後半の立て直しもむなしく、慶大に力負け

米式蹴球
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 14
慶大 UNICORNS 14 21

 波乱が起きてしまった。全勝対決となった早慶戦。警戒すべきはやはりRB李卓主将(4年)のランだった。第1Q(クォーター)。早大RB陣は地上戦へと持ち込んだがランプレーに関しては慶大に分があった。2Qではパスも組み込み、7-7と同点で前半を折り返す。後半に入り、早大のディフェンスは足が止まった。タックルミスに反則、精彩を欠くプレーで2連続失点を許してしまう。早大も4Qで追い上げを見せたが惜しくも届かず。14-21。またしても秋シーズンで慶大に敗れた。

 最初のシリーズは両チームランオフェンスを敷く予想通りの展開となる。均衡が崩れたのは慶大の2回目の攻撃。外に展開するヒッチと李卓のランを組み合わせたオフェンスで立て続けにゲインを許し、そのまま押し込まれ0-7と先制を許す。しかし、早大も自陣22ヤードからパスプレーで対抗。途中、反則でばたついたがWR西川大地(商4=東京・早大学院)へ41ヤードのロングパスを決め流れに乗ると、最後はRB須貝和弘(創理4=東京・早大学院)が左サイドに飛び込んだ。これでペースは早大へ傾き、ディフェンスはサックを連発。追加点を許さず7-7で前半を終えた。

副将で守備の要、LB加藤が復帰

 後半、オンサイドキックを見事成功させた早大であったが後が続かず、3アンドアウトに終わり逆にモメンタムを渡してしまう。ここからは完全に慶大ペース。パスインターフェアなどの反則もかさみ、すぐに7-14と差を離された。そして慶大も徐々にパスを投げ始め李卓のランが止められないまま、またしても被TD。早大は相手の極端なランカバーにつかまり主軸であるRBが機能しない状態が続く。また、ゴール際に投じたパスも痛恨のインターセプトをくらい差が縮まらない。攻め手にかける早大であったが、第4Qに入ったところでQB笹木雄太(法4=東京・早大学院)が満を持して登場。完全なパスオフェンスへとシフトした。

WR鈴木隆は勝負強さを発揮

 ここからは圧巻の追い上げ。敵陣16ヤード、4thダウン残り10ヤード。抜け出したWR鈴木隆貴副将(法4=東京・早大学院)がパスを受け取り待望のTDを挙げる。14-21で残り1分を切り、4thダウンゴールまで残り7ヤード。早大最後の攻撃は笹木のパスプレー。ブリッツをかわしバランスを崩しながら放たれたボールは確かにレシーバーの手中に収まった。しかし、歓声は慶大のサイドから上がった。投じる前に、笹木の膝は無情にも地面に着いていた。

 「ちょっと変えるのが遅かったですね」と、濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)は言う。この日ばかりは口数も少なく、選手に申し訳なさそうに話した。確かに3Qの時点でパスオフェンスに変えていたら、結果はわからなかったかもしれない。しかし、ランが出なければ今後さらに厳しくなる戦いで勝ち進めないのもまた事実。早大の強みは、ランとパスでバランスのとれたオフェンスと、2DLという変則的なディフェンス。そして、なにより大きいのが、チームの団結力。この試合では反則やミスが重なり、どれもかみ合っていないように感じた。まだ甲子園への道が閉ざされたわけではない。もう負けるわけにはいかない。次の法大戦は絶対に勝つ。

(記事 高橋団、写真 太田萌枝、大槻竜平)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

得点経過
TEAM PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
慶大 RUN #29李 #15廣田 0-7
早大 RUN #28須貝 #20長谷川 7-7
慶大 RUN #29李 #15廣田 7-14
慶大 RUN #29李 #15廣田 7-21
早大 PASS #12笹木→#85鈴木隆 #20長谷川 14-21
個人記録(※一部のみ掲載)
ラン 回数 ヤード TD 最長
#28 須貝和弘 31 11
#6  北條淳士 28
レシーブ 回数 ヤード TD 最長
#85 鈴木隆貴 10 73 17
#4  西川大地 95 41
#3 遠藤健史 30 16
#41 小原嶺 23 17
#2  斎藤健
パス 回数(試投) ヤード TD 最長
#1  坂梨陽木 19(13) 108 41
#12 笹木雄太 15(10) 118 29
QBサック 回数 ヤード SAF 最長
#93 仲田遼
キックオフリターン 回数 ヤード TD 最長
#40 ブレナン翼 54 21
星取表(11月2日現在)
早大 日大 法大 慶大 明大 中大 日体大 立大
早大 11/27 11/13 14●21 52○7 13○12 24○24 38○0
日大 横浜 24●27 11/13 35○14 21●27 45○7 48○14
法大 横浜 27○24 11/27 21○7 41○7 20○14 59○21
慶大 21〇14 横浜 横浜 21○17 30○21 41○3 42○20
明大 7●52 14●35 7●21 17●21 11/27 11/13 10●41
中大 12●13 27○21 7●41 21●30 横浜 3〇0 11/12
日体大 24●24 7●45 14●20 3●41 横浜 0●3 11/26
立大 0●38 14●48 21●59 20●42 41〇10 アミノ アミノ
コメント

濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

選手が力を十分に発揮できなかったですね。それは僕の責任だと思います。

――きょうはどのようなことを心掛けて試合に臨まれましたか

本当に選手が気持ち良くプレーしてくれれば、という感じでした。

――相手RBに李卓(4年)というエースがいて、きょうも第1Qからどんどん走ってきましたが

彼を止めないと勝てないので、彼をいかに止めるかというところが課題でした。もう少しワセダもランを出せると良かったですね。

――途中からQBを変更して、パス中心の攻撃がうまくいっていたように見えましたが

ちょっと変えるのが遅かったですね。もう少し早く笹木にスイッチしても良かったのかなと思います。

――ディフェンスのタックルについてはいかがでしたか

形的には止まっていても、やはり結構走られてしまっていて、スタッツを見ても127ヤード走られています。ただロスもしていますし、頑張ったほうなのかなと。(スタッツを見ると)20回も彼にボールを持たせているんですね。

――苦しいゲームでしたが、何か収穫はありましたか

帰ってビデオを見れば、またチームの課題が見えてくると思います。いまは頭の整理がついていないので何とも言えないのですが。ただやはりやはりオフェンスもディフェンスも決定力がありませんでした。決めるところ、出すべきところで決めきれなかったり。後半も入りが良くなかったですね。せっかくオンサイドしてボールを持ってきたのに、単純にシリーズを終えてしまったので。

――最後に次の法大戦に向けての意気込みをお願いします

法大もすごく良いチームなので、しっかりと準備をして臨みたいです。あとは選手が気持ち良く試合を終えてくれればと思っています。

OL松原寛志主将(法4=東京・早大学院)

――きょうの試合にはどのような意気込みで臨まれましたか

日本一をかけた全勝対決で相手が慶大ということもあり、気持ち的にも一番高めて臨まなくてはいけない試合だったのでみんなにもそういったことを言って臨みました。

――試合全体を振り返っていかがでしたか

前半はどちらも試合にうまく入れない苦しい中で、なんとかしのぎしのぎという形でしたが、どこかのタイミングで慶大さんの力というかチーム力がすべての部分で上回ったことがきょうの結果につながったかなと思います。

――チームとして良かった点はありましたか

後半第4Qに入ってからチームが一つになった雰囲気は少なからず感じましたが、本当に強いチーム、日本一になれるチームというのはここで勝ちきれるチームだと思うのでそういう部分では力不足を感じています。

――オフェンスの出来はいかがでしたか

オフェンスはチームとして準備してきたことができた部分と全くそうでなかった部分と両方ありました。練習ではやっていないことを試合の緊張感だったり空気に飲まれてやってしまったりと、細かい部分ではなくてとにかく全体として普段の練習の成果が全く発揮できなかったなという感想です。

――試合を通して反則が多くみられました

そこが先ほど挙げた練習でやっていないことなのですが、緊張感に負けて普段はやらない反則が出てしまいました。取り組みの甘さとして現れたと思います。

――最後の早慶戦となりましたがいかがでしたか

最後負けて終わったので悔しさしかないのですが、そこに執着してどうこうしている暇はもうないので、必ず残り2試合に勝って日本一の可能性にかけて取り組んでいきたいと思います。

――残り2試合に向けての意気込みをお願いします

とにかく僕らが日本一になれるチームではない現状をどうにか変えて、取り組んでいかないといけません。もう下を向いてどうこうしている場合ではないので、前を向いて必ず上に進めるように全員で取り組んでいきます。

鈴木隆貴副将(法4=東京・早大学院)

――試合全体を振り返って

少ないチャンスをものにしたチームが勝って、ものにできなかったチームが負けたということですね。

――オフェンス全体の目標は何かありましたか

点の取り合いになるということを想定して、1回のドライブをし続けて、スコアにつなげるということを毎回毎回し続けることに集中しようということが一番でした。それがいい所まで持って行っても、ターンオーバーしてしまったり、ドライブし切れなかったり。後は後半の最初の部分であったり、まだまだ詰めが甘いというのが今のチームの現状だと思います。

――前半はなかなか流れに乗れない印象でしたが

自分も含めて反則をしてしまって、自分たちのリズムを自分たちで崩してしまった部分がありました。やはり自分たちのミスでロスしないということがキー、課題かなと思います。

――後半に向けて意識したことは

前半終わって、反則とか自分たちのミスでうまく(試合を)展開できなかったにもかかわらず、前半を7対7で折り返せたという部分で、まだまだ勝機はあるなと。後半は1個1個やり切って、自分たちのミスなくやりたいようにオフェンスしていこうというのが1つ後半に向けてかけた言葉ですかね。

――後半はパスでリズムを作っている印象でしたが、どのようにハドルの中では感じていましたか

ぼく自身もそうですし、他のレシーバー、クォーターバックもそうですけど、ちょっと思うように展開できなく苦しい中で、ことしはその中でもパスを絶対つなげたいという思いがあって、そういう部分でぼくだけでなく、他のメンバーがパスを決め切ってくれ、QBがしっかりパスを投げ込んでくれたんですけど、最後で取り切れなかったなという部分もありました。まだまだ課題は多いと思っています。

――鈴木選手自身4Qの4thダウンギャンブルの場面でTDを決めましたが、振り返ってみていかがですか

まあそれ以外にも、自分に飛んできたボールを相手に触られて捕れなかったりですとか、なんというかもっともっと自分の勝負強さを強くしなくてはならない。1対1でどんなにマークされても、捕るのがやはりエースだと思うので、そこで捕り切れなかったのはまだまだ自分の甘い点かなと思っているのでで、次の2戦は捕り切って、この悔しさを倍に返したいと思っています。

――きょうの試合ではレシーバー陣の活躍が目立ちましたが、レシーバー陣の調子はいかがですか

そうですね。ぼく以外にも同期の大地(西川、商4=東京・早大学院)であったり、2個下の遠藤(健史、法2=東京・早大学院)なんかも勝負所、ここぞって場面での集中力が高くしっかり捕ってくれるので、本当にありがたいですし、小原(嶺、法2=東京・早大学院)なんかもいいです。若いメンバーがことしはとても躍動してくれていると思っています。しかしまだまだTDに持っていくことができていないのでそこをしっかり持っていきたいと思います。

――オフェンス全体の課題を挙げるとすれば

ランプレーであれば、どんな状況でも出し切る。きれいな絵が無くても、1対1の勝負で相手に勝って自分で道を開くということであったり。パスユニットであれば、(マークに)付かれていようが関係なく、投げ込んでそれを捕るという、その単純な1対1の勝負が、今後上を目指すためにもっともっと追求しなければならないことかなと考えています。

――最後に法大戦に向けて意気込みをお願いします

勝つしかない。と思っているので、ここからどんだけ這い上がれるか。勝つということに執着して、もう一度チームを立て直したいなと思っています。

LB加藤樹副将(商4=東京・早大学院)

――復帰戦ということで、どのような気持ちで試合に臨みました

けがの状態とかもいろいろあったんですけど、ケイオーとは全勝対決で出るしかないと思ったのでずっと調整してきました。李卓選手を止めることをディフェンスとしては掲げて望んだんですけど、最初の方にまたけがをしてしまい不甲斐ない気持ちです。

――途中復帰の際に吠えていましたね

気持ちを高ぶらせないと痛かったので。頑張りました。

――李卓選手と実際に当たってみていかがでしたか

自分としては良いプレーはできなかったんですけど、ディフェンスとして100ヤードくらい出されたということでゲームプラン通りに進んだといえば進みました。ただ、TDを後半に2本持っていかれたのが痛かったです。あそこをFGに抑えれば勝てていたと思うので、そこは悔いがあります。

――後半はパスも通されてしまいましたが、原因は何でしたか

2本目のTDの時に、かなりランを止めに行く前がかりなディフェンスをしていて、その時にプレイアクションにやられました。僕は治療中で外から見ていましたが、やられたなという感じです。

――相手はヒッチも多用してきましたが

序盤からヒッチを入れながらやってきていましたが、ヒッチは別にどうぞやってくださいという感じでした。あれで一度9ヤードくらい出されたのがあったので、それが痛かったかなというだけで、ヒッチ自体はそこまで気にしていませんでした。

――ディフェンス全体を振り返っていかがですか

2本目3本目のTDがFGに抑えられなかったというのが試合を通しての敗因だと思います。そのときタックルミスが目立っていて、それだけは絶対になしということで臨んだんですけど、詰め切れていなかったので、次戦までに来週詰めきろうと思います。

――タックルミスについてはいかがでしたか

李卓選手は一対一でタックルできるほど甘くないと思うんですけど、つかんだら離してはいけないと思います。そこはディフェンスとしてプライドを持って修正していきたいです。

――法大はどのようなオフェンスをしてきますか

法大のオフェンスは春からいろいろ試していて、僕らの弱いところも知っていますし、かなりスカウティングが上手なチームです。相手がやってくることも予想できるところとできないところがあるので、自分たちは完全に準備して、かつ試合でアジャストしていけたらと思います。

――最後に法大戦に向けて意気込みをお願いします

優勝の可能性がついえたわけではないので、全力でやるだけです。頑張ります。

WR西川大地(商4=東京・早大学院)

――今日の試合を振り返っていかがですか

勝てない試合ではなかったと思うんですけど、僕はオフェンスなのでオフェンスのことを言わせてもらうと、取るべきところで点を取れなかったところが、今日の結果につながったのかなと思います。特に思うのは、後半最初のキックオフで、オンサイドキックを決めたあとに、簡単にオフェンスが止まってしまったのが、流れに乗り切れなかった原因かなと思います。

――パスキャッチで意識されたことはありますか

試合前に相手のことを研究した段階で、相手のディフェンスのカバーで、マンツーマンが多いことが分かっていたので、そうすると僕とDBの1対1の勝負になるので、ルートに出るときにどう相手と勝負して、フリーになるかを考えていました。あとは、試合後半の方になると、85番の鈴木隆貴君がだいぶ慶應のDBに、人数をかけてカバーされていたので、自分がフリーになることが多かったのかなと思います。

――相手のDBの動きはいかがでしたか

決して個々の能力が高い訳ではないと思うのですけど、去年関東1位になっているうちに向けて、気合いが入っていると感じましたし、キックとか全体もそうなんですけど、ディフェンスの集まりがすごい良かったので、レシーバーだったらパスを取った後の、セカンドエフォート、ラックの面でゲインができなかったと感じました。

――パスユニットが好調な要因はありますか

特に、日体大戦と中大戦ではあまりパスが良くなかったんですけど、その試合を振り返って、QBとレシーバーのタイミングがまだまだマッチしていなくて、擦り合わせができていなかったという反省があったので、明治戦からは用意したプレーの合わせや、QBとのコミュニケーションを増やして、タイミングを合わせていった結果、明治戦はあのような結果になったので、その結果を踏まえて今回の試合も、パスのタイミングを意識して練習をしました。

――次戦の法政戦への意気込みをお願いします

本当に勝たなくちゃいけない試合だし、負けたら僕たち4年生は日本一への道が閉ざされてしまうので、なにがなんでも勝ちたいと思います。

DL仲田遼(政経3=東京・早大学院)

――今日の試合を振り返っていかがですか

今日の試合は、ディフェンスとしても結構29番の李卓君に出されていて、オフェンスとしても出さなきゃいけない場面で出せていなくて、結構細かい場面でのミスが多かったかなと思いました。

――相手のOLの動きはいかがでしたか

OLの動きは基本的に、正面で勝負してきて結構横の動きに弱かったので、横の動きを増やして対応したんですけど、李卓君にすれ違いをつかれて、ずるずると出され続けていた場面があったので、そこは修正していきたいと思います。

――相手のランプレーで意識されたことはありますか

練習からずっと李卓君を意識してきて、1人で止まるような相手ではないので、みんなで集まってしっかりタックルしようとしていたんですけど、2人目3人目が遅れていたことなどで、もう2、3ヤード出されていた場面が目立って、それでずるずると出されてしまいました。ギャザー、ギャザーと言ってきたんですけど、それが試合で体現できていなくて、こういう結果になったと思います。

――次戦の法政戦への意気込みをお願いします

負けたことは変えられません。まだ優勝の可能性は残っているので、残りの法政戦と日大戦をしっかり準備して勝ちきって、他力本願になってしまいますが、優勝目指して準備して臨みたいと思います。

DB久保颯(国教3=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って

ディフェンスとしてはそこまで悪くもなく、ゲームプランどおりにいったところもあったんですけど、勝負所で相手の李卓選手にやられてしまったり、自分のポジション的にはアウトサイドに展開されたプレーを止め切れなかったりしました。

――敗戦となりましたが、その結果についてはどう受け止めていますか

負けた瞬間、もっと死ぬほど悔しいのかと思ったんですが、思ったよりも何も感じられなくて。まだ残りがあるからかもしれないんですが、自分がベストを出し切れていたらもっと悔しかったと思うので、100パーセントの力を出し切れなかったのだと思います。

――久保選手の個人的な課題はありますか

個人的な課題は山積みですね。

――具体的にはどういったことでしょうか

きょう、ランへの参加は今までより良かったと思うのですが、パスカバーの面で自分がもっとちゃんと動けていたら守れたかなという場面があったので、ラン、パス共に課題は多く、その中でもやっぱりタックリングですね。タックルできていても綺麗に出来ていなくて2ヤードぐらい余計に出されたりといったことがありました。

――加藤選手(樹、商4=東京・早大学院)が復帰となりましたが、チーム全体の雰囲気に変化はありましたか

雰囲気はとても変わりますね。やはり、大黒柱なので加藤さんがいるかいないかでは、プレー面でもそうですけど精神的に全然違います。

――次戦、法大戦への意気込みをお願いします

もともと、慶大戦に勝っていても法大戦がカギになる試合だったんですが、負けてしまったので、どちらにしろ勝つしかなくなりました。本当にあとがなくなったので、次の日大戦もあるんですけどまずは法大に勝ち切ってそこから次の道を考えて、まだ優勝の可能性もあるのでしっかり諦めずに取り組みを変えてやっていきたいです。