【男子バスケ】 Bリーグドラフト直前特集第2回 堀田尚秀 抜群のシュート力を誇る「早稲田の富永」

男子バスケットボール

 1月29日に開催される第1回Bリーグドラフト。早大からはG岩屋頼主将(スポ4=京都・洛南)、F堀陽稀副将(スポ4=京都・東山)、G堀田尚秀副将(スポ4=京都・東山)の3名の選手がドラフトにエントリーし、Bプレミアクラブへの入団を目指す。ドラフト直前特集第2回の今回は、生粋の3Pシューター・堀田を紹介する。

名前:堀田尚秀
身長・体重:183cm・79kg
ポジション:SG
経歴:大阪市立阪南中ー東山高ー早大
代表、受賞歴:◇新人戦3P王(2023)

 同じくドラフト候補の堀と共に東山高から早大に入学した堀田。自慢のシュート力を武器にし、2年時の新人戦では3P王を獲得した。4年春は出場機会に恵まれない苦しい期間が続いたが、秋のリーグ戦で一気にブレーク。スターターを務め、リーグ3位の3P本数を記録した。副将としてもチームを引っ張り、57年ぶりリーグ優勝を果たした早大の躍進に貢献。ドラフト参加予定のなかったリーグ戦前から一転し、志望届を提出した。

 堀田の魅力は3Pシュートに他ならない。少しでもスペースがあれば積極的にシュートを放ち、ディープスリーも量産する。当たり始めたら止まらないタイプのシューターであり、今季のリーグ2巡目東海大戦では7本の3Pシュートを沈めた。プレーの大半を3Pシュートが占めるそのスタイルは、富永啓生(北海道)や岡田優介(元京都)に近いと言えるだろう。

インカレ決勝白鷗大戦で3Pシュートを放つ堀田

 今季は1試合平均2.5本(リーグ3位)の3Pシュートを39.4%(リーグ4位)の高確率で成功。タフショットでもお構いなしのシュート精度を見せつけた。「3Pが僕の役割」と語る堀田。身体能力は決して優れていないが、シュート一筋で確固たる地位を築き上げた。

 一方で、ディフェンスに対しては苦手意識を持つ堀田。それでも「声を出して、しっかり5人で守れるように」という意識のもと懸命なディフェンスを見せ、4年時のプレータイム増加につなげた。現代バスケでは優秀なSGに必須な能力として「3&D」(3Pシュートとディフェンス)が挙げられる。Bリーグでのプレータイム獲得に向けては、さらなる守備面の成長が期待されるところだ。

リーグ2巡目青学大戦で仲間に指示を出す堀田

 早大を率いる倉石平ヘッドコーチ(昭54教卒=東京・早実)は堀田に対し、「プロでもシュート力だけなら使える」と評価。シュート力という強烈な個性を持つ堀田を欲しがるチームは少なくないはずだ。シューターを補強ポイントにするチームとなると、秋田、広島、滋賀、京都あたりからの指名が期待されるか。クラブにとっての年俸の条件が優しくなる2巡目、それ以降となると、指名のチャンスは増えていくだろう。

 ストイックに練習を積み、シュートに絶対の自信を持つ堀田。Bプレミアへの挑戦は叶うだろうか。

(記事 石澤直幸)

堀陽稀選手を取り上げた第1回はこちらから!

 

岩屋頼選手を取り上げた第3回はこちらから!