学生日本一を決める戦いがついに始まった。全日本学生選手権（インカレ）１日目から白熱した戦いが繰り広げられている。その中で早大は男子２００メートルバタフライと男子１００メートル平泳ぎで優勝。あす以降も流れに乗り、全員が一丸となって戦っていく。
★坂井がインカレ３連覇！
表彰式で笑顔を見せる坂井
男子２００メートルバタフライ決勝には、先日のリオ五輪で銀メダルを獲得した坂井聖人（スポ３＝福岡・柳川）が出場。大歓声の中で行われたレースで、坂井は圧巻の泳ぎを見せる。リオ五輪決勝では驚異的な追い上げを見せた坂井だったが、この日は前半から積極的なレースを見せた。「１００メートルまでは良かった」と語るように、前半からパワフルなストロークで後続の選手を引き離す。２位と３秒以上もの差をつけ、１分５４秒０６というタイムで快勝。自身の持つ大会記録を更新し、この種目でのインカレ３連覇を果たすなど、好調ぶりをうかがわせた。一方、女子は決勝に田村美紅女子主将（スポ４＝埼玉栄）が、Ｂ決勝に志賀珠理奈（スポ２＝埼玉・武南）がそれぞれ出場。田村は８位と振るわなかったが、「あすの１００メートルバタフライでこの屈辱を晴らしたい」と前を向いた。志賀はラスト５０メートルで追い上げを見せるも、４位でレースを終えた。
（記事 大島悠輔、写真 平川さつき）
渡辺が３位まで０秒０３差の混戦を制す！
レース後、『１』ポーズをする渡辺
渡辺一平（スポ２＝大分・佐伯鶴城）は男子１００メートル平泳ぎ決勝に出場し、白熱したレースを展開した。５０メートル折り返し地点ではわずかに抜け出し１位だったが、後続との差がほとんどない接戦のままフィニッシュを迎える。なんと３位まで０秒０３差。タッチの差で見事に優勝をものにした。同種目に出場した上野聖人主将（社４＝神奈川・法政二）は予選で８位タイという結果に。決勝進出を懸けたスイムオフでは惜しくも敗れ決勝進出を逃してしまう。「１本目で勝ち切れなかった詰めの甘さが一番悔やまれる」と上野は振り返った。しかし、男子１００メートル平泳ぎＢ決勝では力強い泳ぎで５０メートルを１位で折り返すと、後半も意地の泳ぎを見せ１分０秒３８をマークし３位でフィニッシュした。一方女子は、渡部香生子（スポ２＝東京・武蔵野）が女子１００メートル平泳ぎ決勝に登場。序盤からスピードを上げることができずそのままゴールし、まさかの４位と表彰台を逃してしまう。レース後渡部は納得のいかない結果に悔し涙を浮かべていた。
（記事 網代祐希、写真 平川さつき）
★井上が笑顔で表彰台へ！
レース後、ガッツポーズをする井上
井上奨真（スポ２＝県岐阜商）が見事、表彰台に上った。昨年は目標としていたＡ決勝に残ることができず、悔しい思いをした井上。必ず決勝へ。その思いは人一倍強かった。「後半に粘る練習をしてきて、それができた」と振り返るように、予選では同組の世界選手権代表経験もある天井翼（東洋大）に対して粘りを見せると、予選３位で決勝へ駒を進めた。そして迎えた決勝。プラン通り、前半は積極的に前に出て１００メートルを１位でターンするが、中盤から天井と蟹由恭平（同志社大）が伸びてくる。３選手での競り合いの中、予選で更新した自己ベストを更に１秒４も上回る好タイムでのフィニッシュ。３位となり、チームにも活気を与えた。一方女子は、伊藤愛実（社２＝東京・早実）がＢ決勝へ進出。前半は良い順位でレースを展開したが、後半に失速。予選よりもタイムを落としてしまった。「予選は久しぶりに良かったが、勝負の決勝でタイムを落としてしまっては意味がない」と伊藤は悔しさをにじませた。
（記事 本田理奈、写真 平川さつき）
★４継はあと一歩表彰台に届かず
レース前に仲間の激励を受けるリレーメンバー
インカレ初日の最終レースとなった男子４００メートルフリーリレー。早大が昨年優勝している種目だ。予選を２位で通過し、迎えた決勝。メンバーは予選と同じく荒木優介副将（人４＝三重・暁）、瀬戸大也（スポ４＝埼玉栄）、渡辺一平（スポ２＝大分・佐伯鶴城）、高木遼司（スポ３＝大阪・生野）という４選手。第１泳者の荒木が６位で引き継ぐと、続く瀬戸が後半に追い上げ、順位を４位まで上げる。第３泳者の渡辺も食らいつき、４位で最終泳者の高木へ。３位の日大を懸命に追いかけたが、０秒２１の差で表彰台には届かなかった。レース後、悔しさをにじませた選手たち。この悔しさを次につなげて欲しい。一方、女子４００メートルフリーリレーはＢ決勝での戦いとなった。予選から選手を一人変更し、伊藤、渡部、田村、川畑志保（教１＝東京・早実）という布陣で臨んだが、５位でフィニッシュ。「個人種目がある選手が多くて疲れている中のリレーだったのですが、みんなで声をかけあって良い雰囲気で臨めました」（伊藤）。その雰囲気で、あす以降もチーム一丸となって戦っていきたい。
（記事 大森葵、写真 平川さつき）
結果
◇決勝
男子５０メートル自由形
荒木 ２３秒０９【７位】
男子４００メートル自由形
井上 ３分５１秒６４【３位】
男子２００メートルバタフライ
坂井 １分５４秒０６【１位】
女子２００メートルバタフライ
田村女子主将 ２分１３秒４３【８位】
女子１００メートル平泳ぎ
渡部 １分８秒２７【４位】
男子１００メートル平泳ぎ
渡辺 １分０秒４２【１位】
男子４００メートルフリーリレー
荒木、瀬戸、渡辺、高木 ３分２０秒６６【４位】
◇Ｂ決勝
女子４００メートル自由形
伊藤 ４分１９秒２４【６位】
女子２００メートルバタフライ
志賀 ２分１３秒３９【４位】
男子２００メートル平泳ぎ
安田純輝（スポ４＝千葉商大付） ２分４秒０５【８位】
男子１００メートル平泳ぎ
上野 １分１秒３８【３位】
女子４００メートルフリーリレー
伊藤、渡部、田村、川畑 ３分５１秒２８【５位】
◇スイムオフ
男子１００メートル平泳ぎ
上野 １分１秒２３【２位】
◇予選
女子５０メートル自由形
勝山晴海（国教４＝静岡・浜松北） ２６秒９０【２７位】
男子５０メートル自由形
荒木 ２２秒８３【５位】
高木 ２３秒５５【２７位】
古川 ２３秒６０【２８位】
女子４００メートル自由形
伊藤 ４分１７秒８４【１３位】
男子４００メートル自由形
井上 ３分５３秒０４【３位】
名前 ３分５７秒３１【２１位】
女子２００メートルバタフライ
田村 ２分１１秒８１【４位】
志賀 ２分１３秒１１【１４位】
男子２００メートルバタフライ
坂井 １分５６秒２５【１位】
女子２００メートル背泳ぎ
山口 ２分１９秒１６【位】
男子２００メートル背泳ぎ
安田 ２分３秒２０【１５位】
女子１００メートル平泳ぎ
渡部 １分９秒１１【６位】
男子１００メートル平泳ぎ
渡辺 １分０秒２６【１位】
上野 １分１秒２１【８位タイ】
女子４００メートルフリーリレー
勝山、伊藤、田村、渡部 ３分５０秒１０【１１位】
男子４００メートルフリーリレー
荒木、瀬戸、渡辺、高木 ３分２１秒２７【２位】
コメント
決勝進出者
上野聖人主将（社４＝神奈川・法政二）
――レースを振り返っていかがですか
３本目のレースできつかったですが、仲間の声援だったりとかをひしひしと感じていたので勝ちたかったです。ですが、体がきつくて悔しい結果になってしまいました。
――スイムオフで惜しくも敗れてしまいましたが、その点はいかがでしたか
最初の１本目で勝ち切れなかった詰めの甘さが一番悔やまれますね。
――午前から午後へ、どのように気持ちを切り替えましたか
もともとは一平（渡辺、スポ２＝大分・佐伯鶴城）とワンツーフィニッシュを狙っていて、そこから考えると全然だめだったのですが、チームみんなで戦っているので僕にできること、すべきことをしっかりやろうと考えてやりました。
――主将として最後のインカレ、どのような気持ちで泳ぎましたか
スパルタだったんですけど、最後までダメな主将で申し訳ないです。
――個人種目はこれで終わってしまったと思うのですが、あした以降どのようにチームに貢献したいですか
リレーの予選を泳ぐのであればしっかり一平に決勝につなげられる良いレースをしたいですし、もし（レースが）なければ応援だったり、最後どれだけチームを鼓舞できるかというところが大事になってくると思います。主将の僕だからできることもあると思うので、そこはしっかりと全うしたいと思います。
田村美紅女子主将(スポ４＝埼玉栄)
―― 先ほど泳いだ女子２００メートルフリーリレーですが、泳いだ感触はいかがでしたか
きょう４本目のレースで、女子２００メートルバタフライの個人でチームに貢献することができなかったので、メンタルの面でも体力の面でも引っ張れたらなと思って泳ぎました。今タイムを見ると予選より遅かったので、まだインカレは終わってないですけど、ちゃんと反省をして次にいかしていきたいなと思っています。
――ご自身は順位を上げたことについて分かっていましたか
自分的には、やっぱり香生子（渡部、スポ２＝東京・武蔵野）から引き継いで、１年生の志保（川畑、教１＝東京・早実）に渡す前に、１番や２番などの勇気の湧く順位にしたいと思っていました。タッチして順位を見たら４番だったので、もう少し足りなかったのかなと思っています。
――次に女子２００メートルバタフライについてお聞きします。予選よりもだいぶタイムを落としてしまった決勝となりましたが、その辺はいかがですか
私は、２００メートルバタフライは不得意だったんですけど、やっぱり主将として、何が何でもＡ決勝にまず残って、チームに貢献したいというのが一つだったので、その点は良かったと思っています。ですが、決勝でタイムを落としてしまったことについては、ずっと課題だったところです。あすは本命の女子１００メートルバタフライがあるので、そこでは必ずこの屈辱を晴らしたいなと思っています。
――女子主将として迎えたインカレですが何か思うところはありましたか
この１年間楽しいことばかりではなくて、苦しいこともたくさんあったのですが、やはり後輩とか同期とかの頑張っている姿を見ていると、やってきてよかったなと本当に思います。このインカレに向けて１年やってきたので、私個人の目標はもちろんですけど、チーム全体に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
――インカレはまだ２日ありますが、あす以降への意気込みをお願いします
１年生の時から言っている表彰台に、あすこそははのぼりたいなと思っています。
荒木優介副将（人４＝三重・暁）
――第一泳者としてどのような意気込みで臨みましたか
第一泳者というよりは最終学年として、また昨年優勝しているチームとして、克さん（中村、平２８スポ卒＝現イトマン東進）が抜けた中でどうやって引っ張っていけるかというのを意識していました。
――４位という結果は悔しい結果となってしまいましたね
そうですね。優勝しているチームも力がありますし、優勝というよりは表彰台を目指していたので悔しい結果となってしまいました。
――個人種目についてお伺いします。決勝では７位でしたがこの結果はいかがでしょうか
予選よりもタイムを落としてしまっているので、１日に何本も泳ぐ体力がないのか、こういった大舞台に弱いのか、と考えてしまいますね。
――予選は２２秒８３というタイムでした
予選は決勝に残ることができれば何秒でも良いと思っていました。
――最後のインカレとなりますがどのようなお気持ちで臨んでいますか
僕自身ほぼ引退試合となりますし、水泳人生の集大成だと考えています。親などのお世話になっている方に感謝の気持ちを伝えたいなと思っています。
――ワセダの雰囲気というのはいかがでしょうか
僕がいた４年間で最高クラスに良いと思います。主将の上野が良いキャラをしているので、良い雰囲気だと思います。
――あす以降に向けての意気込みをお願いします
きょうはリレーで悔しい思いをしたので、同じ失敗を繰り返さないように、リレーのリベンジもしたいなと思います。
瀬戸大也（スポ４＝埼玉栄）※囲み取材より抜粋
―― まずはリレーを終えて、率直な感想をお願いします
予定よりは良い感じに泳げたと思います。チームとしても表彰台にのぼれなかったですけど、荒木（優介、人４＝三重・暁）なんかはきょう４レースもあった中で、みんな本当に頑張って入った４番だと思います。あしたもレースが続くので自分のレースにしっかりと集中して、（男子４００メートル）メドレーリレーの方でも表彰台に登れるように頑張っていきたいと思います。
――瀬戸選手にとっては１００メートル自由形はなかなか泳がない種目ですが
もうちょっといけそうな感じはあったので、東京オリンピックで４継目指したいなというのは嘘ですが（笑）。でもスピードの練習にはなるので、これから４年後に向けては少しずつスピードの強化ということで出るかもしれないので、どんどんスピードもつけられたらなと思います。
――あしたから個人種目も始まりますけど、個人種目は大丈夫そうですか
日に日に距離がディフェンディングしていくんですけど、うまく泳げるようにしたいなと思います。その中でも自分なりに課題を持って泳ぎたいなと思います。
――あしたはメドレーリレーもありますが
とりあえず、きょうはしっかり休んで、あしたに備えたいなと思います。
――リオ五輪後、初のレースだったと思いますが、その辺いかがだったでしょうか
先週も体調を崩して、不安があったのですが、とりあえず１００メートルまではもったということで。あす以降どんどん泳ぐ距離がディフェンディングしていくので、うまく泳げればいいなと思います。
――銅メダリストとして臨むインカレはどうだったでしょうか
あまり普段とか変わらないですし、金メダリストもいるので、後ろから追いかけて、あわよくば勝とうかなと思います。
坂井聖人（スポ３＝福岡・柳川)※囲み取材より抜粋
――大会３連覇おめでとうございます
ありがとうございます。
――今の率直な気持ちを聞かせて下さい
（１分）５３秒台を狙っていたので、あとちょっと届きませんでした。なので、少し課題の残るレースになったのではないかと思います。
――銀メダリストとして臨んだ初めてのレースでしたけれども、その辺のプライドとかはいかがでしたか
それはあんまり考えずに、今までと変わらないインカレという感じで臨むようにしました。
――あす男子１００メートルバタフライと男子４００メートルメドレーリレーがあると思いますが、あすに向けて意気込みを教えてください。
まずはきょうの疲労を抜いて、あすの男子１００メートルバタフライでは、５２秒の前半を狙って泳がないと世界では前半で遅れると思うので、課題の１００メートルを克服できたらいいなと思います。
井上奨真（スポ２＝県岐阜商）
――初めてのＡ決勝となりましたが、雰囲気はいかがでしたか
そんなに緊張はしませんでした。入場するときにみんながハイタッチなどをしてくれて、それで頑張ろうとやる気が出ました。
――４レーンと５レーンの選手と競っていました
その選手が速いと分かっていたので、前半は先に出て、あとは後半勝負かなと思って泳いでいました。
――予選で更新した自己ベストを決勝で再び更新しました
ベストは出るという自信はあったので、どこまで縮められるかなと思っていたのですが、こんなにも縮むと思っていなかったのでびっくりしました。
――男子２００メートル自由形と男子８００メートルフリーリレーの目標を教えてください
試合の前はずっと２００メートルの方が自信があって、４００メートルは良ければいいなと思っていて。２００メートルの方が自信はあるので、表彰台は難しいかもしれないですが、決勝には残って得点を取れるようにがんばりたいです。
高木遼司（スポ３＝大阪・生野）
――このチームで泳いでみて、いかがでしたか
本当にワセダに入ってよかったなと思いました。
――アンカーとして泳いだこのレースを振り返っていかがですか
４位でつないでくれたのでメダルにいけるかなと思ったのですが、現実は最後、僕の力不足で差し切れなかったので、かなり悔しいレースになってしまいました。
――男子１００メートル自由形が残っていますが、目標はなんですか
５０メートルで得点できなかった分、１００メートルで得点したいと思います。
渡辺一平（スポ２＝大分・佐伯鶴城）※囲み取材より抜粋
――きょう１日終えていかがでしたか
男子１００（メートル平泳ぎ）で１分０秒２（台）という僕の中では良いタイムで泳げて、決勝は５９秒台を目標にしていましたが何もできずレースが終わってしまった感じがしました。あしたはメドレーリレーがあるので引継ぎでも最低５９秒台で泳いでチームのために貢献したいなと思います
――決勝は少し力んだのですか
力みはなかったのですがもう少しアップのときに何かできたのではないかと思います。
――オリンピックの疲れはありますか
はい。大也さんと聖人さんと僕と香生子でオリンピック選手として絶対タイムが求められると思うので、そういう中で僅差だったのですが、優勝できてよかったです。
――個人種目を泳いだ後すぐリレーでしたが大丈夫でしたか
荒木さん大也さん高木遼司さんという力強いメンバーがいて、大也さんなんて１００メートルなんて苦手じゃないですか。その中であれだけ良い泳ぎをしてくれて、もう少し僕もタイムがほしかったですが、思うようなタイムが出なかったのであしたの男子４００メートルメドレーリレーでしっかりオリンピック選手として良い泳ぎができたらいいなと思います。
Ｂ決勝進出者
安田純輝（スポ４＝千葉商大付）
――Ｂ決勝のレースを振り返っていかがでしょうか
２００メートルの長水路では初めての二本目（のレース）でした。予選も少しタイムが良くなかったのですが、Ｂ決勝では予選よりもタイムを落としてしまって、そこはやはり実力が足りなかったなと感じています。
――その二本目のレースはどれくらいのタイムを狙っていましたか
ベストタイムが２分２秒台なので、やはりそのベストタイムを狙っていくつもりで泳いでいました。
――最後のインカレですがどのようなお気持ちで臨んでいますか
今のところまだかっこ悪い姿しか見せることができていないのですが、後輩たちには４年生の背中をしっかりと見せてあげたいと思います。僕自身のこれまでやってきた集大成というかたちでもあるので、しっかりと最後、結果を残せるようにしたいと思います。
――チームの雰囲気などはいかがですか
チームの雰囲気としては、きょうは井上奨真（スポ２＝県岐阜商）が３位に入ってベストを大きく更新してくれたおかげで、例年以上に雰囲気は良いです。このまま残り二日間、頑張っていきたいと思います。
――個人種目としては男子１００メートル背泳ぎが残っていますが、そこに向けての意気込みをお願いします
やはり２００メートルでへまをしてしまった分、自分の中の得意種目である１００メートルでしっかりと勝負をかけられるようにしていきたいと思います。
志賀珠理奈（スポ２＝埼玉・武南）
――後半伸びていましたが、Ｂ決勝のレースを振り返っていかがですか
予選では前半少しいきすぎてしまって、後半思うようにタイムが伸びなかったので、Ｂ決勝では後半とトータルタイムを上げようと思って、前半少し余力を残して泳ぎました。
――タイムについては満足していないということでしょうか
自己ベストが２分１０秒というタイムを持っているので、それから比べたら遅いかなと思います。
――あした以降のレースの目標を教えてください
あしたは女子１００メートルバタフライがあるので、しっかりとＡ決勝に残りたいです。最終日には８００メートルのリレーも控えているので、まずあした良いかたちで終わることができるようにしたいです。
伊藤愛実（社２＝東京・早実）
――リレーについて、チームの雰囲気はいかがでしたか
４泳の子以外はそれぞれ個人種目があったので、疲れている中のリレーだったのですが、みんなで声をかけあって良い雰囲気で臨めたと思います。
――良い位置で第２泳者につなげたと思いますが、いかがですか
本当はもう少し２泳以降の人たちが安心して泳げるような位置でタッチしたかったので、そこは本当に申し訳ないなと思っています。
――個人種目の女子４００メートル自由形では、予選よりもＢ決勝でタイムを落としてしまいました
決勝のタイムを落としてしまうというのが、ここ最近ずっと課題でした。予選は久しぶりに良かったのですが、やはり勝負の決勝で落としてしまっては意味がないので、２本目もしっかりいけるように、これからまた練習していきたいと思います。
――女子２００メートル自由形の目標を教えてください
このインカレは２００メートルをメインとして練習してきたので、Ａ決勝に残れるように予選からしっかり泳いできたいと思います。
川畑志保（教１＝東京・早実）
――今のレースを振り返っていかがですか
私はまだ１年で、しかも決勝から出させていただいたので、迷惑はかけられないという気持ちがありました。また、これを乗り越えたらまた強くなれるのではないかなという気持ちを持ちながら挑みました。
――泳順は田村女子主将の次でしたが、どのような思いで引き継ぎましたか
最低限順位は落とさないということと、自分の今できる最高のパフォーマンスをしようと思いながら引き継ぎました。
――１年生ということで初めてのインカレだと思いますが、この雰囲気をどう感じていますか
高校３年時に一度見に行かせていただいたことがあったのですが、自分が泳ぐとなるとやはり圧倒される雰囲気がありました。
――残り二日間、どのようにチームに貢献していきたいですか
今回個人種目がなくてリレーだけなので、最終日の８継（女子８００メートルフリーリレー）で全力を出していきたいです。
予選後
高木遼司（スポ３＝大阪・生田）
――いまのレースを振り返っていかがですか
全然思ったように動かなくて、悔しいというのが一番ですね。
――２３秒５５というタイムについてはいかがですか
だいぶ遅いですね。
――インカレ初日ですが、チームの雰囲気などはいかがですか
チームの雰囲気はすごく良くて、その流れに乗れなかったのが残念です。
――きょうはどんな思いで臨まれましたか
１番目のレースなので気持ちよくベストを出して、みんなに勢いをつけようと思ったのですが無理でした。
阿久津直希（スポ３＝埼玉栄）
――レースを振り返っていかがですか
アップからあまり感覚が合っていなくて、レースをやっていても少しばててしまったかなという感じです。
――隣の選手と競っていたと思いますが、いかがでしたか
正直ベストタイムだとたぶん本当は競る選手ではないので、少し焦っていました。予想外でした。
――インカレはどのような気持ちで臨みましたか
４年生にすごくお世話になったので４年生のためにというのがあって、ベストを出して自分が得点を稼ぎたいと思っていました。
――ワセダは自由形の選手層が厚いと思いますが、インカレに向けてどう切磋琢磨してきましたか
日頃から一緒に高いで練習を強度で続けてきて、インカレも皆で決勝に残れるようにと頑張っていたのですが僕ちょっとだめでした。
古川慎一郎（スポ２＝長野・佐久長聖）
――レースを振り返っていかがですか
２３秒６０というタイムを見て、情けないというか、自己ベストにも遠く及ばなかったので、今後の練習を改善していきたいと思います。
――インカレ初日ですがチームの雰囲気はいかがですか
他の大学は残っている人もたくさんいると思うので、ワセダもそれに負けずにチームの雰囲気を上げていこうと思います。