1日、サッカーワールドカップ(W杯)2022カタール大会に臨む日本代表メンバーが発表され、ア式蹴球部OB相馬勇紀(平31スポ卒、現名古屋グランパス)が選出された。
EAFF E-1 サッカー選手権 2022に出場した相馬
昨年は東京五輪代表のメンバーにも選ばれた相馬。早大在学中にJ1・名古屋グランパスの特別指定選手としてJリーグデビューを果たすと、サイドでの突破力やカットインからのシュートを武器にその実力を発揮してきた。その後、2019年に日本代表に初選出されると、今年行われたEAFF E-1選手権の初戦、香港戦で代表初ゴールを含む2ゴール。さらには大会MVP、得点王に輝くなど着実にアピールを続けてきた。
EAFF E-1サッカー選手権 2022香港代表との対戦で日本代表初ゴールを記録した相馬
今回W杯への挑戦権をつかみ取った相馬。「日本をリードする存在になる」というア式蹴球部の組織理念を一つ体現したかたちにもなる。日本代表は今大会でW杯ベスト8に入るという目標を掲げている。その目標達成の一役を担い、現役早大生や早大OB・OG、早大に関わる全ての人に「勇気」や「希望」を与えて欲しい。
(記事 髙田凜太郎、写真 前田篤宏)
◆相馬勇紀(そうま・ゆうき)
平成31年スポーツ科学部卒業。1997(平9)年2月25日生まれ。166センチ、69キロ。名古屋グランパス所属。