例年交流のある、関東3部リーグの防衛大と合同練習が行われた。違う環境のチームに刺激をもらいながら自分たちの練習を詰め直すことが目的だ。基礎からスペシャルチームのドリル、ポジションにフォーカスした練習など、手広く2時間程みっちりやり込んだ。
練習の説明を聞く防衛大の選手たち
ハドルでは、いつもより指摘を増やしていこうと早大の村田啓生(社2=東京・早大学院)が声をかけ、活気盛んに練習が始まった。ウォーミングアップから両校の選手同士でコミュニケーションを取り合い、円滑な関係を築いていく。終盤のポジション練習では、防衛大の選手が自らアドバイスを聞きに行くシーンも見られた。自分たちの練習を伝えるということは、自らが正しく理解しなければならないということだ。この取り組みを通して、さらに練習の理解度を深めることができるだろう。チームの土台作りに早くも余念がない。
防衛大のコーチ陣も真剣に練習を眺めた
下位リーグの向上心や新しい刺激をもらったことで、日々の練習にもめりはりがつくはずだ。合同練習は今後も行う方針のようで、次回は3月下旬の予定。新生BIG BEARSは日本一に向け、すでに動き出している。
(記事、写真 高橋団)