TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
国士舘大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
早 大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 2 |
この日から大学暦で夏季休業期間に入り、本格的な夏のオープン戦シーズンとなった早大。この日は、国士舘大を安部球場に迎えた。
先発の徳山壮磨(スポ4=大阪桐蔭)は、1、2回を無失点で終えるも、3回に先制を許す。直後の攻撃で岩本久重副将(スポ4=大阪桐蔭)が右犠飛を放ち、すぐさま同点に追いついた。その後は伊藤大征(社2=東京・早実)、西垣雅矢(スポ4=兵庫・報徳学園)の継投で相手を無失点に抑える。なんとか勝ち越したい打線は7回、松木大芽(スポ3=石川・金沢泉丘)が決勝点となる中前適時打を放つ。そのまま相手の追撃をかわし、無傷のオープン戦3連勝とした。
先発した徳山
1回を無失点に抑えた伊藤
決勝の中前適時打を放った松木
この日3安打を放った福本
(記事 山本泰新、写真 吉岡直哉)
コメント
福本翔(社4=東京・早実)
――今日の試合にはどういった意識で入ったのでしょうか
ここ2試合良いかたちで勝てていたので、チームとしてしっかりと勝ち切ることを意識しました。自分のやれることをしてアピールしようと思って試合に臨みました。
――今日の試合では3安打の猛打賞でしたが、その要因は
相手の先発投手がアンダースローで変則的なタイプでしたが、変わらずにいつも通りのスイングができたことが良かった要因だと思います。
――一方で最後の打席ではチャンスで三振という結果でした
精神的なところとして、打ちたい打ちたいという気持ちが先走ってしまったと思うので、状況に応じてどんな球種を待つのかということを意識して次はやっていきたいと思います。
――春のリーグ戦が終わって2ヶ月ほど経ちましたが、どのような練習に取り組んできましたか
チームとしては振る量を増やして、スイングを強くするということを重きにおいて練習を行ってきました。
――振り込みの量を増やすということは具体的に1日のスイング目標などがあるのでしょうか
1日500スイングを目標に行っています。
――この夏、自分自身が克服したい課題などはありますか
状況に応じたバッティングですね。ランナーを一つ先の塁に進めるバッティングであったり、バントであったり、打撃面では打つ以外のところでチームに貢献していきたいです。守備の面では、送球が自分の課題なのでそこは改善していきたいです。
――これからますます試合も増えていくと思いますが、この夏の意気込みを教えてください。
春は怪我で全くチームに貢献できなかったので、秋のリーグ戦優勝、大学日本一に向けてオープン戦全勝でリーグ戦に向かいたいです。個人としては怪我なく、課題をしっかりと克服してこの夏を乗り越えていきたいです。
伊藤大征(社2=東京・早実)
――徳山投手(壮磨、スポ4=大阪桐蔭)と西垣投手(雅矢、スポ4=兵庫・報徳学園)との間での登板でしたが、どのような意識で入りましたか
2人ともエースですごくいい投手なので、自分も負けないように。自分は結果を出さないといけない立場なので、2人の間でもしっかりとアピールできるようにと思って投げました。
――今日の結果と内容についてご自身でどのように捉えていますか
内容は全然良くなくて、コンディション自体もあまり良くなかったです。でもその中でなんとか変化球などいろいろ使って打者のタイミングを外して粘れたと思います。調子が悪い中ではなんとか粘れたという感じです。
――リーグ戦の後どのような意識をもって練習に取り組んできましたか
中継ぎで、短いイニングの中でフォアボールを出すと流れが悪くなってしまうので、ピシャッと3人で抑えてチームの流れを悪くしないように最初から突っ込んでいくという意識でやってきました。
――この夏克服したい課題は何ですか
単純に球速アップと、無駄なボール球を無くすこと、ストライクをとるだけでなく低めに球を集めることを課題にやっていきたいと思います。
――今後の意気込みをお願いします
立場的に結果を出し続けないと秋に使ってもらえるかどうかというボーダーラインにいるので、しっかり結果を出し続けて、調整してアピールできるようにやっていきたいと思います。