関東学生リーグ戦
2025年6月15日(日)
順天堂大学さくらキャンパス
試合結果
チーム | 1P | 2P | 3P | 4P | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
早大 | 4 | 5 | 3 | 5 | 17 |
明大 | 2 | 1 | 1 | 7 | 11 |
得点者
加藤3、加納(恒)3、小林3、古谷2、斎藤2、安良岡2、永野1、簗瀬1
関東学生リーグ戦(リーグ戦)。5-8位順位決定戦に進んだ早大は、明大と対戦した。序盤の猛攻で試合の主導権を一気に握り、大量得点。前半を9-3で折り返す。後半も、早大のペースで試合が進み、17―11で勝利した。

Player Of The Gameに選出された加納(恒)
試合開始20秒、センターボールから加藤旺道(スポ3=静岡・磐田)が冷静に先制点を挙げると、齋藤昴泰(スポ2=神奈川工)のミドルシュートや加納恒心(スポ3=東京・明大中野)の連続得点で、第1Pを4-2とリードして幸先の良いスタートを切った。続く第2P。序盤は、一進一退の展開の激しい攻防が続いたが、永野冬惺(スポ3=東京・明大中野)、加納(恒)とペナルティースローのチャンスを確実に決めて得点を重ねていく。早大の猛攻は続き、簗瀬亮冴(スポ1=鹿児島南)が巧みに1対1を制してゴールを奪うと、残り1分、カウンターから小林稜典(スポ2=岐阜・大垣東)が連続2ゴールを叩き込み、9―3で前半を折り返した。

カウンターからシュートを放つ小林
第3P、齋藤が右サイドから力強くネットを揺らし、勢いに乗ると、続いて、加納(恒)のパスを受けた小林が冷静に得点。ディフェンス面では、GK加納凪人(スポ4=三重・四日市中央工)のセーブが要所で光り、明大の反撃を封じ込んだ。これによりスコアは、12ー4。大差をつけて最終Pへ向かった。

ゴールを守るディフェンス陣
最終Pでも勢いは衰えない。明大に連続失点を許すも、加藤がすかさず2連続得点で応戦。4分には、安良岡知恩(教2=東京・早大学院)が公式戦初ゴールで、会場を沸かせ、さらに残り2分再びネットを揺らす活躍。攻撃の手を緩めることなく17―11で試合が終了。明大を寄せ付けない、鮮やかな勝利を飾った。
(記事・写真 指出華歩)
コメント
加納恒心(スポ3=東京・明大中野)
――Player Of The Gameを獲得しました。お気持ちはいかがですか
素直に嬉しいというのはありますが、自分のミスが多かったり、課題点が多く見つかった試合かなと思いました。
――昨日に続けて明大との対戦でしたが、どのようなことを意識して臨みましたか
昨日の試合は、1点差だったので、昨日の試合で出た課題を全員でしっかり認識して、今日は、大差で勝とうという意識で臨みました。
――試合全体を振り返っていかがですか
立ち上がりを意識して、第1Pを4ー2でリードで勝っていて、普段だとここで失速してしまうのですが、そこで失速せずにその後も自分たちのペースで戦えていたのですごく良かったと思います。
――個人のプレーはいかがでしたか
自分の強みであるカウンターアタックを何本か出せていたのがよかったとは思うのですが、最後の決めきりであったり、アシストパスが雑になってしまった部分があったりしたので、そこは次回修正したいと思います。
――チームのディフェンス面はいかがでしたか
昨日は、6人で守るというところが徹底できていなかったので、今日はそこを徹底して最後までやり切ろうと話していたので、それができた結果が今回のスコアにつながったのかなと思います。
――次戦の日大戦に向けて意気込みをお願いします
5位決定戦に勝つとインカレの第2シードを獲得できるので、しっかり勝ち切って、早慶戦に繋げたいと思います。
安良岡知恩(教2=東京・早大学院)
ーー今日の試合を全体的に振り返っていかがですか
昨日も似たような展開を経験していましたが、昨日はチーム全体としてシステムが噛み合わず、失点が多くなってしまいました。ただ、今日はその点をチームで修正して、3ピリオドまでに4失点に抑えることができたので、そこは良かったと思います。
ーーリーグ戦初得点を含む2得点がありましたが、自身のプレーを振り返っていかがですか
得点については、周りの良いパスがあって決めることができました。2得点とも少しラッキーな形ではありましたが、結果として得点という形で残せたのは良かったなと思います。ただ、ディフェンス面では自分が出ていた時間帯に失点が重なってしまったこともあったので、そこは今後の課題としてしっかり改善していきたいです。
ーー今日のプレーで得られた収穫や課題を教えてください
今回は、しっかり最後まで打ち切るという意識を持って試合に臨んでいました。そこが実際に得点につながったのは収穫だったと思います。
ーー今後の試合に向けた意気込みをお願いします
学生リーグは残り1試合で、その後には早慶戦、そして8月にはインカレが控えています。まずは来週の学生リーグでしっかり勝ち切って、チームとして5位を狙えるように、1週間しっかりコミュニケーションを取りながら練習に取り組んでいきたいです。