DF冨田のJ2・京都サンガFCへの来季加入が内定!

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 29日、J2の京都サンガFCがDF冨田康平(スポ4=埼玉・市浦和)の来季新加入内定を発表した。先月名古屋グランパス入りが発表されたMF相馬勇紀(スポ4=三菱養和SCユース)に続き、早大から2人目の来季プロ入り内定者となる。

 膝の大ケガから復活を遂げ、昨年から試合に出場している冨田。昨年7月の早慶定期戦でスタメンに抜擢されたことをきっかけに、高校時代から1列ポジションを下げ、左サイドバックとして主戦に定着した。関東大学リーグ戦の後期でフルタイム出場を達成するなど、その後不動の地位を築き上げることに成功。今回のプロ入りのチャンスをつかんだ。武器は持ち前のスピードを生かした迫力あるドリブル突破。強靭なフィジカルを生かした積極的なプレーを信条とするレフティーだ。

ドリブルには単騎でも仕掛けが可能な力強さがある

 来季以降の活躍の場に選んだ京都サンガFCは、長い歴史を持つ一方、近年は苦しい戦いを強いられるシーズンも多い古豪。冨田としては、大胆なプレーでチームの復権に一役買い、レギュラー奪取を狙いたいところだ。一気に成長曲線を描いてプロ入りをつかんだように、早大での残りの半年間で自らの武器にさらに磨きをかけ、伝統の紫色のユニフォームに袖を通す。

(記事、写真 守屋郁宏)

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◆冨田康平(とみた・こうへい)

1996(平8)年6月9日生まれ。176センチ、73キロ。埼玉・市浦和高出身。スポーツ科学部4年。関東大学リーグ戦で、1部通算6試合出場(6月29日現在)。2部通算14試合出場。