菅原宗一郎がプロ志望届を提出!/プロ野球ドラフト会議

野球

 全日本大学野球連盟は30日、「プロ野球志望届」提出者一覧を更新。早大からは菅原宗一郎(スポ4=山形・鶴岡南)がプロ志望届を提出した。

 菅原は右投げ右打ちの投手。4年生となった今年こそオープン戦で度々出番があったが、まだ東京六大学野球リーグ戦の登板はない。それだけに、プロではどう化けるか分からないという意味では伸び代が多いとも言えるだろう。また、肩肘を酷使していないという点も好材料となるか。

 同じくプロ志望届を提出した中川卓也主将(スポ4=大阪桐蔭)、蛭間卓也副将(スポ4=埼玉・浦和学院)の二人に比べると知名度はない。とはいえ、実績が乏しい選手がドラフト会議当日に指名を受けたケースは少なくなく、サプライズ指名に望みをつなげる。

 同学年の投手である原功征副将(スポ4=滋賀・彦根東)は、リーグ戦前対談で菅原などの4年生投手の活躍が秋季リーグ戦の鍵を握ると語っていた。ラストシーズンこそチームに貢献するため、まずは神宮のマウンドを目指す。そして、それが己の夢にもつながるだろう。

(記事 芦沢拓海)