宮地が女子シングルスでベスト8に

庭球女子

 男子のフューチャーズに並行して行われている女子のサーキット・甲府国際女子オープン2014。グランドスラムを目指す若手の選手が出場する大会だ。早大からは4選手がエントリー。そのうち宮地真知香(社3=福岡・折尾愛真)が女子シングルスでベスト8に名を連ねた。昨年は一年通して安定した成績を残した宮地。春のシーズンを前に、好スタートを切った。

 プレ予選も含め女子シングルスには吉冨愛子(スポ3=愛知・椙山女学園)、馬場早莉(スポ2=鹿児島・池田)、林恵里奈(スポ2=福井・仁愛女)も出場していたが、本戦進出とはならず。予選の3試合を全てストレート勝ちで破った宮地のみが本戦に出場することとなった。迎えた1回戦、相手は第8シードの二宮真琴(橋本総業)。昨年プロに転向したばかりだが、徐々にその頭角を現しはじめている選手だ。しかし宮地はそんな相手にも恐れずに立ち向かう。5時間30分にも及ぶ試合を制した。同2回戦もプロ相手に勝利を飾り、学生で唯一ベスト8に名乗りをあげる。同3回戦では韓国の選手に敗れたものの、手応えのある大会になった。宮地は女子ダブルスでも早大庭球部出身の酒井優理子(平24スポ卒=現長崎県スポーツ専門員)と組み本戦へ。しかしこちらは惜しくも初戦負けとなった。

 次のサーキットは亜細亜大学国際女子オープン2014。予選は3月22日から始まり、休む暇はない。男子部は亜細亜大学国際オープン2014で、今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)が男子ダブルス2位に輝いた。女子部も負けずに好成績を叩き出したい。

(記事 松下優)

※記事中の学年は新年度のものです

結果

▽女子シングルス

1回戦
○宮地真知香(2-6、7-6(4)、7-5)二宮真琴(橋本総業)
2回戦
○宮地真知香(6-4、7-6(2))辻佳奈美(日清紡ホールディングス)
準々決勝
●宮地真知香(6-3、2-6、1-6)Seo-Kyung Kang(韓国)

▽女子ダブルス

1回戦
●宮地真知香・酒井優理子(長崎県スポーツ専門員)(3-6、6(7)-7)岡村恭香(テニスクラブART)・渡邉廣乃(サントピアテニスクラブ)

※本戦のみ掲載