終了間際にまさかの失点、連勝ならず

ア式蹴球男子

 開幕戦を勝利で飾り、順調な滑り出しを見せたワセダ。迎えた第2節、桐蔭横浜大と対戦した。連勝してさらに勢い付きたいところだったが、序盤から苦しい展開を強いられる。それでも前半こそ0-0で折り返したが、後半開始早々FW山内寛史(商3=東京・国学院久我山)が先制点を挙げ、立ち上がりで流れをつかむことに成功。このまま最後まで逃げ切れるかと思われた。しかし、土壇場で連携ミスから思わぬ失点。痛恨のドローを喫し、2試合連続の白星はかなわなかった。

  出だしから一進一退の攻防を繰り広げた。13分にはFW 宮本拓弥(スポ4=千葉・流通経大柏)からのパスを山内がゴール正面で受けると、少ないタッチでテンポ良くフィニッシュまで持ち込んだがこれはネットを揺せず。守備では、GK後藤雅明(スポ3=東京・国学院久我山)が長いリーチを生かし強気に飛び込みゴールマウスを死守。攻守に目立った隙を与えず、試合を運んだ。だが、前半残り10分を切ると一時流れが桐蔭横浜大に傾いてしまう。バイタルエリア内にて連続で相手にチャンスを与えてしまったが、クロスバーにも助けられなんとかこれをしのぎ切り、同点のまま前半を終えた。

先制点を挙げ喜ぶ山内

 「自分たちの陣地じゃなくてできる限り相手陣地でサッカーして、高い位置からプレッシャーを掛けてチャンスをものにしていこうと話した」(金澤拓真主将、スポ4=横浜F・マリノスユース)。気持ちを切り替えて臨んだ後半、早速スコアが動いた。59分、山内が相手DFの裏へ抜けるとそこへ宮本が絶妙なパスを供給。ゴール左と厳しい位置ではあったが、右足のアウトでこれを流し込み今季初得点を挙げた。その直後MF小林大地(スポ3=千葉・流通経大柏)に2度の決定機が訪れるが、追加点とはならず。良い雰囲気で試合を進められていたが81分、ディフェンスとキーパーの連携ミスによりまさかの失点。必死に巻き返しを図るも間に合わず、そのまま試合終了。着実に勝ち点を積み重ねたいワセダにとって、手痛いドローとなった。

失点に肩を落とすイレブン

 「あの時間帯は完全に自分たちの時間帯でしたし、あそこでもう一点取らなきゃいけなかった」と山内も話すように、点差を離せる場面での決定力不足は一つの課題か。仕留めるところで仕留めることができるようになれば、この先続く戦いも勝ち抜くことができるはずだ。勝ち点3こそ積み上げることはできなかったが、取り返す機会は十分にある。ここから中3日で中大と対戦。この試合で見つけた反省を生かし、白星を飾ってくれることに期待したい。

(記事 佐藤凌輔、写真 近藤廉一郎、松本理沙)

スターティングメンバー

関東大学リーグ戦第2節
早大 0-0
1-1
桐蔭横浜大
【得点者】(早)59山内 (桐)81山根
早大メンバー
ポジション 背番号 名前 学部学年 前所属
GK 後藤雅明 スポ3 東京・国学院久我山
DF 新井純平 スポ3 浦和レッズユース
DF 奥山政幸 スポ4 名古屋グランパスU-18
DF ◎4 金澤拓真 スポ4 横浜F・マリノスユース
DF 23 西山航平 スポ4 浦和レッズユース
MF 平澤俊輔 スポ3 JFAアカデミー福島
MF 14 小林大地 スポ3 千葉・流通経大柏
MF 田中太郎 商4 静岡・藤枝東
MF 堀田稜 商4 浦和レッズユース
FW 宮本拓弥 スポ4 千葉・流通経大柏
FW 10 山内寛史 商3 東京・国学院久我山
◎はゲームキャプテン
監督は古賀聡(平4教卒=東京・早実)
関東大学リーグ戦1部リーグ順位表
順位 校名 勝点 試合数 得点 失点 得失差
慶大
明大
早大
流通経大
駒大
専大
神大
中大
桐蔭横浜大 -1
10 順大 -1
11 国士舘大 -2
12 法大 -4
※第2節終了時点
※下位2校は関東大学リーグ戦2部リーグに自動降格
コメント

DF金澤拓真主将(スポ4=横浜F・マリノスユース)

――同点に終わりましたが、この結果をどう受け止めていますか

優勝掲げている中で勝ち点1を取ったと言うよりは勝ち点を2落としたと言う認識なので、優勝から遠ざかってしまった、そう受け止めています。

――前後半通して対人の部分でなかなか勝てない場面も見られましたが

相手も人を見てプレーしてきましたしボールを動かすのもうまかった中で、なかなか自分たちもボール奪うことはできなかったんですけど、そこはある程度想定していたというかそういうチームだと思っていました。そこで逆に(ボールを)奪えた時、効果的に攻撃ができなかったかなというのが自分の印象です。前向きに奪えたり高い位置で奪えても、そこから効果的早さを出してゴールに迫ることができなかったので、そこは反省すべき点の一つだと思います。

――前半の終盤は押し込まれる場面もありましたが

ボールホルダーにプレッシャーを掛け切れないとああいうシーンになりますし、もっともっとファーストディフェンダーが粘り強くボールを奪いにいくことであったり、それに応じてオフの選手10人がどれだけ良い準備をしていられるかっていうのが、1つポイントになるかなと。そういった意味でもファーストの粘り強さもそうですし、オフの選手の準備っていうのも課題だったと思います。

――ハーフタイムに何か話し合ったことはありますか

こういうことは想定していたよね、ってことともう一度相手陣地でサッカーしよう、と。自分たちの陣地じゃなくてできる限り相手陣地でサッカーして、高い位置からプレッシャーを掛けてチャンスをものにしていこうと話して、後半に入ったっていう感じですね。

――ディフェンス間の連携はいかがでしたか

連携面では特に自分は何も感じてはいないんですけど、どっちかと言えば個のところかなと。個人戦術がそのままチーム戦術に重なると思いますし、個のところでも先ほども言いましたけど個人の対応とか準備とかそういうのに尽きると思うので、個のスキルを上げることがチームとしても守備の組織力につながるのかなと思います。個の質を上げるべきかなと思いました。

――試合後は選手たちに厳しい言葉を掛けていましたが

まだまだ4年生に隙があるかなと。指導して4か月近く経ちましたけど4年生が腹割り切ってチームのために、目標達成のためにできることってあるんじゃないかなと思っています。それは試合に出ていた選手もそうですし出ていなかった選手もそうですけど、そういうものが当たり前にできて初めてチームが目標に対してチャレンジできる状態になると思うので、それができていないからこそチームとしてのまとまりやエネルギー、サッカーに直接つながっているかどうかは見えにくい部分ではあると思うんですけど、やはりそういったところがあってサッカーに向き合えると思うので自分たち4年生次第というか、もっと4年生がやるべきかなと。

――次節まで中3日ですが、修正すべき点はどういったところだと思いますか

個人個人の領域を広げる、それに尽きるかなと思っています。次節はヒロ(FW山内寛史、商3=東京・国学院久我山)が出場停止ってことで必然的に先発とサブで一人ずつ入れますし、こういう時に自分がピッチに立つんだという競争していく中で一人一人の成長があると思うので、チームとしての完成度を上げるというよりもそういった個人個人の能力を引き上げるっていうことにフォーカスを絞ってやっていきたいなと思います。

DF奥山政幸副将(スポ4=名古屋グランパスU-18)

――今節はどのような意気込みで臨まれましたか

前節(◯1ー0)は勝ちましたが、厳しいというか自分たちらしさが出せなかったゲームだったので、そういった悪かったところを忘れて新たな気持ちでしっかりと自分たちらしさを出していこうということで臨みました。ですが、きょうもこの前と似たような感じになってしまって。アグレッシブさに欠けたというか、前からプレッシャーを掛けるシーンもありましたが、それが連続的ではなくて途切れ途切れだったのかなと思います。

――引き分けという結果に関してはいかがですか

自分たちらしさという面で、後半の立ち上がりからは少し改善してうまく1点を取れましたが、本当に自分たちらしさが出たのは何シーンかだけでした。そういった面を出せなくなったときに相手のリズムに持っていかれてしまいましたね。そういう厳しい状況になったときにミスを突かれて失点してしまったので、この厳しいゲームの中でしっかりと勝ち点3を取り切る力というか、そのための力強さや勝負強さがないとリーグ戦(関東大学リーグ戦)優勝を果たすにはまだまだチームとしての完成度が低いのかなと感じました。

――チームの守備面を振り返って

大きな運動量で前からいく意識というのはあったと思うのですが、自分を含めてDFラインが少し下がってしまった部分がありました。FWを少し前からいかせすぎたため、FWとDFのラインが少し遠くなってしまったかなという印象もあります。そういった中で中盤の選手も守る範囲が少し広くなってしまったかなのという反省もあるのでもっと自分たちのところでコントロールするなり、自分たちが押し出すなりしていかないと高い位置でのボール奪取までには至らないのかなと思います。

――後半には失点もありましたが、どのような点が悪かったと思いますか

あれもセットプレーからの流れだったと思うのですが、セットプレーはチャンスである反面、ああいった形でピンチになることも多いですし、DFラインとGKの連携というところで今シーズン練習中にも何度かあいまいになっているというのが見られました。そういったことが今回の失点につながって突き付けられたので、もっとそこを詰めていかなければならないと思います。次は中3日で試合がありますが、そういった細かいところをもっともっと詰めていく時間はあると思うので、しっかりともう一度DFラインの選手とGK、もちろんチーム全体としてもしっかりと話し合って問題点を洗い出して少しでも改善できればいいなと思います。

――先ほど自分たちらしさが出せなかったとおっしゃっていましたが、どのような部分が原因だと思いますか

プレッシャーを食らったら少し前が見られなくなる部分がありました。選手全員の距離感もあまり良くなかったですし、奪ったあとの1本目のパスが近いところを見過ぎていて、もっとテンポよく回せたりするところもあったと思います。もっと一人一人がボールを持つ時間というのを減らしてテンポ良くつないでいければ必然的に広いスペースで勝負できると思うので、そういったところのポジショニングの意識とかを高めていけば改善できると思います。

――次節は中3日で中大と対戦ですが、意気込みは

きょうは引き分けてしまったので、反省するところはしっかりと反省して気持ちは切り替えたいと思います。自分は次の中大戦で勝ち点3を取ることにもう頭を切り替えているので、コンディション的には厳しいところはあると思いますが、そういうことは言い訳にせずにもっと自分たちらしさを出して、見ている人に感動を与えられるようなサッカーをしたいです。それで勝ち点3を取れればいいなと思います。

FW 宮本拓弥(スポ4=千葉・流通経大柏)

――ドローという結果に終わってしまいましたが

後半決められるチャンスがありましたがそこさえ決めていれば勝てた試合かなと思います。失点は西山(DF西山航平、スポ4=浦和レッズユース)のミスですけど、あのようになったのも必然的かなと思います。しょうがないと言ったらそれまでですが、あの失点も僕たちが決めていればカバーできたと思います。

――前半から球際や空中戦で宮本選手の強みを出せているように見えましたが

球際や一対一では僕は負けなかったんですが、何しろ攻撃のパターンがなくて少し相手に合わせてしまったというか自分たちの強みというのは全く出せなかったような感じで国士館大戦の反省を生かせなかったのが正直な感想で、前半良くなかった原因なのかなと思います。

――後半は序盤から良い流れで攻めている印象でしたが

悪い流れでも自分たちは走れるということは認識しているので、それぞれの強みで後半に相手が動けなくなったところにボランチだったりサイドハーフの選手が攻撃参加をして、自分たちも積極的にボールを収めようとした結果が点も取れましたし良い形になったんじゃないかと思います。

――宮本選手も今季初アシストを決めましたね

きょうは点は取れませんでしたが毎試合得点を取るということを意識している以外に得点につながるプレーも意識しているので、アシストでも得点に絡んでいきたいです。

――決め切れれば勝てたという決定力不足が露呈した試合になりましたが、今後どのように修正をしていくべきでしょうか

きょうもフリーの場面でMF小林大地(スポ3=千葉・流通経大柏)がヘディングしたボールをキーパーに弾かれたりしましたが、あのようなシーンも練習中から決められてないことが多く、そういうのが練習=試合で出てしまったと思います。そこで本当に落ち着いて、あの場面もフリーだったので別に振らずに当てるだけで良かったと思うのでそういうところをしっかりゴールにするということを練習からしっかりやっていきたいです。

――次節からタイトなスケジュールでの試合となりますが

きょうから土曜日、水曜日、土曜日という連戦が続きますが、中大戦ではきょう勝ち点を2落としてしましたし、優勝するにはこの3連戦で勝ち点7は絶対取らないといけないということであと2戦勝たなければならないということなので、中大相手でも自分たちの色を出してしっかり勝っていきたいと思います。

GK後藤雅明(スポ3=東京・国学院久我山)

――きょうの試合、GKから見てどういった試合だったでしょうか

先週リーグ戦が開幕して、そのときよりはプレッシャーの掛かる試合というかストレスの掛かる試合っていうふうに捉えて試合に入りました。前半は押される時間もあったのでなんとか耐えようと意識して、後半はディフェンスとの連係ミスで失点して勝ち点3を落としたっていうのが反省で、そこは切り替えて次節また臨みたいと思います。

――あの失点シーンを振り返っていかがですか

ディフェンスとの連携で、自分主体でゴールを守らないといけないということを突き付けられました。

――何度かピンチを迎えましたが、最後列からワセダのDF陣を見ていかがでしたか

これまで多くの試合を経験した4年生が中心となっているので、自分を信頼してコーチングしたりしてくれました。

――そういったピンチの時、どういった指示を出していました

我慢、我慢と声を掛けました。最後までディフェンスへの集中を切らさずゴールを守るっていうことを意識しました。

――開幕戦からゴールマウスを守っていますが、今期への意気込みをお願いします

個人としてもことしは勝負の年だと思うので、リーグ戦優勝できるようにチームに貢献していきたいと思います。

MF小林大地(スポ3=千葉・流通経大柏)

――きょうの試合を振り返って

自分自身のプレーになるのですが、前半は全然自分の強みが出せなくて、それでチームの流れもつくれなかったので、そこは責任を感じています。後半に入っても先制することはできたのですが、悪いかたちで失点してしまってそこでもう一回自分の特徴でスイッチになれれば良かったのですが、それもできなくてきょうは自分が敗因かなと思っています。

――桐蔭横浜大と対戦する上でどのようなことを意識していましたか

桐蔭横浜大は去年の後期は3-0で勝ったのですがそれ以外は1-1で引き分けたりだとか簡単な相手ではないと分かっていたので、やることは変えずに自分たちが前からプレスに行って早く仕掛けてということを意識してやっていました。きょうはあまりうまくいかなかったです。

――試合をしてみて相手の印象はいかがでしたか

中盤もFWもうまかったですし、良いチームだったと思います。

――後半で見られた小林選手の2度の決定的なチャンスの場面を振り返って

1本目のヘディングの場面はいつも練習でやっているシーンとほぼ一緒のかたちでした。あのかたちは自分が得意としているかたちだったのですが、GKが良かったですね。きょうはシュートを意識してプレーしていて、2本目のシーンは利き足ではない右足でのシュートでした。うまく飛んだのですがそれもGKに弾かれてしまって入らなかったですね。

――決め切れなかった原因は何ですか

2本目のボレーのシーンはGKが弾いてさらにポストに当たって弾かれてしまいました。もっと日ごろの行いを良くしなければいけないのかなと思います。

――次戦の中大への意気込みは

きょうを含めて3連戦の2試合目になるのですが、きょうも勝ち点を落としてしまっていますし、この3連戦は絶対に負けられないので、必ず勝てるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

MF平澤俊輔(スポ3=JFAアカデミー福島)

――この1週間どのような練習に取り組みましたか

開幕戦の課題として立ち上がりのところの強度だったので、1週間かけてまずは自分たちのペースを出し切るということを意識してやってきました。

――相手の印象は

中盤がうまくて、サイドの選手もうまい選手がいてサイドに広げてからクロス勝負という攻撃というところはみんなで警戒していて、実際その通りに攻めてきたので質の高いチームだったかなと思います。

――前半なかなかペースがつかみきれませんでしたが

立ち上がりのとこを意識して試合に入ったのですがなかなかセカンドボールであったり、球際のところでマイボールにならなかったりしたのでそういうところはしっかり制していかないと、自分たちのペースにはならないのかな、とプレーしている中で感じました。

――後半はワセダのペースで試合を運べていましたが

ハーフタイムで前半の反省を共有してもう一回立ち上がりを意識していこうということを話していて、もっとシュートを打っていこうということも話に出たのでよかったと思います。

――1-1という結果については

失点のところは仕方ないですが攻撃、2点目を決められなかったことがこの結果になってしまったと思うので自分含めてもっとチャンスをつくって決め切るということを大事にしていきたいです。

――次節に向けての意気込みをお願いします

しっかり得点を決めて、勝ち点3を手にすることだけだと思うので期間は短いですが、この試合で出た課題をしっかり克服して臨みたいと思います。

FW山内寛史(商3=東京・国学院久我山)

――この1週間どのようにコンディションを整えてきましたか

開幕戦はまだ力が出し切れてないと思ったので、ケアの部分を徹底したりしてコンディションを高めてくることはしていました。

――相手の印象は

いつも自分たちのペースを持ち込むのが難しくて相手のペースでセットプレーからやられてしまうことが多いという印象があります。自分個人としては、昨シーズンの後期に得点を奪えたというイメージはありましたけれどチームとしてはうまくいかないというイメージが強かったのでみんなで共有して臨みました。

――前半ペースをつかみきれない時間が続きましたが

立ち上がりの部分意識していたのですが、やはりペースをつかみきれなかったことは個人個人に問題がありますし、ボールを失う回数が単純に多かったのでその分相手がボールを保持する時間が増えてしまったので自分たちのペースに持ち込めなかったのかなと思います。

――前半終盤からシュートを打つ回数が増えてきましたが

ハーフタイムに自分たちのFWで裏を取るっていうのを意識と、アグレッシブにいくということを共有してそこに関してボランチの位置が高くなりセカンドとかも拾えたので、相手陣地で押し込めてサッカーできる時間帯が増えたのかなと思います。

――自身のシュートで先制点を獲得しました。そのシーンを振り返って

宮くん(FW宮本拓弥、スポ4=千葉・流通経大柏)がああいうかたちで背負いながら横を見る時っていいボールが来るということを信じていましたし、あとは一対一になったので中とかあまり気にせずに限られたタイミングの中で決め切ることができたのでよかったです。

――その後も惜しいシュートが続きましたが

あの時間帯は完全に自分たちの時間帯でしたし、あそこでもう一点取らなきゃいけなかったですし自分自身決められるチャンスはあったのでそこに関しては課題というか、引き分けになってしまった要因の一つなのかなと思っています。

――次節出場停止となってしまいましたが

一枚目のイエローカードがすべてだと思っているので、自分の弱みや甘さが完全に出てしまって無駄なことをしてしまったと思います。次節は出られないのですが、チームとしてサポート面や練習の質を上げることなどやることはたくさんあると思うので前向きに捉えてコンディションを整えていきたいです。