TEAM | 1P | 2P | 3P | 4P | 計 | |||||
千葉水球クラブ | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | |||||
早大 | 1 | 1 | 4 | 4 | 10 | |||||
▽得点者 小西2、徳用2、田中2、大久保2、小泉、大竹 ※第4ピリオド途中でコールドゲーム |
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TEAM | 1P | 2P | 3P | 4P | 計 | |||||
東女体大 | 2 | 3 | 1 | 2 | 8 | |||||
早大 | 1 | 3 | 2 | 2 | 8 | |||||
▽得点者 田中3、小路2、齋藤2、徳用 |
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TEAM | 1P | 2P | 計 | |||||||
早大 | 3 | 5 | 8 | |||||||
幕張総合高 | 0 | 0 | 0 | |||||||
▽得点者 小西4、大竹2、小路、齋藤 ※第2ピリオド終了時点でコールドゲーム |
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TEAM | 1P | 2P | 3P | 4P | 計 | |||||
藤村 | 2 | 3 | 1 | 1 | 7 | |||||
早大 | 2 | 3 | 2 | 2 | 9 | |||||
▽得点者 小西2、徳用2、田中2、小路2、大竹 |
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今季初の公式戦となる東日本リーグ戦が始まった。1日に4試合を行うタフな日程だったが、選手たちは疲れを感じさせない躍動感のあるプレーを最後まで見せる。2試合のコールドゲームを含む3勝1引き分けで予選リーグの1位通過を決めた。
1試合目は高校生主体の千葉水球クラブとの対戦。ゲームの立ち上がりは流れに乗り切れなかったが、その後は着実に得点を積み重ね、10-2で圧勝した。続く2試合目の相手は東女体大。両チーム互角の力を持っているだけに、この試合の行方には注目が集まった。試合序盤から、拮抗(きっこう)したゲーム展開に。先制点は相手に与えたが、齋藤有寿(スポ2=山形工)がゴール前の競り合いを制し、ただちに同点に追い付く。第2ピリオドまでは、得点をとってはとられの苦しい試合運びとなった。勝ち越しを図りたい後半戦。「無理なパスはしない」(小西晃代主将、社4=埼玉・秀明英光)という意識の下、確実なパス回しで得点機をうかがう。小路安希(スポ3=埼玉・秀明英光)のロングシュートなどで一時はリードを奪ったが、8-8の引き分けで試合は終わった。
積極的に攻撃に絡んだ小路
3試合目をコールドゲームで勝利した早大は、この日の4試合目を藤村と行った。2-2で迎えた第2ピリオド、小西主将の得点などで3点をリードする。一気に流れをつかんだかに思えたが、その後立て続けに失点を許し5-5で前半を折り返した。ゲーム後半は、ゴールキーパーの松岡美有(スポ1=埼玉・秀明英光)のプレーが光った。「自分が(シュートを)止めればチャンスにつながる」(松岡)。随所で好セーブを見せ、一番後ろからチームを盛り上げた。カウント9-7で試合終了のブザーが鳴り、この試合を勝ち取った。
早大のゴールを死守する松岡
小西主将は「ディフェンスが本当に良かった」と予選リーグ1位通過の要因を語ってくれた。どちらに勝利が転ぶかわからなかった2、4試合目を粘り強く戦えたことは今後につながるだろう。「準決勝、決勝を共に勝ちたい」(小西主将)。予選で作った勢いのまま、優勝まで突き進みたい。
(記事 井口裕太、写真 寺脇知佳)
コメント
小西晃代主将(社4=埼玉・秀明英光)
――今季初の公式戦となりましたが、チームの調子はいかがでしたか
いつも公式戦の最初の試合は立ち上がりが悪いのですが、きょうも決してよかったとは言えませんでした。ですが、初めての公式戦の割にはいい雰囲気で臨めた試合だったと思います。
――2試合目の東女体大戦を振り返ってみていかがですか
ディフェンスを徹底的にやろうということを事前に確認していたので、ディフェンスは本当によかったなと思います。しかし、パスミスが多くそこからカウンターでやられていたかなと思います。
――第3ピリオド以降、失点が少なくなりましたが、何か意識を変えたりしたのですか
パスミスからの失点が多かったので、無理なパスは絶対にしないというのは確認しました。
――2試合目がきょうの中で唯一勝利を得られませんでしたが、課題を挙げるとすればどのようなことがありますか
パスミスが多いので、チャンスを直接狙うのではなく、確実にパスを回していくことが失点を防ぐことにつながりますし、自分たちの得点にもつながっていくと思います。
――4試合目は厳しい試合をものにしましたが、勝利を収めた要因は何でしょうか
本当にディフェンスですね。人と人を決めて守っていたのですが、それがすごくよかったのかなと思います。ただし、最後の試合ということでみんな疲れていて集中力が落ちていたと感じました。自分もミスが多かったので、内容としてはあまりよくなかったと思います。
――1、3試合目は余裕のあるゲーム展開でしたが、チームとして何か試したことなどはありましたか
いや、特になかったです。1試合目に関しては立ち上がりが悪かったと感じています。3試合目は自分たちが1位、2位どちらに決まるかにあたって早めにコールドゲームにしたほうがよかったので、点を早くとっていくという姿勢でした。
――あしたへの意気込みをお願いします
東女体大か日体大かどちらが上がってくるかはわかりませんが、その試合には勝って、そして決勝でも勝ち、1位通過で東日本リーグ戦を終えたいなと思っています。
松岡美有(スポ1=埼玉・秀明英光)
――1日に4試合をこなす日程でしたが、試合を終えてみていかがですか
出だしが悪かったのですが、後半はチームの雰囲気もすごく良く試合にも勝てました。本戦に向けていい試合ができたかなと思います。
――4試合目は随所で好セーブを見せていましたね
自分が(シュートを)止めたらチャンスにつながっていくので、チャンスを作れて良かったと思います。
――ゴールキーパーとして試合中に意識していることは
点を防ぐことだけではなく、声を出してチームの雰囲気を盛り上げていくことです。
――きょうの試合を振り返って課題は見つかりましたか
もう少しで止められるシュートがけっこうあったので、確実に止めていけるようにしていきたいです。また、パスミスも何回かあったので絶対にパスミスはしないようにしたいです。
――あしたへの意気込みをお願いします
あしたはシュートを全部止めて、上の順位で本戦に行きます!