4月9日に控えたリーグ戦開幕。ラストイヤーにかける4年生の活躍を期待し、注目している人も多いだろう。しかし同時に、「ニュースターの誕生」を望む人も少なくないでのはないだろうか。今回は、つい先日早稲田大学に入学した注目ルーキー3人を取材した。吉田瑞樹(スポ1=埼玉・浦和学院)、小澤周平(スポ1=群馬・健大高崎)、そして伊藤樹(スポ1=宮城・仙台育英)。今後の早大を支える3人の見据えるものとは。
※この取材は3月25日に行われたものです。
「小宮山監督の下で教わりたい」(伊藤)
質問に答える伊藤(左)、吉田(中央)、小澤(右)
――知り合って間もないと思いますが、まずお互いの印象を教えてください
小澤 吉田は浦和学院っていう名門でキャプテンを務めていて、自分自身も浦和学院に知り合いがいたので、そこで合格が決まってから吉田ってどんな性格なのとか色々聞いたりしたんですけど、しっかりしているというのが自分の中での第一印象でした。
吉田 伊藤は第一印象は無口で寡黙な印象で、どっちかというととっつきにくいかなという感じでした。
伊藤 小澤とは高校でも試合させていただいていて、対戦はしたことある仲なんですけど、印象としては野球の能力が高くて、やっている野球のところもすごい名門なので、野球に対してすごく熱意のある選手なのかなと思っていました。
――プロからも注目されていたと思うのですが、大学進学を決めた理由を教えてください
小澤 自分がたまたま早慶戦のネット中継を見ていたんですけど、その試合で蛭間さん(拓哉、スポ4=埼玉・浦和学院)がホームランを打って逆転勝ちをした試合があると思うんですけど、そのあと涙を流しながらベースランをしている蛭間さんの姿に憧れを持って、こんなに人を感動させることができるんだなと思って、このユニフォームでプレーをしたいなと考えました。
吉田 いちばん最初に大学進学を決めたのは結構昔で、そこまできっかけはないんですけど、早稲田に魅力を感じて、小さいときから大学だったら早稲田に行きたいと思って。高校も早稲田に行けるかつ甲子園を狙えるような高校ということで進学を決めたので、初めからプロというよりは大学で、早稲田でやりたいっていうふうに考えていました。
伊藤 僕は高校1年生のときからプロを目指してやっていたので、大学進学というのはあまり頭になかったんですけど、3年生に近づくにつれて、プロの世界は厳しいよという風に監督から言われたこともあったり、小宮山監督からお誘いを頂いて試合を見る機会だとか、小宮山悟監督のもとで教わってみたいなという気持ちが芽生えたので、早稲田大学を選んだという形になりました。
――早稲田の野球に対してもともと持っていたイメージとしてはどんなものがありますか
小澤 やっぱり伝統というものを大事にしている学校で、長い歴史のなかで勝ち進んでいる大学でもありますし、六大学野球、大学野球のトップレベルのチームだと思います。
吉田 大学のリーグで言ったら六大学野球はいちばんの華で、その中でも早慶戦というくらい早稲田と慶應はやっぱり大学でもレベルが高いんだなと思います。
伊藤 僕の中で小さい頃から早稲田の印象があったのは、結構駅伝とかの方が僕は印象が強くて、自分が年を重ねるにつれて野球をみていたときに一球入魂という言葉があるように、そういう一球に対する姿勢というか、そういうのは早稲田大学は強いなと思っていました。
――実際に早稲田の練習に参加して、小宮山監督ともお話する機会があったと思います。監督の印象をお聞かせください
小澤 プロのトップのレベルで、しかもメジャーでも活躍されたという方なので、やっぱり第一印象はオーラがすごいなという。目に見えないような力を持っている方だなとは感じました。
吉田 自分も小澤と同じで、第一印象は本当にオーラというか、大きい、という感じでした。
伊藤 実際に会って話したのは高校3年生のときなんですけど、そのときは言葉1つ1つに重みがあるのがすごく印象的だったなと思います。
――早稲田大学の練習に参加してから数日経ちますがいかがですか
小澤 メリハリがしっかりしているなあと感じました。大学野球は高校野球と比べて少し緩みがちと思われる部分があると思うのですが、そうではなくて、早稲田大学の選手は休み時間もしっかりコミュニケーションを取っています。そして練習に入った途端に雰囲気がキリッと変わって、練習モードというか本気モードにすぐなれるので、本当にすごくいい環境だと思います。
吉田 先輩の年齢が自分の三つ上まで、高校よりも一つ上の人までいる環境なので、やっぱり4年生がすごく大人に見えます。そしてプレーを一つとってみても、(先輩方は)やっぱり自分よりも培ってきたものが多いし、「あそこまで見ているんだ」という発見もあるので、日々勉強になっています。
伊藤 高校の時と比べて、一つ一つのメニューだとか、サインプレーというところにすごくこだわりがあると感じています。高いレベルになればなるほど、そういうところは必要になってくるのかなと思いますし、先輩と一緒に練習させていただく機会が多くある中で、その部分が特に印象に残っています。
――高校野球と大学野球の違いをどのように感じていますか
小澤 一球一球の重みというのを本当に感じています。高校ではエラーをしてもそのまま流していたようなプレーに対して、大学の練習では1回1回止めてミーティングを開くこともあり、一つのミスも許されないという、伝統と重圧が練習の中でもしっかり感じるというのが大学野球だと思います。
吉田 高校野球よりももっと頭を使っているというか、「どうやって1点をとるか」とか、できなかったプレーに対して、「なんでできなかったのか」など、そういう所まで突き詰めているところが違いかなと思います。高校のときはどちらかというと、自分はひたすら一球を追うという感じでやっていたので、(大学野球は)やっぱり賢いというか、しっかり考えた野球だなと思います。
伊藤 やっぱりバットが変わった事が、僕の中ですごく違いに感じる部分ですね。バットが変わったことによって、投手をやっている僕としては、打者のレベルがどんなに高くても、低くボールを投げると飛距離が出にくいなどというところが、また高校と違う部分だと思います。あとは(大学の選手は)体が出来上がっているので、高校生と比べてそういった部分も違うのかなと感じます。
――リーグ戦で対戦したい選手はいますか
小澤 何年後になるかはわからないのですが、前橋育英から慶應義塾大学に進学する外丸東真投手です。高校のときに群馬県大会で戦って負けているので、今度は神宮でリベンジしたいなと思っています。
吉田 自分は浦和学院から明治大学に進学する、吉田匠吾選手ですね。グラウンドでもう1回会って、真剣勝負をしたいなと思います。
伊藤 大学野球の中で日本代表ぐらいに入るレベルの選手が、立教大学の山田健太選手だと思うので、対戦できる機会は今年の春と秋しかありませんが、可能であれば(対戦を)経験しておきたいなと思います。
「青木宣親選手の様になりたい」(小澤)
――小澤選手への質問に移ります。他のメディアで趣味はエゴサーチだと拝見しました。やはり周りからの評価は気になりますか
小澤 それはもう2年前くらいの話なので(笑)今はもう自分を客観的に見れるように、そんなにまわりの評価というよりは自分をどういうふうな動きをしているのかなど、自分でしっかり理解するように頑張っています。
――4年間の大学野球を終えたときに仮に自分のことを調べたとして、自分にどのような代名詞がついているといいなと思いますか
小澤 ええ、なんですかね(笑)
――最後に聞きますね。急にすいません
小澤 お願いします(笑)
――質問に戻ります。自身のバッティングの持ち味を教えていただきたいです
小澤 振る力をつけてきたので長打力というのと、あと1つは初球からどんどんいける積極性と、あと三振が少ないと自分では思っているので、三振しない勝負強さというのも自分の中でバッティングの魅力だと思ってもらえればいいかなと思います。
――高校時代はバットのふり幅を大きくすることを意識していたと拝見しました。そのようなもので、大学の練習に参加してから変えた点、継続している点があれば教えてください
小澤 そうですね、木のバットになってから打球が飛ばなくなってきたので、それをさらに意識して今後もやっていこうかなと思います。
――強力打線を誇る健大高崎で4番を張っていました。その健大高崎にいたからこそ得られたものなどあれば教えてください
小澤 振る力はもちろんなんですけど、健大の自分たちの代は最小最弱世代という指導者さんからの評価だったので、そこで目標をセンバツに絶対出場しようというふうに決めて、チーム全員で目標に向かって一致団結して進みました。そこでのチーム力というか、横のつながりっていうのが本当に強いなと感じたので、そのチーム力というのも早稲田では活かせると思うので、振る力とかそういう以前に横のつながりというのを大切にしていこうかなと思っています。
――その高校野球の3年間でいちばん印象に残っている試合は何でしょうか
小澤 個人的になんですけど、甲子園の舞台で2回戦の天理高校戦なんですけど、ドラフト1位の達孝太投手(現日本ハムファイターズ)と対戦して本当に力の差を感じたので、その試合というよりかは達投手がすごく印象に残っています。
――最後に、高校では52本ホームランを打っていますが、大学では通算何本が目標ですか
小澤 大学では、ホームランは狙うところでは狙っていいと思うんですけど、そんなに狙わずに最多安打だったり首位打者のタイトルを獲りながら、長打も打てる選手になりたいと思っています。OBでいうと、青木宣親選手(現ヤクルトスワローズ)のようなバッターになりたいと思っています。
「チームを勝たせられる投手になりたい」(伊藤)
――ありがとうございました。続いて伊藤選手への質問に移ります。変化球を7つ持っていると聞きましたが、いちばんの武器はなんだと思いますか
伊藤 ストレートがいちばん自分で自信を持っているボールなので、そこを軸に、変化球を1つあげるとするならばスプリットがいちばん自信を持って投げられるボールです。
――習得が一番難しかったのはどの変化球ですか
伊藤 自分が今試合で使っているボールの中で一番難しかったのはチェンジアップですね
――最近習得したものは何ですか
伊藤 ツーシームです。
――伊藤選手は中学生のころから注目されていて、高校1年生で甲子園のマウンドにもあがったと思うのですが、準々決勝の星稜戦で結構打ち込まれてしまいました。あの試合は自身にとってターニングポイントだったりしますか
伊藤 そうですね。高校の試合で負けて良い経験だったと思うのは確かにあの試合だったかもしれません。
――その試合の前後で変わったことはありますか
伊藤 本当に練習しないといけないなとすごく思ったので、練習をした結果秋にけがをしてしまったのですが、そういった意味で高校1年生の夏の負けとけがは自分の中でいい経験になったなと思います。
――ほかに刺激になった試合があれば教えてください
伊藤 僕の中では、高校3年生のセンバツに出場させていただいて、初戦の明徳義塾戦がすごく勝った試合の中で、チームの形も含めてなんですけど、すごくいい試合だったと思います。自分のピッチングもすごくよかったと思うので、そこで一番自信をつけることができて、自分の力を理解することができたところだと思います。
――その明徳義塾戦ですが、ピッチングのテンポがとても早かったように思います。意識はされていましたか
伊藤 自分は中学校のときからテンポアップというのをやっていました。仙台育英の監督さんは自分が中学校2年生のときまで監督していただいていて、また高校入るときにまた監督が交代して、約5年間くらい同じ監督に教えてもらっていて。その中でテンポアップして投げるということはずっとやってきたことだったので、それがあの試合でたまたま注目を浴びただけなので、特別なことはないんですけど、すごくそこは意識して投げていました。
――高校時代、投球練習としてオリジナルの投球練習を取り入れていたと拝見しました。それは大学でも続ける予定ですか
伊藤 はい、続けています。
――早稲田のエースの座も狙えると思うのですが、自身の意気込みとしてはどうでしょうか
伊藤 そうですね、前年度は徳山さん(壮磨、令4スポ卒=現DeNA)だったり西垣さん(雅矢、令4スポ卒=現楽天)というエースピッチャーを見てきているので、そのエースというところにこだわりを持ってないこともないんですけど。その(自分がいる)チームをしっかり勝たせられる投手になりたいというのが、自分の投手をしてのモットーというか芯に置いている部分なので、その結果エースになって信頼をいただけたらなというふうにはすごく考えています。
「泥臭く、何がなんでも」(吉田)
――ありがとうございます。ここからは吉田選手に質問させていただきます。高校時代の3年間で最も印象に残っている試合はありますか
吉田 高3のときの春の県大会、昌平高校との試合ですね。初回6点取られるという展開でしたが、最後サヨナラで勝つことができたので、一番印象に残っています。
――母校・浦和学院で培ったものは何ですか
吉田 食らいつくこと、「泥臭くても、何が何でも」という根性を一番学びました。
――退任された森士監督から、大学進学の際にいただいた言葉はありますか
吉田 監督さんからは「(大学に)合格しました」と伝えたときに、「頑張れよ」と一言いただきました。
――野球人生の中でターニングポイントはありますか
吉田 自分が高2の時に秋の大会で川越東に負けてしまって。それまでもともとキャプテンじゃなかったのですが、その試合の後にキャプテンが自分に変わったので、そこがポイントかなと思います。
――自分の武器、アピールしていきたい強みは何ですか
吉田 自分はこれといって技術というか、小澤みたいに飛ばす力があるというようなポテンシャルなどは正直言って劣っていると思います。それでもキャッチャーで、一人だけ向かい合って違う見え方をするポジションだからこそ、他の選手よりもいろんなところに気を配って、相手が「嫌だな」と思うような気付ける力、投げるピッチャーごとの違いなどを見抜けることが一番かなと思います。
――現在の自分の課題は何だと考えていますか
吉田 いっぱいあるのですが、守備だったらスローイングやフットワーク、打撃だったら(バットが)木製に変わり、やっぱり打ち方やピッチャーとの間合いの取り方も変わってくるので、そこが課題かなと思います。
――「こんな選手になりたいな」と目標にしている選手はいますか
吉田 プロ野球選手でいうと小林誠司選手(現読売ジャイアンツ)で、あれぐらい安心感というか、安定感があるようなキャッチャーになりたいなと思っています。
――なりたい選手像とはどういうものですか
吉田 一番はピッチャーに信頼されるキャッチャーでありたいと思いますし、バッターとしても「こいつに回したら何とかしてくれる」と思われるような選手というのを目標にしています。
「全タイトルを取る様な活躍を」(小澤)
1年生ながら終始にこやかに取材に応じてくれた3人
――また皆さんにお聞きします。大学野球4年間の目標は何ですか
小澤 チームとしては、絶対に日本一というのが全員の目標だと思います。個人的には、タイトルがいろいろあると思うのですが、その全タイトルを取れるような活躍を4年間でできたらいいなと思っています。
吉田 個人の目標はそこまでないので、チームで全国制覇を何回もできるようにしたいというのが一番です。
伊藤 個人的な目標としては、最多勝のタイトルをとることがまず一つです。大学での4年間を経て、プロに行きたいなとすごく思っているので、ドラフト1位でプロに行く準備をこの4年間でしたいなと思っています。チームとしては、勝つのは難しいのですが、8回日本一になるチャンスがあるので、高校のときに日本一を達成できなかった分、場所を変えてですけど(大学で)日本一になって、みんなと喜びを分かち合えたらなと思います。
――大学卒業後の進路について現在どのように考えていますか
小澤 自分は高校でプロ志望届を出しても、指名される可能性はあったかもしれませんが、上位よりかは下位指名の方が高確率だったと思います。そして(自分の評価を)上位指名レベルにもっていくために、一番レベルの高い大学を模索し、進学を選んだので、大学ではドラフトで上位指名を狙って行きたいと思っています。
吉田 そこまで決まってはいないのですが、プロというよりかは、野球が続けられたらいいなと思っています。
伊藤 先ほどの話にもありましたが、プロ野球で活躍することが自分の目標なので、そこはぶれずに4年間やっていきたいなと思います。
――大学で勉強したいこと、野球以外で興味のあることはありますか
小澤 スポーツコーチング論という授業があるのですが、その授業で選手ではなく、指導者の視点から客観的に自分を見ることで、プレーの幅が広がると思います。コーチング論を学んで、野球に生かしていけたらなと思っています。
吉田 高校では学べないような、体のメカニズムなどの細かいところを学びたいなと思っています。
伊藤 スポーツ科学部にビジネスコースがあるのですが、コロナの影響で大会などが中止になったこともあって、スポーツの運営にすごく興味を持っているので、そういったことを勉強したいと思っています。
――最後に今年1年、ルーキーイヤーの目標を教えてください
小澤 まずはケガをせずに強い体をつくって、いち早く一軍の試合に出られるように全力で頑張るということが目標です。
吉田 浦和学院の先輩の蛭間さんと今年だけ一緒にできるので、(蛭間選手の)考え方や高校時代に培ったキャプテンシー、そして他の尊敬できる先輩方からも直に学べる1年間を大切にして、とにかく一軍に入り、まずは神宮の舞台でプレーできるように頑張りたいと思います。
伊藤 1年生の春に出る機会があれば、出しにいくわけではないのですが、練習を重ねていく上で最速記録が出ればいいなと思っています。自分の中の今年一番の目標は1年生のうちに勝ち星を挙げることですが、同時にケガをしない体をつくるということを、大学4年間を通しての目標にしています。そういったところも含め、かつ春秋の試合で大学野球の雰囲気に慣れるということを大事にしたいと思います。
――小澤選手、序盤の質問(自身の代名詞)ですが何か思いつきましたか
小澤 使えるかわからないですけど、吉田正尚選手(現オリックスバファローズ)のあだ名がティカなので、「早稲田のティカ」で。理由としては、吉田正尚選手は首位打者も獲っていますし、その中でホームランも量産できる選手で。あ、「早稲田のティカ」じゃなくて「内野のティカ」でお願いします(笑)しかもさっき三振が少ないと言ったので、吉田選手は三振したらネットニュースになるくらい珍しいことで、すごい選手なので、その選手の名前を継げるくらいのバッターになれたらなと思っています。
――ありがとうございました!
(取材・編集 湊紗希、槌田花)
まずはリーグ戦出場に向けて練習に励みます!
◆小澤周平(おざわ・しゅうへい)(※写真右)
2003(平15)年7月26日生まれ。172センチ。74キロ。群馬・健大高崎高出身。スポーツ科学部入学予定。内野手。右投左打。全国高校野球選手権大会、選抜高等学校野球大会、明治神宮野球大会出場。着実にヒットを重ね、「内野のティカ」を目指します!
◆吉田瑞樹(よしだ・みずき)(※写真中央)
2003(平15)年4月24日生まれ。178センチ。83キロ。埼玉・浦和学院高出身。スポーツ科学部入学予定。捕手。右投右打。全国高校野球選手権大会出場。名門・浦和学院では主将を務めた吉田選手。熾烈な正捕手争いを勝ち抜きリーグ戦出場を目指します!
◆伊藤樹(いとう・たつき)(※写真左)
2003(平15)年8月24日生まれ。176センチ。78キロ。宮城・仙台育英高出身。スポーツ科学部入学予定。投手。右投右打。全国高校野球選手権大会、選抜高等学校野球大会、明治神宮野球大会出場。ストレートを軸に多彩な変化球を操り、テンポの良い投球でチームを勝利に導きます!