いよいよ日本一を決する全日本大学選手権(全カレ)が幕を開ける。早大女子バレーボール部にとって今年は苦難が続いた一年だった。一勝もできず2部降格となった春。2部リーグを制覇したものの、絶対的目標であった1部昇格を果たすことができなかった秋。さらには多くの選手が怪我で泣いてきた。そして迎えた早大2018年、最終章。苦しんだ、悩んだ、バレーが嫌いにもなった、それでも前を向き歩みを止めなかったのは無念の涙を歓喜の涙に変えるためだ。苦難の先に必ず答えはある。『粘り』のバレーを制した先にある栄冠をつかむため、選手全員の力でまだ見ぬ世界を切り開く。本当の戦いが今始まる。