TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
早大 BIG BEARS | 0 | 21 | 7 | 0 | 28 |
日体大 TRIUMPHANT LION | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
関東大学秋季リーグ戦(2戦目の相手は、昨年のリーグ初戦で激闘を繰り広げた日体大。早大は、今季初戦の東大戦で露呈した問題点を2週間のうちに修正できるかがこの試合の鍵となる。試合序盤は、日体大のランプレーを主体とした攻撃によってうまく時間を使われてドライブされる展開に。それに対し、早大はQB柴崎哲平(政経4=東京・早大学院)がパスを次々ヒットさせ日体大を引き離す。後半は、オフェンスはQB吉村優(基理3=東京・早実)がTDを挙げたものの、その1本止まりと物足りない結果に。ディフェンスは、日体大のオフェンスにしっかりとアジャストし28-0で白星を挙げた。
早大のキックオフで試合が始まった。日体大の最初の攻撃を難なく止め、4thダウンに追い込む。しかしここで日体大はまさかのパントの体形からスペシャルを選択。早大のパントリターンチームはまんまと引っかかり、1stダウンを更新される。その後無失点で抑えるも多くの時間を使われた。続くオフェンスは、モメンタムを引き寄せたかったが、反則を犯し3アンドアウトで簡単に終えてしまう。その後も日体大の執拗(しつよう)なランプレーに時間を大幅に使われ、得点は許さなかったものの嫌な雰囲気が立ち込める。そんな中、チームにモメンタムを大きく引き寄せたのは、やはりQB柴崎とWRブレナン翼(国教4=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)であった。自陣20ヤード地点からQB柴崎がロングパスを試みる。「思いのほか相手がカバーしていてびっくりしたのですが、さすがブレナンでした」(柴崎)とそのパスに対してWRブレナンが驚異的なキャッチを見せ一気に敵陣に攻め込む。そのドライブでTDを挙げ、さらにWR小貫哲(教3=東京・戸山)にもロングパスを成功させるなど少ない時間であったものの3つのTDを挙げ21-0で前半を終える。
この日は柴崎のロングパスが冴え渡った
後半からはQB柴崎に代わり、QB宅和真人(政経3=東京・早大学院)・QB吉村優(基理3=東京・早実)が中心に出場。前節活躍したRB広川耕大(社3=東京・早実)、吉澤祥(スポ2=東京・成蹊)そしてRB荒巻俊介(法3=東京・早大学院)など今年から出場機会を増やしている選手がオフェンスを引っ張った。3Qには、チームから期待が寄せられているQB吉村のランでTDをつかみ取った。後半は1TDだけに終わったが、今期台頭してきた選手がしっかりと実力を示した。後半のディフェンスは、試合序盤と打って変わり日体大のオフェンスに完全にアジャストし試合の主導権を握らせない。4Qに入り、このまま無失点で試合を終えたい早大だったが、本日2度目のパントスペシャルを決められてしまい、さらにドライブされこの試合初めてのレッドゾーンの侵入を許す。その後の攻撃を止めたが、ボールの位置はFG圏内。得点を許すかと思われたが、ここで早大がFGブロックに成功。早大に攻撃権が移り、早大の攻撃途中で試合終了。28-0と日体大に快勝しリーグ戦の2勝目を挙げた。
日体大オフェンスをシャットアウトし、喜びを称え合うディフェンス陣
スコアは大きく開いたが「強い相手と対戦した時に同じディフェンスをしていると、やっぱりオフェンスが点を取れるわけではない分、今のままではしんどいなと思いますね」(高岡勝監督、平4人卒=静岡聖光学院)と納得のいく試合内容にはまだ遠い。というのも次の相手は難敵・中大。強力なラインズが武器で、「中大は今まで戦った日体大や東大と比べたら格が違う」(LB池田直人主将、法4=東京・早大学院)と現状のチーム力では苦戦が予想される。難敵相手にどのようなフットボールを見せてくれるのか期待したい。
(記事 小野寺純平、カメラ 長村光、小田真史、黒田琴子、永田悠人、杉崎智哉)
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【連載】秋季リーグ戦特集【第1回】東大戦後対談 RB広川耕大×RB吉澤祥 (9/14)
得点経過 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
TEAM | Q | PLAY | PLAYER(S) | PAT | PLAYER | G/NG | スコア |
早大 | 2 | PASS | #1柴崎→#6ブレナン | K | #96髙坂 | G | 7-0 |
早大 | 2 | RUN | #44広川 | K | #96髙坂 | G | 14-0 |
早大 | 2 | RUN | #25吉澤 | K | #96髙坂 | G | 21-0 |
早大 | 3 | RUN | #8吉村 | K | #96髙坂 | G | 28-0 |
コメント
高岡勝監督(平4人卒=静岡聖光学院)
――28-0での勝利という試合結果についてどのように捉えられていますか
TDを取ったのがロングパスとかのビッグプレーがあってのことだったので、偶然のプレーじゃないですけど、確率の低いプレーからの得点からでした。そのプレーを成功させたことは良いことなんですけど、最初のオフェンスが3アンドアウトに終わってしまったりだとか、ちゃんとドライブしなきゃいけなかったところができていなかったので、自力のなさが出てしまったかなという印象は残りました。
――お話にもありましたが、第1Qのオフェンスを振り返っていかがでしたか
3アンドアウトのシリーズ1回しか1Qのオフェンスはやってないですからね。なんのために風上のサイドを選択したのかって話ですよね。ディフェンスで時間を使われすぎましたね。
――沈着した展開でしたが、第2Qブレナン選手へのロングパスがヒットし、流れを引き寄せました
そうですね。そこはやっぱりエースの役割というか、ブレナンの役割をしっかりと果たしてくれたので、役者が一枚違うなという感じでした。
――きょうの試合はQB3枚の併用でしたが、それぞれ振り返っていかがでしたか
吉村は初TDでしたね。ようやく自分のプレーができるようになってきたかなという感じです。ただ、まだ細かいところで緊張してるのかなっていうのはあるので、これから活躍してほしいなと思います。一方で、宅和は柴崎と争ってくれないといけない選手なので、そういう意味ではきょうの出来っていうのがチーム力を表すバロメーターになっているのかなと思います。吉村とはタイプが違うので、今後に期待しています。柴崎はいつもこんな感じですかね。
――ディフェンスは完封に抑えましたが、前回の東大戦とくらべていかがでしたか
多分スタッツではだいぶやられてると思います。前回と同様に出されても止めるっていうところはできてるんですけど、強い相手と対戦した時に同じディフェンスをしているとやっぱりオフェンスが点を取れるわけではない分、今のままではしんどいなと思いますね。
――次戦、中大戦への意気込みをお願いします
中大戦はライン戦になると思いますので、オフェンスもディフェンスもどれだけラインが奮起できるか。激しく、速く。我々のにかかってくると思うので、我々の求めている「闘志」という部分でラインズの奮起に期待しています。
LB池田直人主将(法4=東京・早大学院)
――きょうの試合を振り返っていかがですか
最初はディフェンスが流れをつかめなかったり、スペシャルプレーでやられたりだとか、オフェンスの攻撃が3回で終わってしまっただとかで、最初は入りがあまりよくなくてそこが締まらなかったのがきよわうの課題です。全体的に途中からディフェンスがアジャストして無失点だったことや、オフェンスも前半しっかりドライブできたところは、前回から修正してよかったところだと思います。
――無失点といった結果についてはどのように捉えていますか
相手のオフェンスが分かりやすいという中で、しっかり中央で出されたところをアジャストして、ロングドライブをそこまでされなくて、レッドゾーンに持ってかれたのも1回だけだったのでAチームはそこがよかったのですが、まだまだBチームは詰め切れてない部分があるので、そこはもっと思いっきりディフェンスが伸びていくようにしていきたいなと思います。
――無失点で試合を終えましたが、東大戦から2週間でディフェンスをどのように改善したのですか
前回はランプレーでコントロールされてしまったので、LBがしっかり動いて、あとDBを追加したりだとかそういったところでアジャストできたと思いました。
――パントのスペシャルプレーを2回出されましたがそれについてはどのように捉えていますか
自分はパントリターンはあまり関わっていないので詳しくはそこまで分からないですけれど、でもやっぱり一人一人のレスポンスの徹底ができていなくて、元々相手がスペシャルプレーを多用してくるチームであるということが分かっていたので、そこを止めきれなかったのは悔しいのでしっかり修正していきたいと思います。
――次戦の中大戦の意気込みをお願いします
中大は今まで戦った日体大や東大と比べたら格が違う相手で、実際今年からオフェンスがノジマ相模原ライズと提携して色々変わってきていて、QBの質とかも全然違うので、ここから本当に気を引き締めていかないといけないと思っています。自分はロースコアゲームになると思っているのでディフェンスがどれだけ試合をコントロールするかがカギだと思うので、そこはしっかりディフェンス内でやって、オフェンスも中大のディフェンスは強いと思うのでそこをしっかりコントロールできるようにO、D、K一体となって絶対勝ちたいと思います。
QB柴崎哲平副将(政経4=東京・早大学院)
――試合を振り返っていかがですか
去年のやらかしてしまった日本体育大学戦だったのですごく緊張していたのですが、OLがすごくパスプロテクションを持たせてくれたので気持ちよくプレーさせてくれたなという印象です。
――ブレナン選手への最初のロングパスを振り返っていかがでしたか
あれはもうずっと練習していたので、思いの外相手がカバーしていてびっくりしたのですが、さすがブレナンでした。
――試合を通して長いパスでモメンタム(流れ)を引き寄せていた印象ですが、いいかがですか
そうですね、ちょうどコーチにも言われていて、長いパスを今週(の練習では)合わせていたので、それがああやって早い段階で試合で結果を出せていたのはすごくよかったなと思います。
――WR陣の状態はどのように捉えられていますか
少しまだまだ荒削りだなという印象で、まあ春もけがで夏もけがで、まだ洗練されていないなあというのが1番の印象なのですが、これから試合を通じてもう少しみんなの持っているポテンシャルを試合で100%発揮できるようにしてほしいなと思います。
――1学年下のQB宅和選手と、吉村選手の2人のプレーをご覧になっていかがでしたか
そうですね、2人とも自分の長所とか、自分がどういうプレーをしなくてはいけないのか理解してプレーしてくれてはいると思うんですが、もう少しフィールドを支配するというか、QBとしてゲームメイクをする部分でまだまだで、ただフィールドの11人の1人だなと思います。やっぱりQBは特別な人で、1番の司令塔なのでもう少し試合を支配し、少し曖昧な表現になるのですが、ゲームをしっかりと作ってくれるようなQBになってほしいなと思います。
――次戦中央大学戦への意気込みをお願いします
中央大学戦で昨年も結構苦戦したので、またしっかり自分たちがやれるベストの準備をして、いつも通りしっかりパスで試合をコントロールしたいと思います。
DL古田泰一(法4=東京・早大学院)
きょうの試合を振り返っていただけますか
ディフェンスとしては、最初アウトサイドゾーンをランされたのですが、それは途中でアジャストして(相手の攻撃は)止まりました。そこからは結構流れが良くて、オフェンスも点を取ってくれて、ディフェンスもいい流れができて、それが後半の3Qまで続いて、良かったかなと思います。
きょうの試合を通じての守備陣について
もともと第1節の日体大の試合を見て、パスはそれほど多くなくて、ランがほとんどだったので、ランに絞って練習してました。ランに関しては、集中していたのですが、さっきも言ったように、最初にアウトサイドゾーンを攻められてからはアジャストできました。ほとんどDLが頑張るというかたちで、きょうのLBはあまり苦しくなかったと思います。
前回の東大戦から今回の試合に向けて、どういった守備陣の修正をされましたか
前回はランもパスもどちらともやられて、ディフェンスとしてはスタッツも全然ダメでした。今回はさっきも言ったように、日体大がランしか使ってこないことがわかっていたので、ランに目を向けて、パスは最悪取られてもいいくらいの勢いで、ランから止める練習をしてました。それが上手くいったのかなと思って、成長という感じです。
DLのスタメン争いについては、どう考えてますか
今は2チームくらいで回していて、これからどうなるかわからないのですが、どんどん(人数を)減らして、メンバーを絞ってくると思います。(次の)中央戦からはかなりシビアな戦いになってくると思うので、日々の練習から熱いムードでやっていきたいです。
次の中大戦は、ライン戦になると高岡勝監督がおっしゃっていたのですが、次の中大戦に向けての意気込みをお願いします
中大はまだあまりビデオを見ていないのでわからないのですが、結構パスも上手そうな印象です。今まで1節、2節とほとんどランとか、投げてもショートパスとかで、QBサックとかもあまりないので、次の中大戦でロングパスとかがあれば、サックできるように、ラッシュを鍛えていきたいと思います。
OL松林太毅(法4=東京・早大学院)
――試合を振り返っていかがですか
オフェンスは立ち上がりちょっと悪かったんですけど、その後は(OL)5人でコミュニケーションとってしっかり守って点重ねられたのは良かったと思います。でもまだ細かいミスがあったので、それは修正したいと思います。
――パスプロテクションがしっかりともっていましたがその点振り返っていかがですか
前節の東大戦で結構やられてしまったところがあって、そこを練習で結構意識して、コンビネーションを確認した結果が多少は出たかなと思います。
――ランプレーに関してもブロッキングができている印象でした
あまり相手が縦に差してくるタイプではなかったので、自分たちは最初から思いっきりいこうっていう風に話してたので、思いっきり自分たちから仕掛けて、ぼちぼちの結果が出たと思います。
――OL内での競争はいかがですか
下級生も頑張っていて競争は激しくて、切磋琢磨してやっています。
――ラストイヤーですがリーグ戦の抱負をお願いします
昨年は甲子園勝てなかったというところで、今年は絶対甲子園勝つというところが目標なので、関東ではなく関西に出て、最後まで頑張りたいと思います。
――次戦、中大戦への意気込みをお願いします
中大は毎年苦戦している相手なので、気を引き締めて頑張りたいと思います。
WRブレナン翼(国教4=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)
――チームとして流れが悪い中で、ロングパスで場面を打開するプレーがありましたが、あの場面を振り返っていただけますか
最初のシリーズの3プレー目でコールをすると言われていました。ですが、実際にはコールされませんでした。チームとしても流れが悪くなり、ペナルティーが重なっていました。その時に思ったのは、流れが悪い中、モメンタムを取り戻すためには「ここは決めないとな」という思いだったので、とりあえず取らないといけないっていう気持ちでしたね。
――その中で場面を打開するようなプレーができたことはご自身にとって自信につながる部分はありますか
正直なところ、(試合前は)結構緊張していました。普段あまり緊張しないのですが、きょうはすごく緊張していて、チームメイトの皆にどうしよ、どうしよって相談していました(笑)。ですが、いざフィールドに入ったらそんなことは言い訳にならない。メット被ったらスイッチ入りました。
――TDのシーンを振り返っていただけますか
僕が第一ターゲットだったので、相手に勝負では絶対に負けないと思っていました。哲平(QB柴崎副将)が反対側にロールした時にCBが少しフローしてしまいました。最後ロールして止まった瞬間に僕の方をCBが見てきて、そこでフェイクをかけました。それで哲平が投げてくれて、綺麗(きれい)に決まったという感じです。
――ご自身の調子としてはどのような状態でしょうか
僕的にはまだフルではないです。現在トレーニングをしつつ、試合に出場するという感じなので、フルパフォーマンスではできてないです。フルの力を発揮できない自分のことを甘いなと感じています。甲子園で勝つには負荷がかかっていようが、フルの力を出せないといけないので。ここから頑張っていきたいですね。
――点数で表すとしたら何点でしょうか
1つ、インターフェアになってしまったボールや、ブロックとかもよくなかったので、55点です。全然まだまだ成長できます。
――個人としての目標は
日本で一番のレシーバーになることですかね。まだなってないので。
――今リーグ戦での目標は
哲平との意思疎通ですかね。そこがまだできてないと思っています。そこの部分が上がれば目標にも近づけると思いますし、そこの部分を重点的にあすから練習していきたいと思います。
――QB3人の印象をそれぞれお願いします
哲平はあの3人の中だと一番長くプレーしていたので、落としどころとか、意思疎通が完璧ではなくとも(意思が)分かる時もあります。きょう結構球の落としどころがよかったので、調子いいのかなと思っています。宅和(QB宅和真人、政経3=東京・早大学院)くんはまだ一緒にプレーできてる時間は少ないです。お互いの考えとかはまだ分かってない中で、3球はキャッチできました。これをベースにして経験を積み、ちゃんと連係できればなと思います。吉村( QB吉村優、基理3=東京・早実)は、パスはなくランメインでした。結構よかったと思います。TD取った場面とかもありましたし、タテへのスピードが速いので、あいつには期待しています。
――次戦での勝利のポイントとなる部分はどこでしょうか
レシーバー目線になりますが、パスユニットが僕だけではなく、3人、4人も活躍できて、パスが通れば点数が取れれば勝てるかなと思います。取られても取り返せること、最後に点を取った方が勝つので、そこが焦点かなと思います。パスユニットが活躍できれば勝てると信じています。展開としては点の取り合いになるかなと、個人的に思ってます。ですが、きょうディフェンス0点で完封したので、そうならないかもしれません。
――次戦に向けての意気ごみをお願いします
きょうは1TDしか取れてないので、次回は3つ取りたいですね。
QB吉村優(基理3=東京・早実)
――初のTDとなりましたが、振り返っていかがですか
1つ前のプレーでTDを取り切れなくて、本当はそこで取りたかったんですけど、まだもう1プレーやらせてもらえたので、そこで絶対取ってやろうという気持ちでいました。
――きょうの試合を振り返っていかがですか
自分が試合に出る時というのは、ワンポイント起用という感じなんです。となると常に準備をすることが大切だと思っています。きょうは前の週から準備をしっかりしてきたので、それをしっかり出すことができたんだと思います。
――きょうの試合での、ご自身のパスプレーはいかがでしたか
パスは継続して続けているので、特に誰か(との連携)というわけではないですけど、3年生同士でキャッチボールなどをたくさんして良い関係を築いていたので、それが良かったのかなと思います。
――パスプレーを重視して練習していたのですか
そういうわけではないんですけど。(笑)パスありきのプレーがあると思うので、それが一番大切だと思って。全体練習以外の時間で、色々な人に手伝ってもらいながら自主的に練習をしていました。
――今シーズンは起用が増えましたが、どのような抱負で試合に臨んでいますか
自分はワンポイントでの起用が多いので、1プレーで必ず自分にしかできないプレーをしたいなと思っています。『自分にしかできないこと』というのが一番大切にしていることです。
――『自分にしかできないこと』として、ご自身の強みは何だと思いますか
強みは、基本的ではあるけど、気持ちのこもったプレーができることだと思います。技術的にというわけではなくて、いかに気持ちで勝負できるかというところだと思いますね。
――次の中大戦に向けて、意気込みを教えてください
きょうの(相手の)日体大もそうですし、中央大学も強い相手だと思うので、自分にできることをこの2週間でしっかりとやりたいと思います。きょうのように準備を怠らずにしっかりとしていきたいです。
RB吉澤祥(スポ2=東京・成蹊)
――TDおめでとうございます
ありがとうございます。
―そのシーンを振り返っていかがですか
この試合は前回TDが取れなかったので、今回はどうしても取りたかったので思い切り突っ込んだ結果があのようになって良かったです。
――きょうの試合ではランプレーが多く見られましたがその点を振り返っていかがですか
きょう、3人で回していたのですが3人ともランでしっかり出せて、ランが多かった中でしっかり走れたのは良かったです。
――タックルされても突き進むような身体の強いプレーが見られましたがご自身のきょうの状態はいかがでしたか
自分はウエイトを結構やってると思っていて、一応身体には自信があるのでそこで、そのように見られたならその良さが出たということで良かったと思います。
――日体大の印象を教えてください
東大よりも、頭を使ってくるというよりは身体能力でやってくるというイメージですかね。
――最後に次戦の中大戦への意気込みをお願いします
これからの試合でまだまだ成長して、きょうはあまり走れていないと思うので走れるように頑張りたいと思います。