関東大学サッカーリーグ戦 2部 第3節 | ||||
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早大 | 1 | 1-1 0-0 |
1 | 青山学院大 |
【得点】 (早大)22’安斎 颯馬 (青山学院大)3’森夲 空斗 |
前節、作新学院大に何とか勝利し開幕2連勝を飾ったア式蹴球部(ア式)。2部での戦いはまだ始まったばかりだが、順当に白星を積み重ねている。勢いそのままに臨む今節の相手は青山学院大。こちらも開幕2連勝、さらに昨季終盤から実に8連勝中と波に乗る相手と対戦した。ア式は試合開始からわずか3分、クロスから失点を喫し、早くも追いかける展開となる。それでも22分、MF安斎颯馬(社3=青森山田)がPKを決め同点に追いつく。その後はサイドをうまく使い、相手を揺さぶりながら攻撃を繰り広げるア式。後半に入っても終始相手を圧倒し、追加点を奪いにいくが最後までネットは揺らせず。1-1のまま試合は終わり、開幕3連勝とはならなかった。
PKを決めた安斎。これでリーグ戦3試合連続ゴールとなった
試合が動いたのは開始直後の3分。相手の左サイドからのクロスの対応が甘くなり、早々に失点を許してしまう。「課題だった立ち上がりの部分で、自分たちの悪さが露呈した」(MF福井寿俊、文構4=東京・国学院久我山)と幸先の悪いスタートとなった。それでも、徐々に落ち着いてボールを回せるようになるア式。22分、DF増田健昇(スポ2=横浜FCユース)が最終ラインからロングボールを供給すると、これに反応した安斎がエリア内で倒され、PKを獲得する。このPKを安斎が自ら決め、試合は振り出しに。安斎はこれで開幕から3試合連続ゴールとなった。同点になった後も、流れはア式のまま試合は進む。35分には最終ラインの組み立てからパスがつながり、ボールは左サイドのMF松尾倫太郎(人2=千葉・八千代)のもとへ。松尾はそのままクロスをあげると、中にいた安斎が反応。シュートまでは持ち込めないが、こぼれ球を拾ったDF森璃太(スポ4=川崎フロンターレU18)がワントラップから狙い済ましたシュートを放つ。しかし、これは相手GKの好セーブに遭い、惜しくも追加点とはならなかった。その他にもサイドを崩し、好機をいくつかつくるが決め切れず。1-1のまま前半を終えた。
2試合連続のスタメンとなった増田。先制点の起点となるフィードやビルドアップなど、持ち味の守備とともに攻撃面でも存在感を発揮した
追加点を狙うべく攻勢を強めるア式。50分には、森が安斎とのワンツーでエリア内に侵入しシュートを放つが、これはGKに防がれる。さらに59分、68分と安斎がペナルティエリア手前から立て続けにゴールを狙うが、これはGK正面。71分には、DF小倉陽太(スポ4=横浜FCユース)のロングフィードを森が受けると、そのまま仕掛けクロス。このクロスに中でFW奥田陽琉(スポ4=柏レイソルU18)が合わせるが、惜しくも枠を外れた。その後も交代カードを次々と切り、攻撃の手を緩めないア式。しかし、相手陣内へと攻め込みながらも追加点が遠く、時間だけが過ぎていく。迎えた90分、再び右サイドの森がクロスを送ると、これに反応したのは途中出場のMF東廉(スポ3=清水エスパルスユース)。しかし、東が放ったヘディングシュートはゴールライン上でクリアされ、またも得点とはならなかった。追加タイムにも波状攻撃を仕掛け続けたア式。ゴールまであと一歩のところまで迫るが、最後のところで押し込めず。そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。
センターバックとして2試合ぶりに出場した小倉
試合後の兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)の第一声は「もったいなかった」。その言葉通り、間違いなくア式の方が勝利に近い一戦であった。相手のシュート2本に対し、ア式が放ったシュートは5倍の10本。決定機も多くつくり、勝ち点2を取りこぼしてしまった試合にも見受けられる。試合を難しくしてしまった要因はやはり立ち上がりの失点。早い時間での失点は、その後のゲームプランを狂わしてしまい、ゲーム自体が難しくなってしまう。兵藤監督も「昨シーズンから開始のところで、常にチームとしてやられていた。いつも注意していることがまだまだ直し切れていない」と舌を噛んだ。そういった課題も残る中、攻撃面ではシーズン当初からやってきたことがかたちになってきた。「攻撃に対する意識は全体的に良くなっている」(兵藤監督)と一定の手応えを得ている。だからこそ最後の得点を決め切るところ、クオリティの部分が重要だ。「この勝ち点1を次は中身と一緒に勝ち点3にできるように」と兵藤監督。課題と収穫のあったこの一戦、勝ち点1を今後意味あるものにするためにも、さらに進化することが求められる。
(記事 髙田凜太郎 写真 大濵愛弓、河野裕太)
★Column/コラム 背番号10の帰還
今季初出場となった植村
昨季から「10」番をつけ、ピッチ上に君臨する男、MF植村洋斗(スポ4=神奈川・日大藤沢)が再びピッチに帰ってきた。サッカー界で10番というと、チームのエースがつける背番号という印象がある。そんな10番を背負う植村は、オフの最中に参加していた内定先のジュビロ磐田のキャンプで負傷し、シーズン開幕には間に合わなかった。それでも、ケガから回復し、第3節にしてメンバー入りを果たした。こうして戻ってきた今節の前半のアディショナルタイム。植村は味方のアクシデントがあり、急きょピッチへと投入される。その後は「復帰したばっかりでまだコンディションも上がってない」と言いつつも、随所で違いを見せた。鋭い読みで相手の攻撃の芽を摘み、ボールを持ち運ぶという自身の長所を生かし相手陣内へ侵入するシーンも見られた。昨季の7月にJ2・ジュビロ磐田へ内定した植村。ピッチ上での存在感は絶大だが、昨季はリーグ戦0ゴール。本人もゴールやアシストといった結果を残すところが課題だと感じている。シーズン前には10ゴールに絡むことを宣言し、試合後も「ゴール前に侵入する回数を増やさなければいけないし、やはりシュート数などを意識していきたい」と口にした。プロ内定者として、ア式の10番を背負う者として、目に見える結果を残し、圧倒的な存在になることを誓う植村。今後、ア式を勝利に導く活躍を期待したい。
早大スターティングイレブン
早大メンバー | ||||
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ポジション | 背番号 | 名前 | 学部学年 | 前所属 |
GK | 1 | ヒル 袈依廉 | スポ3 | 鹿児島城西 |
DF | 2 | 森 璃太 | スポ4 | 川崎フロンターレU18 |
DF | 4 | 小倉 陽太 | スポ4 | 横浜FCユース |
DF | 25 | 増田 健昇 | スポ2 | 横浜FCユース |
→78分 | 27 | 神橋 良汰 | スポ3 | 川崎フロンターレU18 |
DF | 5 | 石川 真丸 | スポ3 | 名古屋グランパスU18 |
MF | 8 | 福井 寿俊 | 文構4 | 東京・国学院久我山 |
MF | 24 | 伊勢 航 | 社3 | ガンバ大阪ユース |
→45+3分 | 10 | 植村 洋斗 | スポ4 | 神奈川・日大藤沢 |
MF | 7 | 安斎 颯馬 | 社3 | 青森山田 |
MF | 14 | 山市 秀翔 | スポ2 | 神奈川・桐光学園 |
→73分 | 20 | 本保 奏希 | スポ2 | JFAアカデミー福島U18 |
MF | 19 | 松尾 倫太郎 | 人2 | 千葉・八千代 |
→64分 | 22 | 平野 右京 | 人4 | 兵庫・滝川 |
FW | 9 | ◎奥田 陽琉 | スポ4 | 柏レイソルU18 |
→87分 | 15 | 東 廉 | スポ3 | 清水エスパルスユース |
◎=キャプテン 監督:兵藤慎剛(平20スポ卒=長崎・国見) |
関東大学サッカーリーグ戦2部 順位表 | |||||||||
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順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 |
1 | 日体大 | 9 | 3 | 3 | 0 | 0 | 7 | 2 | 5 |
2 | 駒大 | 7 | 3 | 2 | 1 | 0 | 8 | 4 | 4 |
3 | 早大 | 7 | 3 | 2 | 1 | 0 | 6 | 2 | 4 |
4 | 青山学院大 | 7 | 3 | 2 | 1 | 0 | 6 | 3 | 3 |
5 | 立正大 | 7 | 3 | 2 | 1 | 0 | 4 | 1 | 3 |
6 | 産能大 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 |
7 | 順大 | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 5 | 3 | 2 |
8 | 山梨学院大 | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 4 | 6 | -2 |
9 | 立大 | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 4 | 8 | -4 |
10 | 亜細亜大 | 1 | 3 | 0 | 1 | 2 | 2 | 6 | −4 |
11 | 関東学院大 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 2 | 6 | −4 |
12 | 作新学院大 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 8 | −7 |
第1節終了時点 |
コメント
兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)
――率直に今節を振り返っての感想をお願いします
もったいなかったというところです。立ち上がりのところとか、いつも注意していることがまだまだ直しきれていない。昨シーズンから開始のところで
、常にチームとしてやられていたので、そういった部分をそろそろ学ぼうよと試合前に伝えましたし、相手がアップのところ開始からいくぞという部分がすごく見えていたので、そこも含めて試合前に伝えたのですが、そこをピッチ上ではまだまだ表現できないのだなと思います。まだ知っているだけで、できるまではいかなかったなと思います。そういった部分はトレーニングから意識的に取り組まないと、日頃の隙が出てしまうのかなと思います。
――課題としていた立ち上がりに失点を喫した中で、その後すぐに修正されたように見受けられましたが
(ピッチの)外から言っても試合中はなかなか変えられない部分はあるので、そういったところを踏まえるとやはり(ピッチの)中で自分たちがどうしなければならないのかというのを、やられてから反省して改善できたのかなと思います。それでも、外からコーチや僕自身も含め促した部分もあったので、まだ促されないとできないレベルというところでは、まだ意識レベルが低いなと感じます。そこは意識的に普段から取り組んでいくことで、無意識にやる行動の質も上がっていくのではと思います。日頃のトレーニングで、まだ2カ月半という中で僕が改善できなかったところなので、これからどういったふうに取り組んでそういう隙を無くしていくのかという作業をしていかないといけないと思います。
――監督の口からもあったように「もったいなかった」と、最後のところで決め切ることができなかった一番の要因は
シンプルにクオリティです。シュートやクロスのクオリティ。今日の青学さんであったら、相手のセンターバックに対して、高さで分があるのは圧倒的に早稲田だったと思います。そういった部分で、奥田(陽琉、スポ4=柏レイソルU18)のところをもう少しうまく使えれば、もっと相手に脅威を与えられたと思います。前半、クロスがニアに引っかかってしまうシーンが多かったですし、試合を通して決めれるシーンはたくさんあったと思うので、そういったクオリティ、個のところの反省点は個人でも振り返ってもらわないといけないところです。チームとしては先程の隙をつくらないというところをやっていかないといけないですけど、やはり個々のレベルアップはチームの力に繋がるので、もう少しそこも精度を高く自分たちで振り返りをしないといけないですし、こちら側もそういったところを促していって、トレーニングから意識的にやらせないといけないかなと思います。
――最後の決め切るというところは課題だと思います。そんな中でも攻撃のところではだいぶ積み上がってきている印象はありますがいかがですか
(トレーニングでは)攻撃を中心に、ほぼ攻撃のところしかやっていないと言っても過言では無いので、攻撃に対する意識は全体的に良くなっているかなと思います。ただ結局最後のところ、クオリティがないとゴールが生まれないので、いくら崩しが良くてもゴールにならないというのは日本サッカーの典型だと思います。海外との差を比べると、最後のところの決定的な仕事をできるという差はやはりあるなと感じています。加えて、シュートレンジというところは日本はずっと課題で、ミドルシュートも良いミドルシューターは誰がいるのかというのは課題になってくると思っています。イングランドはジェラートやランパードが決めれたり、今でもそういうところから決めれるボランチなどがいます。どこのポジションでも、海外の方がシュート精度はあります。そういったところまで追求していきたいなと思っているので、その中からさらにコンビネーションの質を高めたりというのが始まると思いますし、個の成長とチームの成長の両方を追いかけていきたいと思います。
――開幕からの連勝は止まってしまいたしたが、この勝ち点1を意味あるものにするためにも、ここから先どう戦っていきたいですか
正直、開幕の2試合は内容的には全然満足していないです。数字上積み上げたのは2試合の方が良かったかなと思われますけど、僕はこの勝ち点1の方が中身が伴った勝ち点1だと思います。この勝ち点1を次は中身と一緒に勝ち点3にできるようにというところを、2週間でトライしていきたいなと思います。
MF植村洋斗(スポ4=神奈川・日大藤沢)
――復帰戦を振り返ってください
チームのことを見れば勝ち切れなかったというところは課題ですし、立ち上がりのところは毎試合毎試合課題としていたので、そこで今回も失点したというところはもっと改善が必要かなと思います。加えて、最後押し込んでいて決め切れないのはまだまだ自分たちの力不足なので、そこは次の試合で改善していきたいと思っています。個人では、復帰したばっかりでまだコンディションも上がってないですし、早く戻してチームのためになるようにやっていきたいです。
――コンディションが上がっていないという話がありましたが、感触としてはまだ戻っていないですか
ケガをしていた期間も長かったので、感覚とかは戻りつつありますが、ゲーム感だったりはまだまだだなと思うので早く戻していきたいです。
――難しいタイミングでの出場でしたが、どのようなことを考えていましたか
急だったのであまり準備できていなかったですが、自分のプレーを出せればいいかなと変に気負いすぎず、思い切りやればいいかなと思って入りました。
――後半は押し込むかたちがつくれて後一歩のところだと思います。そこを決め切れないというところは早稲田の課題ですが、どう改善していきたいですか
今日は正直相手の守備が素晴らしかったというのもあります。押し込んで決定機をどのくらいつくれるかというところで、やはり点が入るか入らないかが決まってくるので、今日のようなかたちをもっと増やしていければ得点はついてくるのかなと思います。
――それでも昨シーズンと比べて攻撃のかたちは積み上がってきていると思いますが手応えはいかがですか
そうですね。練習からそういった戦術的なところはやってきて、それが今日の試合でいくつかいい具合に出せました。練習からやっていることは間違いではないと思うので、そこを続けていければ結果は出てくるのかなと思います。
――植村選手自身も、今季は結果をかなり自分の中で求めていると思いますが
もっとゴール前に侵入する回数を増やさなければいけないですし、やはりシュート数などを意識していきたいと思っています。
――大学でのラストシーズンです。チームとして1部昇格を目指さないといけない中で、植村選手は今シーズンをどのように戦っていきたいですか
目標は変わらずそこにあると思うので、そのために自分が中心となっていかないといけないと思います。そのためにはもっと自分が圧倒的な存在感を出さないといけないと思うので、練習から出して、しっかり結果を出して1部昇格できればいいなと思います。
MF福井寿俊(文構4=東京・国学院久我山)
――今日の試合を振り返ってください
ずっと課題だった立ち上がりの部分で失点した自分たちの悪さが露呈した試合だったと思います。その中でも立ち直して点を決めたことは良かったですけど、まだ勝ち切るには力が足りなかったと感じています。
――相手の堅いディフェンスの前に中盤で考えていたことは
最初の方はセカンドボールとかを拾われて、相手のペースだったのかなと思っていました。それでも、徐々に相手も落ち始めて自分たちもボールを持てるようになってからは、セカンドボールも回収できてましたし、そこからの展開だったりゴールに直結するような怖いプレーだったりとかは、これからもっと増やしていかないといけないのかなと思いました。
――立ち上がりに失点をした中、徐々に修正されていったように見受けられましたが、ピッチ上で変わったなと感じた部分はありましたか
全体的な距離感だったり、1、2メートルをサボらない、細かなポジショニングを意識するようにはしました。そうすればセカンドボールとかは拾えてくると思うので、監督からもそういう指示はありましたし、そういうところは意識できてたのかなと思います。
――センターバックに小倉陽太選手(スポ4=横浜FCユース)がいる中で、小倉選手が持ち上がった際のカバーリングなども意識されているように思えましたが
そうですね。小倉は運べるいい選手なのでそこの良さは出してあげたいと思ってました。そこのカバーは常に意識はしています。
――今日は自身の誕生日でしたが、やはりゴールとか勝利は意識していましたか
個人的にはゴールとかが欲しかったですけど、そこまで欲張らずっていうかチームが勝てればと思っていたので、そんなに意識はせずに、本当に勝てれば良かったなと思ってます。
――アナライズ面で、青山学院大対策として意識していたことはありましたか
(相手が)シンプルにロングボールを放り込んできて、セカンドボールを拾われてのショートカウンターだったりをしてくるチームで、クロスからの得点も結構取ってはいたりしたので、そこは意識はしました。それでも、また立ち上がりのところで失点が出てしまったのは、まだまだ僕らの落とし込みとかが足りないのかなとは思いますし、もっとやらないとこの先もっと上にはいけないのかなと思います。
――昨季と比べて相手を押し込む時間が増えて、攻撃のところは積み上がってきているという印象がですが、手応えはありますか
これまで点が取れない試合はない中で、積み上げは悪くはないのかなと思います。それでも、今日に関してはもっと点は取れたと思います。まずそもそものシュート数を増やすところと、ゴール前の練習は結構意識してみんなで取り組んでいるので、まだまだですけど1点取られても3点、4点取れるチームをつくり上げていこうとしています。そういうところに関してもまだまだ課題は多いのかなと感じています。
――開幕からの連勝は止まってしまいましたが、今回の勝ち点1を意味あるものにしていくためにも今後どのように戦っていきたいですか
勝ち点を積み重ねるためには必ず得点というものは必要になってきます。そういった中で失点を減らすっていうのも一つの手ではありますし、ずっと課題である立ち上がりのところ、それに点が3試合で6点で、まだまだ取れるチームだと思うので、攻守のところで日々の練習から積み上げていく必要があるのかなと思います。