この記事には全国大学選手権決勝の帝京大戦を終えた選手のコメントを掲載しています。
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※上記のリンクにて、大田尾監督、相良主将、吉村副将、鏡副将のコメントを掲載しております。
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3回戦
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準々決勝
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準決勝
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決勝
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コメント
プロップ井元正大(文4=東京・早実)
――今日の試合を振り返って
個人としては、セットプレーでアタックしたいときボールを出せなかったのは悔しいです。チームとしては、想定通りに行かなかったシーンで対応力の部分で相手の部分に負けてしまったのが点差の原因だと思います。
――個人面で、ここは勝負できたというポジティブなポイントはありますか
対抗戦に比べて、スクラムで良いシーンもあったかなと思います。
――今日は4年生として、勝っても負けても最後の試合だったと思います。何か感想はありますか
負けてしまったことは悔いが残りますし、帝京大学さんが優勝しているのを見て本当に悔しかったです。
――後輩たちにメッセージはありますか
新たなメンバーも入ると思いますが、今日グラウンドに立った人たちが感じた帝京大学の強さを共有して、リベンジしてほしいと思います。
プロップ亀山昇太郎(スポ2=茨城・茗渓学園)
――今日の試合を振り返っていかがですか
自分たちがやりたいことをやらせてくれない中で、相手はやりたいことをしっかりとやってきました。FWで負けてはいけないという試合でしたが、FWで押されてしまいました。
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか
今までずっと80分間フルで出場させてもらっていたのですが、今日は最後まで足が持ってくれなくてつってしまったので、ここは自分の未熟な部分だと考えています。最後までチームの力になれなかったのが悔しかったです。
――4年生にとっては今日が最後の試合でしたが、4年生への思いを教えてください
僕自身、迷惑をかけてしまった4年生も何人かいるのですが、本当にお世話になりました。勝たせてあげられなかったというのは、本当に申し訳なく思っています。それでもここまで連れてきてくれたのは4年生なので、自分が言うのもおこがましいのですが、胸を張ってもらいたいなと思いますし、最高の先輩だと思っています。
――来季への意気込みをお願いします
試合後に佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)と喋ったのですが、やはり絶対にスクラムで負けてはいけないと思います。今日の試合のスクラムで分かったのですが、スクラムで勝てないとチームの勢いがつかないので、来シーズンは絶対にどこにも負けないようなスクラムを組みます。
プロップ平山貴喜(スポ4=北海道・函館ラ・サール)
――今日の試合を振り返って、個人面、チーム面どちらもお願いします
個人面では、4年間やってきたことを全て出そうという風に思っていて、スクラムでは後悔が残りましたがタックルはやり切れました。チームとしては、勝ちに行った試合でしたが、フィジカルで崩されてしまったのは悔しいです。
――後半帝京優勢になった要因はいかがでしょうか
いろいろな要素があると思いますが、ブレイクダウンで引いてしまって、ボールキャリーでコツコツとゲインを稼がれてしまったことだと思います。
――今シーズンを振り返っていかがですか
ラストシーズンというタイミングで、仲谷コーチ(仲谷聖史スクラムコーチ)がいらしてスクラムに時間をかけられるようになりました。そこで、自分自身はスクラムとタックルという強みをより磨けました。
――4年間を振り返って、ラグビー部での生活はいかがでしたか
長かったです(笑)。初めの2年間はAチームで出場することはありませんでした。大田尾監督がいらっしゃってから、出場機会ができました。でも試合に出られなかった期間はマイナスではなくて、それを含めて4年間たくさん得られたことがあったと思います。
フッカー佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)
――今日の試合を振り返って
ディフェンスの面では、もっと良いタックルをして個人で打開したかったです。アタックではボールロストのシーンがあり、足りないところだらけでした。来年からは上級生なので、しっかりこの反省を活かしてまた『荒ぶる』に挑戦できるこの舞台に立ちたいです。
――来年に向けて今日の試合をどのように活かしたいですか
負けは負けなので、引きずらず、でも今日の悔しさを来シーズンずっと忘れないことが大切だと思います。チーム全員が人を頼りすぎず、個人で自立してみんなで言い合えるようなチームになれば必然的に強いチームになるでしょう。今年以上に、自分に厳しく他人に厳しくありたいです。
ロック前田知暉(社4=東海大大阪仰星)
――今日の試合を振り返って率直なお気持ちは
悔しいですし、すごく力の差を感じた試合でした。
――今日の試合に向けてどんな気持ちで挑みましたか
もちろん優勝する気持ちで準備してきて、今日は準備してきたことをやったら勝てるっていうのを信じて挑んだのですが、うまくいかないところもあって、そこからズルズルといかれてしまったかなと思います。
――ご自身のプレーは今日いかがでしたか
大学最後の試合で悔いなくやり切ろうっていうところでうまくいかないところもあったのですが、そこは自分の中で納得できるというか、気持ちよくは終われないのですが、やり切れたっていう気持ちが大きいです。
――ここまで一緒に過ごしてきた 仲間へメッセージをお願いします
4年生に関しては4年間一緒にプレーできて嬉しかったですし、早稲田のラグビー部で出会えて本当に良かったです。ここまで来れたのは4年生みんなの力だと思いますし、今は感謝しかないです。後輩のみんなに関しては今日の悔しさを忘れずに、僕らのリベンジを果たしてほしいといったら少し重荷になるかなと思うのですが、今日の悔しさを忘れずに新チームで頑張ってほしいなと思います。
――ファンの方に伝えたいことは
ここまで応援してくださったファンの方にこのような試合をしてしまって本当に申し訳ないなというところです。日本一で恩返しするっていうことをずっと言っていたので、それが達成できなかったことは悔しいのですが、来年必ず後輩がやってくれると思うので、新チームになっても変わらずご声援いただけると嬉しいです。今日の負けが来年以降に生かされたら僕らもうれしいです。
ロック池本大喜(文構3=東京・早実)
――今の気持ちを聞かせてください
純粋に悔しいのと、試合に出られなかった4年生に申し訳ないという気持ちです。
――本日のセットプレーを振り返っていかがですか
ラインアウトの部分ではマイボールのラインアウトは良かったと思います。ですが、スクラムでは自分たちとしてはいい形で組めた時は手応えがあったのですが、相手の形で組まれた時は厳しかったと思います。
――大学選手権1カ月の間を振り返っていかがですか
毎試合タフなゲームが続いて、(チームは)1試合ごとに成長していったのかなと感じます。
――どういうところが成長したと感じますか
最初はそんなに まとまりがあるようなチームだとは思ってなかったのですが、そこでのつながりだったり、まとまりや一体感が生まれてきました。
――4年生に向けての思い、何かありましたら
そうですね。自分は鏡さん(鏡鈴之介副将、法4=東京・早大学院)の代わりに1年間出ていたと思っていたので、鏡さんのためにも最後は優勝して終わりたかったですが、達成できなくて申し訳ないなという気持ちがあります。
――そういった悔しさをバネに来年はどういうプレーを磨いていきたいですか
FWは僕や今年出ていた3年生が引っ張っていかないといけないと思っているので、 ラインアウトとかそういったプレー中心を引っ張っていけたらいいなと思います。
――来年は最上級生になりますが、どういうチームを作っていきたいか来年の目標を聞かせてください
どういうチームかというのは難しいですが、今年は選手権(大学選手権)に入ってから一体感が生まれてきたと思います。ですが、来年は最初から学年の隔てもなく、1つのチームになっていけたらいいなと思います。
――ご自身の目標はいかがですか
自分自身はまたここからポジション争いが始まると思うので、また一から競争して、ずっと5番として出て『荒ぶる』が歌えるようにします。
フランカー栗田文介(スポ1=愛知・千種 )
――今のお気持ちを教えてください
悔しいですね、もう4年生とラグビーを出来ないというのが1番悔しいです。
―― 今日の試合に向けて意識されたことのはどんなことですか
帝京はフィジカルが強いので、自分のコリジョンの激しさで勝たないと勝てないと思っていたのでコリジョンの激しさを意識しました。
―― 今日の敗因はどんなところだったと思いますか
帝京大学に圧力を受けて、逆に帝京大学には勢いを与えてしまったというのが敗因だと思います。
―― 個人のプレーは本日いかがでしたか
タックルの部分では通用するところもあったのですが、ボールキャリーでは今回ゲインが出来なかったので来シーズンに向けてフィジカル強化をしたいと思います。
――4年生に伝えたいことはありますか
4月から短い間でしたが、寮生活でもラグビー面でもお世話になったので本当にありがとうございましたと伝えたいです。
―― 来年はどんな選手になりたいですか
来年はさらにパワフルでチームに勢いを与えられる選手になりたいです。
NO・8村田陣悟(スポ3=京都成章)
――今日の試合を振り返って、個人面、チーム面どちらもお願いします
個人面では、自分の強みを最大限発揮できたとは言い難いですが、体を張って最後まで悔いなくできたと思います。チームとしては、最後まで諦めずにやるべきことをやり切れたと思います。
――後半帝京優勢になった要因は何でしょうか
僕らが掲げてきたことですが、コリジョンの部分で負けてしまったからだと思います。
――来シーズンに向けてどのような思いがありますか
4年生への想いが強くあって、今日の試合があったから来季に繋がったんだということを来季体現したいです。
SH宮尾昌典(スポ2=京都成章)
――決勝を終えて今のお気持ちは
悔しいですね。ああいう負け方をして、悔しい以外の何物でもないですね。
――宮尾選手から見て敗因はどこだと思いますか
一番はコンタクトの部分です。引きに回ってしまったというのが一つです。もう一つはメンタルの部分です。僕たちが80分間戦い抜くためのマインドセットや、状況が良くない時に、それを跳ね除けるようなメンタルは必要なのかなと思いました。
――大学選手権で大活躍されてきた中、今日はやはり宮尾選手に対しての帝京大からの圧力は感じましたか
ありましたね。(プレッシャーをかけて)くるだろうなとは思っていましたが、やはり感じましたね。
――その中でいつも通りのプレーを出すために工夫したこと、意識したことはありますか
それはないですね。プレッシャーがくるからといって、プレースタイルを変えようとは思っていなくて。今日はアタックが継続できなかったのですが、アタックを継続していければ、隙は必ず生まれるなと思っていたので、焦らずいつも通りにやっていました(笑)。
――4年生と一緒にプレーしている中で、何か刺激を受けた部分はありますか
4年生は本当に面白くて、試合中も先輩っていう感じではなく友達みたいに接してくれる方々でした。一緒にプレーしていても、安心感や信頼感もありました。特にバックスリーはあまり喋るタイプではないのですが、プレーで見せてくれるので「大丈夫やろ」っていう安心感が常にありましたね。
――そんな4年生が抜けて、宮尾選手も上級生になる中でチームを引っ張るためにどうしていきたいか意気込みを聞かせてください
健次(佐藤)とチームを勝たせられるようなプレーヤーになりたいと思っています。早稲田はタレントぞろいというわけではないので、一人一人が考えてプレーして、特に僕たちがチームを勝たせられるようなプレーヤーになれるように努力したいなと思います。
――4年生にむけてメッセージをお願いします!
ありがとうございました! 昌彦さんは1年間大変だったと思うのですが、どういう状況でも、どうすればチームが良い方向に行くのかを常に考えてやってくれていました。昌彦さんにも、紘さんにも鈴之介さんにもすごく感謝しています。4年生が引っ張ってくれて準優勝という結果だと思うので、それは来年にもつなげられたらなと思います。
SO伊藤大祐(スポ3=神奈川・桐蔭学園)
――今日の試合を振り返って
早稲田のエリアに入った時のアタックは良かったと思います。逆に敵陣に全然いることができなかったのが敗因だと思います。
――前半サインプレーが上手くいったと思いますが、まだまだ使いたい戦術はあったのでしょうか
用意してたプレーはもっとありましたが、それを出す上でのエリアマネジメントができていませんでした。
――主導権を握られてしまった要因は
スクラムやハイパント後のルーズボールが全て帝京ボールになってしまったのが要因だと思います。
――来年は最終学年ということで、今日の試合をどのように捉えて集大成を迎えますか
自分自身はミスしてしまってチームに迷惑をかけてしまったので、がむしゃらにトレーニングして挽回したいと思います。
CTB岡﨑颯馬(スポ3=長崎北陽台)
――敗戦となりましたが、今の気持ちをお聞かせください
完敗です。4年生を中心に最後すごく良い状態で迎えられたと思ったのですが、完敗かなと思います。
――4年生のために戦うとおっしゃられていましたが、自分のプレーで体現することはできましたか
4年生のために勝つことができなかったことが一番悔しいですし、プレーで示そうと思ったのですが、やはり帝京大学さんの圧力にすごくやられてしまったなと思っています。
――来年につながる収穫や手応えはありましたか
この経験ができたということ。そこは4年生に感謝したいです。ここで勝てなかった、あと一つ足りなかったというのは、まだ試合を見ていないですが、点差的にも全然だと思うので、しっかりと負けを受け止めて、自分たちがこの舞台で次は勝てるようにやっていきたいと思います。
――来年度は最高学年となりますが意気込みはありますか
結局最後に勝たないと意味がないので、最後に勝てるチームというのをつくって、4年生、今日出た下級生を中心にチームに良い影響をもたらせられるようにしていきたいと思います。
――最後に4年生に向けてのメッセージは何かありますか
まず勝つ力になれなくて申し訳ないなという気持ちが一番です。でもこのような決勝の舞台に連れてきてもらって、引っ張ってもらってありがとうございましたと伝えたいです。
WTB松下怜央(スポ4=神奈川・関東学院六浦)
――率直なお気持ちはいかがですか
今の気持ちは、負けたこと以外は悔いなく終われた、やり切ったという感じです。
――前半ご自身がトライしたシーンについて振り返っていかがですか
あれは本当にFWが接点を頑張ってくれたおかげで、自分たちのマイボールからサインしてた通りのプレーができました。トライとれたのは本当にFWのおかげだなと思っています。
―― BKとして振り返っていかがですか
外のスペースに運ぶっていうのはこのシーズンを通して一貫性を持ってプレーしてきました。帝京さんのアタックで外側ブレイク、サインプレーでブレイクというようなあんまり外側抜かれるシーンはなかったので、そういったところは良かったのかなと思います。
――プラン通りにいったという感覚はありましたか
最初の前半20分くらいはプラン通りでしたが、そこからはあまり自分たちのプラン通りにゲームが運べずにすごく苦しい展開になって、この結果になってしまったかなと思います。
――ハーフタイムが長いという印象を受けたのですが、ハーフタイムはどう過ごされていましたか
ハーフタイムの時点ではそんなに点差が開いてなくて全然勝てるというところでした。ですが前半の中でも自分達のプレーができてない部分があったので、そこはしっかり自分たちの早稲田らしさを出そうという話がミーティングの中で監督からありました。チーム全体として切れることなく次に向かって行こうという話し合いだったので、ハーフタイムはそういった意味でいい時間を過ごせたかなと思います。
――最後に涙ぐむ様子が見られましたが、どんなお気持ちでしたか
優勝したかったの一言に尽きますね。やっぱり早稲田ラグビーにいる以上優勝することでしか価値が得られないと思いますし、世間一般的に見ても、僕の目標でもファンの目標でもある「『荒ぶる』を歌うこと」は早稲田に所属している人間全員が同じ目標だと思ってるので、そこまであと一つというところで、取り切れなかったのがすごく悔しかったです。その時は4年間早稲田ラグビーでやってきたことがフラッシュバックしちゃって感極まってしまいました。でも1番は悔しいという気持ちです。
――今年のチームを振り返ってどんなチームだと思いますか
スローガンにあるように一人一人が、『Tough Choice』してきたからこそ決勝まで進めたというところがあると思います。個人が『Tough Choice』してきた結果のチームだと思います。
――改めて4年間を振り返っていかがですか
1年生の時は試合に出るチャンスを得られた時にいいプレーができずに最終的にメンバー落ちしたり、長田さん(長田智希前主将、令4スポ卒=現埼玉ワイルドナイツ)がケガをしてその代わりに入るみたいなことが多かったです。3、4年生になってからは、その1、2年生の悔しさを知って努力してきたからこそ赤黒をつかむことができたと思います。早稲田は自分にとって1番成長させてくれるチームだったなと思いますし、150人っていうチームの中で11番を着れるのは1人しかいないので、その中で代表の1人として戦えたことに関しては全ての人に感謝してますし、早稲田でラグビーできて本当に良かったなと思います。
――最後に後輩に託す思いをお願いします
決勝で負ける舞台というのを僕は1回見ていたので、多分、僕ら以上に後輩たちが悔しいと思います。その今持ってる悔しさを来年ぶつけて僕らの思いも持って、『荒ぶる』を歌ってほしいなと思います。
WTB槇瑛人(スポ4=東京・国学院久我山)
――決勝を終えて、今のお気持ちは
やりたいことという部分ではできたところももちろんあるのですが、それを帝京大がやらせてくれなかったというのは、帝京大さんの強さでそれは正直に強いなと思いました。
――やりたことをやらせてもらえなかった中で、チーム内でどういう話をして反撃していこうとしていましたか
相手のカウンターから良いアタックを受けて、崩される流れが多かったのでアタックのマインドを持ってあまりボールを手放さずプレーしようという話はしていました。それでも相手のプレッシャーに負けたミスや、ターンオーバーされたので上手くいかなかった部分が多かったです。
――前回課題として挙げていた外側のディフェンスの部分では今回の手応えはいかがでしたか
今日は割とゲインされることもなく、内側と連携してディフェンスをすることができていたので、その部分では個人的には前の試合よりかは良かったのかなと思います。
――2つのトライを挙げられました。それぞれを振り返っていただけますか
1つ目のトライは、対帝京大に向けて練習してきたサインプレーだったので、それがうまくハマったのはうれしかったですね。2トライ目は、幹也(高本幹也、帝京大)が仕掛けてきた時に僕が内に寄ったら幹也がパスしてくるなと思ったので、手をだしたらたまたま当たった感じですね。
――最後の試合となりましたが、全てを出し切ることはできましたか
「走り切る」というのがこの試合の僕のテーマでした。トライを取り切るべきところでしっかり取れたことは、次へもつながる良いところだったのかなと思います。僕のやろうとした「走り切る」というところはできましたが、それができてもこれだけ点差が開いて負けてしまうというのは、帝京の地力の強さだと思うので、後輩に託したいと思います。
――改めて4年間を振り返っていかがですか
1年の時に『荒ぶる』を歌わせてもらって、僕はメンバー外でスタンドから見ていた時に「絶対にこの景色をグラウンドで迎えたい」と思って、4年間やってきました。決勝で優勝する日があるからこそ、きつい練習や厳しい言葉にも耐えて頑張ってきたので、負けたのは本当に悔しいです。ですが負けたから全部無駄だとは思っていなくて、早稲田大学に入って良かったなと思いますし、仲間やコーチ陣、環境に恵まれた4年間だったなと思います。後悔はないです。
――来年『荒ぶる』に挑戦する後輩たちにメッセージをお願いします
これだけのキツいことをやってきた自負はあると思いますが、それでも帝京ってこんなに強いしこれだけの点差が開いてしまうのだなって感じたと思います。半端な努力じゃ足りないと思うから、僕らが達成できなかった『荒ぶる』を目指して気持ちを切り替えてまた頑張ってほしいと思います。
WTB磯崎錬太郎(商3=徳島・城東)
――今のお気持ちを教えてください
4年生と出来る最後の試合だったので自分の力を全部発揮しようと思ってピッチには立っていたのですが、その時間というのがあまりにも短くてその力を出し切れませんでした。それはやはりチームからの信頼のなさだと思います。そのチームの信頼を今後勝ち取っていくためには、やはりバックスリーとしての取り切る能力だったり、フィジカルをもう一段あげたりしていかなきゃいけないので、そこを重点的にやっていこうかなと思っています。
―― ご自身のプレーを振り返っていかがですか
一回ボールキャリーして、そこでゲイン出来たからといって、得点には繋がらなかったのでしっかり得点に繋がるようなプレーをしていきたいなと思いました。
―― 大学選手権が行われていたこの1ヵ月を振り返っていかがですか
チームとしてはすごい成長してきて、勝ち切れる試合をしっかり勝ち切って成長してこれたと思います。具体的には一人一人の目標に対する意識が変わっていったなというところです。日本一という具体的な目標を全員が受け止めて、それに向かって全員が努力し続けて、一試合一試合重ねるごとにその気持ちがみんな大きくなっていったと思います。
―― 4年生に伝えたいことはありますか
同じバックスリーとして、槇瑛人くん(スポ4=東京・国学院久我山) は同じポジションとして教えていただくことがすごく多かったので、バックスリーで色々なことを教えてくださった感謝を申し上げるのと同時に、これからは槇瑛人の穴を自分が埋められるような選手に進化していかないといけないなと思いました。
―― 来年どういうチームにしていきたいですか
今シーズンの終盤にもあったような、一人一人がモチベーション高く、熱い気持ちを持って全力で取り組めるチームにしていきたいなと思います。
FB小泉怜史(文構4=東京・早実)
――今日の試合を終えての率直な気持ちを教えてください
勝ちきれなかったのは、4年生の責任だなと思います。
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか
今日の試合を迎えるにあたり、強い意志を持ってプレーをするという目標を掲げていた中で、悔いが残らないようなプレーはできたのかなと思います。それが良かったのか悪かったのかは置いておいて、自分の中で悔いが残るプレーは無かったかなと思います。
――同期の4年生に向けてのメッセージをお願いします
同期の思いを背負ってピッチに立ったのですが、勝てなかったことは申し訳ないなと思います。今までの4年間、一緒にプレーできて本当に良かったなと思います。
――早大で過ごした4年間を振り返っていかがですか
1年生の時から苦労だったり楽しいことだったりというのがあったのですが、4年間やってきて悔いが残ることは無く、出し切ることができました。。
――後輩たちにメッセージをお願いします
今日の試合に出場していたメンバーはどうやったら日本一を取れるかという基準が分かったと思うので、それを元に新しいシーズンでチームを作り上げていってもらえたらと思います。今日の試合に出場していないメンバーも、スタンドから見ていて思ったことがあると思うので、それぞれ自分の中で考えて来年に向けて準備していってほしいです。