関東大学サッカーリーグ戦 2部 第14節 | ||||
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早大 | 7 | 4-0 3-0 |
0 | 作新学院大 |
【得点】 (早大)3’33’43’52’61’駒沢 直哉、20’東廉、78’奥田陽琉 (作新学院大)なし |
前節の立大戦では2点ビハインドから同点に追い付き、何とか勝ち点1を獲得したものの、順位を一つの落とし7位となってしまったア式蹴球部(ア式)。ラストプレーで追い付かれ勝ち点3を逃した前々節の山梨学院大から後味の悪い試合が続く中、今節は下位の作新学院大をホーム・東伏見に迎えた。試合は序盤からア式のエース・FW駒沢直哉(スポ3=ツエーゲン金沢U18)の独壇場となる。開始わずか3分、ペナルティエリアに侵入したDF森璃太(スポ4=川崎フロンターレU18)のグラウンダーのクロスに合わせ先制点を奪うと、20分にはMF東廉(スポ3=清水エスパルスユース)のゴールをお膳立て。そして駒沢は33分に森のフリーキックから、43分には独力突破で追加点を奪い、前半だけでハットトリックを達成する。スコアも4-0と大量リードを奪った中、後半に入ってもこの男の勢いは止まらない。52分にはコーナーキックから、さらに61分にはPKを決め、66分に交代でピッチを退くまでに圧巻の「5ゴール1アシスト」を記録した。そして試合は、78分にその駒沢の代わりに入ったFW奥田陽琉(スポ4=柏レイソルU18)が待望の今季リーグ戦初ゴールを決め、終わってみれば7-0。リーグ戦では2017年以来、実に6年ぶりの7発快勝で、3試合ぶりの勝利を手にした。
5ゴール1アシストと大活躍の駒沢
雨が降ったり止んだりする微妙な天候の中、行われた今節。試合前には先日水難事故により亡くなった作新学院大の部員に黙とうが捧げられた。ア式は序盤から積極的に相手ゴールへと迫る。開始直後の2分、カウンターから東がペナルティエリアまでボールを持ち運びシュート。一度は相手DFに防がれるが、こぼれ球をそのままクロスにすると、逆サイドにいたMF山市秀翔(スポ2=神奈川・桐光学園)が合わせるがうまくミートすることができずチャンスを逃す。それでもその1分後、今度は森がMF植村洋斗副将(スポ4=神奈川・日大藤沢)とのワンツーで一気にペナルティエリアに侵入、タイミングを見計らいグラウンダーのクロスを送ると、これをゴール前にいた駒沢が押し込み幸先良く先制に成功する。この1点で勢いづいたア式。雨脚が強まる中、20分には植村が前線に送ったボールを受けた駒沢が中に折り返すと、ここにいた東が冷静にゴールへと流し込み追加点を奪う。さらに33分には、カウンターからMF成定真生也(スポ3=神奈川・日大藤沢)の粘りでフリーキックを獲得。キッカーの森の正確なボールに再び駒沢が合わせ、リードを3点に広げる。そして43分には、東が背後に送ったボールに対し駒沢が反応。相手DFをものともせず一気にゴール前まで持ち込み、最後はGKとの1対1を冷静に決め、この日自身3点目を奪う。そのまま前半は終了。4-0の大量リードで前半を折り返した。
この試合で3アシストを記録した森。これでリーグ戦今季6アシストとなり、アシストランキング2位となった
後半に入っても勢いの止まらない駒沢。52分には再び森のコーナーキックから相手のマークをうまく外しこの日4点目。さらに61分には、山市が獲得したPKを冷静に決めこの日自身5点目を決める。そんな駒沢は66分に奥田と交代し、ここでお役御免。1試合で5ゴール1アシストという圧倒的な成績を残し、これで得点ランクトップに躍り出た。駒沢の活躍で後半に2点を加え、6-0としたア式。78分には、ピッチ中央でボールを受けたMF小松寛太(教4=東京・早実)のスルーパスに抜け出した奥田が、GKとの1対1を「1対1のシーンは自主練で練習していて、キーパーが思い切り飛び込んできてくれたので、それを見てかわして冷静にやれた」と落ち着いて流し込み、スコアは7-0となった。駒沢、奥田以外にも好調だったア式の攻撃陣。後半開始早々から積極的に相手を脅かすシュートを放ち、FW鈴木大翔(スポ1=ガンバ大阪ユース)は途中出場ながら3本のシュートを記録。チームとして後半だけで16本、合計で22本のシュートを相手に浴びせ、7-0の大勝を全体で演出した。
今季リーグ戦初ゴールを挙げた奥田
「しっかりと仕留め切れたというのが大きかった」と兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)。前半3分という開始早々のチャンスを決め、シーズン通しての課題である立ち上がりのところでうまく自分たちに流れを手繰り寄せることができた。その結果、7得点の大勝となった今節。その紛れもない立役者であるのが駒沢だ。先述した通り、5ゴール1アシストと大車輪の活躍。クロスからセットプレーから独力突破など、さまざまなパターンからゴールを決め、ア式のエースとしての貫禄を見せつけた。兵藤監督が「連携のところの課題は駒沢自身も自分で取り組んでいた部分で、ポジショニングとか関わりというのは最初のシーズン前より良くなってると思います。今後その部分と、個でもいけるというところ。2つの両輪で追いかけてもらって、大学では一番だよねというところをしっかり目指してもらいたいなと思います」と期待を寄せる中、本人も「ここ2試合で2引き分けという現状を考えた中で、自分たちも後がないぞという気持ちで密の高い練習をできたのが今日の結果につながった」と語る。一方で「あくまで22試合の中での1勝でしかないので。慢心は全くせず、勝利を目指すことは変わらない」(駒沢)。「これを続けないことには意味がないので、5連勝ぐらいまではしっかり伸ばせれるようなチームにしていきたい」(兵藤監督)。勝って兜の緒を締める。7-0という圧倒的なスコアでの勝利に慢心することなく、この試合から再びア式の連勝街道を築いてほしい。
(記事 髙田凜太郎 写真 熊谷桃花、廣野一眞)
早大メンバー | ||||
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ポジション | 背番号 | 名前 | 学部学年 | 前所属 |
GK | 21 | 山田 怜於 | 社4 | 神奈川・鎌倉 |
DF | 5 | 石川 真丸 | スポ3 | 名古屋グランパスU18 |
DF | 6 | ◎平松 柚佑 | 社4 | 山梨学院 |
→74分 | 27 | 神橋 良汰 | スポ3 | 川崎フロンターレU18 |
DF | 4 | 小倉 陽太 | スポ4 | 横浜FCユース |
DF | 2 | 森 璃太 | スポ4 | 川崎フロンターレU18 |
MF | 24 | 伊勢 航 | 社3 | ガンバ大阪ユース |
MF | 10 | 植村 洋斗 | スポ4 | 神奈川・日大藤沢 |
MF | 14 | 山市 秀翔 | スポ2 | 神奈川・桐光学園 |
→81分 | 26 | 鈴木 大翔 | スポ1 | ガンバ大阪ユース |
MF | 23 | 成定 真生也 | スポ3 | 神奈川・日大藤沢 |
→52分 | 11 | 小松 寛太 | 教4 | 東京・早実 |
MF | 15 | 東 廉 | スポ3 | 清水エスパルスユース |
→57分 | 28 | 光田 脩人 | スポ3 | 名古屋グランパスU18 |
FW | 18 | 駒沢 直哉 | スポ3 | ツエーゲン金沢U18 |
→66分 | 9 | 奥田 陽琉 | スポ4 | 柏レイソルU18 |
◎=キャプテン 監督:兵藤慎剛(平20スポ卒=長崎・国見) |
関東大学サッカーリーグ戦2部 順位表 | |||||||||
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順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 |
1 | 駒大 | 29 | 14 | 9 | 2 | 3 | 29 | 18 | 11 |
2 | 立正大 | 27 | 13 | 8 | 3 | 2 | 23 | 11 | 12 |
3 | 関東学院大 | 26 | 14 | 8 | 2 | 4 | 33 | 21 | 12 |
4 | 山梨学院大 | 24 | 14 | 7 | 3 | 4 | 21 | 14 | 7 |
5 | 日体大 | 22 | 14 | 6 | 4 | 4 | 21 | 20 | 1 |
6 | 早大 | 21 | 13 | 6 | 3 | 4 | 28 | 18 | 10 |
7 | 産業能率大 | 19 | 14 | 6 | 1 | 7 | 21 | 22 | -1 |
8 | 立大 | 19 | 14 | 5 | 4 | 5 | 18 | 21 | -3 |
9 | 順大 | 17 | 13 | 5 | 2 | 6 | 19 | 20 | -1 |
10 | 青学大 | 13 | 14 | 3 | 4 | 7 | 18 | 23 | -5 |
11 | 作新学院大 | 8 | 13 | 2 | 2 | 9 | 9 | 31 | -22 |
12 | 亜大 | 4 | 14 | 0 | 4 | 10 | 6 | 27 | -21 |
第14節終了時点 |
コメント
兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)
――7得点の快勝となりましたが
そうですね。やるべきことをやっていけば、このぐらい(点が)取れるかなというのはいつもあります。今日は、それをしっかりと仕留め切れたというのが大きかったかなと。攻撃は水ものだと言われるので、今後もこういう風に(点が)取れるように、個としてのクオリティを追求してもらうのと同時に、チームとしてのかたちというのも少しずつ良くなってる部分もあるので、それを得点にしっかりつなげるというところや、バリエーションっていうところも、もっと増やしていければなと思います。
――本日は天候やピッチコンディションが悪い中での試合でしたが、そこについては意識していましたか
最初の段階でつなげるかなと思って、水はけもこのぐらいだったらと思って、しっかりボールを回していたのですが、雨が急に降ってきたタイミングで、自分たちでどういうプレーをやらないといけないというのも判断してたと思いますし、まだまだ、キックのところのクオリティだったり、どこに蹴られたら(相手が)嫌なんだというところは、まだ突き切れてない部分もあるかなと思いますけど、攻守の切り替えだったり、 ファースト(ディフェンス)の強度っていうところは、リーグが始まってるというか、シーズン始まった時よりは全然良くなってるので、ここをしっかり積み上げながら、どこからでも点を取れるチームにしていかないといけないなと思うので、今日も10点ぐらい取れるかなというところではあったので、それを今度はしっかり決め切るというところ、またフォーカスしながらも、うまくいかなくても焦れずにやるというところで、続けていきたいなと思います。
――立ち上がりがいつもの課題としている中で、開始3分で点を取れたところで勢いがついたのかなと思うのですが、そこの点は大きかったなと感じますか
璃太(森璃太、スポ4=川崎フロンターレU18)のワンツーの入り方が、すごく理想通りだったというか、相手の背中を取るのではなくて、中に侵入するワンツーというところで、璃太のスピードの生かし方がうまかったなと思います。そこに対して、駒沢(直哉、スポ3=ツエーゲン金沢U18)の入るところというのも、チームで共有してるところにしっかり入ってくれたので、 ああいうかたちをしっかりと、もっと多くつくれればというところでもありますし、うーん、まだもう1歩というところです。けど、自分たちで7点取れたというのはまとめたいと思いますけど、まだ勝ち点3なので。これを続けないことには意味がないので、5連勝ぐらいまではしっかり伸ばせれるようなチームにしていきたいなと思います。
――今日は駒沢選手が5ゴール1アシストという活躍を残しましたが、監督の目にはどのように映りましたか
うちの今のトップにいるFWの中でも、爆発力は一番あるのかなと思います。それがいいかたちで爆発してくれたなというところでもありますし、連携のところの課題は、駒沢自身も自分で取り組んでいた部分で、ポジショニングとか関わりというのは最初のシーズン前より良くなってると思うので、今後その部分と、個でもいけるというところ。2つの両輪で追いかけてもらって、大学ではもう一番だよねというところをしっかり目指してもらいたいなと思いますし、その先にプロだったり代表というところが見えてくると思うので、そこまでこだわってもらいたいなと思います。
――7得点取れた一番の要因は何だと思いますか
1発目を仕留められたところです。山市(秀翔、スポ2=神奈川・桐光学園)のところで、本来仕留めないといけなかったのですが、1分のところで決め切れなかったのを引きずらずに3分で取れたというのが、良かったのかなと思います。雨が降っても割り切ってじりじり耐えながらも、1発で仕留め切れた。あそこで多分ボコボコ外してたら、嫌な時間が続いていたと思うのですが、決め切れたというのが要因かなと思います。
――ここからの試合に向けての意気込みをお願いします
後期は負けてはないですけど、1勝1分けというところでは、次は前期の試合の残りの試合の41分間という難しい試合の中で、今日みたいに最初の10分で仕留めるというところをオフ明けからしっかりまた取り組んでいきたいなと思います。41分間で最後やり切る、出し切るというところにフォーカスして、どんなイレギュラーでも対応できるようなチームにしていきたいなと思います。
FW駒沢直哉(スポ3=ツエーゲン金沢U18)
――率直に今日の試合を振り返っての感想お願いします
気持ちいい快勝だったなと思います。
――1試合5得点は初めてですか
中学ぶりとかだと思います。
――3点目は独力で突破されてのゴールだったと思いますが、自分の中ではいけるという感覚があってのゴールでしたか
裏抜けというか、推進力みたいなところが自分の強みなので。今日のピッチコンディションとしては何が起きるか分からないですし、そこは常に狙っている中で、東(廉、スポ3=清水エスパルスユース)がいいボールを出してくれたので、あとはうまくいけたなという感じです。
――最近セットプレーからの得点が少なかった中で、今日は2得点を挙げましたがそこについてはいかがですか
璃太君が本当に良いボールを上げてくれるので、自分はマークを外すだけでうまくできたかなと思いますけど、あと2個ぐらいいけたんじゃないかなとも思います。
――今日の5得点で得点ランクトップとなりましたが、そこについてはいかがですか
シーズンの最初から得点王というのはずっと言っている中で、離脱があったりして遠のいていましたけど、一つそこにたどり着けたのは良かったなと思います。まだ全然試合がありますし、ここからチームが勝っていく中で、自分のゴールで関わればいいかなと思います。
――1試合5得点と爆発できた一番の要因は何だと思いますか
そういう当たる日というのはありますけど、今週は練習中の取り組みからここ2試合で2引き分けという現状を考えた中で、自分たちも後がないぞという気持ちで密の高い練習をできたのが、今日の結果につながったのかなと思います。
――来週に延期となったリーグ戦、その先には総理大臣杯がありますが、どのようにそういった試合に臨んでいきたいですか
今日の1勝も、あくまで22試合の中での1勝でしかないので。慢心は全くせず、来週はちょっとイレギュラーなかたちになりますけど、勝利を目指すことには変わりませんし、総理大臣杯にいいかたちでつなげられたらと思います。
DF森璃太(スポ4=川崎フロンターレU18)
――今日の試合を振り返っていかがでしたか
勝つことが絶対必要という中、前半の立ち上がりから得点を取れて試合終了までゴールに向かい続ける姿勢というのはチーム全体としてあったので、それは良かったかなと思います。
――チームの勢いをつけたのはやはり先制点だったと思います。敵陣深くまで進入してのアシストでしたが、あのシーンを振り返っていかがですか
立ち上がりから前に行くというのは自分の中で決めていたので、それがうまくかたちとして出たので良かったです。
――セットプレーから2アシストされましたが、途中雨も強く降り難しいコンディションでした。そこについてはどのように考えていましたか
そうですね、グラウンドコンディションが悪い中でもプレースキックというのはそこまで影響しないですし、そこの部分でストロングが出せて2アシストできたのかなと思います。
――守備陣としても久しぶりの無失点試合だったと思いますが、どう感じていますか
得点を取る中で緩みというのは出やすい状況だったと思うのですが、センターバックを中心にうまく統率して最後まで集中して守り切れたので良かったです。
――プロ内定が発表されてから最初の試合でしたが意識はされましたか
プロ内定ということで周りからの見られ方だったりとか、本当に自分が何か示さなきゃいけないっていう立場でもあるので、こういった結果として残すことができたのはまず良かったですけど、プロの舞台でやるにはまだまだ実力が足りないので、もっと伸ばしていきたいです。
――今後に向けて最後に意気込みをお願いします
まずは次の順天堂戦、イレギュラーなかたちではありますけど、しっかりとチーム一丸となって勝ってその後の総理大臣杯につなげていきたいです。
FW奥田陽琉(スポ4=柏レイソルU18)
――途中出場となりましたが、投入時はどのようなことを考えていましたか
練習から個人的に良いパフォーマンスはできていましたし、途中から出るというのはずっとイメージしてここ3、4試合ベンチに入っていたので、出たらFWなので結果だけを見ていました。ちょっと入りが悪い感じも個人的にはあったのですが、あそこで決められてほっとしているというか、まだこれからですけどとりあえずはほっとしています。
――リーグ戦は今季初ゴールとなりました、得点シーンを振り返ってください
どうやって小松(寛太、教4=東京・早実)に(ボールが)入ったかはあんま覚えてないですけど(笑)。小松が前向きになった瞬間にもう勝手に体があそこの……。ターンした瞬間はオフサイドラインにいたのでちょっと溜めて裏を取りに行って、パスも少し後ろだったので今日雨で(ボールが)止まっているシーンも多くありましたし、気持ち大きめにトラップするというのは意識していました。1対1のシーンは自主練で練習していて、体の向きをニアもファーにも打てるところにつくって、そうしたらキーパーが思い切り飛び込んできてくれたので、それを見てかわして冷静にやれました。自主練に付き合ってくれたキーパーだったりパス出してくれた人だったりに本当感謝したいと思います。
――キーパーを交わしてからの冷静なシュートでしたが落ち着いていましたか
そうですね、(キーパーの動きが)見えていたので。ここで打っても当たっちゃうなって思って、打つのやめてちょっとステップ踏んだら抜けるって思いました。あれはもう反射的な動きというか、見えてはいましたけど本能の範囲というか、特に考えずにどうやって決めるかっていうことだけを考えて、多分そばから見たら冷静だったと思います(笑)。
――駒沢直哉選手(スポ3=ツエーゲン金沢U18)が5ゴール1アシストされていたことは意識していましたか
さすがに同じポジションの人がスタメンで出て、点を取る取らないはすごい自分的には意識していますし、駒沢が5点取ったので、僕も入って3点くらいいってやろうかなと思っていました。あと2点も取れたと思いますし、そこはもっともっと練習していくしかないかなと思います。
――今後の試合への意気込みをお願いします
さっき平松(柚佑主将、社4=山梨学院)が言ってましたけど、1部昇格に向けて少し厳しい順位にはいると思うので、ここから勝ち続けていくというのがリーグ戦は大事だと思います。来週イレギュラーなかたちで順天戦がありますけど、そこでも勝っていいかたちで(総理)大臣杯に行ければ、気分が乗っていけるかなと思うので、そこだけを目標にやっていきたいと思います。
MF東廉(スポ3=清水エスパルスユース)
――今日の試合を振り返っていただけますか
後期が始まってから、勝ち点が引き分けの2点しか取れていない中で、絶対に勝とうという話はしていました。その中で入りから勢いよく行くことができて、前半のうちに4点取れたのは良かったと思います。
――久しぶりの先発出場となりましたが、どういった思いで試合に臨みましたか
早慶戦が終わった後にけがをしてから途中出場が続いていましたが、自分自身スタメンで出てやりたいという思いがあったので、今日は何が何でも結果を、という気持ちで試合に入りました。
――その中で今季2得点目となるゴールを記録しました。得点シーンを振り返っていかがですか
駒沢(駒沢直哉、スポ3=ツエーゲン金沢U18)がいいかたちで中にボールを入れてくれました。最近シュート練習をよくしていたので、いいイメージで打つことができて良かったです。
――2列目は競争が激しいポジションだと思いますが、そこについてはいかがですか
中盤には選手がたくさんいますが、自分がこの先プロを目指していくのであれば、しっかりとスタメンを勝ち取ってやっていかないとプロの道には行けないと思います。なので結果を残し続けて、ポジション争いに勝っていきたいなと思います。
――これからの意気込みをお願いします
まずはしっかりと全部スタメンで出て、得点とアシストという結果を残し続けられるように頑張りたいと思います。