まず最初にインタビューしたのは、ア式が誇る空飛ぶマッチョ! 昨シーズンチーム最多ゴールを奪ったエースの加藤拓己(スポ4=山梨学院)選手ルフよ! いつも冗談を言って周りを和ませている加藤選手。今日はどんな爆弾発言が飛び出すか楽しみルフね〜
「あのゴールが今の自分を築いてくれている」(加藤)
始めてのインタビューだからちょっと緊張したルフ
――強靭なフィジカルの秘訣を教えて欲しいルフ!
加藤 強靭なフィジカルの秘訣は、小さい頃からの食事です!小さい頃からたくさんご飯を食べて、たくさん寝て、たくさん運動をして、自分の体にたくさん栄養を与えたことだと思います。
――早稲田に入ってからのベストゴールはどのゴールルフか?
加藤 自分の中でも印象的なゴールは色々ありますが、やはり一昨年の早慶戦のロスタイムでのヘディングゴールと、リーグ戦の明大戦のヘディングゴールです。
――なぜそのゴールを選んだルフか?
加藤 早慶戦のゴールは、本当に0ー0で難しい試合の中でラストワンプレーでゴールを決めて、8連覇が出来ました。自分にとってはあのゴールは本当に特別でしたし、あのゴールが今の自分を築いてくれているといっても過言ではないのかなと思っています。明大戦は、残留争いで本当に厳しい中で、一昨年の王者の明大との一戦で、周りからは明大が勝つだろうと言われていましたが、この試合も同じように0ー0で苦しい試合の中でヘディングゴールを奪えたこと。そのゴールによって勝てたこと、残留に一歩近づけたということはで自分にとっては特別なゴールであったなと思います。
――清水エスパルスはどんなチームルフ?
加藤 清水エスパルスは皆さんご存知のとおり、サッカー王国静岡に位置していて、本当に素晴らしい環境と選手が揃ったチームだと思っています。昨シーズンこそ思うような結果が出ませんでしたが、今年は多くの選手が加入し、新監督を迎えて新しく生まれ変わったチームだと思います。歴史があって、伝統があるクラブだと思っています。
「サッカーの魅力を俺のプレーで伝えてあげたい」(加藤)
加藤選手は終始笑顔で質問に答えてくれたルフ!楽しかったルフな〜
――最近加藤選手が嬉しかった出来事を教えて欲しいルフ!
加藤 バレンタインデーかな。バレンタインにお母さんからチョコレートをもらいました。それが最近一番うれしかった出来事です!
――オフの日にはどんなことをして過ごしているルフか?
加藤 オフの日はグラウンドに出ないタイプなので、寝たりとか、ゲームしたりとか、ゴルフ行ったりとか。自分の好きなように時間を使って過ごしています。シーズン中であればトレーニングをすることもありますが、基本はグラウンドに出ないでリフレッシュしようと思っています。
――加藤選手のタイプはどんな人ルフか?
加藤 タイプ…見た目はショートカットの人かな。性格的な面でいうと、優しい人というのはもちろんですが、ダメなことはダメとはっきり言える人であったり、あとはあまりサッカーを知らない人がいいかなと思います。
――なんでサッカーを知らない人がいいルフか?
加藤 サッカーの魅力を俺のプレーで伝えてあげたいみたいな(笑)。
アルフ・スタッフ陣 おー!
加藤 あまり詳しすぎて、「今日のプレーどうだったよね」というよりも、「今日のあのシーン凄かったね」というような話をしたいというか。基本サッカーのことを知らないで欲しいです。サッカーに興味がない人の方が実はいいです。そういう人をサッカー好きにしたいなと思います。
アルフ・スタッフ陣 なるほど。
加藤 やめてよこんなに難しい質問!(笑)。
――加藤選手が知っている面白い選手を教えて欲しいルフ!
加藤 面白い選手って一発芸とかで?それは田中パウロ淳一(現松本山雅FC所属)しかいないでしょ(笑)。俺は2パターンの面白いがあると思っていて、ギャグとか腹から笑えるような面白い選手は同期の秋元浩希(スポ4=東京・早実)かなと思います。型にはまらないというか、トークの中で笑いを入れてくるみたいな。凄くしょうもない事なのですがツボに入っちゃうので、個人的に凄く面白い選手だと思っています。もう一つのパターンで、選手ではないのですが外池大亮監督(平9社卒=東京・早実)かなと思います。なにが面白いかというと、俺は考え方が面白いと思っていて。大学サッカー界でもそうだし、今の日本サッカー界、日本社会においても外池さんのような考えを持っている人がもっともっと増えると、発想豊かな人などで社会が明るくなっていくのではないかと思います。そういう面で、外池さんは面白い人だと思います。
――面白い一発ギャグを教えて欲しいルフ!
加藤 まじで?!こんな質問あるの!ずるくね(笑)。
〜この回答の続きはアルフのTwitterからご覧ください〜
――最後に今シーズンの意気込みを教えて欲しいルフ!
加藤 皆さんご存知のとおり、僕たちは昨シーズンタイトルを一つも取ることができなかったですし、リーグ戦やアミノバイタルカップを準優勝で終えてしまい、本当に悔しいシーズンになりました。個人としても目標としていた得点王という部分を獲得することができなかったので、今シーズンは最終学年としてプレーで引っ張っていけるように、そして昨シーズン叶えられなかった目標をしっかりと達成して、最後笑ってみんなで終われるように今シーズン、スタートから最後まで突っ走っていきたいと思います。
――ありがとうございましたルフ!
(取材、編集 アルフ 編集補佐 橋口遼太郎 写真 早稲田大学ア式蹴球部提供)
アルフと自撮りをする加藤選手
◆加藤拓己(かとう・たくみ)(※写真左)
1999(平11)年7月16日生まれ。180センチ。山梨学院出身。スポーツ科学部4年。MF鍬先祐弥(令3スポ卒、現V・ファーレン長崎所属)と顔の大きさを競っていた加藤選手。アルフの横に立つと、小顔効果があるんだとか。そんな顔はさておき、大きな『存在感』を今シーズンも示してほしいですね!
◆アルフ(あるふ)(※写真右)
7月1日生まれ。都の西北の森出身。雨がちょっぴり苦手なアルフ。雨の日には耳がしぼんでしまうんだとか。今シーズンの早慶クラシコは晴れるといいね!アルフ!