【連載】フィギュア部門新体制特集 新入生インタビュー 第8回 金田桜季

特集中面

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 今年度、早大スケート部フィギュア部門には10人の新入生が入部した。そこで一人一人にインタビューを行い、競技歴やスケートへの想いだけでなく、大学生活や今後についても話を聞かせてもらった。今後10回にわたり連載する。第8回は、金田桜季(商1=早稲田佐賀)。

※この取材は9月11日に行われたものです。

競技について

――スケートを始めた時期ときっかけを教えてください

 スケートを始めたのは5歳の時です。きっかけは新幹線で北九州の小倉に遊びに行った時たまたまリンクがあり、滑ってみたらとても楽しかったことです。

――競技の魅力は何だと思いますか

 ジャンプやスピンなどの技術面だけでなく、表現やスケーティングなどの芸術面においても、見ていて感動するところだと思います。

――ご自身の強みと、逆に強化したいところを教えてください

 強みはコンビネーションジャンプが得意なところだと思います。強化したいところは、スケーティングを伸びやかにすることと表現力です。

――どんな選手になりたいか、選手としての理想はありますか

 今の自分とはかけ離れていますが、見てくれた人が感動するような演技をすることができる選手になることが理想です。

――早稲田大学のスケート部に入部した理由、経緯を教えてください

 中高が早稲田大学の系属校だったこともあり、大学ではスケート部に入って卒業まで続けたいと思っていました。WASEDA ON ICEを見て先輩方がとても素敵だったので、私もここで滑りたいなと強く思ったことが一番の理由です。

――フィギュア部門主催のアイスショーWASEDA ON ICEをご覧になったことがあるとのことですが、どのような印象でしたか。また、WASEDA ON ICEにはグループナンバーもありますが、今までグループナンバーなどを滑った経験はありますか

 特にグループナンバーを見て、部員同士仲が良く、とても楽しそうだなという印象を受けました。私は小学生の頃1度だけ、リンクのイベントでクラブのみんなとグループナンバーを滑った経験があります。確かちびまる子ちゃんのおどるポンポコリンを踊りました。

――早稲田の先輩や同期ともう交流しましたか。あるいはもともとお知り合いの方などいらっしゃいましたか

 もともとの知り合いはおらず、入部前は緊張していましたが、合宿やアイスホッケーの早慶戦など、たくさんイベントがあったのでとても仲良くなることが出来ました。

――早稲田大学フィギュア部門への印象は

 先輩方が優しく、とても仲が良い印象です。

大学生活について

――趣味は何ですか

 趣味は犬と戯れることと、アイドルを応援することです。

――大学生活には慣れましたか。大学に入って今までと変わったことはありますか

 だいぶ慣れてきました。中高6年間寮に入っていたので、一人暮らしを始めたことが一番変わったことです。

――商学部ですが、何を勉強しているのですか

 今は必修ばかりで、前期は経済や会計、マーケティングなどを勉強しました。

――面白かった授業などはありますか

 マーケティングの授業が実生活に近くて面白かったです。ですが成績は一番悪かったです。

――学業とスケートの両立は大変ですか

 テスト期間と試合が重なった時は少し大変だと感じました。普段は、授業がそれほど詰まっている訳では無いので、無理せず続けられています。

――スケート以外で、大学4年間でやってみたいことはありますか

 海外にたくさん行ってみたいです。

今後について

――今シーズンの目標を教えてください

 今シーズンの目標は東インカレでノーミスの演技をすることと、トリプルジャンプを1種類習得することです。

――今シーズンのプログラムを教えてください。また、どんなところに注目してほしいですか

 今シーズンのプログラムはロミオとジュリエットです。ジャンプの飛び方を工夫しているのでそこに注目して欲しいです。

――大学4年間の目標、ビジョンを教えてください

 大学4年間の間で全日本インカレに出場することと7級取得を目標にしています。

――ありがとうございました!

(取材・編集 荘司紗奈)

◆金田桜季(かねた・さき)

 早稲田佐賀出身。商学部1年。所持級はシングル6級。