強い雨の降る東京・シティサーキット東京ベイで早慶対抗ジムカーナ定期戦が開催された。この大会では両校から全選手が出場し、団体及び学年ごとの個人の部で争った。団体では慶大に優勝を譲ったが、個人の部では三国洸大郎(法2=東京・井草)が2年の部で優勝に輝く活躍を見せた。

コーナーを抜ける早大車両
本大会は全日本学生自動車連盟が開催する全国大会ではなく、早大と慶大が例年共に開催する”早慶戦”である。他の大会では部内で選ばれた選手のみが出走するが、本大会では両校の1年生から4年生まで全選手が出場できることが特徴だ。大会当日の朝から強い雨が降っており、走行開始には路面に水がたまる状況であったが、各選手は果敢に車両のアクセルを踏んでいった。しかし1走目の途中、早大のマシンはトランスミッションの故障というアクシデントに見舞われ、走行が出来なくなってしまう。早慶共に車両を交換し、イコールコンディションでの試合続行となった。車両交換による細かな違いをものともせず、多くの選手がコース幅を最大限使う走りを見せた。特に今大会では三国は2年生の部で最も速いタイムを更新するという結果を残した。

早大のトラブルにより代車が使用された
早大は団体優勝こそ逃したが、上位タイムに早大の選手が多く食い込む健闘を見せた。本大会を最後に自動車部は代替わりを迎える。今年度、自動車部はシーズン優勝にあたる全日本学生自動車連盟年間総合杯の奪還を果たすという大きな活躍を見せた。来年の主将補佐を務める小幡勇人(先理2=東京・早大学院)は「主将が下級生にも練習機会を沢山設けてくれたので、自分もそのような機会を後輩に作りたい」と今年度を振り返る。新たなチーム体制で全日本総合杯連覇を目指す早大自動車部に目が離せない。

サーキットに持ち込まれた早慶の校旗
(記事・写真 大西由雅)
大会結果
▽男子団体
準優勝 早大