【連載】インカレ直前特集『嵐のあとに』 第3回 新井遥平副将×草島邦彦×田村心

アイスホッケー

 今回登場していただくのは、DF新井遥平副将(スポ3=北海道・駒大苫小牧)、GK草島邦彦(社3=東京・早実)、DF田村心(教3=埼玉・早大本庄)の3年生仲良しトリオだ。後輩として臨むラストシーズン。彼らが抱くチームへの思い、そして4年生への思いとは。日本学生氷上競技選手権(インカレ)に向けてどのような準備をしているのだろうか。

※この取材は12月7日に行われたものです。

「インカレはチームが一年間やってきたことが全て結果に出る」(新井)

新井

——プライベートについてお伺いしたいと思います。皆さんきょうはどのように過ごされていたのでしょうか

新井 それ聞くかー。

——では、新井選手からお願いします

新井 僕は午後の1時くらいまで寝ていて、加賀美太一さん(FW、商4=東京・早実)に起こしていただいて、一緒にラーメン屋さんにお昼ご飯を食べに行って、帰ってきてまた布団に戻るという感じでした(笑)。

——お二人はいかがでしたか

草島 僕は12時くらいに起きて3限に行って、4限の間は新宿に行って就活の合同説明会に顔を出して、また学校戻って5限に出ました。

田村 僕は8時くらいに起きて、接骨院に行きました。帰ったらちょっとダラダラして、学校行って、帰ってきて、ご飯食べてという感じでした。

——きょうは皆さんばらばらに過ごされていたようですが、普段は3兄弟のように仲が良いと伺いました

新井 それ言ったの多分、寺井くん(FW寺井敏博副将、国教4=米国・チョートローズマリーホール高)ですね。

田村 絶対そう。

新井 3兄弟というよりかは、2人が僕の部下ですね。

——お二人は部下で大丈夫ですか

田村 部下かもしれないですけど、結局は口だけなので。

——新井選手は少しダメ社長なのかもしれないですね

新井 そうかもしれないですね。

——きょうこの3人で対談をすると聞いたときの印象はいかがでしたか

田村 仲がいい人同士でやるということだったので、こうなるだろうなと思っていました。

新井 そうですね。同じですね。

——やはり3人で仲良くされているということですね

一同 そうですね。

草島 僕はこの二人にいじめられています。

田村 いやいや、いじってあげてるってことですよ。

——どのようにいじめられるのでしょうか

草島 帰ってきたら、布団全体に洗剤ボールが散りばめられていたりとかですね。

新井 いじめに関しては田村だけですよ!僕はいじめてはいないです。

草島 とにかく挙げたらきりがないくらいですよ。

——3人で遊びに行くこともありますか

田村 コストコに行くとか、買い物に行くとかですね。

新井 コストコもですし、入間のアウトレットに行ったりもしますね。

——コストコやアウトレットでは何かお買い物されますか

新井 コストコに行ったら決まって6個入りのマフィンを買います。柔軟剤も安いので買いますね。

——草島選手の話にもありましたけど、ここのチームは洗剤トリオですね

一同 確かに、洗剤ですね(笑)。

——3人が仲良くなったきっかけはなんですか

田村 部屋が近いっていうのが大きいですね。きょねん、僕とクニ(草島選手)が同じ部屋で隣が遥平で、今も僕と遥平が同じ部屋で隣がクニなので。

——では、それぞれの他己紹介をお願いします

田村 遥平は、私生活は寝てばっかりですが、寮の雰囲気を良くしてくれる人ですし、同期も上も下もみんなをつなげている感じです。ホッケーになると、頼れるでDFで、リンクに出ていたら安心する存在です。いろいろとアドバイスもくれますし、頼れるリーダーです。クニはいじられキャラで、チームを盛り上げているような、チームのムードメーカー的存在です。ホッケーでも、体はちっちゃいんですけれども、割と良いセーブをしますし、らいねんは秀至さん(GK遠藤秀至、社4=東京・早実)がいなくなるので、頼れるキーパーになってもらわないといけない大事な存在です。

新井 彼(田村選手)は、すごいストイックで、努力家で練習はもちろん勉強もしっかりこなして文武両道ができている人間かなと思います。あと、僕から見たら彼はすごくイケメンだと思うし、本当にかっこいいから、それゆえにちょっとチャラいかなと思う部分もあります。

——モテるということですね

田村 そんなことないし、全然チャらくないです(笑)。

新井 練習終わりでもさらに追い込んでトレーニングしたり、試合の前のLSCというジョグのようなメニューがある日でも、ウエイトルームに行ってトレーニングしたりですとか、とにかくストイックです。勉強に関しても本当にすごいですね。この前、部屋でひたすら手書きのレポートを50枚とか書いていました。僕は400字とかでもつらいのに、それを手書きでかなり頑張っていたので、本当にすごいなと思いましたし、尊敬する部分もすごくあります。こいつ(草島選手)はどの学年からもいじられる天才なのですが、たまにちょっとかわいそうなときもありますね(笑)。すごくいじられています。

——紙一重だということですね

新井 紙一重ですね。各学年からいじられる愛されキャラなので、かわいらしくていいキャラなのかなとは思っています。あと、彼も真面目でストイックで練習熱心な部分もあります。ただ、今のままではらいねんはやばいかなとは思っていて。秀至さんという絶対的存在がいなくなってしまうので、彼がらいねんは守護神として頑張ってくれると期待している部分はあります。

——最後に、いじられ役の草島選手。お二人について教えて下さい

草島 田村は、1年生のときは最初おとなしくて、理系で勉強もできるやつで、ただそれだったのですけれども、去年同じ部屋になってから本性が見えてきました。いじめられてはいますけど、裏を返せば愛情表現の一つかなとも思いますし、逆に普段いじめているからこそたまにぽろっと出る優しさがうれしくて。アメとムチのように感じて、多少のことでもつい許してしまいますね。そんな錯覚に陥ります。

——草島選手はドMということですかね

一同 (笑)。

新井 結構キモいですね(笑)。

草島 そうやってポジティブに生きないと、つらいですよ。田村は女の子で慣れていて、駆け引きがうまいんですよね。

田村 いやそんなことはないです。

新井 お前も落されたのか。

草島 落されましたね。トレーニングの部分ですと、遥平と被るんですけれど、僕らの学年の中で一番ストイックです。遥平は、田村ほどいじめっ子ではないですね。ちゃんと一線を分かっています。これ以上やったら駄目だというところを分かってくれていて、「お前分かってるじゃん!」という感じですね。

新井 足りないということでいいですかね?

草島 いや、全然そういうわけではないですけれども(笑)。僕に対して厳しい田村と優しい遥平でバランスが取れていて、居心地がいいですね。二人とも優しければ一番いいんですけれども、片方がいじってくると片方がサポートしてくれるというのがいじられる側としてはありがたくて。両方からやられてしまうと悲しくなりますし、僕は元々カッとなってしまうタイプだったんですけれど、大学に入って二人のおかげで変わってきたというのもあります。

新井 一個いい?これ他己紹介なのに自分の話になってるよ。

一同 (笑)。

田村 俺のときもそうだったよ。俺いじめてるだけの人みたいだったんだけど。

草島 そうだよ。今は、俺がどれだけいじめられているかを伝える場だよ。

新井 他己紹介の意味分かる?

草島 分かる分かる。

田村 全然説明されていないよ。

草島 いやいや、お前らが俺をいじめているってことだよ。

——きっといじめられていることを熱く語りたいほど、うれしいということなのですね。ありがとうございました。続いて、自分が女の子だった場合、彼氏にするならチームメイトの誰を選びますか

新井 かっこいい人だったらいっぱいいるよね。草島とか。

田村 そうそう。草島とかね。

草島 なんなんですかね。

一同 (笑)。

田村 トシさん(寺井選手)は優しくしてくれて、ホッケーでも就活でもいろいろなアドバイスをくれますし、面倒見が良くてすごくいい人ですね。僕はトシさんですかね。

草島 かわいらしいという点で、俺は健太(DF羽場健太、政経2=東京・早実)かな。おどおどしているところはあるんですけれど、ちょっと気の強い女の子からしたらそこが逆にいいのかなとは思います。

新井 誰だろ・・・。

草島 自分?

新井 一番嫌だわ(笑)。金子立樹さん(FW、スポ4=北海道・駒大苫小牧)ですかね。氷上では強い男ですし、怒ったらやばいんですけど(笑)。普段はすごい優しいですし、面白いですし、笑顔がまぶしいので立樹さんですね。

「負けられない戦いがここにある!」(草島)

草島

――関東大学リーグ戦(リーグ戦)を振り返っていかがでしょうか

田村 ことしの4年生はうまい人ばかりで、優勝できる年だと言われている中で、昨年より順位を一つ落として4位だったので、結果としては良くなかったかなと思います。ただ、最後の方は立樹さんやケガ人が出ている中で東洋大に引き分けたり(△3-3)、ケイオーや日大といった勝つべき試合に勝てたのは良かったのかなという印象です。一次リーグの中大戦(●3-6)は、最初勝っている中で負けてしまったのですが、そこで勝っていれば流れで(一次リーグの)東洋大戦や(二次リーグの)日体大、法大にも勝てたと思うので、そういう甘いところが出たリーグ戦でした。

新井 3試合目のケイオー戦(△5-5)は落とせない試合だったのですがそこで引き分けて。去年は一次リーグの段階で優勝を狙える順位だったのですが、ことしは一次の段階で怪しくて二次のスタートから負けが続いてしまいました。悔しい試合が多くて、そこで僕はAマークなのですが、チームの連敗を止めることができなかった責任もすごく感じました。4年生は最後なので勝ちたい気持ちが強いと思うのですが、そこで下の学年と同期をまとめて、チームを一つにするような働きが足りなかったのかなと感じたリーグ戦でした。

草島 ケイオーに引き分けた2日後の日大戦(〇9-1)で点差をつけて勝ったことで、ケイオーに引き分けたことを重く受け止めていないところがあったと感じました。結局それを重く受け入れないまま上のチームと戦って、結果も出せず、そのままずるずるいって日体大と法大に負けてしまいました。自分たちの中でこのままだとまずいという意識をもっと早く持つべきだったし、それを誰かが最初に言うということもなかったのかなというように感じています。ケイオーと引き分けたときも、日体大(●3-4)と法大(●3-4)に負けたときもベンチの雰囲気が良くなくて、ベンチを盛り上げるということで自分の役割を果たすことはできなかったと思います。自分の中で、日体大と法大に負けたということをすごく負い目に感じていて。「あのときもっと声掛けて雰囲気良くしてれば勝てたんじゃないか」とか、試合には出てないですけど、裏の面、精神的な面でやっていればというのがあります。今までに感じたことのない悔しさでした。最後の東洋戦は、順位はすでに決まっていたのですが、4年生のために、誰かのために勝ちにいくということでみんなが一つになってできて。結果的に勝てはしなかったですけど、追い付いていい雰囲気で終われたのは良かったと思います。

――田村選手は今季のFW陣の課題はどういった部分だと考えていますか

田村 チャンスは多かったかなと思うのですが、シュートが枠に行かなかったり、キーパーのど真ん中に打ってしまったり、DFに当ててしまったりして、ゴールに届いてないことが多かったです。そういうのはもったいないなという気がしました。

――新井選手は、副将として意識したことはありましたか

新井 失点したあととかはベンチ内が暗くなることがあって。最初の方はあまり雰囲気を良くしようという気持ちはなかったのですが、後半からは少しずつ声を掛けて少しでも良くするようになりました。ワセダはシュートを打たれることが多くて、それを秀至さんが止めてくれて。秀至さんの負担が大きかったのですが、そこを少しでも秀至さんに届かせないようにと、堰合さん(DF堰合芳貴、社4=青森・八戸工大一)だったり松本さん(DF松本逸輝、商4=滋賀・光泉)だったり4年生と話したりDFだけでミーティングしたりして。僕というよりは4年生が引っ張ってやってくれたので、4年生の勝ちたい思いに少しでも協力できるように自分なりに精いっぱいやったつもりです。ですが結果的に4位だったので、インカレまであと1カ月もないですが、そこで残りの練習を大事にして優勝したいなという気持ちがあります。

――リーグ戦からハリデー選手(DFハリデー慈英、スポ2=埼玉栄)が抜けたことは大きかったですか

新井 彼は攻守どちらもできる選手で、彼の存在感は敵チームからしてもすごいと思うし、彼がいるだけでワセダの攻撃力も守備力も上がりますし、正直痛かったです。

――草島選手は、同じキーパーの遠藤選手のすごさをどういった部分に感じますか

草島 常に安定していることですかね。キーパーに求められるのは、最高ラインよりも最低でもここまでは止めてくれるというラインなのですが、その最低のラインが高いので、そういったところは尊敬しています。

――ご自身のキーパーとしての強みはなんですか

草島 身長低いしまだまだなので、少しでも声を出して、自分が受けるシュートを減らすことを心掛けています。DFに声を掛けてシュート自体をなくすということを考えています。

――4位という順位についてはどのように捉えていますか

田村 最終的には4位に入れて良かったというのはあるのですが、優勝できると思われていた年なだけあって、1位になりたかったなという思いがあります。

新井 前半の時点で優勝の望みは薄かったので、優勝は無理だけど少しでも良い順位を求めてしまっていて。最終的にはもしかしたら5位もありえるという状況になってしまって、そんな中でも最高でも4位に入るという最低限のことができたのは良かったです。ただ、リーグ戦全体を通すと4位という結果で納得はしていないです。

草島 下位と上位では全然違うので、なんとか(全8チーム中)4位に入れたことは良かったです。

「相手が誰でも絶対に点を決めて帰る」(田村)

田村

――トーナメント表を見た率直な印象を教えてください

草島 だんだん札幌大、大東大、メイジってレベルが上がっていく中で、大東大にも下手したら負けるかもしれないので、どこも気が抜けないなと思いました。一番気を抜いたらやられる相手が2回戦の相手(大東大)なので、ノックアウト方式ですし、気を抜かずにやっていきたいですね。

――準々決勝で当たると予想されるメイジの印象はいかがですか

草島 メイジはことしは勝ててないですけど、昨年とかは相性が良くて。メイジ側はワセダと相性が悪いって感じていると聞いたので、メイジに勝って優勝したいなって思います。チャレンジャー精神というよりも、勝たなきゃいけないというマストな気持ちでやりたいです。優勝するにはメイジに勝つことが大前提ですし、メイジに勝って、次も勝って、決勝も勝って、というふうにいきたいです。でも、去年はそういう感じで中大に負けちゃっているので、まずはメイジに勝たないといけないと思います。

新井 攻撃力がすごくあるチームなので、今のままでは勝てないと思いますし、メイジを相手に点取り合戦をしても勝てないと思うので、まずは守りの意識を高めていきたいです。ロースコアに持ち込んで、チャンスがあったら決めるというプランじゃないと勝てないと思うので、今からDFもFWも守りの面で良くない部分を修正して、FWは決定力を高めることがインカレで優勝するために必要になってくると思います。

田村 メイジは去年は相性が良かったんですけど、ことしのメイジはチームカラーというか、チーム自体が変わったなっていう印象があります。すごいいいチームになってて、タレントも多いですし、FWもどのセットが出てきても点が取れるセットばかりなので、それなりに厳しい戦いになるとは思うんですけど、ワセダもこの1カ月間でいろいろやって、第3ピリオドまで足を動かして、体にもどんどん当たっていって、守るところは守って。チャンスが少なくても、点を決めるところを決めたら十分に勝てる相手だと思います。

――新井選手にお聞きします。特にDF陣はどのような練習をしていきたいですか

新井 1対1のような基礎的なメニューをやっていて、試合の中でもそういう場面は絶対にあるので、まずは1対1を絶対に抜かれないことを最低ラインとして練習してきたいです。あとはシュートを打たれた後の反応であったりとか、そういう細かいところを一回一回雑にならずに、どの相手でも集中してやっていくのが大切になってくると思います。

――インカレでのキーパーソンは誰になると思いますか

草島 ケガをしてリーグ戦出れていない立樹さんが帰ってきて100%の力でやってくれれば、リーグ戦とは違うチームになるんじゃないかと思います。

新井 僕は秀至さんかなって思います。秀至さんが調子いいときは失点しないし、失点しなければ負けないので。秀至さんが止めているときは僕らDF陣も「秀至さんに頼っているからもっと頑張ろう」と気持ち的にも伝わってくるというか、「もっとやらなきゃって」いう気持ちになって。そういうのがいいプレーにつながったりするので、個人的には秀至さんだと思っています。

田村 僕も秀至さんです。秀至さんが止める試合はチーム全体としてもすごく雰囲気が良くなるし、相手が上位校になると2、3点取るのがやっとなので。それ以下の点数に抑えてくれるのが秀至さんだけなので、秀至さんがキーパーソンだと思います。

――みなさんにとってインカレとはどのような大会ですか

草島 4年生最後の大会なのでよりいいかたちで優勝して、気持ち良く引退してくれるように下級生が一つとなって頑張らないといけない大会だと思っています。

新井 僕はインカレっていうのは一年の集大成で、チームが一年間やってきたことが全て結果に出る試合だと思っています。4年生を中心につくり上げてきたチームの努力が、最後に結果として現れる試合だと思っていて。この1カ月間でチームが急に強くなるわけではないので、3月からやってきた練習の成果が出る試合なのかなと思います。

田村 インカレはリーグ戦と違って負けたら終わりで絶対に勝たないといけない大会です。4年生も最後の大会だし、今の4年生が僕たちのチームでインカレ優勝を経験している唯一の代なので、絶対にここで4年生のためにも優勝したいっていう大会ですね。

――インカレでの個人の目標を教えてください

新井 個人としては、自分が出ているときの失点は絶対にしないことが目標ですね。あとは雰囲気づくりです。インカレは大舞台なので緊張する選手が出てくると思っていて。僕は高校時代から大きな大会に出ていてそういう点では慣れていて、ワセダには緊張しがちな選手が多いので、そういう選手に声をかけて、4年生には試合に集中できるような環境をつくって、下級生と同期をまとめてチームを一丸にするようにしていきたいと思います。

田村 僕は試合に出られるかどうか際どいラインなので、もし出ることがあったら相手が誰でも絶対に点を決めて帰るという気持ちでいます。出なかったら出なかったで、遥平と同じようにチームの雰囲気を良くして、試合に出る選手が集中できるような存在になりたいです。

草島 インカレは全部で5試合あって、全部の試合を秀至さんに負担させるわけにはいかないですし、少しでも秀至さんの負担を減らせるように自分が任せられた部分は自分の100%以上のものを出して、次の試合にいいかたちでつなげられるように全力を尽くしたいと思います。

――最後に、インカレに向けての意気込みでかっこよく締めてください

草島 中二っぽく言ったほうがいいよね。負けられない戦いがここにある!

一同 (笑)。

草島 恥ずかしい、やめて(笑)。

田村 なんだろうな。「優勝します」で。

草島 置きに行きすぎでしょ(笑)。

新井 一戦一戦大事に、ワセダが優勝できるように、自分のできる限りを精いっぱいやって、絶対に勝ちたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 井上莉沙、川浪康太郎、中澤紅里)

苫小牧の地で素敵な笑顔を見せてください!

◆草島邦彦(くさじま・くにひこ)(※写真左)

1995(平7)年9月16日生まれ。157センチ、65キロ。東京・早実高出身。社会科学部3年。背番号『32』。チームのいじられ役だという草島選手。インタビュー中もその様子がうかがえました(笑)。チームメイトから愛されている証拠ですね!

◆田村心(たむら・しん)(※写真中央)

1995(平7)年7月23日生まれ。172センチ、72キロ。埼玉・早大本庄高出身。教育学部3年。背番号『10』。アメフト観戦が大好きだという田村選手。同じ第二紺碧寮に住むアメフト部のパーカーを着ていらっしゃいました。甲子園ボウルにも足を運んだそうです!

◆新井遥平(あらい・りょうへい)(※写真右)

1995(平7)4月11日生まれ。174センチ、75キロ。北海道・駒大苫小牧高出身。スポーツ科学部3年。背番号『7』。「インタビューは苦手」とよくおっしゃっている新井選手ですが、今回もしっかりと取材に答えてくださいました。ことしもよろしくお願いします!