12月23日に代交代・部員昇格を終え、令和8年度の新体制となった応援部。箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競争)に向けて新体制後初となる3パート(リーダー、吹奏楽団、チアリーダーズ)合同練習が行われた。
練習の冒頭では、チアリーダーズ演技の『がむしゃら行進曲』の合わせが行われた。ミスを修正しながら複数回練習し、演技の完成度を高めていった。

チアリーダーズ演技の『がむしゃら行進曲』の合わせ
また、昨年は実施されなかった校旗の掲揚が、鈴木凜太朗旗手兼記録編集責任者兼広報責任者(文構3=兵庫・三田学園)によって行われる場面も。リーダー執行委員が6人となる令和8年度の体制ではそれぞれが果たす役割にも必見だ。

本番に忠実に校旗掲揚も行われた
練習は本番と同じく大手町往路、大手町復路、芦ノ湖往路、芦ノ湖復路の計4回分が行われ、3年生の補佐によって円滑に進行が図られた。大手町往路の練習では、山口和真代表委員主将兼連盟委員長(政経3=東京・早大学院)と、武本啓良代表委員主務兼新人監督兼連盟副委員長(社3=東京・早実)が並んで「突き」の動きを見せる場面も見られた。

練習での『コンバットマーチ』
大手町復路では野口航太郎連盟常任委員兼学生動員対策責任者兼稲穂祭実行委員長(国教3=埼玉・熊谷)、芦ノ湖往路では岡村翼副将兼リーダー練習責任者(政経3=東京・早大学院)など、応援曲メドレーの練習では多くの新4年生がセンターリーダーを務めた。より力強いエールを選手に送るべく、『紺碧の空』では走者通過のタイミングに合わせて、部員が走者の方向を向いたりするなど、走者を常に意識して練習が重ねられた。

走者をしっかりと想定した練習
約90分、厳かな雰囲気の中で行われた合同練習。この環境下での練習が、当日の応援をより力強いものにするだろう。ここで見つかった課題を修正しつつ、優勝が期待される箱根駅伝において、応援によって力強く選手たちを後押ししていく。
(記事 森若葉 写真 鳥越隼人)
コメント
山口和真代表委員主将兼連盟委員長(政経3=東京・早大学院)
ーー代表委員主将という役職になられた率直な感想を教えてください
早稲田大学応援部という長い伝統のある組織のトップを務めさせていただくということで、非常に重い責任を感じていますし、それと同時に名誉なことですので使命感も強く感じています。
ーー連盟当番校の年に主将をやること、連盟委員長をやることについてはいかがですか
以前から早稲田大学が当番校であるなしに関わらず六大学を引っ張っていかなければならない立場だと思っていたので、主将と連盟委員長という2つの役職を兼任する中でしっかりリーダーシップをとって連盟も早稲田も両方盛り上げていきたいと思います。
ーーどのような1年にしていきたいですか
今年のテーマは代交代の日に私から言わせていただいたのですが、部員一人一人が主体的に考えて行動できる組織にしようというところをテーマにして今年はやっていこうと考えておりますので、全員で応援部に向き合い、守るべき伝統は守りつつ「進取の精神」を大切にして1年間活動していこうと思います。
武本啓良代表委員主務兼新人監督兼連盟副委員長(社3=東京・早実)
ーー代表委員主務という役職になった率直な感想を教えてください
明確に代表委員主務になってからやりたいことがたくさんあったので、代表委員主務になることができて良かったと思う一方、早稲田大学の代表として日々模範学生たるべき行動を取るよう心がけており、身が引き締まる思いです。
ーー箱根駅伝当日はどのような応援をしたいですか
個人的に重要だと思っていることは、前々から考えていることができるかということよりも、その場その場での情勢判断が最も重要かと思います。箱根駅伝は特に3年生が動かしていくことになりますが、その3年生に適切な情勢判断ができるかどうかが大事だと思います。
小林櫂リーダー主務兼応援企画責任者(人3=東京・成城)
ーー今日の練習の出来についてはいかがですか
滞りなくできたとは思うんですけど、完成している訳ではないと思います。今年は優勝がかかっている箱根駅伝ですので、代交代後一発目の応援活動という中でももっと完成した応援を目指してやっていきたいです。当日は、応援企画補佐含め、全体でもっと揃えるところを揃えたり、状況に応じて応援曲メドレーの長さを変えたりなど臨機応変な対応も必要になると思うので、これから3年生を中心に細かい部分まで詰めて行きたいと思います。
ーー応援企画部門として大会当日までにどのような準備をしていきますか
まずは、箱根本番のタイムスケジュールに合わせて応援企画を決めて行きたいです。例年は応援曲メドレーと模造紙を使って選手を紹介する様な「企画」を交互にやっているのですが、今年は例年の演目に変化を加えて、リーダー執行委員がやりたいこと、例えば、メドレーの後の文字切りの代わりに観客の人が拍手で参加できるように、二拍子を取り入れようと思っています。また、箱根の応援はデモンストレーションのようなステージ系なので、選手を直接応援するというよりも、沿道で観ている人達に我々応援部の演目を見てもらうことを意識してやりたいです。例えば、選手が通るタイミングで紺碧の空を流し、チアリーダーズがスタンツを上げるなど見せ方が大事になってくると思います。リーダー執行委員がやりたいこと、応援企画補佐がやりたいこと、バンドやチアがやりたいこと、それぞれあるので3パート合わせて、これからもっともっと詰めていきたいと思います。
青島虎太朗応援企画責任者兼施設管理責任者(人3=神奈川・多摩)
ーー本日の練習の出来はいかがでしたか
本日の練習の出来は、新しい代として初めての3パート全体での練習だったので、少しうまくいかない部分もありました。ですが、初めてにしては、上手くいった方なのではないかと思います。
ーー応援企画部門として、当日に向けてどのような準備をしていきますか
まずはしっかり応援場所から、スタート地点の距離感であったりそういうことを含めて、選手がいつ来るかを予測して、選手が通るときに紺碧の空を入れることを絶対としていきます。それに向けて3年生主体で4年生がうまくできるように色々サポートしていけたらと思います。
林菜々子応援企画責任者(文構3=埼玉・早大本庄)
ーー本日の練習の出来はいかがでしたか
新しい代が始まってまだ数日しか経っておらず、私達4年生も3年生も分からないことだらけでしたが、この合同練習を通して、3パート全体として何が分からないのか・何が不足しているのかを知ることができたので、それを残りの期間で詰めていきたいです。
ーー応援企画部門として、当日に向けてどのような準備をしていきますか
今日の練習では、すべて本番想定で行うつもりではあったのですが、木などの障害物であったり、選手が本当は角から走ってくるところを真っ直ぐに走ってきてしまったりだとか、想定がまだ甘かったです。当日の流れに一番近い形を想定した上で、さらに入念な準備を応援企画部門が中心となって行っていきたいです。