【男子バレー】全日本インカレコメント集/3年生・下級生編

男子バレーボール

 「4年生を勝たせたい」3年生・下級生は口を揃えて語っていた。そんな彼らが4年生に向けるメッセージ、そして来年に向けての抱負にも注目してほしい。

※決勝記事はこちらからお読みいただけます。

麻野堅斗(スポ3=京都・東山)

――優勝した今のお気持ちをお願いします

 個人としてはポジション的にあまり良くなくて、この大会通してなかなかそういう機会がなかったので悔しい気持ちはありますけど、チームとして優勝できたのですごく嬉しい気持ちです。

――インカレ全体を振り返っていかがですか

 チームは1セット目の立ち上がりが良くなくて、今日も良くない展開でしたけど、その中盤からの強さっていうのが特に光った大会だったなって思います。

――けがからの復帰戦っていうところでインカレでプレッシャーとは感じることはなかったですか

 プレッシャーはなかったですけど、なかなか出場機会がなかったので、フラストレーションみたいなのは多少ありました。

――最上級生となる来年に向けて

 4年生がたくさん残してくださったものをちゃんと僕たちが継承して、より良いチームになるようにもう1回作っていきたいです。

――4年生へのメッセージ 

 3年間お世話になりました。来年も僕たちが今年の4年生以上にいいチームを作るので、ぜひ見に来てください。

大谷陸(スポ3=埼玉・川越東)

 

――優勝した今のお気持ちは 

 まずは非常にうれしいですね。去年3位で負けているっていうところで今年全カレ優勝っていうのを目指していて、1年間取り組んできて厳しいところもあったのですが、4年生の一週間のメニューの組み立てとか、長期間を通して何を目標でやっていくのかっていうのが非常に分かりやすくて、そういうのがあって全カレ優勝できたのかなと思います。 

――インカレ全体を振り返って 

 結果的に見れば全部の試合で3-0のストレートで勝っていたというところで、自分たちが厳しい練習をして、松井先生の厳しい指導とかもあってその成果が出たなっていうことを見てて思いました。 

――4年生へのメッセージ 

 厳しいことも言ってもらったり、1個上ということもあって1年生の頃から指導をよくしてくれて3年間やってきて、非常に大変だったんだろうなというのはやっぱり思っていて、毎日練習前とか練習後にミーティングとかしていて、それは自分たちも見習わなきゃいけないところだと思いますし、それを全カレ優勝って形で見せてくれたからこそ、来年自分たちが最上級生になって、後輩にそういう形を見せて、全カレ優勝、2連覇をやっていけたらいいなと思います。

菅原啓(教3=山形南)

――優勝した今のお気持ちは

 去年負けた悔しさを胸に1年間やってきたので、その成果が出て嬉しかったです。

――インカレをチームとして振り返って

 結果的に全部ストレート勝ちで、「誰が出ても強い」という早稲田の強みが出せた結果、自分たちの疲労度が少ない状態で準決勝、決勝まで来られたので、良かったと思います。

――秋リーグはけがで出場機会が少なかった状態でインカレを迎えましたが、個人のプレーを振り返って

 (コートに)入ったら自分ができることをやろうと思って秋リーグからやっていました。(コートに)入った時にチームを落ち着かせていいプレーをすることを目標としていたので、上級生としてその役割はできたと思います。

――チーム全体を見る力がある選手だと感じましたが、この1年で成長できた点は

 去年は自分のプレーにフォーカスしてしまう部分が大きかったのですが、今年はチームでどうするかというディフェンス面の指示をするなど、自分のプレーよりチームのためにプレーをできるようになった点が伸びたところだと思います。

――最上級生となる来年に向けて

 1年間を通して、4年生の取り組みは素晴らしかったですし、4年生がいい見本を示してくれたので、来年はいいところは真似しつつ、自分たちらしい取り組みをして、またここで優勝できるように頑張っていかなければと思います。

――4年生へのメッセージ

 本当に3年間お世話になったので、感謝しかないです。全部ストレートで終わったので、本心としてはもっと試合がしたかったです(笑)。天皇杯が最後に一緒にできる試合なので、そこでも頑張りたいです。

佐藤遥斗(スポ3=東京・駿台学園)

――優勝した今のお気持ちは

 大好きな4年生が最高の形で終われて良かったです

――インカレ全体を振り返っていかがですか

 スタートで出てった選手がいい時はいいし、それがダメでも控えで出てくる選手がそこの穴を埋めるといいますか、誰が出ても強い早稲田をしっかり体現した結果が印象に残っていると思います。

――1年間スタメンではない期間もありましたが、振り返ってどのような1年でしたか

 個人的にもそこはすごく苦しい1年で、なかなか結果も出ず、伸び悩む1年だったのかなっていうのは思うんですけど、最後少しでも貢献できてたら良かったのかなと思います。

こういう結果になったのは、自分がプレーに集中できたのもその周りでサポートしてくれる人だったりとか、1年生が仕事してくれて、2年生が見てくれて、4年生を引っ張ってくれてっていう、そういう役割がしっかりあったからだと思います。また4年生になった時にそうなれるように頑張りたいと思います。

――最上級生になる来年に向けて

 今年4年生が頑張ってくれてこういう舞台を経験させてもらえたので、来年、僕たちが後輩たちのためにこうやって幸せにできるようにしっかりやっていきたいと思います。

――4年生へのメッセージ

 大好きです。

山崎喬平(スポ3=静岡東)

――優勝した今のお気持ちは

 素直に嬉しいですね。ここまで1年間、4年生中心にいろんなメニューを工夫したいとかやってくれたので、その結果がこの4年の集大成として出たのがよかったかなと。

――インカレ全体を振り返っていかがですか

 序盤どの試合も堅いスタートでうまくいかなかったんですけど、そっから逆転するっていうことができるようになったのが今大会で1番良かったです。

――副務としての1年間振り返っていかがですか

 慧さん(板垣、政経4=京都・洛南)と協力しながら、部の円滑な運営や合宿の運営をやる中で、1個1個の仕事の正確さやスムーズさをとにかく部のためにってことがよりできるようになったかなと思います。

――最上級生になる来年に向けて

 4年生が今年1年頑張ってくれた思いを自分たちが継いで、またさらに1個ステップアップできるようなチームにできると思うので、そういうところを自分も中心になって頑張っていきたいと思います。

――4年生へのメッセージ

 また来年会えたら強くなった自分たちを見てほしいです。

伊東昌輝(商3=山梨・日本航空)

――優勝した今のお気持ちは

 そうですね。大好きな4年生と最後、優勝という形で終わることができて、本当に、これ以上ない、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。

――インカレ全体を振り返っていかがですか

 出場する機会は少なかったんですけど、外からみんなが頑張ってる姿を見ることができて、楽しかったです。最後、松井先生(泰二、平3人卒=千葉・八千代)がコートに立たせてくれて、来年も自分はあるんですけど、4年生と一緒に全日本インカレを終えることができてうれしかったです。

――最上級生になる来年に向けての意気込み

 もう不安でしかないんですけど、4年生が見せてくれた姿をやはり、自分たちがそれを超えられるように頑張っていきたいと思っています。

――4年生へのメッセージ 

 来年もこの舞台に戻ってくるので見に来てください。大好きです。ありがとうございました。

布台聖(スポ3=東京・駿台学園)

――優勝した今のお気持ちは

 1年間苦しいこともありましたが、最後に優勝することができてとても嬉しいです。

――リベロ賞受賞が発表された時のお気持ちは

 黒鷲旗(黒鷲旗全日本男女選抜大会)でリベロ賞を取って以降、リベロ賞を取れていなかったので、ベストリベロの発表の時に「早稲田大学」と言われた瞬間に、「自分だな」と思って嬉しかったです。

――全日本インカレをチームとして振り返って

 去年の悔しさを経験している選手が多いので、1試合目からちゃんと気持ちを作って入っていて、しっかりと準備ができていたのが試合にも出ていたと思います。

――全カレは連戦のため、疲労が溜まりやすいですが、今年は「インカレ特有のきつさがない」と言う選手もいました

 最初は朝が早かったので、みんなで朝から声を出して気持ちを作っていったことで試合を楽に進められました。競る場面もありましたが、全部ストレートで勝てたことで楽に進めた理由だと思います。

――個人としてはインカレを振り返って

 今日の決勝もそうでしたが、所々緊張して自分のプレーができていないことが多く、それでも周りの仲間に支えてもらって、4年生に声をかけてもらって徐々に自分のプレーが出せる状況に持っていけました。来年は自分が4年生なので、こうならないようにしたいです。

――最上級生となる来年に向けて

 最後に勝ち抜くには4年生の力が必要だとわかったので、自分たちが自覚を持って1年間戦い抜けるように頑張りたいです。

――4年生へのメッセージ

 生意気で面倒臭い後輩だったと思うんですけど、よく面倒を見てくれて、感謝しかないです。ありがとうございました。

ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ2=茨城・土浦日大)

――優勝した今の気持ちは

 最高です。

――インカレ全体を振り返っていかがでしたか

 秋リーグに続いてスタートで出るというのが多かったのですが、昨日の準決勝で自分が3本打って3本ミスを出してしまって、チームにマイナスを与えてしまって。今日しっかり切り替えてスタートから頑張るぞと凌吾さん(前田、スポ2=茨城・土浦日大)から言われて、背中を押されて、今日いい活躍ができたんじゃないかなって思います。

――インカレ初戦からスタメンっていうプレッシャーのかかる時期だったと思います。どのようなな気持ちで臨まれましたか

 去年はもうユニフォームも着れないず、ずっとけがをしてたので、初めての全カレっていう中で、観客が1つのコートに集中してるというのを肌で感じて、すごく緊張しましたし、チームに馴染めるのかなっていうのは不安もあったのですが、秋リーグ同様、カチッとはまったりというのが多かったので、そこは成長したポイントかなと思います。

――サーブが課題とおっしゃっていましたが、良いサーブが多かったと思います。ご自身の調子はいかがですか

 サーブの調子はすごく良かったです。秋リーグ終わってからサーブトスを中心に練習して、(ローテーションで)自分の前が小野駿太(スポ2=静岡・聖隷クリストファー)で攻めたサーブ打つので、ちゃんと打たせるために自分がミスをしないっていうのを大事にしてるので、ミスなく打てた日が多かったので成長したかなと思います。

――4年生へのメッセージ 

 1人1人ちゃんと役割をちゃんと全うしていて、慧さん(板垣、政経4=京都・洛南)もプレイしながら主務をやったりという中ですごく大変だと思うんですけど、4年生が4年生らしく最後笑って終われたことに貢献できたのかなって思うので、社会人になっても頑張ってください。

徳留巧大(スポ2=長野・松本国際)

――優勝した今のお気持ちは

 率直にうれしいというのと、4年生がこういう大きな舞台に連れてきてくれて、経験できたというのも、自分の成長になったと思います。連れてきてくれた4年生にありがとうって恩返しできたのではないかなと思っていて。2年生はわがままでとがっている部分があるのでまとまっていなくて迷惑かけたというのも1年生の時からありました。優勝を取れたというのは、一つ恩返しになったかなと思います。

――レシーブ賞を受賞されたと思いますが、お気持ちをお願いします

 自分は来るなとは思ってたのですが、まさか小野(駿太、スポ3=静岡・聖隷クリストファー)も来るとは思わなくて。自分がレシーブで貢献できてるという一つの証でもありますし、次は、スパイク賞で同受賞みたいなっていうのも、自分もそこまで頑張んないといけないなと思います。自分の得意なプレーで受賞できたというのは、うれしく思っています。

――インカレ全体を振り返っていかがですか

 インカレ全体は途中から出ることが多くて、負けている時だったり勝っている時だったり、いろんな場面がありました。印象に残っているのは、昨日の1セット目と今日の1セット目というのは3点差、7点差というところで自分が出て一気に雰囲気が変わったというところです。自分が今までこの1年間準備してきた成果を出して逆転できたというのもありますし、自分が出て勝つというのを、早稲田を知ってる人だけではなくこの会場に見に来てくれた人にもインパクトを与えられたのかなと思っています。スタメンでも、スタメンでなくても、自分の役割というのが明確ですし、来年から4年生がいなくなっても頑張っていかないといけないなと思います。

――途中出場という立場の中でめざましい活躍をされていたと思います。どのような気持ちで臨んでいましたか

 秋リーグからスタメン落ちして、自分はその中で結構悩んでて、なんで外されたんだっていうのもありますし、松井監督(泰二、平3人卒=千葉・八千代)の意図を自分が知るっていうか、徐々に自分が交代行けっていう場面の時に、秋リーグや今大会で自分の中ではチームの雰囲気を変えれるのはお前だというメッセージもあったと思うので、その期待に答えるために、いつどこで出ても自分が出て勝つというのをずっと意識しながらやってます。

――上級生になると思いますが、その来年に向けて何かありますか

 学年が一個上がるっていうことは、責任感というのもありますし、後輩が増えるということなので、自分の視野がもっと広くならないといけないし、今までの先輩たちがやってきたということも自分たちがやらなければいけないので、そういうところで、気持ちだったり、責任感っていうのをもう一段階上げる必要があるかなと思っています。またこの舞台に、後輩たちを連れてくること、今3年生が4年生になった時にもう一回、優勝できるようにまた来年も1年頑張りたいと思います。

――4年生へのメッセージ 

 一番、4年生が苦しんだと思いますし、勝った時期も苦しんでいて。そういう辛い部分を一緒に見てきたという、勝ちも経験して、負けも経験してというところで、支えられた部分もあるし、支えてあげられた部分もあると思うので、こういういい思いをさせてあげられて、うれしく思います。これからも自分と違う道に4年生は進むと思うので、そこで頑張っていただいて、自分も応援しますし、自分のことも応援してくれると思うので。ありがとうございますと伝えたいです。

小野駿太(スポ2=静岡・聖隷クリストファー)

――優勝した今のお気持ちは優勝した今のお気持ちは

 ずっとこの試合に向けてやってきたので、勝てたのは安心したっていうのと、嬉しかったのはすごく大きいです。

――MIP賞、レシーブ賞受賞のお気持ちは

 MIP賞に関しては、今までそのチームメイトが支えてくれて、自分の良さをこの試合で出せたていうことが、やっぱチームメートにまず感謝をしなきゃいけないなと思います。レシーブ賞は正直徳留(巧大、スポ2=長野・松本国際)にはレシーブでは勝ってないんですけど、一応一緒に取れたのでそういった部分ではよかったかなと思います。

――初出場となった今年のインカレ全体を振り返って

 1試合1試合大事な試合になってきて、気持ちの入れ方だったり、コンディションの入れ方っていうのは難しかったんですけど、4年生とできる試合も少なくなっていくっていう状況の中で、全試合に対してすごいいい気持ちで臨めたのでよかったのかなと思います。

――今年通してスタメンで出ていらっしゃいました。この1年間で成長した点は

 決定力や、チームを支える力、精神力は成長したのかなと思います。最後決めきる力というのは1年生の頃からからずっと考えてきた力だったので、そこは出せたのでよかったです。

――上級生になる来年へ向けて

 今年優勝して、来年もメンバーほとんど変わらない中で、優勝を狙っていかなきゃいけないと思うので、1年生とかも入ってくると思うんで、しっかり自分がやりやすい環境を作ってあげるっていうの1つとして、もう1つチームをもっとより自分が引っ張っていかなきゃいけないと思うので、しっかり上級生の自覚を持って練習から取り組んでいきたいと思います。

――4年生へのメッセージ 

 自分は生意気だとは思ってないんですけど、生意気だと言っていただいています。本当に日頃から良くしてもらってたので、本当に寂しくはなるんですけど、最後にいい思いさせてあげることができて良かったです。

木村凌空(基理2=千葉・渋谷幕張)

 

――優勝した今のお気持ちは 

 自分は2年生なので初めて優勝を経験したのですが、まず素直にうれしいですね。自分はプレーするのではなくて皆さんに優勝の瞬間を届けることが仕事で、これからが僕の仕事なのでこの喜びを皆んなと共有できたらいいなという気持ちです。あまり時間はないですがこれからインスタを通して皆んなの努力を伝えていく過程で優勝を噛み締めることができるのではないかなと思います。 

――インカレ全体を振り返って 

 自分は練習に参加できる時間が少なかったのですが、皆んなは僕がいない間も努力しているということを知っていますし、自分がどれだけ貢献できたのかは分からないですが、4年生が中心になって引っ張ってくれて自分たちはそれに着いて行く、僕も参加する時間が短くてモチベーションを作るのが難しい面もあったのですが、4年生のおかげで一緒になって頑張れる環境だったので本当に感謝ですね。 

――広報として初めて挑戦することも多かったと思いますが、どのような1年でしたか 

 広報はスタートしたばかりで、今もスタートという気持ちでやっているのですが、想像以上の方々に早稲田が注目してもらっているというのを感じました。実際やってきたことに関しては正直まだできていないことが多くて、やりたかったこととか4年生が新しくこうした方がいいんじゃないかとか自分たちにやってほしかったことを実現できずに次の代に持ち越しになってしまったところが多かったので、新しい役職を作ってくれた4年生に感謝もあるのですが、申し訳なかったというか、この代で何か新しいものを残せたらいいなと思っていたのですがそこはあまりできなかったので、それを無駄にしないためにも早稲田の伝統を大切にすると同時に自分が新しいものに価値を創り出して、4年生が広報を作って良かったと思えるような改革をしていきます。 

――4年生へのメッセージ 

 4年生は自分に早稲田にいる意味を与えてくれたと思っているので、広報という役職を与えてもらってそれを無駄にしないために、必ず自分が引退するまでに何かしらの改革をするのでそれを見ていてほしいです。見ていてください。 

川野琢磨(スポ1=東京・駿台学園)

――優勝した今のお気持ちは

 4年生に優勝という結果を届けられたことが本当に嬉しいです。

――ブロック賞受賞のお気持ちは

 本当に選ばれると思ってなかったんですけど、昨日とった今日で大事な場面で止められることができたし、その自分のブロックで追いつけたりすることが多かったので、優勝できて本当に嬉しいです。

――インカレ全体を振り返っていかがですか

 序盤は自分の状態も良くなくて、あまり決めることができなかったんですけど、終盤にかけて凌吾さんとほんとにトスの精度っていうのもあってきたし、生命線になれたのかなと思います。

――初めてのインカレでしたが、緊張はしましたか

 最初とかめっちゃ緊張したんですけど、この試合も緊張した中でも、凌吾さん(前田、スポ4=大阪・清風)とか聖くん(布台、スポ3=東京・駿台学園)とかが声で引っ張ってくれて、自分もそれに乗っかってプレーでもちゃんとできたのかなと思います。

――チームにいない時間もこの1年あったと思います。ここまで来るのは大変でしたか

 U21とかの経験を得て、その自分の成長できた時期っていうのも多くあったのかなと思うので、この1年、大学最初の年としてはほんとにたくさん成長できるいい1年だったなと思います。

――4年生へのメッセージ 

 入学してからほんとに1年間、1年生は仕事としてもほんとに多く迷惑かけてしまったんですけど、最後自分はプレーで4年生に恩返しができたのでほんとに良かったのかなと思います。

中上烈(スポ1=京都・洛南) 

――優勝した今のお気持ちは 

 この大会を通して全試合3-0という形で終われて、厳しいセットもあったのですがそこをしっかり勝ち切れたのは先輩方が練習から厳しくチームを作ってくださったおかげだと思うので、今年入学して早稲田の強さというのを全日本インカレを終えて実感しました。 

――インカレ全体を振り返って 

 チームとしては優勝を目指すというよりは一戦一戦相手のチームに全力を出すという形でやって、その結果の優勝という形を先生方や凌吾さんや4年生も言っていたので、先を見ずにというのはずっと言っていて、その中で実際に言ったことができていたのかなという風に思います。 

――爆発力が武器とおっしゃっていましたが、爆発することはできましたか 

 試合によっては途中で出させていただいたりすることはあったのですが、点を決めた後走り回ったりだとかそこまであまり自分的にはできなかったので、決勝は出る準備をしておけよとは言われていたのですが出ることはできなかったので、そこはあまり爆発できたとは言えないです。来年また一からチームを3年生と一緒に作っていくので、その中で自分はまだ下級生ですが主力の選手になれるように、駿太さん(小野 スポ2=静岡・聖隷クリストファー)がチームのエースになっているのでそこを取るのは難しいですが、裏エースと言われるような存在になれるように、気持ち的には取る気でいるのですが、すぐにとはいかないと思うので最初は対角を取るということを目標にして頑張っていきたいなと思います。 

――4年生へのメッセージ 

 入学してからずっと優しく接してくれてて、凌吾さん(前田、スポ4=大阪・清風)も颯汰さん(梶村、スポ4=東京・安田学園)も颯大さん(横山、教4=東京・早実)も慧さん(板垣、政経4=京都・洛南)も全員本当に優しくて、厳しい時もあるのですが、1年生と4年生は2年生や3年生を通して話すだったりとか上下関係とかがあるかもしれないのですが、今年はもう今までだったら考えられないくらい一緒にいる時間が長くて日頃から楽しい時間が多かったので、優勝させていただいて本当にうれしいですし、自分はまだ1年生なのでこれから2、3、4とあと3回あるのでそこを全部連覇する勢いで頑張りたいという気持ちです。 

瀬川桜輝(スポ1=宮城・東北)

――優勝した今のお気持ちは 

 自分はプレーはあまりなんもしないというか出てなかったんですけど、チームとしてこうやって優勝することができて、自分も初めての全日本インカレだったので今は嬉しく思ってます。

――インカレ全体を振り返っていかがですか

 4年生最後の大会で、4年生にいい思いをさせようというところで臨んだというのと、今までやってきたことをこの大会全部出すという気持ちで臨みました。最初、初日とかは本当に硬い動きとか、それぞれ他の日も調子も含めいい悪いあったと思うんですけど、しっかり最後チーム全員でしっかり全試合ストレートで収めた、勝てたというところができたので、やってきたことが出せたのではないかなと思ってます。

――来年からセッターとして出場機会が増えると思います。来年に向けて得られたもの、そしてどのような選手になりたいなど目標があればお願いします

 1年間、凌吾さん(スポ4=大阪・清風)と一緒にやらせてもらったので、そこをしっかり見習わないといけないですし、早稲田として、周りから早稲田のセッターってやっぱり強いなというふうに見られるような選手になりたいと思います。

――4年生へのメッセージ 

 1年間も一緒に過ごしてなくて、約9ヶ月ぐらいなのかなと思うんですけど、ほんとに多くのことでお世話になったし、多くのこと学んだかなっていう風に思うので、非常に感謝の気持ちとお疲れ様でしたっていう気持ちです。

(取材、写真、編集 芦刈れい、井口そら、井口瞳、指出華歩、町田知穂)

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