4年に一度のスポーツの祭典である五輪が開幕。水泳部競泳部門からは現役生だけで4人の選手が出場する。その中でトップバッターを飾った瀬戸大也(スポ4=埼玉栄)は、男子400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得。早大勢にとって良いスタートダッシュとなった。
5月に行われたジャパンオープン2016での瀬戸
予選で4分8秒47という自己ベストのタイムをたたき出し、全体の2位で通過。迎えた決勝は、バタフライから積極的な泳ぎを見せたが、萩野公介(東洋大)に背泳ぎで体一つ分のリードを許す展開となる。得意としている平泳ぎで追い上げたいところだったが、後ろから迫るカリシュ(アメリカ)に抜かれ、3位に下がった。瀬戸はそのままの順位を保ち、3位でフィニッシュ。目標としていた金メダルには届かなかったが、自身初となる五輪で銅メダル獲得という快挙を成し遂げた。次に出場する種目は、後輩である坂井聖人(スポ3=福岡・柳川)と共に挑む男子200メートルバタフライだ。2つ目のメダルを目指し、瀬戸の戦いはまだ続いていく。
(記事、写真 大森葵)
結果
◇決勝
男子400メートル個人メドレー
瀬戸 4分9秒71【3位】
◇予選
男子400メートル個人メドレー
瀬戸 4分8秒47【2位】