今回は浅羽栞(スポ3=東京・八王子学園八王子)と斎藤千紘(商3=東京・早実)へのインタビューだ。長年日本女子平泳ぎのトップを走ってきた浅羽。一方の斎藤は日本選手権50メートル平泳ぎで表彰台に登るなど、今季大躍進を遂げている。日本トップレベルの実力を持つ女子平泳ぎ選手二人に、インカレへの思いを伺った!
※この取材は10月1日に行われたものです。
「今しかできない、この一瞬を大切にしたい」(浅羽)
――まず、他己紹介をお願いしたいです
浅羽 上手く紹介できるか…(笑)。斎藤選手はとにかく明るくて誰とでも仲が良いと誰もが口にすると思います。先輩からも後輩からもすごく愛されていて、礼儀が正しいです。どんな人にも挨拶していて友達が多くていつも憧れる存在です。
斎藤 なんか恥ずかしいこれ(笑)。
浅羽 私と斎藤選手と佐々木選手(杏奈、スポ3=神奈川・日大藤沢)がインカレで一緒に入場ゲートから入った時、私と佐々木選手はスタスタ歩いて行ったんですけど、斎藤選手は友達が多くて私たちが先に行ってしまって。「ちーちゃん(斎藤)ってほんと友達が多いよね」と話したのがすごく印象的です(笑)。
斎藤 確かに試合会場に行くと友達が多くて、一緒に行動している友達を待たせちゃうことは多々あるなと思います(笑)。
――浅羽さんの紹介をお願いします
斎藤 皆さんご存じの通り、早稲田を代表するエースで私が中学生の頃から今まで日本のトップにいます。私が知っている中でも本当に数少なくて、ずっと代表だったりトップで戦っているみんなの憧れの選手だと思います。内面的には、こんなに綺麗でしっかりしているように見えてちょっと抜けているところがあるのがポイントです。いい意味で、ですよ(笑)。私とは比にならないくらい男女問わず、先輩後輩問わず愛されています。
斎藤 なんかやらかすことが多くてみんなに突っ込まれるんですけど、いろいろと忘れやすいです(笑)。
――プライベートでも交流はあるのですか
斎藤 私が寮に入って栞ちゃんが外で練習していた時、電話でいろいろお話ししたよね。
浅羽 部屋でポッキー食べて遊んだり、お風呂に音楽聞きながら入ったり、よくLINEしたりします。
――二人で寮に入られていたのはいつ頃なんですか
斎藤 去年の11月くらいに一時的に入寮しました。
――夏休み期間でやったことやオフの時間にハマっていることはありますか
浅羽 もともとドラマを見るのが好きで、夏休み期間に韓流を見ようと思って、「愛の不時着」を3日間で一気見しました。のめり込んじゃうのでいろいろやりながら、とにかく一日中つけていました。
斎藤 このご時世なので、家族で過ごす時間も増えていて、家族3人でサイクリングしたり、皇居が近いのでそこまで行ってみんなでリラックスしました。
――夏どのような練習をしていましたか
浅羽 私は今年の選考会が終わってから学内で練習させていただくことになって、ずっと大学で練習していました。奥野さんのグループでやらせてもらっていて、今はおなじ平泳ぎで同期の平河選手(楓、スポ3=福岡・筑陽学園)や白石選手(崇大、スポ3=広島・沼田)、大﨑選手(威久馬、スポ4=神奈川・桐光学園)などはしょっちゅう同じタイミングでスタートすることが多いので、だいたいこれくらいのタイムできたら調子いいとかお互いに分かるので、そういう声がけは練習中によくしています。
斎藤 私はずっとクラブチーム練習していました。昨年と違って合宿ができて、クラブチームのチームメイト5人だけで千葉県の谷津の大きなセントラルのプールの寮に入りました。久しぶりの2週間くらいの合宿だったので、合宿が嫌いなわけじゃないんですけど、最後の方は「おうちに帰りたい」って思いました(笑)。
――合宿の息抜きは何でしたか
斎藤 同部屋に一個下の後輩がいて、前から仲がいいんですけど、その子と一緒にオフの日にパックをしたり、この前はその子が二十歳の誕生日を迎えたので、ホールでチョコケーキを買って食べました(笑)。
――女子チームは定期的にオンラインでミーティングをしていると伺いましたが、どんなことを話されていますか
浅羽 ほぼ毎週やっていて、だいたいはみんなで他愛もない話をすることが多いんですけど、主将の牧野選手(紘子、教4=東京・東大付中教校)が自分のことを知ってほしいということでクイズをしました。本人しか知り得ないような「初恋はいつだったでしょう」とか、打ち解けるために企画してくださったのは面白かったです(笑)。もともと牧野選手とは仲がいいんですけど、他の人に見せない部分がやっぱりあるんだなと思って、知らないことはいっぱいあるなと思いました。
斎藤 確かにあれは印象的でしたね(笑)。昨年度も毎週のようにミーティングをしていて、コロナ禍だったので練習内容を報告していたんですけど、それとは違ったことをしてくださったのでとても楽しかったです。
笑顔で話す浅羽
――夏休み期間中に力を入れた練習や修正された点はありましたか
浅羽 泳げない期間もあったのですが、インカレまで短くて、レースに直結する強度の練習をコンスタントにこなせるのが生きているなと感じます。メイン練習が一回良ければいいやというより、コンスタントにいい日が続くようにしたりしていました。
――実際練習の中で成長したなと感じますか
浅羽 期間を追うにつれて最初の方より体が慣れてきて、どんなときでもこれくらいのタイムは出せるなという自信がついてきて、それに伴ってタイムも上がりました。コンスタントにできることが試合においての実力につながっていて、一番大切だなということをかんじましたね。
――斎藤選手は夏休みの練習はいかがでしたか
斎藤 私は今年初めて夏の主要大会で2個目を出会いという選択をして、200メートル平泳ぎにシフトしました。100メートルでさえ前後半で結構大きな差があるんですけど、長水路ではもっと差が開いちゃうので、とにかく平泳ぎでずっと200メートルを泳ぎ続けるのを目標にしていました。スタートとゴールを比べるとテンポが落ちちゃったり、バテちゃうことが多かったです。普段クラブチームでは短水路をしているので、合宿中でなんとか長水路に慣れて持久力を付けることを目標にしていました。 p>
――個人メドレーから平泳ぎにシフトした理由は何かありますか
斎藤 一つきっかけは自分がもしかしたらレギュラーになれないかもしれないということと、高校までは個人メドレーを中心に練習していたので平泳ぎで結果が出なかったんですけど、大学で平泳ぎを中心に練習していたら個人メドレーで結果が出ませんでした。不器用なので両立ができなくて、100メートル平泳ぎで戦うなら持久力を付ける意味で200メートルにも挑戦してみよう、今年の夏は平泳ぎに一本集中する決意でシフトしました。練習はもちろんきついんですけど、最近泳ぎが安定してきたので、成長を感じているのできついと思っても「前より速い!」と前向きに練習を積めるようになりました。
「去年点数が取れていない分取りたい」(斎藤)
――今シーズンはここまで日本選手権、ジャパンオープンや早慶戦がありましたが、振り返っていかがですか
浅羽 日本選手権で目標だった派遣タイムを切ってオリンピックに行きたいという思いがあったのですが、実力が及ばなくて目標を達成できませんでした。そこから練習拠点や住む場所などいろんなことを変えてここまで結構いろんなことがあったなと言うのが正直な感想です。でもその中でも自分のできることは最低限できていたなと思うので、来年の3月までにとにかくやって行こうというつもりで変えました。本当に今は途中段階にいるなというのが率直な感想です。
――環境を変えられたのは、日本選手権の影響があるのですか
浅羽 それまでも悩んでいたのですが、日本選手権が終わって競技をどこまでやるかということも考えて、その中で仲間と一緒に水泳をやっていきたいという思いがあったので大学練習を選びました。
――斎藤選手はここまで今シーズンを振り返っていかがですか
斎藤 今までは日本選手権に出るために必死で、タイムが出て満足という感じだったんですけど、自分でもびっくりするような結果が出て「一戦で活躍する選手ってこういうことなんだ」とちょっと上が見えた気がしてより一層練習にも熱が入るし、「もっと活躍したい」と思えるようになりました。でも気持ちが前に行きすぎちゃった分、自分の良かった泳ぎを見失って良くなかったですし、練習タイムも落ちてしまって精神的に「ここで終わっちゃうのかな」と思いました。その時、さっきも言った後輩やチームのみんなのおかげで前も向けたし、今楽しく水泳ができているのかなと思います。ジャパンオープンも日本選手権も全然いい結果じゃなかったんですけど、得たものもちゃんとあって練習に生かせているので、全部経験して良かったなと思っています。
――かなり日本選手権で自分の中の感覚が変わったんですね
斎藤 ちゃんと勉強して水泳でもちゃんと結果を出すというでも同期に代表を経験している選手やOB・OGの選手で活躍している方もいるので、自分ももっと上を目指したいなと思うようになりました。
――インカレについて伺います。出場種目とその具体的な目標について教えてください
浅羽 インカレでは100メートル平泳ぎと200メートル平泳ぎに出場します。100メートル平泳ぎでは自己ベストを更新することと、3番以内に入って表彰台に上り、点数を取るのが目標です。200メートルでは自分の中で今まで優勝できたことがなかったので、きちんとランキング通り優勝して、やっとインカレ楽しめたと思えるようなレースをすることが目標です。
――タイムは以前言っていた目標から変わりないですか
浅羽 そうですね。自分の中で一番目標にしているのが3月なので、ここから試合もどうなるのか分からないんですが、数少ない試合の中でもっともっと上にいかなきゃいけないというのがあります。その段階としても自分の中でタイムは同じ目標を掲げています。
斎藤 私も浅羽選手と同じで、100メートル平泳ぎと200メートル平泳ぎに出場します。100メートルはエントリーが9番なので、とにかく浅羽選手と一緒に決勝に残りたいという思いがとても強いです。200メートルに関しては、あと1秒ちょっと上げなくちゃ点数は取れないんですが、昨年早稲田の女子で出場した中で私だけが点数を取れず貢献できていないので、去年の分も取りに行くという気持ちで点数を取りに行きたいと思っています。
――200メートルの調子はいかがですか
斎藤 この前合宿中に長水路で初めて200メートルを泳いで、泳ぎが後半でも今までよりは持ったんですね。なので、上向きかな…? スタートが元々、泳げるようになるというところだったので、少しレベルは低いんですが、ちゃんと上を目指して頑張ります。
――お二人とも3度目のインカレになりますが、インカレはどのような大会ですか
浅羽 毎年感じるものが違って。1年生の時は雰囲気に圧倒されて、自分もチームに貢献しなきゃという思いが空回りしていたかなと思います。今感じるのは、大学生だからできる、人生で4回しかできない楽しい大会というイメージです。4年生とはここが最後の、学生にとって節目となる大会で、将来いろいろな人と集まった時に盛り上がりそうだなというくらい、学生ならではの貴重な大会だという印象です。
斎藤 私は二つあって。一つは行事ごとが好きで、小中高と体育祭や文化祭で燃えてきていたので、そういう意味では大学に入って行事になるとインカレだなと思います。チームで戦うのはインカレしかないので。学外選手でも学内の選手と出て一緒に戦えるというところで、頑張らなくちゃというのはあります。もう一つは、早稲田に唯一貢献できる場所だなと思っています。今まで大学にお世話になったり、大学でも何不自由なく連絡してくださったり、監督の方々には感謝しているので、そういった方々に恩返しする場所だなと思っています。
――4年生との特別に印象に残っているエピソードなどはありますか
浅羽 4年生とはキリがなくなっちゃうんですが、最初に思い浮かぶのは桜内先輩(琴美マネージャー、スポ4=神奈川・横浜共立)です。私が大学1年生の日本選手権で、スタートの時に自分の名前を呼んでくれている人がいて。元々私が所属していたクラブは小さい所だったので、声が届くことは正直そんなになくて。誰かが少し言ったくらいじゃ聞こえないんですが、大学生のその試合で、聞いたこともない自分の名前が聞こえて。あれ? と思ったら、桜内先輩が、会ったこともないけど自分の後輩になるからということで声を出してくださっていて。そこからクリスマス会やお泊りなどいっぱい思い出があるんですが、出会ったこともないのにそういう応援をしてくれたのがすごく印象的です。
もう一人挙げるとすると、元々交流があった牧野選手ですね。同じチームになれるのがすごくうれしくて。それまでずっと後ろを歩いていたような気持ちだったんですが、夏合宿とかでも同じチームとしてはなかなか一緒に活動することはなかったので、さっき言ってたミーティングとかすると、今まで同じチームって絶対にありえないことが、こんなトップの選手がこんなに良くしてくださるんだと。大学に入ってそういうつながりができて、自分の中では思い出というか、絶対に忘れられない出来事になるなと強く思いました。
斎藤 私も被ってしまうんですが牧野選手です。東京都で中学生、小学生くらいの時から仲良くされていただいていて、ずっと小さい時からトップで活躍されていて、浅羽選手も言っていた通り本当に憧れの存在で。そんな方と同じチームになれるのが本当にうれしくて。今年度の主将で、今まで私が下級生の頃は女子マネジャーの方が主将になられていて、支えていただきつつ引っ張ってもらうというのが今までのチームでした。でも牧野選手が主将というのは、今までの方がそうじゃなかったわけじゃないんですが、実績も素晴らしいですし、いるだけでついていきたいと思えるような存在です。試合結果も印象的だったのは、私が1年生の時のインカレで。最終日は4個メと8継があってそれを2本ずつ泳がなくちゃいけなくて本当にきつい日なんですよ。それで更衣室で牧野選手がちょっと涙を流していることがあって、全てが強いわけじゃないんだなって。早稲田を背負っているから強くいてくれているのであって、本当は多分弱くなっちゃう面もあるけど、私たちの前では強くいてくれるんだなと思うと私ももらい泣きしてしまいました。
他にも、試合の時にも本当に声をかけてくださるんですね。関カレでも、私が2ブレでまだ標準が切れていなくてこの試合で切らなくちゃいけないという時に、「千紘なら大丈夫だよ!」と、前を向ける言葉を、心をこめて言ってくださるので、ああ、主将かっこいいなと(笑)。
――今年は牧野主将になって、総合4位という少し高い目標を掲げていると思いますが、そこについてはいかがですか
浅羽 私が大学に入った中では一番高い順位だなと思いますし、本当にリレーも含めて調子をきちんと合わせて、自分のできる最大の努力をした結果で取れる順位だと思っています。一人が頑張っても絶対にできないことですし、誰も欠けずにみんなでやっていくことが必要な目標だなと思います。
斎藤 今までシード権争いをしていたチームだったので、総合4位は結構大きな目標だなと思います。でも本当にインカレは熱くなれますし、みんなが持っている結果以上のものを出せるのかなと思います。牧野選手はしっかりみんなを引っ張って結果を出してくれる存在でもありますし、ちゃんとそこにしっかりついて、私も点数を取って貢献したいなと思います。
――男女のチーム全体として、注目選手はいますか
浅羽 いっぱいいらっしゃるんですが、私の中でやっぱり4年生の泳ぎは気になります。牧野選手と同じように、佐藤千夏選手(スポ4=埼玉・埼玉栄)も本当にトップで。すごく努力をしてきていて、中学生の頃から日本選手権1位とかも取っていました。そこから私が出会った時が彼女の中でうまくいっていないときだったんですが、この人大丈夫かなという目をしていたのが印象的でした。でも今年の日本選手権で5年ぶりのベストとか、最後と言っているからこその力が出ているのかなとすごく感じて。多分インカレで水泳が最後で、長くやってきて苦しいところも何倍もあっただろうなと感じるので、そのレースが絶対に見ていて心を動かされるだろうなと思います。長い距離を注目して見ていただけるとうれしいです。
斎藤 今栞ちゃんの話を聞いてうるうるしていたんですが、私も千夏さんはもちろん、注目しているのは同じ長距離の男子の古畑海生(スポ4=兵庫・市川)さんです。ここ最近ずっといいタイムを出していて、調子がいいことは伝わってきますし、コーチの小島先生から聞いた話で、一回も練習を休んだことがないらしくて。長距離選手であんなにきつい練習をずっとやっているのに、休んだことがないんだと思って。そこに水泳に懸ける情熱を強く感じました。本当にLDでは海生さんのチームは誰よりも練習が早く始まって誰よりも遅く終わるくらい、練習メニューもハードなんですが、それを淡々とこなして、しかも最後にみんなが驚くようなタイムで来るんですね。その精神力や忍耐力の強さも素晴らしいなと思いますし、今年のインカレに懸けるところや、最後どんなタイムで来るのかなという楽しみ半分期待半分という感じですね。
明るい笑顔が印象的な斎藤
――ご自身の見てほしいポイントはありますか
浅羽 私は200メートル平泳ぎを得意としていて、その中でも前半から積極的にいって後半にどこまで粘れるかというのが自分のレースプランなので、どこまで差されずに粘り切れているかに注目して見ていただきたいです。ハラハラさせるかもしれませんが、一生懸命泳いでいるので、中盤から後半の泳ぎを見てほしいです。
斎藤 私も本当に一緒なんですが、100メートル平泳ぎをメインとしていて、50メートルが得意なので、前半のスピードが出るところに注目してもらえたらなと思います。でも後半いつも差されちゃうので、ちょっとでも差されないよう、先行逃げ切り型で今年も頑張ります。
――普段対面では色紙で意気込みを書いてもらうんですが、色紙をもらったら何と書きますか
浅羽 「一瞬一瞬」と書きますね。最近すごく大切にしていて、今しかできないことを、一瞬を大切にしたいなと思っていて。インカレのレースは4日間で長いようですごく短くて、一瞬一瞬にいろんな人の思いや人生が詰まっていて、その中に自分もいるというふうに思っているので、皆さんも自分も大切に応援していただけたらすごくいい4日間になると思います。
斎藤 私は、「大漁」と書こうかなと思います。去年点数が取れていない分取りたいなという思いもありますし、女子総合4位に向けて大きくなりたいと思っているので、大量得点の「たいりょう」と、魚のように泳ぐということで「漁」の字を入れます。
――最後に、インカレに向けての意気込みをお願いします
浅羽 本当にいろいろなことがあったご時世でしたが、4年生にとっては引退試合ですし、私たちにとっても3度目のインカレで、楽しんで終われたことがなかったので、今度は楽しんで終われるようなレースがしたいと思っています。頑張ります。
斎藤 私はここに来るまでにいろんなこともあって、家族やコーチ、監督さんなどいろんな方に支えていただきました。迷惑をかけた部分もあったので、ちゃんとここで結果を出したいです。本当にありきたりなんですが、自分のためはもちろん、支えてくださった方たちのためにも泳ぐということで、今までよりも熱い思いを持って泳ぎます。
――ありがとうございました!
(取材 小山亜美、編集 手代木慶、朝岡里奈)