中村副将、日本新記録!歴史に名を刻む

競泳

 ジャパンオープン2015(50メートル)2日目。中村克副将(スポ4=東京・武蔵野)が、日本水泳界に新たな歴史を刻んだ。男子100メートル自由形で、48秒41という日本新記録を樹立。ワセダが誇るスプリンターが、大きな快挙を成し遂げた。瀬戸大也(スポ3=埼玉栄)は勝負の400メートル個人メドレーで他を圧倒し3連覇を達成。専門以外の種目で好成績を挙げる選手もおり、収穫の多い一日となった。

日本記録樹立に喜びをあらわにする中村

 「日本記録に挑戦したい」。予選後の宣言が、まさに現実となった。中村が最も得意としている男子100メートル自由形。日本選手権で初優勝を果たした勢いそのままに、余力を残して泳いだ予選から48秒台をたたき出す。迎えた決勝、普段は出遅れてしまう前半から積極的なレースを展開。23秒64で折り返し、大記録との勝負は身上とする後半へと託された。中村は持ち味の粘りを発揮し、前へ前へと進んでいく。そして、運命のゴールタッチ。電光掲示板に映し出された数字は、『48.41』。目指し続けた偉業達成に、中村は何度も拳を突き上げた。2009年のOB藤井拓郎(平20スポ卒=現コナミ)の記録を0秒08更新。試合後は、「狙っていたのですごくうれしい」と笑顔を見せた。ワセダのエースから、日本のエースへ。憧れの先輩を追いかけてきた姿はもうない。自身が先頭に立ち、今種目の一人者として日本をけん引する時が来た。

得意の平泳ぎで差を広げる瀬戸

 最も会場の注目を集める種目が、男子400メートル個人メドレー。試合前は、瀬戸と萩野公介(東洋大)との一騎打ちが予想されていた。しかし決勝では、瀬戸が終始リードを奪う展開。最初のバタフライで頭1つ分前に出ると、そこからどんどんと差を広げていく。疲労から調子の上がらない萩野を置き去りにし、平泳ぎの時点で瀬戸の勝利は確固たるものに。それでも「自分のレースに集中しよう」と、相手に気を取られることなく自身の泳ぎを貫いた。終わってみれば後続に4秒以上の差を付け圧勝。だが、「まだ自分が求めているレースラップではない」と向上心は欠かさない。全ての課題を克服し、8月に待つ世界選手権では会心の泳ぎで連覇を狙う。

 鍛錬の時期ながら、多くの好成績が生まれたことは大きな成果である。あすはついに最終日。勢いに乗る稲穂戦士は、どんな泳ぎを見せてくれるのか。日本代表組にとっては、今大会が世界選手権前最後の国内戦。戦い慣れた日本で弾みをつけ、世界に挑みたい。

(記事 谷田部友香、写真 吉田麻柚)

★小さくて大きな100分の1秒

 中村と共に、男子100メートル自由形決勝に進出した荒木優介(人3=三重・暁)。日本選手権から、「出したい」と語っていたタイムが49秒台だ。予選では50秒00と、ほんのわずかに届かず。目前まで迫りながらも、目標達成には至らなかった。そして挑んだ初めての決勝の舞台。荒木は気負うことなくレースに臨んだ。前半から飛ばし、6位でゴール。表示されたタイムは49秒99と、予選を0秒01上回り念願の49秒台を打ち出した。「この100分の1秒は、いままでの競技人生の中で一番大きい100分の1秒」。小さな差かもしれないが、立ちはだかっていた大きなカベを乗り越えた。確かな一歩を踏み出し、歩みを続ける。

結果

◇決勝

男子400メートル個人メドレー

瀬戸 4分10秒04【優勝】

男子400メートル自由形

坂井聖人(スポ2=福岡・柳川) 3分52秒58【4位】

女子100メートル自由形

渡部香生子(スポ1=東京・武蔵野) 54秒86【3位】

男子100メートル自由形

中村 48秒41【優勝】※日本新記録

荒木 49秒99【6位】

◇B決勝

男子50メートル平泳ぎ

上野聖人(社3=神奈川・法政二) 28秒47【1位】

加納雅也主将(スポ4=県岐阜商) 29秒08【8位】

女子400メートル自由形

伊藤愛実(社1=東京・早実) 4分20秒63【7位】

◇予選

女子400メートル個人メドレー

志賀珠理奈(スポ1=埼玉・武南) 4分56秒60【33位】

男子400メートル個人メドレー

瀬戸 4分14秒98【1位】

女子50メートルバタフライ

田村美紅(スポ3=埼玉栄) 28秒13【27位】

男子50メートル平泳ぎ

上野 28秒50【14位】

加納 28秒55【16位】

女子400メートル自由形

伊藤 4分18秒62【16位】

男子400メートル自由形

坂井 3分53秒16【4位】

阿久津直希(スポ2=埼玉栄) 3分56秒88【21位】

井上奨真(スポ1=県岐阜商) 3分58秒92【26位】

八木隼平(スポ3=京都外大西) 4分00秒49【35位】

女子200メートル背泳ぎ

山口真旺(スポ2=兵庫・須磨学園) 2分15秒85【22位】

女子100メートル自由形

渡部 55秒29【3位】

伊藤 57秒93【43位】

赤尾愉歩(社4=東京・早実) 58秒02【44位】

男子100メートル自由形

中村 48秒90【1位】

荒木 50秒00【5位】

雨谷拓矢(スポ4=神奈川・桐蔭学園) 51秒98【56位】

コメント
決勝進出者

中村克副将(スポ4=東京・武蔵野)※囲み取材より抜粋

――いまの率直な気持ちは

初めての日本記録なので、素直にうれしいです。

――レースを振り返って、ご自身のどのようなところがこういった結果につながったと思いますか

いつもより前半が速く入れたのでそこが良かったのと、後半がいつもより0.3、4秒速かったのでそこが今回日本記録につながったのではないかなと思います。

――予選で日本記録を狙うと宣言していて、有言実行となりましたが

言っていたのですが、まさか出るとは思っていなかったので自分でもすごくびっくりしています。

――自分にプレッシャーをかけたということでしょうか

そうですね。最低でも8秒5(48秒5)ぐらいは出したいと思っていて、それよりも0.1秒速く泳げたので良かったです。

――2009年以来の記録更新ですが、そこを目指して練習されていて記録を切ったということに関してはいかがですか

早稲田大学の大先輩の藤井拓郎さん(平20スポ卒=現コナミ)の記録で、やっぱりそこを狙っていたのでうれしいです。

――この結果が他の種目にも影響を与えていくと思いますが、今後どのようないい影響を与えていくと思いますか

これで50メートル自由形にも自信がついたので、あしたまた自己記録を更新できるように頑張りたいのと、この種目で夏は戦いたいので、しっかりと決勝進出できるように試合が終わってからしっかりと練習を積んでいきたいと思います。

――世界選手権、リオデジャネイロ五輪と続いていきますが、抱負をお願いします

世界水泳では個人で決勝に残れるように頑張って、翌年のリオ五輪でもファイナルに残れるように頑張りたいと思います。

――日本選手権の頃から強化して、成長を感じる部分はどこですか

日本選手権の時はコンディションがあまり良くなかったので、その時よりはコンディションが良かったのと、終わってから1カ月近く、持ち味の後半を強化してきたのでそれが今回結果として出たので良かったと思います。

――予選が終わった後、前半で余力を残したというお話がありましたが、今回は前半から全力でいったのですか

自分自身の感覚ではもう少し速く入れたのではないかと思っていたのですが、まだまだ前半が遅いのでそこが課題かなと思います。

――最後に大きなガッツポーズが飛び出しまたね

そうですね、久しぶりにすごくうれしかったので出ました(笑)。

荒木優介(人3=三重・暁)

――大きな大会で初めての決勝進出でしたが、戦ってみていかがでしたか

入場からブースに至るまでにもっと緊張するかなと思っていたのですが、意外と緊張することなく楽しめたと思います。

――名前を呼ばれてゲートをくぐるときはどんなことを考えていたのですか

「入場のパフォーマンス期待してるよ」とチームメートから言われていたので、ダサかったかもしれないですが(笑)、喜ばす意味でやりました。

――予選では50秒00と目標にしていた49秒台にわずかに届かず、今回決勝で49秒99と目標達成しましたね

たかが100分の1秒と言われるかもしれないですが、この100分の1秒はいままでの競技人生の中で一番大きい100分の1秒だと思うので、そこは大きな一歩かなと思います。

――決勝での泳ぎはいかがでしたか

予選より前半がちょっと速くなって後半が落ちたと思うのですが、49秒99につながるようなペース配分になったということはプラスに捉えていいと思います。

――今大会で決勝に残ったことは自信になりますか

何の代表もかかっていない試合ですが、日本で2番目に大きな大会だと思っていますし、そこで決勝の8人に残れたことは良かったと思います。

――決勝には中村選手もいましたが、何か話はしましたか

僕の予選が終わったレース後に、克さんのレース前にも関わらず50秒00で「多分A決勝に残ったよ」と声を掛けてくださったのでそういうこともすごく心強いですし、頼りになる先輩だなと思います。

――中村選手は日本記録を更新されましたが、中村選手の存在というのは

大きいですね。日本選手権で優勝した時も、ベストタイムではなかったのですが、中村さんのベストタイムは僕が昔隣で泳いだ時に出したものだったので密かに自信になっていたのですが、それをさらに越えていったのはさすがだなと思います。

――あすの50メートル自由形に向けて目標と意気込みをお願いします

日本選手権で決勝を逃した分、ジャパンオープンはインカレに向けてのステップだと思っているので、この大会はインカレと同じ3日間なので3日通して頑張りたいと思います。

瀬戸大也(スポ3=埼玉栄)※囲み取材より抜粋

――いまのレースを振り返っていかがですか

(4分)10秒はあとちょっとのところで割れなかったのですが、体が重たいなりに手応え的にはすごくいい手応えなので、夏がすごく楽しみになってきたなと思います。

――一番意識して臨んだ点はなんですか

前半から積極的にいって、ラップを見ると2分は割れていなかったのですがいまのこのスピードが無い状態で2分00秒台では泳げていたので良かったなと思っています。後半も自分が思っている泳ぎはできなかったですが、うまくまとめられていたのできょうのレースは合格かなと思います。

――予選では背泳ぎが気になるとおっしゃっていましたが、その修正はいかがでしたか

まだ自分が求めているレースラップではないですが、予選よりはいい泳ぎができて、ベストは上回れなかったですが日本選手権のタイムは上回ることができたので、あしたはまだ200メートル個人メドレーがあるので日本選手権のタイムを上回りたいなと思います。

――お互い状態は万全ではなかったと思いますが、隣で萩野公介選手(東洋大)が泳いでいたということは意識しますか

そうですね。やはり隣に公介がいると意識はしますし、公介は予選を泳いだ感じですごくきつそうだったので、決勝は自分のレースに集中しようと思っていました。それで自分の泳ぎに集中できたので良かったと思います。

――20歳最後のレースで優勝できたという点についてはいかがですか

20歳最後のレースを(自己)ベストで飾りたかったですが、いまの状態ではいいレースができたので、いいかたちで締めくくれたかなと思います。

坂井聖人(スポ2=福岡・柳川)

――400メートル自由形に出場した意図は何ですか

200メートルバタフライの後半の強化のために出場させてもらったのですが、もうちょっとタイムがほしくて、前半の50メートルでターンをした時点でゴーグルに水が入ってしまって前が見にくかったのですが、その中ではタイム的には良いんじゃないかと思います。

――今種目での具体的な目標は何でしたか

メダルを目標にやっていたのですが、結果として4番ということで悔いの残るレースにはなったかなと思います。

――結果は思っていたより悪かったということでしょうか

泳いでいる感覚は良かったのですが、自分のミスではありますがゴーグルに水が入って、ちょっと泳ぎづらい部分がありました。

――予選では八木隼平選手(スポ3=京都外大西)、阿久津直希選手(スポ2=埼玉栄)と同じレースでしたが、3人で話はしましたか

直希(阿久津)が早稲田基準を切っていなかったので、しっかり切っていくようにとみんなで話して、僕はとりあえず決勝に残ることを目標に頑張りました。

――バタフライにつながるレースにはなりましたか

ちょっと後半失速してしまったのですが、2バタ(200メートルバタフライ)につながるレースにはなったのかなと思います。

――あすの100メートルバタフライに向けて、目標と意気込みをお願いします

しっかりきょうの夜疲れを取って、あしたの1バタではしっかり決勝に残って戦えたらなと思います。

B決勝進出者

上野聖人(社3=神奈川・法政二)

――得意の50メートル平泳ぎでB決勝1位という結果についてはいかがですか

タイムから考えると日本選手権の時のベストタイムから離れているので、すごく課題が残るのですが、OBの林和希さん(平27スポ卒=現NSP)と主将の加納雅也さんと隣で泳げたのはすごく楽しかったですし、レースは楽しかったなというのが一番の感想です。

――お2人に勝てたということはうれしかったですか

あんまり普段2人に勝てたことがなかったのでうれしいですね。B決勝であまりタイムは良くなかったですが、勝てたということは素直にうれしいです。

――今大会を総括していかがですか

100メートル(平泳ぎ)も50メートル(平泳ぎ)もベストタイムから大きく離れているので、すごく課題は多かったのですが、日本選手権後から練習を積んできてその中での試合ということで少し仕方ない部分はあると思うのですが、その中でもタイムを出す選手は出しているので、自分もそういったトップレベルの選手たちに近づけるように一から出直す必要があるかなと思います。

――早慶対抗戦、日本学生選手権(インカレ)に向け、修正する点は見つかりましたか

早慶戦はあと1カ月半後ぐらいですが、今シーズン一番大きな試合のインカレが9月なので、早慶戦は鍛錬の中での試合となると思いますが、インカレにつなげられるようなタイムを出すためにも、今回体力不足やフォームを改善する点が多く見つかったので、そういう部分を意識しながら、早慶戦をステップにしてインカレにつなげていきたいと思います。

――今後に向けての目標と意気込みをお願いします

チームの集大成となるインカレで得点して、チームに少しでも貢献できるようにまた頑張ります。

伊藤愛実(社1=東京・早実)

――きょう3本目のレースでしたが、やはり疲れはありましたか

あんまり考えないようにしていて、泳いでいて100(メートル自由形)のレースが(疲れに)きているなという感じはなかったです。

――B決勝での泳ぎを振り返っていかがですか

前半からしっかり入って目立つレースがしたかったのですが、前半から入ることもできず後半上げることもできず、本当に情けないレースをしてしまいました。

――きのう「できることを精一杯やりたい」とおっしゃっていましたが、それはできましたか

今回の試合はばちゃばちゃ泳がず楽に泳ぐことを心掛けていて、泳いでいて目いっぱいきついということはなかったのですが、楽に泳げるレベルを上げないとどうしようもないなと感じました。

――今大会はご自身にとってどのような大会になりましたか

楽に速く泳ぐことを目標にしていたのですが、楽に速く泳げてもタイムにつながっていないので、練習でもただ楽に泳ぐだけでなく、しっかりタイムを意識しながら泳ぎの感覚とタイムを一致させるように練習しなければいけないという課題が見つかりました。

――早慶対抗戦ではどのような泳ぎをしたいですか

ワセダから出場できる数少ない試合であることと、大学対抗戦なので、しっかり早稲田大学に貢献して1点でも多く稼ぐことと、個人のレースとしては8月の関カレ(関東学生選手権)につながる泳ぎができるように、このジャパンオープンでの反省点を直してレースに臨みたいと思います。

予選後

中村克副将(スポ4=東京・武蔵野)※囲み取材より抜粋

――いまの泳ぎを振り返っていかがですか

楽に泳いで48秒台が出て、ここ最近ではすごくいい感覚なので決勝では日本記録に挑戦したいです。

――何割ぐらいの力で泳ぎましたか

感覚的には6から7割くらいで、ラスト15メートルに余力を残していきました。

――中村選手のコンディションはいかがですか

オーストラリアから帰ってきたばかりなので僕自身も疲れはあったのですが、その中でこんなにいいタイムが出るとは思っていなかったのでしっかりと(コンディションを)整えて決勝に臨みたいと思います。

――好調の要因はなんですか

特に何なのかは分からないですが、いまはすごく意欲があります。オーストラリアでは海外の選手と触れ合って刺激をもらって、いまの自分の状態では世界水泳で戦えないと思ったのでこのようなコンディションの中でもしっかりと記録を出していきたいなと思っています。

――具体的に世界で勝つために足りないところとはどこですか

レース展開でいつも前半が出遅れてしまうので、今回予選ではあるのですが日本選手権のときと同じぐらいのタイムで入れているので決勝はもっと前半でタイムを上げて、後半でもっと記録を伸ばしていきたいと思います。

――決勝までに修正していきたい点を教えてください

前半で余力を残してしまうので、そこをいききるようにしたいです。

雨谷拓矢(スポ4=神奈川・桐蔭学園)

――日本選手権では平泳ぎと自由形のどちらかに絞るというお話がありましたが、自由形に絞ったということでしょうか

そうですね。絞って集中していたのですが試合前にあまり体調が良くなくて、もうちょっと出したかったと思っていたのですが駄目でしたね。

――自由形に絞ったのはどういう意図ですか

インカレを見据えた時に、100メートル自由形で僕が頑張らないとワセダに点数が入らないので。平泳ぎに関しては点が取れる選手がいるので、それを考えた時に自由形は僕が頑張らないといけないと思って自由形にしました。

――男子400メートルフリーリレーも見据えてのことですか

そうですね。それも考えているのですが、これだけ遅いと他の人が泳いだ方が速いと思うので、いまのままだとフリーリレーも泳がせてもらえないのかなということは感じています。

――今大会を通じての目標は何ですか

日本選手権があまりにも良くなさ過ぎたので、タイムをインカレに向けて少しずつ上げていけばいいかなと思っていたのですが、(日本選手権の時と)同じか少し遅いくらいなので、とても残念なレースだったなと思います。

――あすの50メートル自由形に向けてどのように挽回していきますか

ここまで遅いと思わなかったので少しメンタル的な部分もあるのですが、うまく切り替えられるようにしっかりとダウンして、あしたはまた頑張りたいと思います。

阿久津直希(スポ2=埼玉栄)

――初めてジャパンオープン泳いでみていかがでしたか

初めてだったのでずっと緊張していて、きのうのアップでも体が重くてあまり(調子は)良くなかったと思っていたのですが、きょうの朝やるしかないと気持ちを切り替えてやれたら自分の思うようにできたので良かったです。

――今大会でのテーマは何でしたか

9月のインカレ(日本学生選手権)のレギュラー選考が、この大会と早慶戦と2回ぐらいしかなかったので、最低でもレギュラーが決まる基準を突破できるように心掛けていました。

――早稲田基準は切れましたか

はい。切れたので良かったです。

――納得のレースとなったのですね

何も考えないでやったらベストが出たので良かったです。

――中距離自由形の中で、どのような存在になりたいですか

まだ2年生でこれからあとインカレは3回あるので、落ち着いて少しずつ順位を上げて、この後入ってくる新入生を引っ張っていける存在になりたいです。

――今後どんな1年にしていきたいですか

まずはインカレで結果を残すことが前提で、来年のオリンピック選考会の日本選手権に出場できるように、9月からのシーズンオフにも短水路で(参加)標準を突破できるように頑張りたいです。