【連載】伝説 ~早慶6連戦 60周年記念特集~

野球

 1960年秋、神宮の杜で球史に残る名勝負が行われた。徳武定之主将(当時、現定祐コーチ、昭36商卒=東京・早実)率いる早大が宿敵慶大と優勝を懸けて繰り広げた、『早慶6連戦』だ。11月6日から12日(10日は休養日)にかけ、6日間で集まった観衆は38万人。テレビ各局もこぞってこれを放送し、日本中の野球ファンを熱狂させた。半世紀以上が経った今でも『伝説』として語り継がれている激闘から、今年の東京六大学秋季リーグ戦で60周年となる。それを記念し、4月12日から5月17日まで毎週日曜日、計6週にわたって各試合を振り返る。

 

エース安藤が復活の快投 塾に先勝し伝説の幕開け/早慶6連戦 1回戦(4/12)

金澤、拙守に泣く 打線も奮起せず優勝へ黄信号/早慶6連戦 2回戦(4/19)

緊迫の投手戦制するも、あわやリンゴ事件の再来か!?/早慶6連戦 3回戦(4/26)

9回1死からの同点劇 初の優勝決定戦再試合へ/早慶6連戦 優勝決定戦(5/3)

早慶戦史に刻まれた奇跡 窮地を救った『一世一代のバックホーム』/早慶6連戦 優勝決定戦再試合(5/10)

ついに目覚めた主砲・徳武 時代を超える早稲田の伝統/早慶6連戦 優勝決定戦再々試合(5/17)