TEAM | 1P | 2P | 3P | 計 | ||||||
広島大 | 0 | 1 | 1 | 2 | ||||||
早大 | 10 | 7 | 5 | 22 | ||||||
▽得点者 田中7、樋爪5、上中3、中安2、寶田2、眞板2、土橋1 ※第3ピリオド途中でコールドゲーム |
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今年も日本学生選手権(インカレ)が開幕した。初日となるきょう、早大は広島大と一線を交えた。「最初はみんなどんどんカウンターいって点取ろうという作戦でした」 と田中要(スポ2=埼玉・秀明英光)が語ったように、序盤から攻め込む早大。第1ピリオドを無失点に抑え、得点を量産する。その後も勢いは止まらず、第3ピリオドでコールド勝ち(※1)を収めた。
始まった第1ピリオド。先制点を決めたのは眞板晃生(スポ3=東京・明大中野)。樋爪吾朗(スポ1=埼玉栄)からパスを受けて放ったバックシュートが相手ゴールへ吸い込まれた。その後も順調に点を重ねていく早大。途中、土橋玄(教2=埼玉・秀明英光)が退水(※2)となったものの、そこでも相手に得点を許さない。無失点のまま迎えた第2ピリオドでも攻撃の手を緩めることはなかった。終了まで残り1分となるころにシュートを決められたものの失点はその1点に留まり、17-1で折り返しを迎えた。
早大最多得点を決めた田中
大きくリードを広げた状態で始まった後半戦。このまま得点を伸ばしていきたいところだ。前半と同様に、油断することなく攻め続ける早大。さらに抜かりない守備で点差を広げていく。あと1点でコールド勝ちというところでシュートを決めたのは上中大樹(人1=広島学院)。土橋からのパスを見事得点へとつなげた。
全体を通して試合を有利に運んだ
インカレという大舞台で幸先のよいスタートを切った早大。あした以降の試合も、この勢いのまま最後まで駆け抜けてほしい。
※1日本学生選手権においては、20点差がついた時点でコールドゲームとみなす。
※2重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。
(記事 池田春花 写真 佐鳥萌美)
コメント
田中要(スポ2=埼玉・秀明英光)
――試合前に意識していた点は
下の実力だとは思っていたんですけど、足元をすくわれないように、最初はみんなどんどんカウンターいって点取ろうという作戦でした。後半は油断しないようにしていました。
――早慶戦からはどんな練習をしてきましたか
人数少ないので交代がないので、体力面で課題が見つかったので、とりあえず体力を増やすのと、あとは競り合ったりとかが弱かったので、そこの部分を練習しました。
――コールド勝ちを収めましたが気持ちはいかがですか
ここで終わりじゃないので、次の試合に向けての試合だと思っていたので、当たり前の結果だと思います。
――あしたの試合に向けて意気込みをお願いします
あしたはきょうの試合と全然違って、最初は競ると思うので、きょうの気持ちでダラダラいかず、気持ちを切り替えていきたいと思います。
上中大樹(人1=広島学院)
――初めてのインカレでしたが、どのような気持ちで臨みましたか
ものすごく緊張していました。あまり僕は出場機会がないんですけど、その中で今回は出場機会が多く与えられるということだったので、それなりのコンディションで気持ちも持って、この試合に臨みました。
――試合中、得点を決めた場面を振り返っていただけますか
嬉しかったという一言なんですけど、あとはやっぱり周りのメンバーがしっかりサポートしてくれないとできない得点だったので、周りのメンバーに取らせてもらった得点だと思っています。
――夏休み中はどのような練習をしてきましたか
結構遠征が多かったんですけど、いろんな高校や大学を迎えてのゲーム形式や、もちろん基礎練も積んできました。
――あしたの試合に向けて意気込みをお願いします
まだ、試合が今行われていると思うんですけど、どちらが勝っても絶対に、もう一回コールドで勝つつもりでいきます。