ヨット競技のクルー。スキッパーよりも注目されることは少なく、陽の当たる存在ではないかもしれない。しかし、熟練者のクルーほどスキッパーを上手く助け、あうんの呼吸で勝利を手繰り寄せる。今回は岩井俊樹(基理3=東京・早大学院)、川上健太(創理3=東京・早大学院)、須賀偉大(教3=大阪・高槻)のクルー三人に話を聞いた。実力日本一の早大ヨット部の、クルーの心得とは、いかに。
※この取材は10月24日に行われたものです。
「(制作したビデオを褒められ)うれしいですね」(岩井)
過去に制作したモチベーションアップビデオを褒められにやける岩井。今年度は『学院』の後輩である秦和也(基理1)に引き継がれた
――最近はどういった練習をされていますか
岩井 最近はインカレが本当に近づいてきているので、最終調整として基本的なコースでの練習などに取り組んでいます。
川上 スナイプチームは新しい型のセールセットを買ったので、それのセールセットを突き詰めて行っています。岩井も言っていたんですけど、この時期になると新しい何かを得る練習ではなくて、もう一度ベーシックな面を見直す練習をしっかりやっていますね。
――今の調子はいかがですか
岩井 昨年の今ごろに比べたらだいぶ良いですね(笑)。
須賀 調子自体はそんなに浮きも沈みもしていないのですが、モチベーションは上がっています。
岩井 僕も上がってますよ!
川上 モチベーションアップビデオが公開されたので、メンタル面で上がる部分はやっぱりすごくありますね。あとはもうやってきたことをやるだけです。
――モチベーションアップビデオもかっこいい仕上がりでしたね
岩井 そうなんです。今年は後輩が作ってくれたので。
須賀 昨年は誰が作ったんだっけ?(笑)
岩井 もちろん、僕です(笑)。
須賀 おととしは誰が作ったの?
岩井 それももちろん僕ですけど(笑)、今年はさすがに余裕がなかったので後輩に作ってもらいました。うれしいですね。
――皆さんの艇の課題は
須賀 僕は市川さん(夏未、社4=埼玉・早大本庄)という女性の先輩と組ませてもらっていて軽風限定で出場します。スタートがすごく重要でスタートさえ出られればうまくレースを持っていけるので、スタートに重きを置いていますね。
岩井 僕らはコミュニケーションですね。会話をもっと増やしてスキッパーとクルーで共有できたらと思います。
川上 僕もコミュニケーションです。あとはスタートで失敗しても、そのレースを諦めないことですね。
――普段の練習の中でそういった課題を克服するために心がけていることは
須賀 海での練習は当たり前なんですけど、上手い人の動画を見たり陸上で話し合いをしたり、課題を見つけるのは陸で行い、実際にその課題を克服したり確認するのは海での練習にしています。
「4年生の笑顔が見たい」(須賀)
軽風限定で出場予定の須賀。苦しい展開でのスピードアップに一役買いたい
――川上さんがヨットを始めた理由は何ですか
川上 僕は高校から始めたんですけど、珍しい競技を始めたいということで最初はヨットとボートで悩んでいました。どちらも試乗会に行ったんですけど、ボートは直線の距離を同じ漕ぎ方で速さを競うのに対して、ヨットは自分の力だけでなく天候の力も借りてゴールする、色々な動きでバリエーションがあるところに面白さを感じて、ヨットを選びました。
――須賀さんはいかがですか
須賀 僕は大学に入ってから始めました。高校まで野球をやっていたので、そのまま野球サークルに入るのが普通の道だったんですけど、何かを全力で取り組んで日本一を目指したいという思いがあって、もともと海が好きだったのもあってヨット部を選びました。
――岩井さん、川上さんは高校から競技を始められましたが大学で続けることに迷いはありませんでしたか
岩井 すごく高校時代は弱くて惨敗続きだったんです。それが実は悔しかったのと、高校のヨット部と大学のヨット部だとかなり環境が違います。環境がすごく大学が恵まれているので、そういった中で競技に打ち込んでみたいという思いから続けることを決意しました。
川上 僕も、高校ではヨット部に所属していましたが生ぬるい生活を送っていたんです。大学で何かに全力で取り組みたいという思いはあって、それは別に勉学でもなんでも良かったんですけど、せっかく高校の頃ヨット部に所属していたということもありますし、やっぱりワセダのヨット部は強いのでその中で頑張りたいと思って入部しました。
――高校と大学ではどういったあたりに違いがあるのですか
岩井 そうですね、最近思うのはやはり監督、コーチ陣に恵まれているのはもちろんのこと、同期や先輩、チームメートにも経験豊富な選手がいることです。高校時代は何をやって良いかわからなかったけど、今はそういった人々が自分の周りにいることで、答えがすごく近くにありますし、刺激を受けながら練習に取り組むことができます。その上で、艇の差や練習量とかも、もちろんあります。
――主将はどなただったんですか
川上 僕です(笑)。
岩井 でも、まあまあまとまっていましたよ!(笑)
川上 だらしない部活の割にはね!(笑)
岩井 そう!だらしない部活の割には!僕の方が休みがちで輪を乱してました(笑)。
――須賀さんは大学から始めて大変だったことはありますか
須賀 やっぱり合宿所生活ですかね。ただ練習で技術を磨くだけではなく、みんなとコミュニケーションを取って生活をしていかなくてはいけないのでキツくはないのですが不慣れな部分はありました。
――3年生の雰囲気はいかがですか
岩井 個性が強い!(笑)でも、同期に男しかいないというのもあって言いたいこと言い合えるし何かを話し合うにしても白熱するのでそういった部分は雰囲気もいいかなと思います。
須賀 僕と川上はバイト先も一緒なんですよ。
――ご自身では個性的だと思いますか
岩井 いやあ、個性的ですよ!
須賀 僕は自分が一番学年では薄いと思っているので(笑)。
岩井 いやいや、トップスリーの指に入るよ!
――逆に一番真面目なのは
岩井 坂上(宗輝、政経3=東京・早大学院)ですね。陰が薄いというか、『黒子のバスケ』の主人公みたいなやつなんですよ(笑)。その分一番まともだと思われてるし、周りからの信頼も厚いですね。
――皆さん、オフの日は何をされていますか
岩井 僕は学業が大変なので、そっちを頑張っています。
川上 僕はバイトと、研究室が忙しくてオフの日はずっとこもっているなんてこともあります。
須賀 僕はバイトと筋力トレーニングですかね。文系なので時間は余っています。
――趣味はありますか
須賀 運動することが好きなので、春学期は週1回友達とテニスとかフットサルとかして遊んでいました。
岩井 趣味はあるんですけど、時間が足りなくてできていないんですよね。一眼レフで写真を撮ることも好きで高校時代はバイトをして買いましたし、さっきも言ったんですけど動画を作ることも好きです。ただ学業の専念が…(笑)
須賀 僕は歌うことも好きですね、いつも歌っています!(笑)
岩井 すごいですよ、カラオケとかでも90点くらい出すので!
――学業との両立はいかがですか
岩井 本当に理工はブラック企業ですね。結構大変です。今期は全休もないので。
川上 僕は単位こそ大丈夫ですが、研究室が忙しいんですよね。物流について学んでいます。
須賀 僕は教育学部の複合文化学科で、表象文化、イメージ研究をしています。ゼミが3年生になってから始まってきつい部分もありますが、理系に比べたらまだまだですね(笑)。
――皆さん、お互いの印象を教えてください
川上 岩井は勉強はできませんが、仕事はできますね。いつも率先してやってくれているので助かる部分も大きいです。
岩井 須賀は同じクラスで練習しているんですけど、僕が体重が重くて須賀は軽いので競技面でいうと自分が微風が本当に弱いのでそういったときに須賀がいてくれると本当に頼もしいですね。
川上 須賀はしょっちゅう歌を歌っているイメージ(笑)。あとは、ヨット以外の共通点というものが結構あってバイトも一緒ですし、一緒にトレーニングもしたり。部活以外での関わりがすごく強いなと思います。
岩井 バイト先でもすごく連携取れてるんでしょ?(笑)
須賀 いやいや、ポジション違うからね!(笑)。僕がキッチンで川上がホールです。
――川上さんの印象はいかがですか
岩井 いつも一緒にいるんですよね、学部も一緒ですし。お昼ご飯を食べる人がいないので(笑)、一緒に食べてますし。
川上 いや、俺は他にもいるけどね!?(笑)
――競技面では印象はいかがですか
岩井 ことしからメンバー入りして、彼も僕も同期とのペアなので境遇も似ていますし、お互いに励ましあって頑張っています。
川上 須賀はヨットめちゃくちゃ好き、ってイメージあるけど。
岩井 そうですね、そうです。誰よりも…、誰よりもって言ったらちょっとわからないけど、岡田奎樹(スポ3=佐賀・唐津西)がいるから(笑)。
須賀 まあ練習は好きですね。岩井は筋トレを頑張っていたイメージ。入学当初はすごく細かったのですが、かなり筋肉がついて、僕ができないパワープレーもできて。ボディパンピングという一つの動作があるのですが、それは日本一なのかなと思っています。ほんとに。川上のイメージは…なんだろう。
川上 競技面といわれるとね(笑)。
須賀 ヨット部以外でいろいろと絡んでいて、そっちの方は結構話すのですが(笑)。ヨットのこととなるといろいろ考えることもあるだろうし、悩みながらやってるんだろうなあと。彼も筋トレの鬼なので。二人とも筋トレ馬鹿って感じですかね(笑)。あ、あと、川上はチャラい(笑)。
岩井 チャラい!これは絶対載せてほしい(笑)。
須賀 いろいろな他大の女の子に声とか掛けてて。
川上 それは違うよ(笑)。
須賀 どうなったかは知らないんですけど、ヨット界に女の子の友達がすごく多いっていう。(笑)。
川上 女の子に限らないですよ(笑)。男も多い。
岩井 でも女か男、どちらが多いかと言われると?
川上 同じぐらいだよ(笑)。
岩井 でも分母が違うよ。ヨット界に女の子は少ないのに男も女も同じぐらいってことは。
川上 いや別に、友達が多いってだけで、言い方が悪い!
一同 (笑)。
――上級生と下級生、それぞれの学年の雰囲気は
川上 下はちょっともめ事が多いかも。
岩井 2年より3年の方が仲良い気がする。
須賀 もめ事も1時間で終わる。みんなアホだから忘れるのかな(笑)。
岩井 1年生は入ったばかりなんですけど、マネージャーの子が僕らの時は考えられなかったようなご飯とか作ってくれたり、いろいろ頑張ってくれていて頼もしいですね。2年生はもう僕らのことを競技面でもサポートしてくれるし、僕は紺碧係というゴムボートを管理している係なのですが、2年生のスナイプチームの鈴木(奏太郎、商2=東京・早稲田)が、僕らが何も言わなくても率先してやってくれて、僕は去年からレギュラーであまり係のことができなかったりしていたのですごく頼もしくなったと感じています。
川上 上級生はかなり人数が少ない中で助け合っているイメージが。
岩井 市川(夏未、社4=埼玉・早大本庄)さんは学連の女子委員長なのでそっちの仕事がかなり忙しくて手一杯ですし。残された人たちで部を支えて、ぜひとも勝たせてあげたいですね。
須賀 4年生は、人数が少ないこともあって代の始まりの方は結構言いたいこと言わせてもらったんですけど。あ、今もか(笑)。でも4年生なりの考えがきちんとあって、今はそれにみんな付いていって一致団結して全日本インカレに向かっていけているのは4年生のおかげなので。岩井の言ったように勝たせてあげたい、というより一緒に勝ちたいなあと思います。個人的に仲良い人もいますし。すごくいい人たちばかりなので、4年生の笑顔が見たいです。2年生は個人的にご飯行ってしゃべったりもして、彼らなりの考えもあると思うのですが、僕らの代が濃すぎて出せないというのもある(笑)。いろいろ考えていることはあるので、らいねん僕らがうまく引き出してあげられたらと思っています。あと2年生は神宮(泰祐、政経2=東京・早大学院)って奴がいるんですけど、そいつにらいねんインタビューしたら面白いですよ(笑)。
「粛々とやるだけ」(川上)
「チャラい」といわれる川上もインカレでは粛々と自分の仕事をこなす
――インカレの話に入るのですが、今の心境はいかがですか
岩井 あと数日で蒲郡に入るので、きのう決起集会という最後のミーティングがあったのですが、万全な状態で臨みたいので早く帰って早く寝て、今はコンディショニングを第一にしています。
川上 僕はもう、あとは今までやってきたことを今まで通りやるというだけなので、特別張り切っているとかすると逆に失敗してしまいそうですし。今までやってきたレースを淡々と、やるべきことをしっかりやるという感じです。
須賀 ペアとしての技術とかは正直不安が多くて、470の奎樹と岩井、美紗樹と(田中美紗樹、スポ1=大阪・関大第一)瀬羅さん(永松瀬羅、スポ4=大分・別府青山)のところは安定して走れると思うのですが。自分たちが足を引っ張るかもしれないなという不安はあります。モチベーション自体は高いのですが、川上と同じでインカレだから絶対にこうするとかはなくて、1レースずつ自分もみんなも成長して、僕らはらいねんもあるので、4連覇につながればいいかなと思います。
――皆さんのペアはどんな方ですか
岩井 (岡田奎は)ヨットに対して全力全霊を捧げる熱い男です。470を引っ張っていってくれる存在です。
川上 礼(永松礼、スポ3=大分・別府青山)はクールに見えがちだけど、実は中身は奎樹とすごく似ていると僕は思っています。陸上では静かだけど、ヨットに乗ると熱くなって、ヨットに対してものすごく真面目に取り組んでくれる人だと思います。
須賀 市川さんはすごく細かいところにもこだわりが強い人で、それほどヨットが好きだし、この競技に懸けているんだなということが伝わってきます。普段の生活では、かわいい先輩かなという感じです(笑)。なんていうか、お茶目?おっちょこちょいじゃないけど、わかるよね。アイドルとかのかわいさではないんだけど、仕草というか。後輩みたいな先輩(笑)。
岩井 こだわりが強いといえば僕が1年生の時、市川さんに整備を3時間ぐらい手伝ってもらって、帰ったら夜9時ぐらいで。その時は川上たちと暮らしてたので、帰り遅くなったことをすごく怒られて、「いや俺整備してたんだし」みたいな。こだわりがすごいんで、時間を忘れちゃうというか。
――川上さんは市川さんと合宿所でよく話されるそうですが
川上 僕、玄関で生活してて(笑)。
一同 (笑)。
川上 玄関の目の前に女子部屋があるんですけど、女子の中で一番仲が良いのは強いていうなら夏未さんなので、いつも声を掛けて挨拶を。
岩井 やっぱりチャラい(笑)。
川上 女子部屋目の前だから(笑)。玄関で生活するようになってから仲良くなったかなと(笑)。
――ペアの選手と船の上でどんな会話をされるのですか
川上 僕の船は、礼が岩井のこと好きだから岩井の話題が多いかもしれない。
岩井 礼と僕、付き合ってる疑惑があるので(笑)。うちの船は普通に、風の話や雲の話、さっきのレースの話とかです。でもたまに奎樹がどうでもいいことを口にします。「きょうのご飯はなんだろう」とか「きょうはグミを3つも持ってきた」とか(笑)。
――永松さんが岩井さんの話をするとは具体的に
川上 岩井の変化とか。岩井が新しい海着だとか。
須賀 怖いな。
岩井 礼とは布団も隣ですし。今は屋根裏で寝てるんですが。その前も隣だったな。
――須賀さんはいかがですか
須賀 基本的にヨットの上では上下関係なくやっています。結構風の情報であったりとか、ヨットの技術面も休憩中やご飯の時に話したりしますし、休憩中に練習したりもします。僕は夏未さんとあまり乗る機会はないので、唯一コミュニケーション的なことをしているとすれば、夏未さんをいじって遊ぶか、たまに向こうが恋愛の話とかをしてくるので(笑)。
岩井 へー。
須賀 いじって遊んでます(笑)。あとは結構真面目にヨットの話とかです。
――岩井さんはずっと岡田さんと組まれていますが
岩井 もう2年間も乗ってきていて、あの狭い空間に2人でずっといるのでお互いのことも結構わかってきて、去年のインカレの時よりも圧倒的に安定しています。
――川上さんは初のレギュラーです
川上 そうですね。正直迷惑しか掛けていないのですが、あまりレギュラーだからといって気負うことなく粛々とレースに臨もうとは思っていて、2年間サポートを経験しているということもあって苦労もわかるので、サポートへの感謝を忘れずに取り組もうと思っています。
――須賀さんは軽風域限定で、いつ出番が来るかわからないということに関してプレッシャーは
須賀 不安だらけですが、インカレ前にそんなこと言っていられないのでとりあえず自分たちのできることをやってベストを尽くそうと思っています。順位が悪いときの方が、順位を上げやすいので。よく僕らのミーティングでも話すのですが、5番から1番になるより50番から30番に上がる方が総合順位的には価値のあるものなので、そういう部分を意識して取り組んでいきたいなと思っています。
――軽風域の走りに自信は
須賀 走り自体には自信はあまりなくて、もっともっと速く走れると思いますし。レースでできることをやるだけだと思うので、自信があるかないかはあまり関係ないかなと。
――最後に、インカレへの目標をお願いします
川上 目標は、当然ですけど総合優勝。意気込みとしては、今から新しいことはできないと思うので、今までやってきたことを粛々とやるだけです。
岩井 僕も優勝だけです。優勝だけを狙って頑張ります。
須賀 さっき不安があって50番から30番とかいう話をしたのですが、夏未さんや他の4年生も最後なので、僕が乗るときは良い順位で終われたらいいなと。総合3連覇ももちろんなのですがら夏未さんと最後なので、良い成績を残して終われるように頑張っていきたいです。
――ありがとうございました!
(取材・編集 三佐川唯、喜田村廉人、三浦遥)
3年生トリオ。仲がいいです!
◆岩井俊樹(いわい・としき)(※写真中央)
1996年(平8)3月27日生まれ。身長176センチ、体重71ロ。東京・早大学院高出身。基幹理工学部3年。470級クルー。長身とがっしりした体格で、パワープレイを得意とする岩井選手。実は趣味が動画づくりやカメラなど、サブカル系のものばかりだと言います。色紙には昨年と同じく『集中』。「これしかない」と自身でも語るほど『集中』を大事にしているご様子です。
◆川上健太(かわかみ・けんた)(※写真右)
1995年(平7)6月12日生まれ。身長166センチ、体重65キロ。東京・早大学院出身。創造理工学部3年。スナイプ級クルー。「理系の文系」などとささやかれる学科に属しているという川上選手。現在は物流についての論文を読み、将来的には論文を自作する予定と、実際にはかなり多忙そうでした。色紙には、文字の見栄えの良さと、昨年の先輩の対談にあやかって、『連覇』と書いてくださいました!
◆須賀偉大(すが・たけひろ)(※写真左)
1994年(平6)10月10日生まれ。身長163センチ、体重52キロ。大阪・高槻高出身。教育学部3年。470級クルー。軽風域で、その身軽さを生かして実力を発揮する須賀選手。春学期には週1で友達とスポーツを楽しむなど、ヨット部内では数少ないアウトドア趣味の持ち主でもあります。色紙には、大きな文字で『勝利』。勝ちを目指す姿勢を率直に書いてくださいました!