日本卓球協会は19日、今春行われる世界選手権(個人戦)の日本代表を発表した。早大からは、男子ダブルスに大島祐哉(スポ3=京都・東山)が選出。世界選手権蘇州大会は4月26~5月3日まで中国・蘇州で行われる。
世界選手権代表に内定した大島
快進撃は続く。昨年の全日本学生選抜選手権で優勝を手にすると、その後行われた世界選手権代表選考会では日本トップクラスの選手を相手にベスト4と健闘。世界へ着々と近付いていった。シングルスでの代表とはならなかったが、森薗政崇(明大)とのダブルスでは8月のチェコオープンで優勝。この実績が高く評価され、ダブルスとして自身初となる世界選手権代表の切符を得た。学生界をけん引する二人が、世界を舞台に戦うこととなった。
今後は国内での試合がひと段落し、海外で試合をこなす。ここで更なるレベルアップを図ることが今後の躍進へのカギとなるだろう。4月に行われる世界選手権を見据え、勝負の冬を迎える。
(記事 久保田有紀、写真 山辺剛士)
◆大島祐哉(おおしま・ゆうや)
1994(平6)年3月5日生まれ。168センチ、64キロ。京都・東山高出身。スポーツ科学部3年。右シェーク 裏・裏。