を掴みとってください。兄も頑張ります。

最後に改めてになりますが、4年間お世話になった全ての方に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

 

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