【連載】早慶クラシコ特集『Refuse to Lose』【第10回】伊勢航×東廉

ア式蹴球特集

 第10回には3年生のお二人、MF伊勢航(社3=ガンバ大阪ユース)、MF東廉(スポ3=清水エスパルスユース)が登場。今季はボランチ、トップ下でそれぞれ厳しいポジション争いを勝ち抜き、ア式の攻撃の軸となりつつあるお二人に、出場すれば初となる早慶戦への思いなどを伺いました。
※この取材は6月29日に行われたものです。

 

2部だからこそ、自分たちがやりたいことを表現できる(伊勢)

法大戦で今季初ゴールとなるシュートを放つ伊勢

 

――まず、今季のここまでを振り返って、手応えはいかがですか

伊勢 今、リーグ戦は6位という順位です。やっぱり「2部優勝で、1部昇格」を掲げている中では、誰も満足しない結果だと思います。ただ、そこは去年と監督が変わって、自分たちがやりたいサッカーも変わっていく中で、ある意味仕方がない部分かなと思っています。自分たちがやりたいことを追求していく中で、うまくいかないことはあると思うので。6位という順位は、自分たちの今の実力かなとは思うんですけど、今、アミノバイタルカップをやっていて、ベスト4まで勝ち進んでいて(6月29日時点)、特に守備の部分で、やりたいことだけじゃなくてやらなければいけないことを整理できているからこそ、いいチーム状況になっています。そこは早慶戦や、後期のリーグに向けては、いい弾みになるんじゃないかなと思います。

 自分は毎週の練習で、このリーグ戦の結果には満足できていないなと思っています。でも、その中で去年のリーグ戦からそうだったんですけど、試合に出て「この相手にはかなわないな」という相手はほとんどいなかったので、自分たちでいいサッカーができていても勝ち切れないというのが、今のチームの現状だと思います。そこで勝ち切るチームになっていくためには、何かきっかけが必要だと思って、それが今のアミノバイタルカップになればいいなと思います。個人的には、結構試合に絡ませてもらっている中で、いい線でできないというのがすごく悔しいなと思っているので、ここからもっと気合を上げて、結果に結びつけられるようにプレーをしていきたいなと思います。

――2部ならではの戦いの難しさはありますか

伊勢 2部だと、やっぱり自分たちがボールを保持する時間帯が長いですね。でも自分はボランチの選手なので、引くというよりは、ボールを保持して攻める方が面白いです。多少やりにくさはありますけど、そこを崩していって、点を決めた時の気持ち良さは感じられているので、2部だからやりにくいとは自分は感じていません。2部だからこそ、自分たちがやりたいことを表現できる場所なんじゃないかなと感じています。

 (相手が)引いてくる中で、今チームが点を取れているのは、セットプレーが多いと思うんですけど、伊勢も言った通り引いてくる相手にどれだけ崩せるかかというのが、今年の課題だと思っています。もっとみんなでイメージを共有し合いながら、完璧に崩せたなというシーンを見せていきたいと思います。

――二人とも去年に比べ、レギュラーに入る回数が増えてきていますが、変化した要因はありますか

伊勢 去年は、山下雄大君(令5スポ卒=現徳島ヴォルティス)がいて、左利きで、ちょっとキャラ被りしていました。あと、今年は兵藤さん(兵藤慎剛監督、平20スポ卒=長崎・国見)が求めることが明確になっているので、そこを整理して、自分なりにうまく表現できているからこそ、去年よりは試合に絡めていると思っています。

 自分はフィジカル的な部分だと思っています。去年、少し試合に出ていたことがあったんですけど、その中で球際の部分や、走る部分が全然足りないなと感じていて。今年はその課題に取り組んで、走力やフィジカルに向き合ってきたのが、試合に出させてもらっている理由かなと思います。

――東選手は立正大戦で、伊勢選手は法大戦で、今季、1得点ずつしています。結果を残せたことが、自信につながっているような部分はありますか

伊勢 そうですね。アミノはノリで打ってみたら入っちゃった、みたいな感じなんですけど。1年時に結構点を決めていて、去年はあんまり点を決めてなかったんですけど、やっぱり点が入ると、自信につながりますし、チームもいい流れに乗ることができたと思ったので、個人とチームのいい相乗効果が生まれたんじゃないかなと思います。

 僕はセットプレーで点を取ったんですけど。あんまりヘディングとかが強いタイプじゃないんですけど、相手を外してうまくフリーになって決めることができました。やっぱり自分は流れの中で点を取りたいなというのがあるので、これからはもっと、一連の流れの中で点を取っていきたいと思います。

――アミノバイタルカップで総理大臣杯への出場権を獲得しましたが、ここまでチームが強くあり続けられた理由はなんですか

伊勢 トーナメント的に2部の方が1部よりやりやすく、自分たちはチャレンジャーの立場だったので、心理的に有利な部分がうまくいい方向に働いたなというのはあります。あと、自分たちが「日本一」を掲げている中で、総理大臣杯で優勝しないといけないので、チーム全員が一つの目標に一緒に取り組めているからこそ、この結果が付いてきているのかなと思います。

 自分も、チームが一丸となれたというのが、一番大きいかなと思っています。1、2回戦、僕はベンチだったんですけど、ベンチの選手の中でも、試合に出たらしっかり試合に入って戦うところだったり、自分の役割をこなすということをみんなで話し合って、いい準備ができていました。そういう意味では、本当にチーム一丸となったのがここまで勝てた要因かなと思います。

――チームが一丸となれたきっかけはなんでしょうか

伊勢 なんとなくですが、さっき廉(東)が言っていたように、ベンチの雰囲気はリーグ戦と比べていいものがあるなと思っています。東とか、光田(修人、スポ3=名古屋グランパスU18)とかがチームを鼓舞する声を中心となって出していて。そういった部分で、やっぱりベンチからいい雰囲気をつくれています。それでスタメンの選手もチームの思いを背負ってプレーしてくれていますし、ベンチの選手も入った時に、そういった思いをくみ取ってプレーできているからこそ、チームが一丸となっているのかなと思います。

 やっぱりトーナメントは負けたら終わるので、1試合1試合に懸ける思いはリーグ戦とは違ったと思います。スタメンの選手だけではなく、ベンチからそうやっていい雰囲気をつくれたのがよかったかなと思います。

――リーグ戦で3連敗してアミノバイタルカップを迎えましたが、法大戦でのゴールなど、運も味方してきて、流れに乗っているのではないかと思います

伊勢 そうですね。リーグ3連敗の時は、攻撃にフォーカスしすぎて、守備の部分をおろそかにしてしまいました。チームとして、やらないといけないことを徹底している中で、やるべきことをやっているからこそ、運も自分たちに転がってきていると思います。法政戦はラッキーなゴールでしたけど、まあそれもチーム一丸となって、ポジティブな雰囲気があるからこそそういった現象が起こっていると思うので、この流れを継続していきたいなと思います。

 ポジティブな雰囲気が全てだと思っています。今まではいい形まで行けても、最後まで打ち切れない場面が多くあったのですが、今はみんながイケイケな感じでやりきってくれるというか、シュートをどんどん打てるようになってきているので、そういう思い切りの良さが、ああいうラッキーなボールにつながっているのかなと思います。

――今年は、ロースコアで抑えるよりも、相手より得点を取るプランかと思いますが、攻撃を担っている二人にとってはいかがですか

伊勢 やりやすいですし、失点しても落ち込まないですね。今の自分たちには得点できる力があるというのは、チームみんなが思っていることなので、取られても誰一人気にしていないです。そういった攻めの姿勢があると、みんなのびのびとプレーできると思うので、兵藤さんのそういった言葉は、自分たちにとってありがたいと思っています。

 自分としては本当に攻撃的な選手なので、得点が取れなかった試合はすごく責任を感じますし、でもその責任を感じているからこそ、もっともっと2点、3点と取りに行こうという姿勢が生まれると思います。攻撃に関しては、全員が意識を高く持ってやりたいなと思います。

――そういった、点を取られても追いつき、追い越す姿勢がアミノバイタルカップで徐々に体現できていると思いますが、いかがですか

伊勢 去年はほとんど逆転勝利がなかったと思います。そうやって攻めの姿勢を貫くというのもそうですし、去年よりも勝利に対する執着心が確実にあるなと思っていて。2部に落ちた現実はみんなしっかり受け止めて、自分たちはどん欲にいかないといけないとみんなが思っているからこそだと思うので、ハングリーさを持って取り組めているかなと思います。

 正直、立ち上がりがすごく弱くて。去年から、そこで失点してしまうことが多いです。去年は、最初に失点しちゃったら、そのままずるずる2失点、3失点ということが多かったんですけど、今年は相手に先制点を取られても、そこからもう1回みんなで話し合って立て直すことができるようになっています。さっきの攻撃の話もそうですが、失点しても立て直す力が付きました。

「こいつが試合に出ていたら点取る」と思ってもらえるような選手になりたい(東)

インタビューに答える東

――3年生になって、上級生になりましたが、チームからはどのような役割を求められていますか

伊勢 ピッチ内においては、チームのバランスを取れることが自分の強みだと思います。まあ攻撃的にいってしまう部分で、自分がちゃんとボランチとしてバランスを取るというのもそうですし、左足でのビルドアップだったり、キックが自分の持ち味だと思っているので、チームのいい流れをつくることがピッチ内での自分の役割かなと思います。ピッチ外では、上級生になって、チーム運営に携わることも多いですし、自分はコミュニケーションを取ることが得意だと思っているので、後輩がこの組織になじめるように、というパイプの部分になっていかないといけないなと感じています。

 僕は攻撃でアクセントをつけることが自分の役割だと思っています。その中で、攻撃だけじゃなくて、しっかり走って守備をすることも、最近は意識するようにしています。自分みたいな選手がそういう守備をしていたら、他の選手もやろうという気持ちになってくれると思うので。ピッチ外では、自分はあんまり先輩として尊敬されるタイプじゃないんですけど、チームの後輩とも楽しくやって、雰囲気をつくりたいと思います。

――ここまでの個人としての課題と、今取り組んでいることを教えてください

伊勢 スタメンとして出ている回数がやっぱり少ないので、まずはスタメンを取らないといけないと考えています。左足のビルドアップ以外の部分というと、やっぱり得点も取れるポテンシャルを持っていると思うので、得点にもっと関与しないといけないなと思います。そこは他のボランチと違って、自分はできるのかなっと思っているので、そこを伸ばしていったら、レギュラーの座を奪えるかなと。そういった部分のこだわりはもっと持ってやっていきたいです。

 僕も今、レギュラーとして定着しているわけじゃないので、しっかり定着できるように頑張ります。個人として、攻撃の選手としてはこれといった武器があんまりないなと思うので、今サイドをやることも多いんですけど、その中で右足のクロスは練習しています。

――前期のアミノバイタルカップを終えて、自分のプレーとお互いのプレーを採点してください

伊勢 (自分は)30点ぐらいかな。レギュラーの座は奪えていないですし、自分はもっとできると思っているので、今「チームを助けているかどうか」と言われたら、上級生や試合に出ている同期に頼っている部分はあると思うので、そこは自分がチームを引っ張っていけたら、もっと点数上がるかなと。

――東選手は、伊勢選手のプレーを何点だと思いますか

 75点ぐらいです。スタメンを取れていないのは、あるかもしれないんですけど、途中から出た時の安定感がすごくあると思っていて。正直、最後に伊勢が交代で入ってきた時に、すごく安心するので。スタメンで出た時も、しっかり得点にも絡んでるし、安定感あるプレーをしていたので、良かったなと思います。

――ではご自身のプレーは何点でしょうか

 自分は40点ぐらいです。あんまり結果を出せていないというのと、自分がやっぱりスタメンで出た時に、あまり勝ていていないなと。「こいつが試合に出ていたら点取る」と思ってもらえるような選手になりたいので、そういう意味ではまだまだ足りないかなと思います。

――伊勢選手から見て、何点ですか

伊勢 50点ぐらいかなって(笑)。もっと得点に関与できると思うし、もっとチームを助けることができると思っているので、期待も込めて50点にしました。

たまに飲みに行ったりして、一緒に暴れています(笑)(伊勢)

質問に答える伊勢

――では他己紹介をお願いします。まずはプレーについてお願いします

伊勢 (東は)前線だったらどこでもできるユーティリティーさを持っていて、右足のテクニックもありますし、前線の選手ですけど、ハードワークもできるのも、廉の特徴。あと、ノったら止められないと思っています。

 (伊勢は)さっきも言ったんですけど、本当に安定感があるというか、安心して見られる選手です。全体的に本当にミスが少ないなと思っていて、パスもそうですけど、相手に寄せられてもあんまり取られることはないですし、しっかりボールを守ってプレーできるのが本当にいいところだとと思います。

――性格や、プライベートについてはいかがですか

 チームではリーダーで、しっかり者みたいな感じではあるんですけど、オフは結構暴れちゃうというか。

伊勢 (笑)

 はっちゃけちゃうというか、本当になんでもする面白い人って感じです。

――東選手について、伊勢選手はいかがですか

伊勢 一緒ですけどね。廉も結構はっちゃけるタイプだと思っているので、日曜日の夜とかたまに飲みに行ったりしますけど、一緒に暴れています(笑)。

――プライベートで仲の良い選手は誰ですか

伊勢 寮生は基本的に仲が良くて、あとは森山(絢太、スポ2=兵庫・三田学園)と、安斎(颯馬、社3=青森山田)とも学部が一緒なので。月曜日とか、オフに授業入っちゃっている時は、そのまま二人で遊びに行くことはよくあります。

 僕は泉(颯、基理3=静岡学園)と松尾(倫太郎、人2=千葉・八千代)が仲良いです。

――二人同士のプライベートの交流はありますか

伊勢 特別に遊びに行くことはあんまりないんですけど、寮生で一緒にどこかに行くのは、時々あるので、その時ぐらいです。

 二人ではないです(笑)。

――3年生の雰囲気や、今年のチームの雰囲気はどのような感じですか

伊勢 「あんまり仲良くない学年」とずっと言われ続けてきたんですけど、そんなことないなと思っています。1年の時は、寮生と寮外で固まって、別々で行動してたんですけど、そんな壁はもうないので。そこは他の学年にあんまり言ってほしくないなと思います(笑)。

――東選手は今年のチームの雰囲気はどのように感じていますか

 チームは和気あいあいとしているんですけど、やることはやる人が多いなと。練習でアップとか、自分は結構ふざけちゃうんですけど、そんな中でもちゃんと練習に入ったら、しっかりやることはやれているなと。いい雰囲気で、練習も練習以外もできているなと思います。

――オフの日は何をされていますか

 自分は結構サウナに行くことが多くて、同期だったら石谷(光基、スポ3=名古屋グランパスU18)と二人でこの辺の西武新宿線沿いのサウナによく行っています。

伊勢 月曜日にも授業が入っちゃっているので、めちゃめちゃ真面目ですけど、午前中筋トレして、午後授業行って、みたいな。ただの月曜日って感じです。

――息抜きとしては何をしていますか

伊勢 日曜日の夜のお酒ですかね

――お酒が好きなんですか

 そうですね。

伊勢 僕と東と袈依廉(ヒル袈依廉、スポ3=鹿児島城西)が結構飲む方かな。

――お酒飲むと面白くなる選手はいますか

 あ、石川(真丸、スポ3=名古屋グランパスU18)…。

伊勢 石川、石川ですね。

(昨年の早慶戦は)ピッチに立っていない自分が情けないと思った(東)

アミノバイタルカップ順大戦で、ゴール後にパフォーマンスをする東

――早慶戦の独特な雰囲気は、普通の試合とどこが違いますか

 まず、観客が10倍以上入っているので、そこは全然違うなと思っています。あと言葉ではうまく言い表せないんですけど、お祭りみたいな感じがあるので、そこが普通の試合との違いかなと思います。

伊勢 1試合ですけど、そこの1試合に関わる人数が他の試合とは違うなと思っています。そうやって携わってくれる人が多いからこそ、みんなの思いが詰まった1試合なので、その重みというか、歴史が詰まった1試合なのかなと思います。

――昨年度の早慶戦はどのような気持ちでしたか

 やっぱりピッチに立ちたいなと。そこに立っていない自分が情けないというか、悔しい気持ちがありました。

伊勢 1年目の時は、同部屋の駒沢(直哉、スポ3=ツエーゲン金沢U18)が活躍して、去年の早慶戦も安斎の活躍があった中で、同期が活躍しているのは見ていてうれしいというよりも、悔しい気持ちの方が大きかったです。だからこそ、3年生で、2年連続試合に関われていない中で、そこのピッチに立ちたいという強い思いは持っています。

――早慶戦を前にして、今はどのような気持ちですか

 個人的には、たくさん人がいる中で試合をしたことがあんまりないので、そこで試合ができるというのはすごく楽しみです。今までクラブユースだったんですけど、選手権に比べて注目度がすごく低かったので、活躍して、ょっと注目されたいなと思っています。

伊勢 自分もJ3とかに出ていましたけど、早慶戦ほど盛り上がった試合に出たことはないですし、学生主体でつくり上げたからこそ出せる雰囲気が早慶戦にはあって、その独特な雰囲気を味わいたいなと思います。そんなに得点とかは狙っていないですけど、チームを勝たせられるようなプレーができたらいいなと思っています。

――観客が多い早慶戦で、見てほしいポイントはありますか

 ターンとかスクエアパスとか、あとは得点とアシストに注目してもらいたいです。

伊勢 左足のキックやシュートが得意なので、そこを見てほしいなというのと、自分の一番の特徴は、「チームを勝たせるプレー」だと思っているので、ゴールとかのように目立ちはしないですけど、そういったところを見てほしいなと思っています。

――早慶戦の注目選手は誰ですか

伊勢 自分は同期の成定真生也(スポ3=神奈川・日大藤沢)と、あと1個上の平松君(柚佑主将、社4=山梨学院)かなと思っています。まず同期の真生也は運営にも携わっている中で試合ができるという、ピッチ内外の面から早慶戦に携わっていて、そこはシンプルに尊敬している部分でもあるし、だからこそ、早慶戦という場で報われてほしいなと思っています。平松君は、主将という立場で、チームで一番欠かせない選手だなと。平松君がいるからこそ、他の選手ものびのびとプレーできているので、そういった平松君の存在感にも注目してほしいなと思っています。

 僕は1個上の中谷颯辰君(基理4=静岡学園)です。理由はプライベートでもすごい仲いいのですが、普段はのほほーんとして、あんまりしゃきっとしない感じなんですけど、しっかり声出してやる時はやる人なので。

――目標のスコアは

伊勢 去年は2-0でしたっけ。

 じゃあ3-0で。

伊勢 いや、5-0ぐらいで圧倒したいなと思っています。

――早慶戦で何点取りたいですか

伊勢 まあ、最後の1点ぐらいでいいかなって。

 3点で! お願いします。

――最後に意気込みをお願いします

伊勢 2年連続試合に関われていないので、まず、試合に出ることが最低限の目標です。出してもらえる状況になったら、チームを勝たせられるようなプレーをして、5-0の勝利に貢献したいなと思っています。

 自分も2年試合に出ていなかったので、まずは試合に出て、攻撃の選手なので、得点とアシストどちらかをしたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 水島梨花、宮下幸 写真 指出華歩)

 

早慶戦に向けての意気込みを書いていただきました!

 

◆伊勢航(いせ・こう)(※写真左)

2002(平14)年7月17日生まれ。172㌢66㌔。ガンバ大阪ユース出身。社会科学部3年。慶大で警戒したい選手は内藤豪(3年)だという伊勢選手。選抜で一緒にプレーしていたこともあるそう。特にハードワークができるのでそこに警戒したいとのことです!

◆東廉(ひがし・れん)

2003(平15)年3月26日生まれ。181㌢66㌔。清水エスパルスユース出身。スポーツ科学部3年。慶大で警戒したい選手は塩貝健人(1年)だという東選手。高校の時から動画を見ていた中で、「こいつすげえな」と思っていたそう。相手にしたら気を付けなきゃいけない選手だと思うと教えてくださりました!