再三の好機もあと一本が出ず　社会人相手に惜敗／エイジェック戦

　秋季リーグ戦開幕までちょうど１ヶ月となったこの日。打線が好調を続ける早大は、エイジェックとのオープン戦に臨んだ。

　早大は初回、中川卓也（スポ３＝大阪桐蔭）と丸山壮史主将（スポ４＝広島・広陵）が適時打を放ち幸先よく２点を先制する。先発の清水大成（スポ２＝大阪・履正社）は初回を三者凡退に抑えるが、３回に連打を浴びて３点を失い、課題の残る登板となった。４回以降は５人の投手リレーで最小失点に抑え打線の援護を待った。7回に小西優喜（文構４＝東京・早実）の犠飛で１点を返したが反撃及ばず。好機を生かし切れなかった早大は接戦を落とした。今月７日に行われた、読売ジャイアンツ２軍とのプロ・アマ交流戦での敗戦（●早大１－７）に引き続き、対外試合２連敗となった。

 

この日先発した清水大成

 

初回、先制の適時二塁打を放つ中川卓

 

力投する雪山

 

好救援を見せた加藤

（記事　吉岡直哉、写真　倉持七海）

コメント

雪山幹太（教３＝東京・早実）

――今日の試合を振り返っていかがですか

調子があまりよくなくて、ストライクとボールの差がはっきりしていたのですが、なんとか失点なく抑えられたことだけはよかったと思います。

――最近の投球についてどう感じていますか

夏休みのオープン戦は3試合くらい登板させてもらっているのですが、全然自分の納得いく投球ができていないです。

――春季リーグ戦が終わってからはどのような練習をしていましたか

ベンチには入っていたのですが、春季リーグ戦で一度も投げられなかったので、もう一回投げ込みというところから、球数をしっかり投げるということをメインにして練習に取り組んでいます。

――リーグ戦の開幕まであと１ヶ月となりましたがどのような準備をしていきたいですか

まずは調子を自分の納得いくくらいまで上げて、それを維持できるように、リーグ戦までにやっていきたいです。

中川卓也（スポ３＝大阪桐蔭）

――今日の試合を振り返っていかがですか

まだまだ課題がある試合でした。

――第１打席の適時打の感触は

ランナー二塁だったので、最悪セカンドゴロやファーストゴロでも進塁というかたちになるので引っ張れるボールを待って打ちました。

――春季リーグ戦から打順が代わり３番に入っていますが意識の変化はありますか

できることは変わらないと思うので、後ろに良いかたちでつなげるという意味ではそんなに打順は意識していないです。

――リーグ戦の開幕まであと１ヶ月となりましたがどのような準備をしていきたいですか

自分の結果ももちろん大事ですが、それよりもチームが優勝するため、４年生に優勝してもらうために自分のできることをしっかりとやっていきたいと思います。

――母校の大阪桐蔭高校が夏の甲子園（全国高等学校野球選手権大会）に出場されていますが意識している部分はありますか

意識していることはないですが、大阪予選の準決勝くらいからライブ配信で見ているので、いい刺激はもらっています。