【連載】新体制始動特集『逆襲』【第5回】印出太一主将×吉納翼副将

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 特集の最終回を飾るのは、印出太一(スポ3=愛知・中京大中京)と吉納翼(スポ3=愛知・東邦)の2人。愛知県出身の主将・副将コンビに咋季の振り返りや新チームについて伺った。

※この取材は12月16日に行われたものです。

「慶応の胴上げは忘れてはいけない」(印出)

――他己紹介をお願いします

印出 吉納は言わずもがなチームの中心選手で、唯一僕らの代で1年生の時から試合に出ている選手なので、みなさん重々知っているかと思います。私生活では後輩をかわいがっている印象で、同期はもちろん仲いいですけど、後輩をご飯に連れていくいい先輩です。

吉納 印出は来年からキャプテンを務めます。その中で野球以外の部分でチームを引っ張ったり、苦しい場面があったりするとは思います。ですが、これまでの高校や大学で積み上げてきたチームを引っ張る姿勢というのは、チームメイトはみんな認めているので大丈夫だと思います。そこにみんながついていけたらなと思いますし、彼がしっかりやってくれるので、来年のチームは大丈夫です。

――お二方の共通の趣味はありますか

吉納 僕の部屋でゲームをやったりとかはありますね。

――何のゲームをしていますか

吉納 スイッチでスマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)やったりとかですね。

――どちらが強いですか

印出 翼の方が強いです(笑)。

吉納 場面にもよりますが、昨年は野村さん(野村健太、スポ4=山梨学院)や、生沼さん(生沼弥真人、教4=東京・早実)、茅野さん(茅野真太郎、教4=東京・早実)など仲のいいメンバーでやっていました。その方たちが退寮して、新体制になって、新たに小澤(小澤周平、スポ2=群馬・高崎健康福祉大高崎)などが入ってきました。ゲームの時しか語れない面白い話などもしています。

――お二人は中学生の頃から知っている仲かと思いますが、プライベートでの親交はありますか

印出 中学、高校の時は、チームは別だったのですが、同じ愛知県でどちらかというとライバル関係みたいな感じでずっとやってきました。大学で初めて一緒に野球をやるようになったので、(中高の時は)プライベートで遊びに行ったりするような関係ではありませんでした。大学で初めていろいろ話をして、遊びに行くようになりました。高校の時、選抜メンバーに選ばれて台湾に行ったのですが、その時に初めて一緒に野球をして、面白いやつだなと思っていたら、まさかの大学が一緒になって。そこから一緒に切磋琢磨(せっさたくま)しながら、野球をしています。

――主将と副将になった経緯を教えてください

印出 監督さん(小宮山悟監督、平2教卒=千葉・芝浦工大柏)が、昨年度のリーグ戦が終わった日の夕方に全部員を集めて納会を行って、その時に監督さんに主将と副将と言われました。自分たちはそれを引き受けるというかたちなので経緯はわからないですけど、1年生の時からベンチに入れてもらって、(吉納選手と)一緒に使っていただいていたので、そういった部分を任されることは2人とも分かってはいて、準備はできていたという感じです。

――監督に何か個人的に言われたことはありますか

印出 スタッフミーティングというのがあるのですが、その時に「勝つ資格のあるチームを作れ」ということを監督さんから言われました。個々のレベルアップが今は大事な時期ですが、その中でチームとして妥協できない点や徹底すべきところはしっかりと徹底させて、チーム力をこの時期から上げていくというのが監督さんの要望です。そういった話をいただきました。

吉納 自分は背番号を決める時に1番(副将がつける背番号)をつけさせてくださいと自分から言いました。自分の中ではやっぱり1番という背番号の重みというか、キャプテンの次に重みのある番号だと思っています。練習の姿勢からチームを引っ張っていくのはキャプテンがやることなので、1番をつける中で、「プレーや行動面ではお前がしっかり引っ張っていくように」というのは、LINEで言われました。それを意識して日頃からやっています。

――ここからは東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)の話に移ります。まず3位という成績を振り返っていかがですか

印出 あと1勝のところまで慶応を追い詰めましたが、優勝できなかったというところをこの冬ずっと忘れずにやっていくべきだと思います。個人としては春もそうだったのですが、なかなかチームに貢献できず、足を引っ張り続けたリーグ戦でした。本当に先輩たちには申し訳ないなという思いがあるので、何とか自分たちの代でもう一度しっかりと作り直して、自分がふがいない結果であったことや優勝できなかったことが次に生きたというところを先輩方含め、OBの方々に見せられるように、とにかく今は死に物狂いで練習して結果を残すしかないと思っています。

吉納 シーズン通してチームとしても個人としてもいろいろと考えさせられるシーズンだったなと思います。新チームが始まって、来年に向けてやっている中で、過去を振り返るのはどうかと思いますが、いいチームを作り上げていくのに必要なのは、やはり昨年のチームがどういうものだったかということだと思います。それより上に行かないといい成績は残せないと思います。引退される4年生は、メンバーはもちろんですが、メンバー外の方も早慶戦の最後の日まで補助で自分たち後輩にも同期にも頑張ってくれと送り出していました。そういった姿勢は(試合に)出ている僕たちもそうですが、僕たちの学年全員として学ぶ姿勢だと思いました。それがチーム力を上げていくために必要なことだと思います。個人としては(秋季リーグ戦で)ベストナインを取りましたが、早慶戦では「ここ」というのが出なかったので、最後の最後までチームに貢献しきれたかというと、そういうわけではなかったと思います。これからは自分たちの代になりますし、来年につながる課題も見つかったので、悔しい思いをしないようにやっていきたいなという思いです。

――一番印象に残っている試合は何ですか

印出 慶応が優勝を決めた試合は本当に印象残っているというか、印象に残さないといけない試合だと思っています。目の前で慶応の優勝を見せられて、あれほど屈辱的な思いは他にないと思います。あの試合が自分の中で忘れてはいけない試合です。

吉納 自分も同じです。春も明治に目の前で優勝する姿を見せられて、秋も慶応が優勝するというのを見せられました。特に慶応は一番ライバル意識が強い相手だからこそ、目の前で優勝されて春以上に悔しかったですし、そういった意味では絶対に忘れてはいけない試合だと思っています。

「1番という背番号の重み」(吉納)

――次に個人への質問に入ります。まずは印出選手に伺います。秋季リーグ戦を個人として振り返って何点をつけますか

印出 いや、もう点数はないです。

――収穫はありましたか

印出 リーグ戦は2年生の時から出させていただいているので、経験というよりもチームのために結果を求められている立場でした。期待に応えられなかったということを重く受けとめています。4番を打たせていただいていたので、「自分が打てなきゃそうなるよね」という申し訳ない気持ちがとにかく強いです。最後の最後、早慶戦だけでも何とか活躍して優勝に貢献したいと思っていたのですが、それもうまくいかなかったので、野球の神様が試練を与えてくれたと思って、今はとにかくやるしかないと思っています。

――主将になることが決まったときの心境を教えてください

印出 吉納はチームのみんなが認めてくれているということを他己紹介の時に言ってくれましたが、正直結果も全然出てなかったですし、結果がパッとしないやつに言われてもあんまりピンとこないと思います。それでも監督さんに指名していただいたことの意味というのをしっかりと自分で考えて、もう一度、個人としてもチームとしても作り直すことが求められていることだと思います。自分をキャプテンに任命して良かったと来年のこの時期、引退した時に言っていただけるように、とにかく自分がやれることを全て悔いのないようにやりきっていきたいと思っています。

――森田朝陽選手(社4=富山・高岡商)からはどういった言葉をかけられましたか

印出 森田さんからは「大変だと思うけど頑張ってな」という言葉をいただいて、「俺で良かったら話でも何でも聞くから、しんどい思いはしてきたつもりだから」という言葉をかけていただきました。

――森田朝選手はどのような主将でしたか

印出 苦しんでいた時期が長く、最後の1年爆発したかった中で、なかなか思うようにいかなかったと思います。そういった思いをみんな見ていましたし、本当に真面目で野球に対して真っすぐなので、そういったところをみんなが評価していたと思います。そこを監督さんも見て主将に任命したと思うので、森田さんはやはりそういった方でしたね。

――中学、高校でも主将を務めていましたが、ご自身が思い描く主将像はどのようなものですか

印出 自分は中学も高校もそうなのですが、組織としての力をとても大事にしています。中学校の時の指導者の方にご指導いただいたことが基盤となっています。うまくいっている選手や自分たちのように試合に出ている選手たちは、例え結果が出なくても野球に入り込めていますし、どちらかというとチームでも幸せな方だと思います。ただ、それ以外のベンチで試合に出られない選手やベンチに入れない選手、学生コーチやマネジャーなどの方が大事だと言われてきたので、高校の時も中学の時もそれを大事にしてきました。AチームでやっているとBチームの選手と関わる機会が少ないということはこれまでも経験してきましたが、プライベートの時間や全体練習が終わった後の時間など、そういったところで同級生、下級生にかかわらず、いろんな選手とたくさん話して、自分が上級生になった時にやりやすい状況を作ってきたつもりです。4年の時にキャプテンをやるつもりでやってきたわけではないですけど、そういったことは常に意識していました。試合に出続けている中でキャプテンかキャプテンじゃないかは別として、4年生としてやらなきゃいけないことがあるので、そういった時に動きやすいように、みんなを囲い込んで1つになって戦いやすいようにいろいろと準備はしてきたつもりです。

――捕手の立場から見て、来季の投手陣はどういった印象ですか

印出 加藤さん(加藤孝太郎、人4=茨城・下妻一)という柱が抜けるのはもう皆さん分かっているとことだと思います。加藤さんが今年の秋は1戦目を落としてないので、そういった柱が抜けるということの重みを受け止めてピッチャー陣はやらなければいけないと思います。中継ぎでも何人か抜けていますし、4年生のピッチャーがフル回転して頑張ってくださっていたので、それを下級生がどう感じるかというところだと思います。エースナンバーは樹(伊藤樹、スポ2=宮城・仙台育英)がつけると思うので、下級生ながらそういった番号をつけるということにおごるのではなく、下級生ながらも投手陣を引っ張って、投手陣をあいつが作っていかないとダメだなと僕は思っています。

――続いて吉納選手に伺います。秋季リーグ戦の個人成績に点数を付けるとすると何点ですか

吉納 70点くらいです。

――理由を教えてください

吉納 ベストナインを取ったということに関しては、自分の目標の一つでした。(打った)本塁打や安打も自分が思っている打撃ができたという印象なので、100点満点ではないですが、それなりにはできたと思っています。

――飛躍できた要因はどこにあると考えていますか

吉納 リーグ戦では、毎試合ごとの相手投手の研究や自分の打撃の研究をする時間を増やしました。また、練習での自分の良くなかった部分を改善するためにビデオを見たりして、ひたすら研究していた結果だと思います。

――副将に就任されることが決まりましたが、決まった瞬間はどういう思いでしたか

吉納 もともと自分は先頭に立って引っ張っていくタイプではないというか、苦手な部分はあります。しかし、試合に出続けている以上、試合で経験したことを発信できるのは自分と印出の2人だと思うので、試合に取り組む上での心構えなどをみんなに発信できたらと思います。

――副将としてチームを引っ張る上で意識していることはありますか

吉納 引っ張っていくとは言っていますが、言葉だけではついてくる人はいないと思います。「吉納がやっているから」と思われるように、自分がやることでみんながやるようにお互いを高めていけたらと思います。

――12月上旬に行われた侍ジャパン大学代表候補選手の強化合宿について伺います。合宿を振り返っていかがですか

吉納 野球の面で言ったらまだまだ自分の中でできる部分もたくさんありましたし、来年の春にもう一度選考合宿に行って代表入りできたらなと思います。野球以外の部分では、六大学以外のさまざまな大学の選手と野球についての話や、私生活の話もいろいろできたので、すごくいい時間でした。

――合宿で仲良くなった選手はいましたか

吉納 法大の武川廉選手(3年)と、もともと仲良かったですが、青山学院大の佐々木泰選手(3年)も含めて、ずっと3人で過ごしていました。

――大学トップレベルの選手たちと合宿を過ごして、自信をつけたことや、差を感じたことはありましたか

吉納 自分の自信にもしている肩の強さは、それなりに通用するかなと思いました。また、打撃面に関しても、トップレベルの選手が集まっている中では食い込める位置にいると思います。

――プレー面ですごいと感じる選手はいましたか

吉納 野手は正直みんなすごかったです。投手で言うと対戦もしましたが、愛知工業大の中村優斗投手(3年)は来年、本当に(ドラフト)1位で競合するような選手だと思います。夏にオープン戦をしましたが、はるかにレベルが上がっていて、こういう投手を打たないと自分が求めている選手像にはなれないなと痛感させられました。

――合宿を経て、今後どのような能力を伸ばしていきたいですか

吉納 合宿の紅白戦ではなかなか結果が出なかったので、そういうここ一番での勝負強さをもっと磨き上げたいのと、打っていなくても守備間の全力疾走だったりで存在感が出せるような、はつらつとしたプレーを追い求めていきたいです。

「キーマンは自分たち2人」(印出)

――お二方への質問に戻ります。新チームが始まって1か月以上経つと思いますが、新チームの雰囲気はいかがですか

印出 みんな野球に打ち込んでいる印象がありますし、練習量もかなり上がっています。特に自分たちはラスト1年になるので、同級生には「最後の1年くらい歯を食いしばってやろうぜ」ということを伝えていますし、下級生も含めてみんなが自分と向き合いながら、他と競争しながら良い雰囲気で野球がやれていると思います。

吉納 優勝するという目標にみんなが向かっている中で、練習以外のクラブハウスが整頓されていないなど、まだまだできることがあると思っています。クラブハウスやグラウンドをきれいにしたから野球がうまくなるというわけではないですが、野球人としてそういうところを磨き上げていく中で、毎日の練習に取り組んでチーム力を上げていこうという風にやっているので、もっとやってチーム力を上げていきたいです。

――新体制となって、昨年度のチームから変えたことはありますか

印出 練習効率をとても大事にしていて、とにかく数多く打って取って投げて走るという場を提供しています。あとは個人の意識次第で春先に大きな差が生まれると思うので、そこでシビアにメンバー分けをするというのは伝えています。また、吉納も話をしていましたが、凡事徹底という言葉があるように、クラブハウスや自分の道具の管理など、凡事はやりすぎなくらいがちょうどいいので、当たり前のことはやりすぎなくらいやるというのはみんなにも伝えています。そういう小さなことを確実に徹底できるように、本当にチーム作りの基礎の基礎ですが、そこを口酸っぱく言うようにして、チームを作っている途中です。

――来年度に向けてどのようなチームにしていきたいですか

印出 監督さんから「勝つ資格のあるチームを作れ」と言われたので、そこを目指すのはもちろんですが、慶大や明大との差を考えた時、自分の中で組織としての強さが足りないというところに一つたどり着きました。他大学と比べて力が抜けているわけではないので、何で勝つかと言われるとやはりチーム力で勝つしかないと思っています。早稲田の野球を神宮で発揮するにはそういったチーム力が必要になると思うので、そこにこだわり続けて1年やっていきたいです。

吉納 身の回りの環境の管理や練習に対しての取り組みなどいろいろやっていますが、優勝することが全てなのでそれを忘れないようにして、優勝したときに今取り組んでいることがあったからと思えるようにしたいです。そして、それを早稲田大学野球部の良い伝統として残していかなければならないと上級生になるにつれて感じてきています。まずは僕たちの代がやらないことには下の代も絶対ついてこないので、自分含めて来年4年生になるみんながチームを野球以外の部分で引っ張っていくことが大事だと思います。

――来季に向けて冬の期間にはどのようなことに取り組みたいですか

印出 とにかく個人の能力をこの冬で上げて、春になり他大学の選手を目の前にした時に自分の力を発揮できる能力、それから精神力を12月から3月で作っていかないと勝負にならないと思うので、そこはもちろん取り組んでいくつもりです。先ほど言ったようにチームとしての強さが必要なので、自分がとにかく野球に打ち込んでそういう姿を見せて、周りを巻き込んで上を目指す向上心のある集団を心掛けて作っていきたいです。

吉納 今は個人の技量を上げるというところを言われているので、個人がしっかり取り組めば自然とチーム力も上がってくると思います。優勝をつかみ取るためにも、この期間で技術面も技術以外のところもしっかりやっていきたいです。

――お二方の考える来季のキーマンは誰ですか

印出 ここ2人が試合の中できっちりと仕事をすれば、必ずチームにエンジンがかかってくると思うので、キーマンは自分たち2人です。

吉納 自分もそう思います。

――来季のチームとして定めた目標は何ですか

印出 六大学野球に属してリーグ戦を戦っていく中で優勝、そして日本一を目指さなければいけない大学ですが、6季連続で優勝がなくて、自分としては簡単に優勝しますということを言ってはいけない状況だと思います。黙ってとにかく練習して結果で語るしかないと思っているので、そのためにそういった目標を発することができるチームを今は作るだけです。

――個人の目標はありますか

印出 個人としては本当にふがいないシーズンだったので、自分としては進路に関わってきますし、何としてもやり返したいです。吉納と三冠争いをするぐらいになれば、必ずチームはいい位置にいると思うので、ここで勝負ができるように切磋琢磨(せっさたくま)しながら三冠王を目指してやっていきたいと思います。

吉納 やはり三冠王というのはずっと口にしているので、そろそろ取りたいなと思います。そして、神宮でプレーしている以上は見に来てくださる方々に、「ここは吉納しかいない」とか、「吉納だから大丈夫」だとか、そう思ってもらえるようになりたいです。それこそ自分が2年生のときは、蛭間さん(蛭間拓哉、令5スポ卒=現西武)のような頼りになる核の選手がいたので、そういった選手になれるようにやっていけたらと思います。

――最後に来季への意気込みをお願いします

印出 とにかく結果で皆さんの信頼を取り戻せるように、主将としても4番としても、とにかく結果にこだわる1年にしたいです。優勝しますとかそういう明言は避けますが、神宮の舞台で結果で示すので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

吉納 僕はチームとしても個人としても目標は心の中に留めておくので、神宮球場に答え合わせをしに来てください。

――ありがとうございました!

(取材・編集 沼澤泰平、丸山勝央)

◆印出太一(いんで・たいち)
2002年(平14)5月15日生まれ。185センチ、91キロ。愛知・中京大中京高出身。スポーツ科学部3年。捕手。右投右打。中学、高校でも主将経験がある印出選手。「勝つ資格のあるチーム」を作るべく、主将としての手腕に注目です!

◆吉納翼(よしのう・つばさ)
2002(平14)年8月16日生まれ。180センチ。86キロ。愛知・東邦高出身。スポーツ科学部3年。外野手。右投左打。秋季リーグ戦ではベストナインに輝いた吉納選手。来シーズンの目標は三冠王と話してくださりました。背中で見せる副将が7季ぶりの天皇杯奪還へと導きます!