【特集】 バレー部OB・Vリーガー浅野翼

男子バレーボール

2025-26 V.LEAGUE MEN レギュラーシーズン 1月17日 霞ヶ浦文化体育会館

 卒業してから約10ヶ月。早大OB浅野翼(令7スポ卒=現つくばユナイテッドSun GAIA)は茨城県つくば市に本拠地を置く、 V.LEAGUEのつくばユナイテッドSun GAIA(サンガイア)でプレーをしている。現在シーズン中盤で、東地区では9チーム中2位と目標であるセミファイナル進出に向かって着実に突き進んでいる。今試合は、現在5位の埼玉アザレアとの対戦だった。1、2セット目では、盤石な試合運びでセットを連取する。しかし、3セット目終盤に相手の高い打点から放たれるスパイクに苦戦し、セットを献上した。4セット目では互いにレシーブの応酬となるもブロック得点を中心に相手を追い込み、セットを奪取して勝利した。

カメラに向かい、ピースサインをする浅野

 1セット目はサンガイアのブロックポイントから始まる。序盤からサイドアウトの応酬で互いに譲ることなく試合が展開していった。しかし、セッター浅野の采配で相手を翻弄し、確実に得点を積み重ねる。中盤には、コートサイドから浅野がロングトスでレフトまで運び、点数につなげた。終盤にかけてサービスエースが飛び出すなどブレイクを重ね、25ー18でセットを獲得する。

 浅野のサーブ順で5連続得点し、5ー1と好スタートを切った2セット目。中盤にかけて、お互いにサイドアウトを取りながら試合が進んだ。相手のミスに救われつつも、最後は強烈なライトスパイクを打ち込み25ー19とセットを連取する。

喜ぶ浅野

 続く3セット目。再び序盤の連続得点で4ー1と幸先よくスタート。中盤にかけてライトスパイクやバックアタックを活用し、リードを保った。しかし、サーブミスを起点に最後の最後で相手に4連続得点を許し、22ー25でこのセットを献上する。

 ここは取りきりたい4セット目は、相手ブロックが炸裂しサンガイアの攻撃が阻まれた。後半にかけて相手の尾を捉え、そこからは一進一退の攻防にもつれこむ。最後は相手のサーブミスが決勝点となり、25ー22で勝利した。

トスをあげる浅野

(記事 井口瞳、写真 町田知穂)

 

コメント

浅野翼(令7スポ卒=現つくばユナイテッドSun GAIA)

翼の「つ」とつくばの「つ」をかけた「つ」ポーズをしてくださいました!

ーー今日の試合を振り返って

 序盤いいかたちで自分たちのリズムで入れたかなと思いますが、3セット目以降サーブで乱されてしまい、こちらがいい展開を作れませんでした。アザレアさんの持ち味のつなぎの部分で苦しめられたかなと思いますが、最後しっかり取りきれて、全員の力で勝利できてよかったです。

ーー現在リーグの中で2位という位置付けで、今シーズンも中盤に差し掛かっていますが、後半に向けてチームとご自身の課題を教えてください

 全員がいいポテンシャルを持っていると思いますが、チーム力についてはまだまだ足りない部分だと思います。個人の力を伸ばしつつ、チーム力や組織力を、バレー以外の面も含めてもう少し高めていけたらなと思います。

ーー逆に今までの収穫はありますか

 きついセットをしっかり取りきれていたのが、自分たちの強みというか収穫ではあったのかなと思います。

ーー個人としての収穫は

 個人ではトスの精度が自分の中では課題で、今日みたいにスパイカーがミスしたり、失点が続いたりしてしまうと、自分もドタバタしてしまうかなと思います。1人1人にあったトスを常に意識してあげるようにはしているのですが、相手も見ながら、自分たちのいい状況でスパイクというか攻撃をできるようにやっていかないとなという気づきを得ました。

ーー学生時代のバレーとの違いは

 学生の時はバレーボールが1番というか。学生としての位置付けはありましたけど、バレーボールに向かう姿勢というのは、みんな同じ方向を向いていたし、高いものを目指していたと思うのですが、Vリーグとかになると、仕事があった上でバレーボールがあるので、大人のチームというか、そういったところでは学生とは違うのかなと思います。声のかけ方もそうだし、練習の雰囲気とかも試合の入り方とかも含めて、言葉にするのは難しいですが、学生ではない大人とのコミュニケーションというところは、自分の中ではギャップかなと思います。

ーーサンガイアに入った理由、経緯を教えてください

  バレーボールを離れようと考えた時期もあったのですが、周りの応援してくださる方々がだいぶ後押ししてくれたというか、家族も含めて、高校時代の監督も大学時代の監督も、自分がプレーしている姿を見て、応援してくれる人はこんなにいるんだなと思って、最終的に自分の中でやらなきゃいけないな、という覚悟できた上でこのチームに入りました。

ーーセッターというポジションでプレーする理由は

 本音はあまりセッターは向いてないとは思っているのですが、チームが勝つために、自分がどんなかたちであれ、1つのピースになるのであればと思いながらセッターとしてプレーしています。

ーーセッターとして意識しているところは

  意識してることは、リベロの時とは心の持ちようも違うし、どちらかというと身構えてしまいます。セッターだといいトスをあげなきゃいけないなという緊張を持ちながらやっています。リベロはセッターにいいボールを返して、自分たちがいい形で攻撃できるようにというポジションだと思うのですが、2本目というのは攻撃に直接的に関わるので、1本目がどうであれ2本目でどうにか修正していいかたちで攻撃できるようには意識しています。

ーーご自身にとってサンガイアはどのようなチームですか

 色んな意味で上下関係なく、チーム全員で戦えるチームだなと思っています。ポテンシャルもあるので、本当に伸び代しかないチームです。

ーーチームの強みは

 強みは高さがあって、1人1人パンチ力があって個性が強いところです。

ーーチームの雰囲気はいかがですか

 バイブス(笑)。雰囲気はいい感じです。割と練習の時はやらなきゃいけないことというか、メリハリがしっかりできているのかなと思いますが、試合の時はやってきたことをただ出すだけなので、自分たちの準備してきたことをしっかりだそうという雰囲気でやっています。

ーー最後にVリーグでの目標を教えてください

 まず2位以内に入って、プレーオフまで進んで、できる限り上を目指して頑張っていきたいと思います。