【連載】全日本インカレ直前特集『Make the “Second” Legend』 第3回 岡田奎樹×永松礼×田中美紗樹

ヨット

 強豪・早大ヨット部にあって、1年生からレギュラーを張るのは、簡単なことではない。しかしそういった選手の登場は、チームに大きな力を与え、長く部を支える原動力となる。今回は、そんな選手像にあてはまる、岡田奎樹(スポ3=佐賀・唐津西)、永松礼(スポ3=大分・別府青山)、田中美紗樹(スポ1=大阪・関大第一)の三人に、対談をしてもらった。『競技エリート』とも言える三人から見える景色とは、果たしてどんなものなのだろうか。

※この取材は10月14日に行われたものです。

「1年生なので一番伸びしろがあると思っている」(田中)

田中は入部即レギュラー。前主将の小泉颯作(平28スポ卒=山口・光)の穴をしっかりと埋めている

――エリート対談ですけど、いかがですか

永松 間違いなくエリートじゃない。

岡田 少なくともうち(早大ヨット部)にエリートはいない。

――さて、競技歴も長いと思いますがヨットを始めたきっかけは

岡田 去年のデータを参考に(笑)。

※岡田選手、永松選手は昨年度の全日本学生選手権直前特集『いま、ヨット部がアツい!』内で同様の質問に答えられています

永松 美紗樹は言っとく?

岡田 一応俺らも言っとこう(笑)。

――いかがですか

田中 小1ですね。兄がやっていたので流れで始めました。

――田中さんはお兄さんの影響で

田中 兄がヨットクラブに通っていて、それに付き添うかたちで毎週のように見に行っていて、そのまま流れで始めて。最初は嫌々だったのですが途中から楽しくなってきて今までずっとやっています。

――嫌々だったんですか

田中 (沖の方に出るのが)普通に怖いですね。

永松 普通に怖い。

岡田 怖いってのはなかった。

永松 俺はクラゲを見る度に泣いてた。

一同 (笑)。

――では、去年も語っていただいたお二人は

永松 始めたのは小学校1年生からです。きっかけは父親もヨットをやっていたということもあって、勧められたかたちで始めました。家族で海を散歩していて、「あ、ここにヨットクラブがあるね」ってのを父親にさりげなく勧められて入ったという感じですね。

岡田 私は父がやっていて「やらないか?」と言われて、それで「やる」と言いました。それが5歳の時です。幼稚園の年長かな?年長の秋に始めたようです。

――岡田さんはお父様に、田中さんはお兄さんに教わっていたのですか

岡田 父を始めとするいろんな方ですね。僕は別府ジュニアというところで礼と一緒にやっていたのですが、そこのコーチ?コーチではないですけど早大のOBやOGの方に教わっていました。そこのクラブを始められた方々に、はい。

――田中さんはいかがですか

田中 そうですね。私もクラブにいた早大卒の方に教わりましたね。兵庫県のクラブでした。

――ジュニアで活躍されてその後の進路を決めた理由は何でしょう

岡田 ヨットがしたい!

一同 (大爆笑)

永松 ヨットができる高校が少ないので、選択肢はかなり狭まりますよね。大分県にはヨット部のある高校は2つしかないですし、選択肢が少ないのでおのずとそういう進路になりますよね。

岡田 僕は世界大会に挑戦したかったこともあって、佐賀県のほうの高校に行くような選択をしました。シゲさんというオリンピックで、たしかアトランタかな?、で銀メダルを取られた方がいて、そこに行けば自分が上手くなれるんじゃないかなと思って、進学しました。

田中 私もヨットがしたくて、と思っていたのですが、大阪府で女子がヨットをできる高校が1校しかなくて、そこが中高一貫だったので小学校の時に受験して入りました。

――エリートの皆さんですが、今までに挫折はありましたか

岡田 腰の骨を折ったことですかね。ことしのことですけど。腰を折って1カ月は艇に乗れなくて、苦しかったですね。高3のときに体重が重くて、そこで世界に通用するために自分の体重を基準に合わせるということをしたのですが、それもつらかったです。スランプみたいなことはないですね。

永松 (田中選手に)先どうぞ。俺、挫折いっぱいあるから。

田中 高校生の時に『フォーティーナイナーFX級』という新しい種目にチャレンジしようという合宿があって、それに参加させてもらったのですが、周りの人たちはできているのに自分はできなくて、そのときのコーチに「あまり向いていないのかな」と言われてしまったことですね。高校の時のペアの子はそれで上手くいって、リオのオリンピックに出たのですが、ちょっと私はできなくて。それが大きな挫折ですね。

永松 そうですね。僕はいっぱい挫折しているのですが、小さい頃に奎樹だとか周りには常に上手い人がいて、いつもその人たちが僕の上に立っていて、そんな感じだったので「自分にはできないのではないか」とネガティブに思っていました。周りが結果を出して自分が結果を出せないということが長かったので、そういうところで常に挫折していたのかなと思います。

――田中さんはお兄さんが今でもヨットをやってらっしゃるようですが、今でも関わりはありますか

田中 年が離れているのであまり同じ種目で同じレースに出るということはなかったのですが、一生懸命ヨットに取り組んでいる姿勢を近くで見ているので影響は受けていました。

――お互いの『すごいところ』は何ですか

永松 これは主に奎樹のすごいところを挙げていく時間ですか(笑)。

一同 (笑)。

田中 間違いないです(笑)。

岡田 いやまあ、皆の良いところはあって。礼だったら、最近はよく周り全体が見られているなと思います。それがすごくなったところだと思います。ただ、結構緊張しいで、メンタルが安定しない面もあるので、それが今までは懸念していたところだったのですが、それも年相応に落ち着いてきて自分の長所が出てきているのかなと思いますね。元々はおとなしい性格で、なかなか自分から出るということがこれまではなかったのですが、だんだんと出だし始めておもしろくなってきたなと感じています。

永松 よく分析されてる(笑)。

田中 (笑)。

岡田 それは自分が見ていて思っていることで。自分はイケイケどんどんタイプなので、冷静に周りを見て行動できるのは自分には真似できなくてすごいところだなと思っています。

岡田 で、美紗樹は自分の1年時と似ていて、ミスもあるけどそれなりに良いポジションにいて、負けないようなレースをしっかりとしているなとは思っています。一緒に練習していてもそれを感じます。まだちょっと脇が甘いので、レースで前に出たときに守り切れるように、そこは今後に期待ですね。性格自体も女の子にしては起伏が激しくなくて、そこもヨットに限らずスポーツ全般に適しているのだなと思いますね。

田中 大学に入る前から奎樹さんのことは知っていたのですが、人をよく見ているなとあらためて感じました。一緒に合宿生活をしていて、人のことをよく見ていてその人に合ったアドバイスをしているなというのが印象的です。ヨットの技術は、もう全然、かなわないです。

永松 僕からすれば二人共すごいです。さっきあった通りで僕はネガティブなので、「ここで行くんだ!」っていうふうな強気なところがなかったです。そういう部分を持っている二人はやっぱりすごいなとずっと思っています。自ら一番にやるんだってことを見習いたいと思ってここまできたんですけど、それはなかなか変わらないです。自分ではがむしゃらにやってきたつもりだったのですが、考えてそれを振り返ってまた考えて実行しての繰り返しで着実にレベルアップするためには二人のような強気な心が必要だと思ってので、そこを見習っていけたらいいなと思います。まあ、なかなかできないからメンタルが弱いってことなんですけどね。

――最近の調子はいかがですか

岡田 私は上々ですね、ご存知のとおり。

一同 (笑)。

岡田 最近はヨットのことについてもっと深く知るようになって、それに伴って体のほうもついてくるようになって。今まで自分が無意識のままにやっていたことが知識として身に付いて対応がより早くなった、たとえば艇の進め方だったり風の読みだったりを今までは半ば勘でやっていたところに知識が伴ってきた、経験も積んだということでプレーが明確にできるようになったということが去年との大きな違いです。あと、腰を悪くした時に、もう故障しないようにと死ぬほどトレーニングを行ったので、結構良い身体ができたのも成長ですかね。あとは油断しないだけですね、個選(全日本個人選手権、関連記事はこちら)みたいに(笑)。

一同 (笑)。

――岡田さんは長く語っていただきましたが、お二人はいかがですか

永松 僕はちょっとずつ良くなってはいるところなのかなとは思っています。もちろん秋インカレでは自分のスコアのせいで優勝できなかったと思うのですが、その時に何が悪かったのかを考えました。いつもの練習では真っ直ぐ走ることだったりボートのスピード自体は良くなっていると思ったのですが、帆の作り方だったり形の作り方だったりはまだまだだと思いました。他の社会人の方やもっと上手い人に聞くことで知識もついてきました。それをレースでできるようにやっているところです。

田中 元々自分が1年生なので一番伸びしろがあると思っていますが、その分まだまだ基本的な部分ができていないと感じていました。その基礎の部分ができるようになってことと、苦手箇所の克服ができたことが最近の手応えです。秋のレースでも自信を持って臨めているのは苦手が少なくなったことが大きいと思いますね。

「まとめる人がいなくて、いろいろと問題を起こすのが3年生
」(岡田)

世界チャンピオンになった岡田。なぜか坊主頭であった

――プライベートでも仲の良い方はいますか

岡田 いない。

永松 いない。

田中 いない。

一同 (笑)。

永松 部員と絡むことはほぼない・・・

岡田 一番絡んでんの誰だろう・・・俺基本遊ばないから。(永松選手を指し)こいつ、この前後輩と山登ってましたよ

――山に行かれたのですか

永松 おとといかな。

――どなたと行かれたのですか

永松 小松さん(小松一憲コーチ)と・・・

一同 (大爆笑)

永松 あと後輩2人とですね。

――小松コーチが「山へ行こう」とおっしゃられたのですか

永松 そうそう。夏頃からずっと行こうという話をしていて、その時は天気が悪くて行けなくて、そのあとはずっとヨットの合宿があったので。この間やっと。

――後輩2人はどなたですか

永松 一つ下の三宅(功輔、商2=東京・早大学院)と、あとそのまた一つ下の入江(裕太、スポ1=神奈川・逗子開成)とですね。部員と遊ぶみたいなのはそれくらいですね。

――岡田さんは誰かと遊ぶみたいなことは

岡田 1年生の頃はこっちに来たばかりでよく遊びに行ってましたけど、だんだんと自分のペースがつかめてくると自分のことをし出すので、って感じで。

永松 そもそも勉強に追われてるから遊ぶってことがあまりない!ヨットをするか授業に行くかくらいしかなくて。

――田中さんはまだ1年生なので、岡田さんが言っていたように遊びに遊ぶということは

田中 そんなに・・・

岡田 俺と仲良いよな、そういうことにしとけって。

一同 (笑)。

田中 1回も(部活以外で)会ったことない(笑)。

岡田 今度ご飯行こう。

一同 (笑)。

――誰かとご飯に行かれたりだとかは

岡田 ないですね。

永松 行ったことある?美紗樹と。

岡田 ない。

一同 (笑)。

岡田 俺そもそも志緒(元津、スポ2=長崎工)と飯行ったこともないし、岩月(大空、スポ2=愛知・碧南工)とも1回あるかないかで。そんなレベル。入江も鎌倉に住んでるから絶対一緒になんないしな。

永松 あるとしたら俺の家に集まって何かするくらいかな。あ、美紗樹も1回来たじゃん!

田中 あ!礼さんの家行きました。

永松 ね。女子インのときね。

――休みの日は何をしていますか

岡田 ヨットに乗って、授業があれば出て、そのあとは体力作りをして、寝る!

――無駄がないですね

岡田 それか、もっと上手い人たちの動画を見る。研究してって感じで。僕自身の振り返りはしなくて、動画で他人の姿を見て、そこに自分を重ねていきます。

永松 ヨットだけだな。

一同 (笑)。

永松 美紗樹みたいに髪の毛いじったりしないの?

岡田 ないから。(※取材日は坊主にされていました)

永松 美紗樹は何してんの?一人暮らしでしょ?

田中 一人暮らしです。ただ、春はジュニアワールドに行ってて意外と家にいなくて、それから合宿があったりで、あまり落ち着いて生活できていないです。

――同期の印象は

岡田 3年生は個性があるけど、それをまとめる係がいないですね。それが一番問題で・・・

永松 バラバラ。

――岡田さんがまとめるのではないのですか

岡田 いや、僕が飛び出てます。

一同 (笑)。

岡田 まとめる人がいなくて、いろいろ問題を起こすのが3年生。1、2年生の時にいろいろ問題を起こしてきて、それもだいぶ落ち着いてきて大人になってはいるのですが、それでもまだまとめる役がいないですね。それがまとまった時はすごく強い代というか、しっかりと一人一人がいろんなことを考えておもしろいことができる代になると思います。ただ、それが今は非常に難しい。

永松 バラバラというか、いろんな分野で活躍できる人が多いって感じですね。それをまとめていければすごい何でもできるチームになるんじゃないかなと思いますけどね。

――一方で1年生はいかがでしょう

田中 夏合宿期間が始まる前に、先輩方から「1回くらいはケンカをするよ」と言われていたのですが、1回もケンカをせず・・・

岡田 そりゃマズい。

田中 そうなんですよ。仲良しだとは思うんですけど、意見を言ってないのか持ってないのかっていうのがわからなくて、結構1年生は・・・そんな感じです。

岡田 ケンカしといたほうがいいよ。ケンカをするというか、自分の意見を持っていないのがダメで、言わないで溜めて、それがあとになればなるほど被害が大きくなっちゃうから、でも言い過ぎるとそれはそれで「ううう」ってなっちゃうから。言わなきゃいけないところは言わないと、それはセレクション組が先頭に立って言っていかないと。

――皆さん、お勉強のほうはいかがでしょうか

岡田 ヤベ。

一同 (笑)。

――どなたが優秀なのでしょうか

岡田、田中 礼さんですね。

永松 まあ僕は友達と助け合いながらやっていますから。

――好きな授業は

永松 正直、ないですね。どうしても勉強よりヨットのほうを頑張りたいと思ってしまうので。

――お二人は

岡田 やばいですね。まあ原因は1年生のときに学校へあまり行かなかったことですね。今でこそこんなネタになっていますけど、当時は好きなことばかりしていて、それと試合の日が授業と重なったときに「ヨットがあるから休みます」という連絡をしなかったので、ずっと欠席扱いになっていたこともあって。1年のときにかなり反省したのでそのあたりはちゃんとするように心がけています。。。がんばります。

――田中さんは

田中 そこそこですね。奎樹さんを見て頑張ろうと思います(笑)。

――楽しい授業はありましたか

田中 方法実習は楽しかったですね。エアロビクスと器械運動と合気道をしていました。

永松 合気道は楽しかったでしょ?

田中 合気道は楽しかったですね。

永松 先生は何やってるかわかんなかったでしょ?こうやってこうって言ってるけどそれが速すぎてわからなかったでしょ。

岡田 ゆっくりやってくれないから。

田中 結局チューターの方に聞きましたけどね(笑)。

「シンプルに勝ちたいという気持ちを忘れずに」(永松)

学業成績は部内でも随一のものがあるという永松。この対談でもまとめ役となった。

――インカレも近づいてきましたが、今の心境は

田中 初めてのインカレで、3連覇がかかっていて。まず初めてなのでどんな雰囲気かがわからないですし、その中で結果を出さないといけないというプレッシャーがあって、そのプレッシャーをレースの時にどのように味わうのかと思うと、少し緊張してきますね。

岡田 ことしは3年生ということもあって指導する立場であることも増えました。4年生の方々と一緒にやっていくうちに、「4年生はこんなに頑張っているんだ」ということに気づきました。その中で勝ちたい、4年生を勝たせてあげたいと思うようになりました。少し偉そうなことを言うようですが、自分はセレクションで入った身ですし、勝たなければ我々の存在意義はなくなってしまうと思っているので、そうするのが僕の仕事だろうと思っています。より一層勝たないといけないと思うようになりました。3年目ですし、そろそろ個人的にも1番になっていいのかなと考えているところです。集団として、皆で勝つことを考えると、ちょっと今はまだ重たいですね・・・(笑)。

永松 個人的にはすごく焦っています。というのも、最近のレースで課題が見えてきて、それをあと2週間で解決できるかと思うとすごく不安で。心境としては焦っていて、今はすごくたくさん練習したいという思いがあります。チームで見ると、僕は去年のインカレもことしの秋インも足を引っ張っているので、足を引っ張っていると考えてしまってまたネガティブになってしまってと悪い循環が繰り返しているので、シンプルに勝ちたいという気持ちを忘れずに頑張ります。

――田中さんは調子を上げてきていると思いますが

永松 あれじゃない?パーマかけたから。

一同 (笑)。

田中 夏合宿前にかけて、たしかにその時期から調子が良いですね。かけます?パーマ。(この日は坊主だった岡田選手に対して)

岡田 できねえよ。

一同 (大爆笑)。

田中 春は艇を真っ直ぐに走らせること自体ができなかったので、そのヨットが上手下手以前の問題でした。夏頃から悪い部分を少しずつなくしていけていることが調子の上がっている要因だと思いますが、まだまだミスが多くて改善していけると思います。

――岡田さんは何より世界チャンピオンになりましたが、今季の好調ぶりはいかがですか

岡田 一度、ヨットに乗らない機会がありまして、そのときに冷静に自分を振り返ることができました。そのときの自分は焦っていて、自分を分析して着実なステップアップを踏むように意識をしました。それが今季で一番大きなポイントだったのかなと今は思います。

――永松さんは春先が絶不調でしたが、今はいかがですか

永松 春は走りが速くなるにはどうすべきかということを考えて、しっかりと自分の走りができるような練習を心がけていました。秋からはコース取りのことも考えながら取り組んでいました。いろいろと遠回りしたのですが、守りに入らずに前を走ることを意識して練習しています。

――最後にインカレへの意気込みをお願いします

岡田 4年生の先輩方が後悔しないようなインカレにしたいのと、自分たちの代が4連覇を成すための通過点として、勝たないと4年間の意味がないと思うくらいに気持ちが向かっています。もちろん緊張はしますが、緊張もまたおもしろいと感じてレースに臨みたいですね。

永松 スナイプ級に関しては慶大だったり他のチームに圧倒的に勝ってはいないので、競り合うことになると思います。そのときにしっかりと確実に勝つことができるように、練習でやってきたことを出せるようにしたいと思います。しっかりやって4年生を送り出せるように。はい!

田中 難しいですね・・・。あまり大きなことは言えないですが、『MVP』を取るくらいでいきたいです。そのためには、しっかりとこなさないといけないことがあると思うので、自分の中でそれらをしっかりとこなせるようにいきたいです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 菖蒲貴司、喜田村廉人)

エリートらしいたくさんの『豪語』を聞かせてくれました!

◆岡田奎樹(おかだ・けいじゅ)(※写真左)

1995年(平7)12月2日生まれ。身長170センチ、体重63キロ。佐賀・唐津西高出身。スポーツ科学部3年。470級スキッパー。最近はヨットのためのトレーニングやシミュレーション漬けの毎日だという岡田選手。一方で学校の成績の方には若干不安があるんだとか・・・。色紙には、横文字で『No.1』。全日本インカレでは、チームとしても個人としても『No.1』を目指します!

◆永松礼(ながまつ・れい)(※写真右)

1996年(平8)2月17日生まれ。身長179センチ、体重64キロ。大分・別府青山高出身。スポーツ科学部3年。スナイプ級スキッパー。ヨット部随一のイケメン・永松選手。気さくに話しながら対談を仕切ってくれました。色紙には、過去に勝ち切れなかったレースがあったことを思いつつ、『競り勝つ』と書いてくれました!

◆田中美紗樹(たなか・みさき)(※写真中央)

1997年(平9)11月23日生まれ。身長152センチ。大阪・関大第一高出身。スポーツ科学部1年。470級スキッパー。1年生ながらレギュラーの座を射止めた田中選手。夏にパーマをかけてから調子が上向いたとか…!色紙に書く言葉には迷ったようですが、大きくと『MVP』と書いてくれました。初の全日本インカレでMVPを目指す大胆さ、スーパールーキーへの期待が止まりません!