関東学生対校選手権 5月8~11日 神奈川・相模原ギオンスタジアム
荒れ模様の天候の中開催された関東学生対校選手権(関東インカレ)。4日間にわたり、母校の誇りをかけた熱い戦いが繰り広げられる中、好記録が連発し、相模原ギオンスタジアムは熱気に包まれた。早大では女子10000メートル競歩で中島橙子(スポ2=群馬・前橋女)が自己新をマークし2位に入るなど、9種目で表彰台を獲得した。総合成績では、男子は1部総合優勝には届かなかったものの3年連続のトラック優勝を果たし、女子は総合6位で大会を終えた。

(記事 植村皓大、写真 髙杉菜々子)
★優勝逃すも矢野が3位入賞!(女子走高跳)

表彰台で笑顔を見せる矢野
女子走高跳には矢野夏希(スポ3=愛知・時習館)が出場。1メートル79に挑戦した3名が全員失敗した結果、2回目で1メートル76を記録した矢野は3位入賞を飾った。
先日の静岡国際では自己ベストとなる1メートル79をマークした矢野。1メートル70、1メートル73をともに1回目でクリアし、順調な滑り出しを見せる。しかし、続く1メートル76では1回目に失敗。2回目で成功するも、ここでの跳躍が最終的な順位に関わるかたちに。その後、矢野は1メートル79に森﨑優希(日女体大)、伊藤楓(日体大)とともに挑戦。矢野は3選手の中で最後に跳ぶ順番となった。3人とも2回目までに成功できず、迎えた3回目の跳躍。前の2選手がいずれも失敗し、矢野にとっては成功すれば優勝という場面に。大きな注目が集まる中での跳躍も、バーを越えることはできなかった。1メートル76を1回目で成功させた2人に及ばず、矢野は3位となったが、昨年の7位からは確かな成長を感じさせる跳躍を披露した。

見事な跳躍を見せる矢野
今大会は惜しくも優勝を逃した矢野。来月には、昨年頂点に立った日本インカレ(日本学生対校選手権)を控えている。目指すは1メートル80の大台。そしてその先に待っているのは、早大記録である1メートル83への挑戦。矢野はまだまだ、高く跳び上がる。
(記事 谷田光太郎、写真 佐藤結)
★山口智が日本人トップの3位!(男子1万メートル)

表彰台で笑顔の山口智
初日に行われた男子1万メートルには早大のエース山口智規駅伝主将(スポ4=福島・学法石川)が登場。序盤から果敢にレースを展開し、28分37秒82で日本人トップの全体3位に入った。
体調不良などで準備がうまくいかず、先日の学生個人(学生個人選手権)では思うような結果を残せなかった山口智。それから2週間。山口智は「疲労がある中でも走れるだろうなという自信を持ちながら」この日のレースを迎えていた。「レースというよりは練習の一環で」と振り返るように、厳しい練習の延長として位置づけた一戦だった。スタート直後は自ら集団のトップに立ちレースを引っ張った。「ハイペースになってほしかった」が、集団のペースが上がらなかったため、「(2キロあたりまでは)自分でいってやろうと思った」という。最初の1000メートルは2分43秒という早いペースで通過。1800メートル付近で今大会2連覇中のジェームス・ムトゥク(山梨学院大)に抜かれると、ヴィクター・キムタイ(城西大)、石岡大侑(順大)と3人で2位集団を形成する。4000メートル付近では石岡が集団から脱落。山口智はキムタイを追走するも5000メートルを過ぎてから徐々に離されていき、単独走に。それでも最後まで粘りの走りを見せ、しっかりとラストスパートも発揮し3着でフィニッシュ。見事に日本人トップの3位を獲得した。

レースを走る山口智
「最低限表彰台」を死守し、「ラストにしっかり(ペースを)上げることができた」と自身の走りに及第点を与えた山口智。駅伝主将として、エースとして、まだまだ続くトラックシーズンでも、ワセダをけん引する。
(記事 谷田光太郎、写真 佐藤結)
★鶴澤が5位入賞!フィールド種目の得点追加に貢献(男子やり投)
男子やり投には、梅澤祥吾(スポ4=神奈川・金沢)と鶴澤元基(スポ4=東京・富士森)、2名の4年生が出場。昨年梅澤は17位、鶴澤は13位と、入賞に遠い結果に終わった2人が、最後の関東インカレに挑んだ。

やりを投げる鶴澤
「自分達ならやれる」。緊張しながらも、自信に満ちた心持ちで臨んだという鶴澤は、1投目で57メートル59をマークすると、続く2投目では64メートル97の投擲を披露。その後の4回は54メートル台から57メートル台の記録が続き、2回目から距離を伸ばすことができず。しかし、2回目の投擲でマークした64メートル97で、見事5位入賞。早大に得点を持ち帰るとともに、自身最高の順位で最後の関東インカレを終えた。一方、梅澤は1回目が56メートル72、2回目が58メートル28と、記録が伸びず苦戦。3回目の投擲で60メートル03をマークし、60メートルを超えるも、トップ8に入れず、3回目で競技を終えた。悔しい結果になったが、ともに練習を乗り越えてきた仲間が精一杯の大きな声を出し、やりを投げる姿は、4回目以降に進む鶴澤に勇気を与えたことだろう。

投擲前の梅澤
梅澤は悔しくも4回目以降に進めなかったが、鶴澤が見事に5位入賞を収めた男子やり投。競技生活が終わりを告げる日まで、まだまだ記録を伸ばすべく、2人は切磋琢磨しながら競技に向き合っていく。
(記事 佐藤結、写真 髙杉菜々子、佐藤結)
★西が安定の強さで2位 男女合わせて3名が決勝に進出し、今後に期待がかかる結果に(男子110メートル障害・女子100メートル障害)

決勝後、握手を交わす西(写真左)と盛岡
大会1、2日目に行われた男子110メートル障害には、西徹朗(スポ4=愛知・名古屋)と盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰)がエントリー。両者ともに準決勝、決勝に駒を進めると、西が2位、盛岡が6位でダブル入賞を果たした。
先月の学生個人選手権では13秒53というタイムで早稲田記録を更新し、織田幹雄記念国際でも自己ベストに近いタイムで3位につけた西は、関カレに向けて「良い状態を続けてこられた」と言う。予選、準決勝ともに安定の走りで組1着で通過し、優勝を目指して臨んだ決勝のレース。追い風5・3メートルというグラウンドコンディションの中、「後半にハードル間が詰まらないようにリラックスして走ることを意識」した。順調にハードルを越えて最後まで力を緩めることなく駆け抜け、フィニッシュは2着。優勝を目指していただけにその悔しさは大きく、ゴール後には膝から崩れ落ちる様子を見せた。

決勝にて、ハードルを越える西
一方の盛岡は、久しぶりの110メートル障害への出場となったが、組2着でゴールし難なく予選を通過。準決勝では組4着となったものの、タイム順で決勝に進出するメンバーに滑り込み。決勝では足が障害にあたりながらも、最後までリズムを崩さず6着でゴールした。関カレへの意気込みとして「最低でも110メートル障害と400メートル障害の2種目で入賞する」ことを挙げていた盛岡は、1つ目の目標を達成した。
イベル聖羅(商2=京都橘)、野村美月(スポ2=栃木・石橋)、松田晏奈(スポ1=長崎日大)の3名が出場したのは、同じく大会1日目と2日目に行われた女子100メートル障害。3名全員が準決勝に進出すると、松田がタイム順で決勝へと駒を進め、7位入賞を果たした。

決勝にて、ハードルを越える松田
予選2組に登場した松田は後半の加速力で予選を1着通過。4組での出走となったイベルもラストスパートで前に飛び出し2着フィニッシュ。最終5組で走った野村は、隣のレーンを走る選手と終始並走するかたちに。最後は競り負けて3番手となったが、タイム順で準決勝への進出を決めた。続く準決勝では松田が1組5着、野村が2組5着、イベルが2組7着となり、3着までが決勝に進めるレースにおいて着順での進出は逃したが、唯一松田がタイム順で準決勝を通過した。迎えた決勝では、前半から大きく前に出る選手も多い中松田は堂々とした走りを見せ、7位入賞となった。
出場した5名の選手全員が準決勝に進出し、男女合わせて3名が入賞を果たした直線のハードル種目。全カレ(日本学生対校選手権)では1人でも多くの選手が決勝の舞台に駒を進めること、さらには西が意気込みとして語ったように、この種目で応援席に「紺碧の空」が響くことを願う。
(記事 髙杉菜々子、写真 佐藤結、髙杉菜々子)
★森田、上島が決勝進出も表彰台逃す(男女400メートル)

決勝のレースを走る森田
男子400メートルには、静岡国際で初の45秒台に到達した森田陽樹(創理3=埼玉・早大本庄)、権田浬(スポ2=千葉・佐倉)、松本悠斗(スポ1=佐賀北)の3名が出場。権田、松本は準決勝敗退、森田は5位と悔しさの残る結果となった。女子は清水奈々子(文構4=北海道・札幌南)、上島周子(スポ3=東京・富士 )、木下晏里(商1=徳島文理)の3名が出場。清水奈、木下が準決勝で姿を消す中、一人決勝に残った上島は4位に終わり、惜しくも表彰台を逃した。
男子400メートルでは、森田、権田がそれぞれ着順で危なげなく予選を突破。松本は、反応の良いスタートを切ると、後半も粘り抜き、自己ベストとなる47秒20を記録。タイムで拾われ、3名そろって準決勝に駒を進めた。準決勝には、森田、松本が1組、権田が2組に出場した。中大の田邉を意識しながらレースを進めたという森田は、その田邉に続くかたちで2着でゴールし、決勝進出を決めた。松本は予選での走りを発揮できず、8着でレースを終えた。2組に出場した権田は、得意の後半で追い上げを見せるもあと一歩及ばず、4着で決勝進出を逃した。翌日に行われた決勝。強い風が会場を包む中、森田はレースに臨んだ。前半は追い風を生かして良い位置で進み、周囲の選手との距離感を意識しながら冷静にレースを運んだ森田だったが、終盤の向かい風にリズムを崩され、わずかに失速。5位でのフィニッシュとなった。「勝ち切ること」を目標に掲げていた森田にとって、物足りなさを感じる結果となった。

決勝のレースを走る上島
女子400メートルでは、清水奈、上島、木下いずれも着順で予選を通過。続く準決勝、1組に出場した清水奈は、トップで第4コーナーを通過するも、ホームストレートでスピードを落とすと、ゴール間際で東女体大の石嶺に交わされ、無念の準決勝敗退となった。上島、木下は、前年度全カレ覇者のフロレス・アリエらが集うハイレベルな2組に臨んだ。上島は「大変な組」と語りつつも自らの走りを貫き、自己新となる54秒85を記録。着順で決勝進出を果たした。木下は7着に終わった。迎えた決勝。9レーンからスタートした上島は、序盤から積極的に飛び出し、目視できない内側の選手との差を広げにかかる。後半はフロレスに次ぐ2位争いを展開したが、後方からの猛追に耐えきれず、4位でフィニッシュ。悔しさの残るレースとなった。
連戦による疲労が蓄積する中でも、地力の高さを示した森田と上島。表彰台には届かなかったものの、手応えとともに明確な課題を得た今大会は、選手たちにとって次なる成長への糧となったはずだ。日本インカレでは、より逞しくなった姿を見せてほしい。
(記事 長屋咲希、写真 植村皓大)
★惜しくも連覇を逃し4位 課題点の見えたレース(男子4×100メートルリレー)

予選のレースを走る関口
昨年の関東インカレ覇者として、連覇を狙った男子4×100メートルリレー(4継)。エースの井上直紀主将(スポ4=群馬・高崎)を欠く中、関口裕太(スポ3=新潟・東京学館新潟)、水野琉之介(スポ2=北海道・立命館慶祥)、由井響(スポ3=山梨・都留)、寺澤大地(スポ4=京都・洛南)というメンバーで臨んだ。結果は4位と惜しくも連覇を逃したものの全カレへつながるレースとなった。
大会1日目に行われた予選では、2組に登場した早大。1走の関口がスタートから前方に躍り出ると、2走の水野も順位を落とすことなく隣のレーンを走っていた中央大とほぼ同タイミングのトップで3走の由井へとバトンパス。由井はカーブを使って加速し、先頭に立ったまま4走の寺澤へとバトンをつないだ。明大とほぼ同タイミングでのスタートとなった寺澤だが、後半で一気に周りの大学を引き離し1着でゴール。組トップで予選を突破した。

決勝のレースでバトンをつなぐ由井と寺澤
翌日の大会2日目、日が落ちてから行われた決勝。明大が不正スタートで失格になるというアクシデントが発生したが、関口は冷静にスタートを切った。オリンピアンの柳田大輝擁する東洋大が攻めた走りをし、先頭に立つ。早大は少し遅れてバトンパスをすると、2走の水野は直線で加速する。しかし、前との差が徐々に開いていき3走の由井もその差を詰めることはできず4番手で最終走者寺澤にバトンが回った。寺澤は前を走っていた他大と必死で競り合うも、ラスト勝負で競り負け惜しくも0.09秒差で表彰台を逃し、4位という結果となった。差をつけるべき1、2走でバトンがうまく回らなかったことが敗因だと1走の関口は振り返った。
連覇はならずも、修正すべき課題点が見えてきた今回の関東インカレ。全カレまでの1カ月間でまた早大のリレーは進化していくだろう。全カレでは、再び頂点に立つことができるか。ワセダの4継に、まだまだ注目していきたい。
(記事 會川実佑、写真 佐藤結、會川実佑)
★中島が自己新で2位!2年連続のトリプル入賞を果たす!(女子10000メートル競歩)

Wポーズをする(左から)中島、藤田、広瀬
女子10000メートル競歩には中島橙子(スポ2=群馬・前橋女)、藤田真美加(スポ4=千葉・成田)、広瀬夏希(社3=東京・富士)の3名が出場。昨年もトリプル入賞を果たし、大量得点が期待される中、中島が2位、藤田が4位、広瀬が5位と見事に全員が入賞。中島は早大歴代2位の好タイムで表彰台に上がった。
スタート直後から徐々に人数が絞られ、1000メートル過ぎには早大の3人と斉藤(順大)、中村(日体大)の5人が先頭集団を形成する。2500メートル付近で広瀬が集団から遅れ、先頭は4人に。中村が先頭を引っぱる展開の中、中島と藤田も落ち着いてペースを維持しついて行く。すると3000メートル手前で中村がペースアップし、早大の2人との差を広げ始める。一時は40メートルほどの差がついたものの、後続の3人も懸命に前を追い、5000メートル付近から徐々に差を詰めていく。6000メートル過ぎ、ついに中村を捉え先頭は再び4人に。しかしこの直後から藤田が遅れ始め、先頭集団は中島、中村、斉藤に絞られた。3人の先頭争いのまま、いよいよ残り2周。中島がペースをあげるもなかなか前に出られない。するとラスト1周の鐘が鳴った瞬間、中島と中村の間から斉藤が一気にスパート、中島も必死の表情で追いかけるも、差は徐々に広がっていく。中島はそのまま2位でフィニッシュ。タイムは46分41秒37で自己新かつ早大歴代2位の好記録だった。中島はタイムに関しては手ごたえを口にしたものの、「ラストで勝ち切る力が足りていない」と冷静に現状を振り返った。集団からは遅れたが藤田、広瀬も順位を維持し4位、5位でゴール。2年連続のトリプル入賞を達成し、早大に16点をもたらした。

レースを歩く中島
全員が昨年を上回る順位でゴールし、着実に力をつけている女子競歩陣。怪我や体調不良が重なり練習が積めていない時期もあったが、大舞台でしっかり結果を残した。次に狙うのは表彰台の一番上。日本学生対校選手権での彼女たちの力強い歩きを見届けたい。
(記事 植村皓大、写真 植村皓大、會川実佑)
★関口が昨年越えの2位!由井も自己新をマークし決勝進出(男子100メートル)

決勝のレースを走る関口
男子100メートルには関口裕太(スポ3=新潟・東京学館新潟)、由井響(スポ3=山梨・都留)、水野琉之介(スポ2=北海道・立命館慶祥)の3選手が出場。予選で水野がまさかのフライング失格となる中、関口と由井が決勝へと駒を進めた。決勝では、参考記録ながら関口が10秒02の好タイムをマークし2位に。由井も7位に食い込んだ。
大会初日に行われた予選。1組に登場した由井は、スタートのやり直しとなる難しい状況でも冷静な対応を見せる。自己ベストとなる10秒37を記録し、組2着で準決勝進出を決めた。一方、2組の水野は2度目のスタートでフライング判定を受け失格に。まさかの結末に、トラックを後にする水野の表情には茫然とした様子が浮かんでいた。予選全体でもスタートのやり直しが続出し、会場には重い空気が漂った。そんな中、5組の関口はスタート直後から勢いに乗る落ち着いた走りを披露。余裕のある走りで組1着を飾り、準決勝へと駒を進めた。2日目の準決勝では、由井が1組に出場。柳田(東洋大)らにリードを許すも、終盤の粘りで田中(法大)との接戦を制し、わずか0.002秒差で決勝進出を果たした。2組の関口は、大石(東洋大)を追う展開ながらもリズムを崩さずに対応。「自分の走りができた」と語るように、安定した走りで2着に入り、決勝への切符を手にした。

レースを走る由井
強風が吹き荒れる中行われた決勝。2部では守(大東大)が参考記録で9秒台を叩き出し、興奮冷めやらぬ相模原ギオンスタジアムにさらなる衝撃が待ち受けていた。最速のリアクションタイムで飛び出した柳田が一気にスピードに乗る中、関口も必死で食らいつく。フィニッシュタイマーが9秒93を表示すると、スタジアムの興奮は最高潮に。正式記録では柳田が9秒95、関口が10秒02といずれも参考記録扱いながら、関口は前年の3位を上回る2位となった。由井も懸命に前を追う力走を見せ、10秒30で7位に入り、初の関東学生対校選手権で確かな爪痕を残した。
エース・井上直紀主将(スポ4=群馬・高崎)不在のなかで挑んだ今大会。2人が決勝に残り、全国区の強豪選手に引けを取らない走りを見せた。学生個人選手権で決勝進出を逃し、その雪辱を胸に挑んだ関口は「9秒台の背中も遠くはなかった」と確かな自信を得たようだ。さらなる進化を誓う男子スプリント勢は、6月の岡山でどんな姿を見せてくれるだろうか。
(記事 植村皓大、写真 植村皓大、髙杉菜々子)
★鈴木琉が準優勝! 留学生との真っ向勝負を繰り広げる(男子5000メートル)

ゴールする鈴木琉
男子5000メートルには鈴木琉胤(スポ1=千葉・八千代松陰)、山口智、山口竣の3名が出場した。山口智は1日目に10000メートルに出場したこともあり、中盤に入賞争いから外れる格好となったが、粘りの走りを見せた山口竣は8位入賞。学生個人で同種目準優勝を果たした注目株・鈴木琉は、序盤から留学生を引っ張る強気のレースを展開し、準優勝に輝いた。
スタートの号砲後、22人の大集団のトップに立ったのは鈴木琉。「(留学生が)出てこない可能性もあったので、もう最初から果敢に前に出て、(留学生を)おびき出していく」というレースプランだったという。ハイペースな入りに、2周目に入ると、早くも集団は2つに分かれる。鈴木琉は第1集団を先頭で引っ張り、山口竣、山口智は第2集団で第1集団との差を詰めにかかった。1000メートル付近で山梨学院大のジェームス・ ムトゥクに先頭が代わると、その後ろに鈴木琉はぴったりとつく。第1集団は依然ハイペースで進み、第二集団との差は広がっていく。山口竣、山口智は縦に並んで2人でリズムをつくり、3000メートルまで第2集団先頭を引っ張るも、3400メートルにかけて山口智が離れ始める。一方、第1集団先頭は残り4周で再び首位交代。城西大のヴィクター・キムタイがペースアップを図り、先頭へ躍り出た。反応したのはムトゥク、鈴木琉、溜池一太(中大)、花岡寿哉(東海大)の4人。留学生2人の後ろを日本人3人が追いかけた。その差は一時、広がっていくように見えたが、溜池がつくるリズムに乗り、3人で詰めていく。ラスト2周を切ると、鈴木琉が溜池を抜かし、留学生を追う。残り600メートル付近で追いつくと、優勝争いは3人に絞られた。勝負はラストの直線。キムタイ、ムトゥク、鈴木琉がそれぞれ渾身のラストスパートをかける。結果は、大きく飛び出したキムタイが優勝。鈴木琉は驚異的な速さで足を回転させ、ムトゥクをおさえて2着でフィニッシュ。13分32秒34の好タイムで初の関東インカレを走り抜けた。山口竣は後半苦しい走りになったが、13分49秒72で8着でゴール。山口智も終盤は単独走が続くも、14分09秒40でまとめあげた。

レースを走る山口竣
留学生2人に真っ向勝負を挑むなど、ルーキーとは思えない、異次元のレースで会場を湧かせた鈴木琉。先頭から一時離れた際も、「完全に疲れ切ったわけでもなかった」と、笑みを浮かべながら鈴木琉はレース後に話した。まだまだ余裕のありそうな鈴木琉が次に狙うは日本選手権。「しっかりと日本のトップレベルの選手と戦って勝ち切れたら」。真っ直ぐな瞳が感じさせるさらなる大記録に、胸が高鳴るばかりだ。
(記事 佐藤結、写真 佐藤結)
★工藤が日本人1位で準優勝! (男子ハーフマラソン)

ロードを走る工藤
前日までとは打って変わって、午前中から気温が高くなった中で行われた男子ハーフマラソン。早大からは伊藤幸太郎(スポ4=埼玉・春日部)、工藤慎作(スポ3=千葉・八千代松陰)、瀬間元輔(スポ2=群馬・東農大二)の3名が出場。起伏のあるロードコースの中、工藤が守りの走りで2位を獲得した。
ハーフマラソンは競技場内を4周し、競技場外の周回コースを12周、そして最後に競技場内に戻ってくるという流れで実施された。スタート直後に山梨学院大学のブライアン・キピエゴが集団から抜け出し、それにすかさずついていったのは工藤のみ。競技場からロードのコースに出るまでに、2人の1位集団と大きな3位集団というかたちが形成された。伊藤幸と瀬間は、3位集団の前方でレースを展開していき、集団がばらけて縦長になって以降もしばらくはそのままの様子でレースが進んでいった。5キロ地点で1位を走るキピエゴと工藤の差は7秒。そこから3位集団までの差はさらに30秒弱。依然として伊藤幸は入賞を狙える位置につけていたが、瀬間は10キロ手前で集団からやや遅れることに。一方の工藤はキピエゴとの争いの中で1位を獲得することを目標としていたと言うが、レース中盤にそのままのペースではついていけないと判断し、確実に2位を獲得するための走りに切り替えた。10キロ地点までに3位集団との差を45秒にまで広げていたこともあり、単独走になってからも工藤のペースは安定していた。15キロ手前で伊藤幸も集団から離されると、入賞の可能性は工藤のみに託される。レースはそのまま大きな推移なく終盤を迎え、工藤は1時間4分16秒の2位、伊藤が1時間6分21秒の15位、瀬間が1時間6分44秒の20着でゴールした。

レースを走る伊藤幸
複数人の入賞とはならなかったものの、工藤が日本人1位につけて強さを示す結果となった。工藤がワールドユニバーシティゲームズに向けて調整を進めていくことはもちろん、長距離ブロックは先に待つ駅伝シーズンに向けて準備を始める。
(記事 髙杉菜々子、写真 會川実佑、佐藤結)
★男子はトリプル入賞、女子はダブル入賞達成!(男女400メートル障害)

ハードルを越える渕上
大会3日目、4日目に行われた男子400メートル障害。早大からは盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰)、渕上翔太(スポ2=東福岡)、権田浬(スポ2=千葉・佐倉)の3名が出場。数々の大会で実績を残してきた渕上や盛岡に加え、調子を上げていた権田の3名で臨んだ今回、予選、準決勝を全員着順で突破し見事全員が決勝へと進む3枚残しを達成した。決勝では渕上が2位、盛岡が3位、権田が6位と惜しくも優勝は逃したもののダブル表彰台、そしてトリプル入賞を果たした。
大会3日目、雨の降る中で行われた予選では2組に盛岡が登場。1番内側の1レーンでのスタートとなったが、強みである後半で伸びを見せ危なげなく1着でゴール。また、3組に出場した渕上も序盤から圧倒的な強さを発揮し周りを引き離すとそのまま1着でフィニッシュした。4組の権田は今期好調で学生個人選手権でも優勝を果たした法政大の髙橋遼将と同組で走ることとなった。序盤から髙橋が引くレースとなったが、権田も食らいつき2着で予選突破を決めた。同日午後に行われた準決勝では、1組に盛岡と権田、2組に渕上が登場。1組はまたしても髙橋が引っ張るレースとなったが、盛岡もそれに続いた。レース中盤までは東洋大の下田隼人に先行を許すもラストの直線で周りを引き離し、2着でゴールした。一方権田は中盤まで5番手付近の位置を取っていたが、ラスト1台を越えてからスパートをかけ前を走る2人を抜き去った。3着でのゴールとなり、盛岡とともに決勝進出を決めた。また、2組に登場した渕上は予選と同じくスタート直後からリードを奪うと、そのまま他の選手を寄せつけず安定感のある走りで1着フィニッシュとなった。この時点で3人全員の決勝進出が決まり、早大は3枚残しを達成した。
そして翌日、迎えた決勝。優勝を見据える早大勢に立ちはだかるのはやはり髙橋だった。予選、準決勝と同じく序盤から前に出てレースを引っ張る髙橋に先行を許すと、そのまま後続との差をぐんぐんと広げられた。渕上、盛岡が後半の伸びを生かし必死で前を追うもその背中を捉えることは叶わず、渕上が2着、盛岡が3着でのゴールとなった。権田も最後まで競り合い6着でフィニッシュ。惜しくも選手権獲得を逃したが、トリプル入賞を達成し早大はこの種目で16点を獲得した。

レースを走る千葉
同じく大会3日目、4日目に行われた女子400メートル障害には大川寿美香(スポ4=東京・三田国際学園)、内藤香乃(スポ3=兵庫・北摂三田)、千葉史織(スポ2=宮城・仙台一)が登場。大川と千葉が予選、準決勝を着順で突破すると、決勝では大川が4位、千葉が5位とダブル入賞を果たした。
3日目に行われた予選2組には千葉が登場。このレースでは千葉の後半の強さが光った。最後のカーブを回ると、千葉が猛スパートをかけ一気にトップに躍り出る。そのまま周りを引き離し、1着でゴールした。3組の内藤は安定感と強さを誇る東学大のタネル舞璃乃と同組でのスタート。レースは序盤からタネルが引っ張るかたちとなり、内藤は中盤まで3着争いを繰り広げたもののラストで失速し7着で無念の予選敗退となった。4組には静岡国際でも結果を残した大川が登場。他を寄せ付けない圧倒的な走りで最初から最後まで先頭に立ち危なげなく1着で準決勝進出を決めた。準決勝では1組に登場した千葉。同組だったタネルとともにレースを引っ張ったが最後の直線で引き離され、ラスト1台を越えてからのスパートで差を詰めるも2着でのゴールとなった。また、2組に出場した大川は中盤で先頭に立ったがラストの直線で逆転を許し3着でフィニッシュ。2名とも着順で決勝へと駒を進めた。
そして迎えた決勝。決勝のレースはかなりの接戦となった。一時大川が先頭に立とうかという場面もあったが、ラストの直線で周りの選手が伸びを見せ、4位に後退。また千葉は5、6番手の位置でレースを進めていたが、ラストのキレで前を追った。しかし逆転とまではいかず、大川が4着、千葉が5着でレースを終えた。大川は「勝ち切るということを体現できず悔しい」とレースを振り返った。しかし女子もダブル入賞を果たし9点を獲得し、この種目で得点を稼いだ。
男女ともに大量得点を稼ぎ、層の厚さをアピールした今大会。しかし惜しくも優勝を逃してしまい、どちらも悔しさの残る結果となった。全カレでは男女アベック優勝を狙う。早大ヨンパー勢の強さを、全国に示せるか。1カ月後が非常に楽しみだ。
(記事 會川実佑、写真 関口愛、佐藤結)
★水嶋優斗が4位入賞! 存在感放つ走りに手ごたえ(男子800メートル)

レースを走る水嶋
男子800メートルには、水島優斗(スポ3=東京・高輪)、地案尚宏(スポ2=愛知・旭野)、吉田新(商1=東京・早実)の3名が出場。決勝まで駒を進めた水嶋は、表彰台こそ逃したものの、1分50秒06で4位入賞。6月に行われる全日本インカレに向け弾みをつけた。
大会3日目に行われた予選では、今季好調の水嶋が1組目に出場。落ち着いた走りで組3着に入り、タイム順での準決勝進出を決めた。3組目の地案は自己ベスト更新を更新する健闘を見せたが、準決勝には0.12秒届かず涙をのんだ。1年生の吉田は4組目に登場し、懸命に先頭を追ったものの7着でフィニッシュ。予選敗退となった。

予選を走る吉田
同日の準決勝。水嶋は序盤から集団の中で3番手をキープし、冷静にレースを運んだ。最後の直線では持ち味のスピードを爆発させ、組1着でフィニッシュ。全体トップとなる1分51秒05で準決勝を突破した。水嶋は準決勝のレースについて、「疲労がある中でもゆったり余裕をもって、自分本来の大きな走りができた」と振り返り、レース運びへの手ごたえを口にした。
迎えた大会最終日。「とにかく一つでも上の順位を」との思いで決勝に挑んだ水嶋は、積極的なレース展開を見せる。スタートから果敢に飛び出し、200メートル地点でトップに立つと、そのまま集団を引っ張り400メートルを約54秒で通過。先頭を譲らないまま得意な終盤のスピード勝負に持ち込むも、ラスト100メートルで追い上げを見せた長沢(日体大)、小瀬(順大)、寺西(山梨学大)にかわされ、4着でフィニッシュ。惜しくも表彰台には届かなかったが、水嶋は「しっかりトップを狙えると再確認できた」と語り、悔しさの中にも確かな自信をのぞかせた。
今シーズンすでに2度自己ベストを更新し、着実に力をつけている水嶋。6月に控えた全日本インカレでは「しっかり決勝の舞台で戦うこと、あわよくば表彰台」を目標に掲げる。中距離ブロック悲願の全日本インカレでの得点獲得へ、エースとしての走りにさらなる期待がかかる。
(記事 関口愛、写真 會川実佑)
★東洋大の後塵(こうじん)を拝し準優勝 (男子4×400メートルリレー)

決勝前、声援を受けるマイルメンバー
昨年は関東インカレ、日本インカレ、日本選手権リレーと主要大会全てで表彰台入りを果たすも、優勝は叶わなかった男子4×400メートルリレー(男子マイル)。今年こそは三冠を果たすべく、まずは相模原の地に乗り込んだ。しかし、決勝ではアンカー対決で東洋大に敗れ2着でゴール。悔しい船出となった。
予選は1走から森田陽樹(創理3=埼玉・早大本庄)、水野琉之介(スポ2=北海道・立命館慶祥)、松本悠斗(スポ1=佐賀北)、渕上翔太(スポ2=東福岡)。主力の疲労も考慮し、フレッシュなメンバーを加えたオーダーとなった。レースは、森田が首位に立つと、そのまま逃げ切りゴール。危なげない走りで、決勝へと駒を進めた。

予選にて、バトンをつなぐ松本と渕上
4日間に渡った激戦のトリを飾る男子マイル決勝。予選からオーダーを半分入れ替え、1走には400メートルで5位に入った森田、2走から4走には400メートル障害で3枚残し(出場者3名全員が決勝に進出すること)を果たした渕上、権田浬(スポ2=千葉・佐倉)、盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰)と実績充分なメンバーで臨んだ。7レーンでスタートした1走の森田は外側のレーンを走る順大を200メートル過ぎにとらえると、勢いそのままに1番手で2走の渕上へとバトンパス。しかし4レーンの中大が前半から飛ばして、渕上の前に躍り出た。一時は大きく差を開けられた渕上だったが、ホームストレートで一気に差を縮め、3走の権田へとバトンが渡った。2番手で受けた権田は、前半は中大の背後につける。すると第3コーナーで一気に中大を抜きさり、首位でアンカーの盛岡へ。ところが、懸命に逃げる盛岡を2番手に浮上していた東洋大がバックストレートで逆転。そのまま東洋大が逃げ切り、早大は2着の3分5秒97でゴールした。
2023年の関東インカレから6大会連続、アンカーでの逆転を許していた男子マイル。本大会も同様のレース展開で涙を飲む格好となった。全日本インカレまで、残されたのはわずか3週間。一人一人が走りの精度をもう一段上げ、全日本インカレこそは、影をも踏ませぬ攻めのレースで他大の猛追から逃げ切りたい。
(記事 飯田諒、写真 佐藤結、會川実佑)
★新布陣で臨んだ女子マイルは4位フィニッシュ(女子4×400メートルリレー)

Wポーズをするマイルメンバー
女子4×400メートルリレー(マイル)は、昨季主力を担った山越理子(人4=東京・富士)、山本真菜(スポ3=三重・伊勢)を欠くメンバーで臨むこととなった。予選は、千葉史織(スポ2=宮城・仙台一)、清水奈々子(文構4=北海道・札幌南)、河野桃々(商1=京都橘)、大川寿美香(スポ4=東京・三田国際学園)のオーダーで出場。河野が力強い走りで順位を先頭に押し上げると、大川は2校に抜かれたものの粘りを見せ、タイムでの決勝進出を果たした。
決勝では、予選から順番を大きく変更し、400メートルで4位入賞した上島周子(スポ3=東京・富士 )、清水奈、大川、千葉のオーダー。上島、清水奈のWエースでリードを作り、大川、千葉で逃げ切るレースプランで決勝に臨んだ。1走の上島は4日間の疲れを感じさせない安定感のある走りで、トップでバトンをつなぐと、2走の清水奈も先頭をキープ。リードはわずかながらも、プラン通りトップで大川にバトンが渡った。レースは早大、中大、青学大のトップ争いに。大川は想定通り、序盤で2校に追走される展開となった。ラスト勝負となったが、大川はその2校のスパートについていくことができず、順位を2つ落として千葉にレースを託した。筑波大が序盤から飛ばして先頭に立ち、早々に4番手となった早大だったが、千葉は冷静にレースを組み立て、200メートル過ぎで中大を抜いて3位に浮上。しかし最後の直線で伸び切らず、ゴール間際で中大にかわされ、3分41秒46で4位フィニッシュとなった。

バトンをつなぐ上島と清水奈
昨年と同じ4位入賞の結果を残した女子マイルだったが、大川はこの順位に「私の力不足」と悔しさをのぞかせた。それでも、新たな布陣で上位に食い込んだチームの底力は、今後に向けて確かな自信をもたらしたことだろう。迫り来る日本学生対校選手権に向けて、それぞれが課題と向き合い、さらなる飛躍を誓う。
(記事 長屋咲希、写真 飯田諒、佐藤結)
※コメントは別記事にて掲載いたします。
男子結果
▽100メートル
予選(5組2着+6)
由井響(スポ3=山梨・都留) 10秒37(1組2着)(-0・6)準決勝進出
水野琉之介(スポ2=北海道・立命館慶祥) DQ*FS(不正スタートのため失格)
関口裕太(スポ2=新潟・東京学館新潟) 10秒30(5組1着)(+2・3)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
由井響(スポ3=山梨・都留) 10秒40(1組4着)(+3・3)決勝進出
関口裕太(スポ2=新潟・東京学館新潟) 10秒19(2組2着)(+3・7)決勝進出
決勝(+4・5)
関口裕太(スポ2=新潟・東京学館新潟) 10秒02(2着)
由井響(スポ3=山梨・都留) 10秒30(7着)
▽200メートル
予選(5組2着+6)
若菜敬(スポ1=栃木・佐野) 21秒20(3組4着)(+0・4)準決勝進出
寺澤大地(スポ4=京都・洛南) 21秒40(4組4着)(+0・9)
髙須楓翔(スポ3=千葉・成田) 21秒22(5組2着)(+1・6)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
髙須楓翔(スポ3=千葉・成田) 21秒41(1組6着)(-2・3)
若菜敬(スポ1=栃木・佐野) 21秒11(2組5着)(+0・5)決勝進出
決勝(+3・2)
若菜敬(スポ1=栃木・佐野) 33秒17(8着)
▽400メートル
予選(5組2着+6)
権田浬(スポ2=千葉・佐倉) 47秒55(2組2着)準決勝進出
松本悠斗(スポ1=佐賀北) 47秒20(3組3着)準決勝進出
森田陽樹(創理3=埼玉・早大本庄) 47秒11(5組1着)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
森田陽樹(創理3=埼玉・早大本庄) 46秒78(1組2着)決勝進出
松本悠斗(スポ1=佐賀北) 49秒75(1組8着)
権田浬(スポ2=千葉・佐倉) 47秒17(2組4着)
決勝
森田陽樹(創理3=埼玉・早大本庄) 47秒00(5着)
▽800メートル
予選(5組2着+6)
水嶋優斗(スポ3=東京・高輪) 1分51秒15(1組3着)準決勝進出
地案尚宏(スポ2=愛知・旭野) 1分52秒14(3組4着)
吉田新(商1=東京・早実) 1分54秒53(4組7着)
準決勝(2組3着+2)
水嶋優斗(スポ3=東京・高輪) 1分51秒05(1組1着)決勝進出
決勝
水嶋優斗(スポ3=東京・高輪) 1分50秒06(4着)
▽1500メートル
予選(2組5着+2)
山田晃央(商1=東京・早実) 3分49秒08(1組2着)決勝進出
立迫大徳(スポ2=鹿児島城西) 3分53秒14(2組9着)
岩下和史(スポ3=神奈川・神大附) DNS
決勝
山田晃央(商1=東京・早実) 3分55秒43(11着)
▽5000メートル
決勝
鈴木琉胤(スポ1=千葉・八千代松陰) 13分32秒34(2着)
山口竣平(スポ2=長野・佐久長聖) 13分49秒72(8着)
山口智規駅伝主将(スポ4=福島・学法石川) 14分09秒40(12着)
▽10000メートル
決勝
山口智規駅伝主将(スポ4=福島・学法石川) 28分37秒82(3着)
山口竣平(スポ2=長野・佐久長聖) DNS
▽ハーフマラソン
決勝
工藤慎作(スポ3=千葉・八千代松陰) 1時間4分16秒(2着)
伊藤幸太郎(スポ4=埼玉・春日部) 1時間6分21秒(15着)
瀬間元輔(スポ2=群馬・東農大二) 1時間6分44秒(20着)
▽110メートル障害
予選(4組3着+4)
西徹朗(スポ4=愛知・名古屋) 13秒67(2組1着)(+1・3)準決勝進出
盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰) 13秒89(3組2着)(+1・7)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
西徹朗(スポ4=愛知・名古屋) 13秒53(2組1着)(+2・5)決勝進出
盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰) 14秒04(1組4着)(+1・5)決勝進出
決勝(+5・3)
西徹朗(スポ4=愛知・名古屋) 13秒39(2着)
盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰) 13秒72(6着)
▽400メートル障害
予選(5組2着+6)
盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰) 50秒80(2組1着)準決勝進出
渕上翔太(スポ2=東福岡) 50秒05(3組1着)準決勝進出
権田浬(スポ2=千葉・佐倉) 51秒07(4組2着)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰) 50秒30(1組2着)決勝進出
権田浬(スポ2=千葉・佐倉) 50秒43(1組3着)決勝進出
渕上翔太(スポ2=東福岡) 50秒13(2組1着)決勝進出
決勝
渕上翔太(スポ2=東福岡) 49秒57(2着)
盛岡優喜(スポ4=千葉・八千代松陰) 49秒95(3着)
権田浬(スポ2=千葉・佐倉) 50秒85(6着)
▽3000メートル障害
予選(2組5着+2)
須山向陽(スポ4=鹿児島城西) 9分37秒88(1組10着)
佐々木哲(スポ1=長野・佐久長聖) 8分58秒38(2組1着)決勝進出
決勝
佐々木哲(スポ1=長野・佐久長聖) DNS
▽10000メートル競歩
決勝
八谷謙太朗(スポ1=早稲田佐賀) 44分14秒・9(16着)
高橋優喜(スポ3=静岡・浜松北) DNS
▽4×100メートルリレー
予選(2組3着+2)
早大(関口ー水野ー由井ー寺澤) 39秒34(2組1着)
決勝
早大(関口ー水野ー由井ー寺澤) 39秒28(4着)
▽4×400メートルリレー
予選(2組3着+2)
早大(森田ー水野ー松本ー渕上) 3分11秒72(1組1着)
決勝
早大(森田ー渕上ー権田ー盛岡) 3分05秒97(2着)
▽走幅跳
決勝
藤本涼哉(商1=兵庫・小野) 7メートル37(+1・8)(14位)
▽三段跳
決勝
棚井将輝(スポ4=埼玉・大宮北) 14メートル95(0・0)(15位)
▽やり投
決勝
鶴澤元基(スポ4=東京・富士森) 64メートル97(5位)
梅澤祥吾(スポ4=神奈川・金沢) 60メートル03(15位)
女子結果
▽100メートル
予選(5組2着+6)
河野桃々(商1=京都橘) 12秒13(3組5着)(+0・8)
谷中天架(スポ1=大分雄城台) 12秒46(5組6着)(+0・9)
上島周子(スポ3=東京・富士 ) DNS
▽200メートル
予選(5組2着+6)
上島周子(スポ3=東京・富士 ) 24秒62(1組2着)(+0・7)準決勝進出
河野桃々(商1=京都橘) 25秒29(2組7着)(+0・4)
清水奈々子(文構4=北海道・札幌南) DNS
準決勝(2組3着+2)
上島周子(スポ3=東京・富士 ) 24秒78(1組4着)(-2・9)
▽400メートル
予選(4組3着+4)
清水奈々子(文構4=北海道・札幌南) 56秒11(1組3着)準決勝進出
木下晏里(商1=徳島文理) 56秒81(2組3着)準決勝進出
上島周子(スポ3=東京・富士 ) 55秒71(3組1着)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
清水奈々子(文構4=北海道・札幌南) 56秒60(1組5着)
上島周子(スポ3=東京・富士 ) 54秒85(2組3着)決勝進出
木下晏里(商1=徳島文理) 57秒47(2組7着)
決勝
上島周子(スポ3=東京・富士 ) 54秒99(4着)
▽800メートル
予選(4組3着+4)
新田望(スポ4=神奈川・法政二) DNS
武田亜子(スポ2=静岡・日大三島) 2分13秒02(3組4着)準決勝進出
鈴木翼沙(スポ3=東京・日大櫻丘) 2分12秒96(4組1着)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
鈴木翼沙(スポ3=東京・日大櫻丘) 2分17秒81(1組6着)
武田亜子(スポ2=静岡・日大三島) 2分14秒64(2組5着)
▽1500メートル
予選(3組3着+3)
始関千華(政経2=北海道・札幌南) 4分38秒14(2組9着)
▽100メートル障害
予選(5組2着+6)
松田晏奈(スポ1=長崎日大) 13秒72(2組1着)(-0・5)準決勝進出
イベル聖羅(商2=京都橘) 14秒41(4組2着)(-1・5)準決勝進出
野村美月(スポ2=栃木・石橋) 14秒43(5組3着)(-2・5)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
松田晏奈(スポ1=長崎日大) 13秒64(1組5着)(+2・1)決勝進出
野村美月(スポ2=栃木・石橋) 13秒77(2組5着)(+3・1)
イベル聖羅(商2=京都橘) 14秒06(2組7着)(+3・1)
決勝(+3・8)
松田晏奈(スポ1=長崎日大) 13秒58(7着)
▽400メートル障害
予選(4組3着+4)
千葉史織(スポ2=宮城・仙台一) 1分00秒51(2組1着)準決勝進出
内藤香乃(スポ3=兵庫・北摂三田) 1分03秒34(3組7着)
大川寿美香(スポ4=東京・三田国際学園) 59秒06(4組1着)準決勝進出
準決勝(2組3着+2)
千葉史織(スポ2=宮城・仙台一) 59秒82(1組2着)決勝進出
大川寿美香(スポ4=東京・三田国際学園) 58秒69(2組3着)決勝進出
決勝
大川寿美香(スポ4=東京・三田国際学園) 57秒90(4着)
千葉史織(スポ2=宮城・仙台一) 57秒94(5着)
▽10000メートル競歩
決勝
中島橙子(スポ2=群馬・前橋女) 46分41秒37(2着)
藤田真美加(スポ4=千葉・成田) 47分24秒66(4着)
広瀬夏希(社3=東京・富士) 48分54秒86(5着)
▽4×100メートルリレー
早大 DNS
▽4×400メートルリレー
予選(3組2着+2)
早大(千葉ー清水奈ー河野ー大川) 3分47秒15秒(1組3着)
決勝
早大(上島ー清水奈ー大川ー千葉) 3分41秒46(4着)
▽走高跳
決勝
矢野夏希(スポ3=愛知・時習館) 1メートル76(3位)
▽走幅跳
決勝
内藤香乃(スポ3=兵庫・北摂三田) 5メートル83(+2・9)(13位)
▽三段跳
決勝
平山果歩(スポ1=山梨・甲府南) 11メートル45(+2・0)(23位)
▽七種競技
決勝
内藤香乃(スポ3=兵庫・北摂三田) DNS