アミノバイタルカップ2022 第11回関東大学トーナメント大会 兼 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選 | ||||
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早大 | 2 | 1-0 1-1 |
1 | 城西大 |
【得点】 (早大)44’平松柚佑、56’植村洋斗 (城西大)53’磯貝飛那大 |
早大メンバー | ||||
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ポジション | 背番号 | 名前 | 学部学年 | 前所属 |
GK | 1 | ヒル 袈依廉 | スポ2 | 鹿児島城西 |
DF | 24 | 西尾 颯大 | スポ4 | 千葉・流通経大柏 |
DF | 13 | 中谷 颯辰 | 基理3 | 静岡学園 |
DF | 3 | ◎監物 拓歩 | スポ4 | 清水エスパルスユース |
MF | 31 | 佐々木 奈琉 | スポ1 | 新潟・帝京長岡 |
→57分 | 12 | 森 璃太 | スポ3 | 川崎フロンターレU18 |
MF | 4 | 小倉 陽太 | スポ3 | 横浜FCユース |
MF | 10 | 植村 洋斗 | スポ3 | 神奈川・日大藤沢 |
MF | 22 | 藤本 隼斗 | スポ3 | 柏レイソルU18 |
→84分 | 20 | 平野 右京 | 人3 | 兵庫・滝川 |
MF | 6 | 平松 柚佑 | 社3 | 山梨学院 |
→84分 | 9 | 奥田 陽琉 | スポ3 | 柏レイソルU18 |
MF | 15 | 伊勢 航 | 社2 | ガンバ大阪ユース |
→61分 | 29 | 山市 秀翔 | スポ1 | 神奈川・桐光学園 |
FW | 17 | 駒沢 直哉 | スポ2 | ツエーゲン金沢U18 |
→74分 | 9 | 奥田 陽琉 | スポ3 | 柏レイソルU18 |
◎=キャプテン 監督:外池大亮(平9社卒=東京・早実) |
コメント
外池大亮監督(平9社卒=東京・早実)
――今日の試合は3バックで臨まれていましたが、どういった意図がありましたか
前期の反省を受けて、自分たちがここからより高い成長曲線を描いていかないといけないという課題がありました。その中で、もう一歩、二歩まずは個人が成長していく、個人の特徴みたいなものをもっと出していくという意味では、配置を変えるというのがポイントでありました。前期の反省を踏まえた選手特性や、自分たちが停滞していた部分に対しての解決策としてこのかたちを取りました。
――新しいフォーメーションの手応えはいかがでしたか
初出場であった佐々木奈琉(スポ1=新潟・帝京長岡)とかが特徴の部分を非常に良く出していました。また、途中から出てきた森(璃太、スポ3=川崎フロンターレU118)とか中盤が4人になることで、うちのチームは真ん中の選手がしっかりボールを持てることで(ゲームを)作れる選手が多くいるので、そのユニットのところで機能していたのかなと思いました。
――今お話にあった佐々木選手など、リーグ戦では出番が少ない選手の活躍が目立ちましたが、チームに勢いをもたらしてくれると感じていますか
もちろん前期もみんなが頑張っていました。しかし、その中で停滞感というか一つ結果が出なかったのでそれは事実として受け止めなければなりません。それでも我々は部員が100人いて、選手が80人以上いる中で、それぞれの思いであったり努力であったり積み重ねてきているものはあります。そういったものを新しいかたちの中でもう一度再発見し自問自答していくことで、より大きな成長曲線を描けるのではと思っています。そのような部分では、出てくる選手たちのエネルギーはとても大きかったかなと思います。
――同点にされた直後に再び勝ち越すことができ、チームとしても今までとは違った部分なのかと見受けられますがどのように感じていますか
結果論ではありますけど、このシステムに変えたのは前に人数をかけれるとか、バランスのところで自分たちの気持ちや勢いを出せる配置にもなっています。前へのランニングやそこにボールが入っていく狙いとしていたかたちは得点以外にもかなり出ていたので、そういった意味では試合を通じて、自分たちのかたちややってきた姿を体現できたのではと思います。
――水曜日には2回戦が迫っていますがどのような準備をしていきたいと考えていますか
まずはしっかりリカバリーをして、ケガから戻ってくる選手もいますし、平瀬(大、スポ4=サガン鳥栖U18)とか鈴木俊也(副将、商4=東京・早実)がチームにどう新しい力をもたらしてくれるのか。また今悔しい思いをしている他のメンバー西堂(久俊、スポ4=千葉・市立船橋)とか水野(雄太、スポ4=熊本・大津)などがいるので、(彼らが)ピッチに立てなかったとしても、もう一度空気として上積みが作れる試合、そういった試合をしていきたいと思います。
中谷颯辰(基理3=静岡学園)
――久しぶりのスタメン出場となりましたが、どのような思いで試合に入りましたか
スリーバックにチームがシステム変更してその中で自分の特徴を活かせる部分、スリーバックの真ん中で自分の特徴を生かすという役割が与えられているというのは分かっていました。やることも分かっていましたし、やるべきことへの自信もありました。久しぶりでしたけど、緊張はなくのびのびやれたかなと思います。
――3週間と期間空けての試合でしたが、チームはいかがでしたか
システム変更があった中で、初めはうまくいかないこともありました。これでやっていけるのかという不安もチーム全体でありました。日を重ねるごとにコミュニケーションが増えて全員がやるべきことを確認しながら徐々に良くなっていきました。練習試合もあった中で、良い雰囲気でこの試合に取り組めたかなと思います。
――今日の試合は時間を作り、ボールを冷静にさばいている場面が多く見られました。意識的に行なっていましたか
そうですね。スリーバックでボールを持ちながら自分たちの時間を作りたいというのが考えの中で1つありました。そこで、自分の特徴を1つ生かせるのかなと思いました。
――今回は、前期なかなか出場機会を得られなかった選手が活躍されましたが
繰り返しになってしまいますが、システム変更の中で、新しい選手がチャレンジしながら各々が出る機会を目指して練習から積極的に取り組んでいました。そこを監督なりコーチが姿勢を評価してくれたと思います。藤本だったり、今日出た選手たちも良いプレーが出来ていたと思います。そこは、チームとして良い部分ですね。
――前期リーグ戦では中2日の日程で、同じ選手が連続して出場するということがあったと思います。選手層の拡大という意味では今回の活躍により良い影響をチームに与えることになるのではないでしょうか
今もケガ人がかなりいて、その中でも色々な選手が練習からやっています。監督も使いやすいですし、自分も評価されるので走ったりします。嬉しい気持ちがあるので存分にやれているというのはあると思います。
――中2日で次戦を迎えます。意気込みをお願いします
中2日で東洋で。リーグ戦前期は最後アディショナルタイムに入れられました。1発勝負のトーナメントということもありますし、ここを勝てば全国に大きく近づけます。今日の良いところは生かして、反省点は反省してもう1個積み上げて東洋戦も勝ちたいです。
佐々木奈琉(スポ1=新潟・帝京長岡)
――ウイングバックでしたが、難しさはありましたか
大学のトップチームでの初スタメンということでした。高校からウイングバックというポジションはずっとやってきていたので、そこの不安感というものはあまりなかったです。
――積極的な攻撃参加が印象的でしたが、どのようなことを意識していましたか
自分の強みがクロスです。そこをどうチームに良い影響を与えられるかというところで攻撃参加は長所にしてやっています。
――2得点とも佐々木選手が起点となりましたが、試合を通じて手応えはいかがでしたか
試合開始から自分の前のスペースをうまくチームとしても使っていくことでチャンスが多くなっていきました。コンビネーションや個でそこの前のスペースを生かすように心がけていました。
――デビュー戦となりましたが試合前に監督や選手からは何か声はかけられましたか
声かけというよりは「全体をサポートしてあげて」というのをみんなに言われていました。その中でも上級生がミスしても良い声をかけてくれたりだとかプレーしやすい環境づくりに配慮してくれたので、伸び伸びプレーすることができました。
――2回戦に向けた意気込みをお願いします
今チームはリーグ戦は勝てていないですが、こういう公式戦でしっかりと勝ちを増やして良いイメージづくりに生かせればいいなと思います。