10月23日、ラグビー早慶戦応援ツアー事前レクリエーション第2回が行われた。今回は早大ラグビー蹴球部から 伊藤大祐主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)、永嶋仁副将(社4=東福岡)、岡﨑颯馬副将(スポ4=長崎北陽台)が登場。応援部、競技スポーツセンター学生プロジェクトVIVASEDAのメンバーも参加し、参加者との交流を深めた。
笑顔で応援部のコール練習に合わせる伊藤(一番左)、岡﨑(中央)、永嶋
まずは、主将、副将が参加者の間に入り、グループに分かれてアイスブレークを行った。各自、自己紹介を行い参加者とコミュニケーションを取った。その後、応援部からハリセンを用いた実演で早慶戦当日のコールが説明された。会場の参加者と紺碧の空のエール練習をするなど、当日の応援形式をイメージして行われた。場が和んだところで、前回に引き続き、小野史裕(スポ3=東京・本郷) からラグビーのルール説明を始め、早慶戦の歴史などが紹介された。「早慶戦に勝つか、負けるかで、大学選手権の立ち位置が変わります。早稲田の全てを出したいです」(伊藤主将)、「伝統のある早慶戦で自信と誇りを持って戦いたいです」(岡﨑副将)とそれぞれ早慶戦について思いを語り、「会場で見れば、選手の表情とともに迫力ある音も楽しめます!」(永嶋副将)と参加者に魅力を伝えた。
参加者とアイスブレークで会話を楽しむ永嶋
レクリエーション終了後は、サイン対応や記念撮影を行い、参加者との交流を楽しんだ選手たち。「いろんな方に応援されてるんだなと改めて実感できました」(岡﨑)と、さらに対抗戦終盤に向け、気が引き締まったことだろう。約2週間後には宿敵・帝京大との一戦を控える。チーム伊藤一丸となって「一矢報いる気持ちで」(伊藤)挑んでいきたい。事前レクリエーション最終回は11月13日のラグビー早慶戦壮行式後に行われる予定だ。観戦者とともに作り上げる『100回目のラグビー早慶戦』が待ち遠しい。
(取材 川上璃々、清水浬央、村上結太、安藤香穂、橋本聖、田中葵)
コメント
伊藤大祐主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)
――今日の感想をお願いします
改めて早慶戦が応援されているんだなと分かったので、まず帝京戦に勝ち、全勝で迎えられるように頑張ります。
――帝京大戦の意気込みを教えてください
大学1年以来、ここ3年ほどずっとやられっぱなしなので、そろそろ早稲田の意地を出して勝ちたいです。相手の方が強いのは分かっているのですが、一矢報いる気持ちでやってやろうと思っているので、チームのみんなでそういうマインドを持って頑張っていきます。
――最後に早慶戦の意気込みを教えてください
早慶戦は、いつも両校のプライドがぶつかって難しいゲームになると思いますが、早稲田としてやることをやりきれば、早稲田のラグビー部も良い形で終えることができると思います。それが結果的に、早稲田ラグビー部や応援してくれる人の心を動かして、もう一度早稲田ラグビー部は良いなと思ってもらえると思うので、それを目指して頑張りたいと思います。
永嶋仁副将(社4=東福岡)
――今日の感想をお願いします
早慶戦を学生の方に見ていただきたいという気持ちがすごくあるので、こうやって直接、学生の方に早慶戦の魅力をアピールできて良かったです。
――今日は観客とのアイスブレークの時間もありましたが、いかがでしたか
ラグビーのことを全く知らない方もいらっしゃったのですが、ラグビーの話だけでなく、普通の学生同士として話すことができたので、これを通して、またラグビーに興味を持っていただけたのではないかなと思います。
――会場の雰囲気はいかがでしたか
応援部の方であったり、実際に集まっていただいた方々であったり、やはりたくさんの方から応援されているなというのをすごく感じました。
――最後に、早慶戦に来てくださる方へメッセージをお願いします
まずは絶対に勝ちたいということと、その中でも激しいコンタクトなど、見ていて楽しめるようなラグビーをしたいと思っています。応援よろしくお願いします。
岡﨑颯馬副将(スポ4=長崎北陽台)
――今日の感想をお願いします
競技スポーツセンター、応援部さんの運営で早慶戦のイベントをやることができて、いろんな方に応援されてるんだなと改めて実感できました。非常にいい時間だったなと思います。
――参加者とのアイスブレークの時間はいかがてしたか
あまりこうやって試合を見に来てもらう方々とお話することがないので、初めてのことで緊張したのですが、いろんな方とコミュニケーションを取ることができて、より自分が頑張らないといけないなと思いました。
――早慶戦に来て下さる方へのメッセージをお願いします
自分たちが強い早稲田を証明するというのが、今年の自分としての目標です。会場はすごくいい雰囲気だと思うので、それを見に来て一緒に楽しんでもらえたらなと思います。