ア式蹴球部女子の全日本大学女子選手権(インカレ)直前特集も3回目。今回は、左SBにおいて不動の地位を築いているDF大島茉莉花(スポ3=鹿児島・神村学園)と、DFとFWをこなしチームの貴重なオプションとして活躍を見せるDF小野田莉子(スポ3=宮城・常磐木学園)、ポジション争いの激しい中盤において存在感を放つMF権野貴子(スポ3=宮城・常磐木学園)の3年生トリオを取り上げる。
※この取材は12月21日に行われたものです。
今シーズンを振り返る
左から小野田、大島茉、権野
――ことしのチームの目標はインカレ優勝と皇后杯ベスト8でしたが、個人の目標としてはどういったことを掲げていましたか
小野田 1、2年の時に試合に出ていなかったので、ことしは試合に絡み、その中でチームの勝利に貢献したいと思ってきました。
大島茉 まず試合に出ることを第一の目標として、できるだけ点に絡もうという目標を持ってやっていました。
権野 昨年よりも試合に出ることと、出たら点に絡むプレーをしたいということを目標にしていました。
――チームにとって、どのような存在になろうと意識していましたか
小野田 試合に出ていても出ていなくてもいれば盛り上がる、そんなムードメーカーになりたいと思っています。
大島茉 表というよりは逆に陰で支える方になりたいです。
権野 トレーニングからきちんと取り組もうと意識していました。
――春から行われました、関東女子リーグ戦(関東リーグ)を振り返っていかがでしたか
大島茉 なかなか点が入らない、決定力不足が課題に挙がる試合が多かったです。
権野 きょねんは後半に強いって言われていましたが、ことしは前半からしっかり点を取れていたので、そこは良かったと思います。
DFながらFWとして高いポテンシャルを見せた小野田
――皇后杯予選である関東女子選手権で日体大に敗れる(●0―1)まで、公式戦において無敗記録が続いていました。意識としてはありましたか
小野田 負けていないということは意識していましたが、ずば抜けて強い相手と当たっていたわけではないので、勝ち続けているということに対して特別すごいと思っていたわけではないです。逆に危機感を忘れてはいけないと思っていました。
――ではその敗れてしまった日体大戦を改めて振り返って、いかがでしたか
小野田 拮抗した試合の経験がなかったので、0―1で負けている状況の中でチームの焦りもあったと思うし、雰囲気もあまり良くなかったです。そこは終わってから皆で話し合って、次の日の浦和レッズレディースユース戦では改善することができました。そこは良かったと思います。
権野 球際やボールに対しての執着心といった、フィジカル面に関しては日体大の方が上だと思いました。先ほど莉子が言ったように、チーム内外の雰囲気はあまり良くなかったです。
大島茉 二人が言っていた雰囲気もそうなんですけど、気持ちの部分で勝つという気持ち自体が相手に負けていた部分があったと思います。
――続きまして、関東大学女子リーグ戦(関カレ)では4連覇を達成しました。好調の要因はどういったところにあったのでしょうか
権野 スカウティングですね。ケガをしている選手が行ってくれることが多くなって、それで来週戦うチームのビデオを撮ってきてくれて、皆で研究したことがつながってきたと思います。
――スカウティングでは具体的にどのようなことをするのですか
権野 主に4年生が見て、まとめてくれます。選手の特徴だったり、セットプレーや攻撃や守備のパターン、相手の弱みを主に見てくれています。それを皆で共有しています。
――その対戦相手によっては、特別な練習が必要だったりするのでしょうか
小野田 基本的には自分たちのサッカーをしようということが根本にあるので、相手の特徴は意識しますけど、自分たちのサッカーを変えないでやろうとしています。あと、日体大戦に負けたということが大きかったです。日体大に負けて、このままじゃやばいという気持ちがチームの中に芽生えて、一人一人の意識が変わっていったと思います。
――今季の試合の中で、印象に残っている試合は何かありますか
小野田 やっぱり勝った試合よりも負けた試合の方が印象に残っています。最近なら日テレ・ベレーザ(ベレーザ)戦(●0―4、皇后杯3回戦)かな。ことしも皇后杯ベスト8という目標を達成できなかったということがすごく悔しくて、試合に出ていない選手や来てくれた人に申し訳ないと思いました。
権野 負けた試合で挙げるとやはりベレーザ戦ですし、勝った試合では日テレ・メニーナ戦(○8―0、関東リーグ後期第6節)です。自分が得点したというのもありますが、あの試合はいろいろな選手も(得点を)決めて、良い展開だったと思います。
大島茉 自分も負けた試合はベレーザ戦です。自分が何もできなかったということもありますし、相手の強さを知らされました。勝った試合では、その試合かは分からないんですけど、春に後半サイドハーフをやった試合がありました。そこで点を取れたことが良かったです。
――ベレーザと戦ってみて、どういったことを感じましたか
小野田 強かったですし、もっと準備をしないと自分たちのサッカーをやろうとか、簡単に勝てる相手ではなかったです。
権野 ボールを持っていないオフの時の動きもすごいですし、ボールを持っている選手に対してのパスコースが自分たちよりもたくさんあって、どこにパスが出るか読めないところがありました。そういう部分では上手いなと思いました。
大島茉 個人も上手いし、全体で連動したサッカーをやっていると感じました。
――ベレーザ戦などを通して、ことしチームに見えた課題としては何がありましたか
小野田 相手が速くなったときに何もできない。判断やプレッシャーをかけるのが遅い。そういうところをもっと速くしないと、インカレでも優勝はできないのかなと思います。
大島茉 守備では相手に対して皆が食いついてしまって、違うところを使われたということが結構ありました。上手い相手に対して、もっと落ち着いて守備をしていかなくてはいけないと思います。攻撃面では、ベレーザの連動した動きを見習ってやっていかなくてはいけないと感じました。
権野 失点したときの落ち着きだったり、攻守両面においての連動した動きが課題だと思います。
小野田 先に失点しても「いける!」と思えるような勢いが欲しいよね。「大丈夫だぜ!」みたいな(笑)。
ピッチの外での姿
ハットトリックなど高い得点力を見せた権野
――オフの日は何をしていますか
小野田 結構ひきこもるのが好きです。
権野 同じく(笑)。
大島茉 自分もだらだらしているのが好きです。
小野田 遊びに行くときは「行こう!」ってなるけど、家に居てごろごろしてDVD観て、みたいなことが好きです。映画とか好きですね。
権野 映画を見に行ったり、家でテレビを見たりします。
大島茉 家でDVDを見たり。
小野田 ゲームじゃないの(笑) 。
大島茉 ゲームはね、少ししてます(笑)。
権野 いつもやっています(笑)。
――お好きな映画などは何かありますか
小野田 最近では『レ・ミゼラブル』です。映画館で2回観て、DVDで見て、はまりきっちゃいました。
権野 どちらかというとドラマなどテレビの方が好きですね。
――特に仲の良い選手はいらっしゃいますか
小野田 3年生はそんなに固まっていないよね。どこかに行こうとなったら、そこにいたメンバーで行く感じです。
――チームで面白い人はいますか
権野 莉子です(笑)。
小野田 ありがとう(笑)。そう言われるとやっぱりうれしいです(笑)。
――お好きな授業はありますか
小野田 全然関係ないんですけど、広告論が好きです。博報堂の方が来て下さって、キャッチコピーとかを考えるのが楽しかったです。
権野 いま履修しているスポーツビジネス製品という授業です。外部から人が来て特別講義をしてくださるので、いろいろな人の経験を聞けるのが面白いです。
大島茉 今の中で一番面白いのはゼミですね。
――ゼミではどのようなことを勉強しているのですか
大島茉 マーケティング系です。スポーツビジネスみたいな。
権野 自分はスポーツ栄養です。競技力向上のために運動後に何を食べたら良いか、とかを研究しています。継続はできていないですけど、少しは気にしています。
――何かおすすめのリラックス方法はありますか
小野田 寝る前に全身に力を入れています。5秒くらい力を入れて、脱力してから寝ます。分からないけど、リラックスできると勝手に思っています(笑)。結構前からやっています。
権野 特に変わったことはやっていないです。
大島茉 ジムに岩盤浴があって、そこに行って寝ています。
――サッカーを始めたきっかけはどのようなことがあったのですか
権野 保育園の時の先生が女性なんですけど、サッカーをやっていました。母もママさんサッカーをやっていて、先生と知り合いだったんですね。そこで「やってみないか」という一声がきっかけで、小学校1年生の秋くらいから始めました。
大島茉 自分は兄がサッカーをしていました。兄の送り迎えに行っているときに、女子チームから「人数が足りない」と声をかけられたことがきっかけです。始めたのは小学校2年生の秋くらいです。
小野田 ちゃんと始めたのは小学校3年生ですけど、気がついたらサッカーをやっていたような感じです。フランスワールドカップのときに親が選手をかっこいいと言っていて、さらにサッカーにはまりました。それでフランスワールドカップの公式球が欲しいと言ったら買ってもらえて、それで頑張ったんです。
――皆さんにとってサッカーの魅力とはどういったものだと思いますか
大島茉 ミスの繰り返しだけど、その中でも上手くいったときの達成感です。上手くいくことの方が少ないと思うので、点に絡まない一つ一つのプレーでも上手くいくとうれしいです。例えば攻撃で崩しに関わったときに、点につながらなくても上手く崩せたらうれしいです。
小野田 プレー面だったら、茉莉花が言ったことと重なります。あとはチームスポーツというのは大きいです。一人じゃできないというのが良いなと思います。一人だと走るのとか止めたくなります。そんな時に皆がいてくれると良かったと思います。
権野 サッカーは攻撃にいろいろな仕方があって、自分だったらこうするとか、こういう方法もある。バリエーションが多くて、見ていてもやっていてもいくつも選択肢があるという部分がとても面白いです。自由だし、こういうこともあるんだという発見もできます。点に絡んだり、点を取れる達成感もあります。
――もしサッカーをやっていなかったら、何をされていたと思いますか
小野田 バスケかな。実際にはやっていなかったけど、小学校の時の担任の先生がミニバスの顧問だったので、やっていたと思います。やっぱりチームスポーツですね。
大島茉 スポーツをやっていなかったかもしれません(笑)。
権野 自分は水泳か、野球をやっていたと思います。小学校2年生のころに水泳とサッカーをやっていたんですけど、体力的に限界になってしまいどちらかを選ぶことになって、そこでサッカーを選んだんです。野球は兄が野球をやっていて、一緒にやっていたことがあったからです。
――DF千葉梢恵主将(スポ4=宮城・常盤木学園)はどんなキャプテンですか
小野田 高校から一緒で仲良しで、人間としてすごく好きです。
権野 自分も高校の時から同じで、優しいというのが一番大きいイメージです。
大島茉 優しいというのもあるし、気遣いができる人です。そこがプレーにも出ています。パス一つにも優しさがあるというか。
――では長岡義一監督(昭43商卒=京都・山城)はどんな方ですか
小野田 基本に忠実というか、基本の大切さを教わっています。練習メニューは渡井さん(汐莉、スポ4=鹿児島・鳳凰)やグラウンドマネージャーが考えてくれるので、監督はそれに少し口を出す程度です。見ていて、思うところがあったときに一言言うみたいな感じです。
――他の体育会の部活と交流はありますか
小野田 個人的にはあります。仲良い子がバスケをやっていて、バスケ部の試合を観に行ったりとかするんですけど、すごく刺激をもらえます。他の部活の意見を聞くというのもためになります。
権野 実際に見に行ったことはないんですけど、友達から意見を聞くと刺激になります。
大島茉 自分も実際に見に行ったことはないんですけど、話を聞くだけで刺激を受けるし、ためになると思います。
――見に行ってみたい競技はありますか
小野田 バスケは本当に面白いと思います。生まれ変わったらバスケをやろうと決めているんです(笑)。とてもかっこいいです。けど、いろいろ見てみたいんですよね。ラグビーとかも行ったことないので。早明戦とか行ってみたいです。
権野 自分も一番はバスケの試合を観に行きたいです。
大島茉 いま見に行きたいというか、先日のラグビー早明戦は行きたかったですね。
――ア式蹴球部の男子部とは交流はありますか
小野田 あまりないですね。個人的に友達がいて、しゃべるくらい。チームとしての交流はあまりないです。
――ご自身のことし一年を振り返って、どんな一年でしたか
小野田 ずっとDFだったんですけどFWやボランチもやらせてもらって、いままでにないことをいろいろとやらせてもらって楽しかったなというのがあります。
権野 1、2年の頃と比べると個人的にケガがなくなったというのが大きかったです。あと自分もDFからFWまで経験させてもらって、いままでにはなかったのでいろいろなポジションでの経験ができたと思います。
大島茉 ことしは試合にも出ることができていろいろ学ぶことも多かったし、そういう意味では良かったです。1、2年の頃に比べてチームのためにどうしたらいいかということを考えることができたと思います。
「チャレンジャーという気持ちで」(小野田)
右サイドを駆け上がる大島茉
――インカレを間近に控えたいまのチームの状態はどんな感じですか
小野田 心のどこかで「準決勝、決勝まで行ける」、「年を越せる」という自信があるんですけど、それでは危ないと思うので初戦の12月27日にいかに合わせるかというのが重要になってくると思います。
――ワセダは優勝候補だと思われていることもあるかと思いますが、その辺でのプレッシャーなどはありますか
小野田 気にしていないです。結局2年間優勝できていないので、チャンピオンという意識は全然ありません。チャレンジャーという気持ちでやりたいと思っています。
――インカレへ向けて、個人の課題としては何がありますか
小野田 出た時に出たポジションで求められていることに応えたいです。
大島茉 出た時に最善のプレーをするのはもちろんなんですけど、積極的に攻撃に関わって、ゴールまで行くくらいの気持ちでやっていきたいです。
権野 最後の大会ですし出た時は皆の代表として出ているので、思い切りプレーするだけではなく、結果を残したいと思います。
――4年生の方々への思いとしては何がありますか
小野田 3年間一緒にやってきたし、一緒に優勝したいという思いはすごく強いです。
大島茉 3年間一緒にやってきたこともそうだし、ことしは特に上に立って全部やってくれているので、その4年生の頑張りが結果につながるように最後まで一緒に戦いたいです。
権野 一番長く一緒にやってきましたし、チームのためにいろいろ動いてくれているところを見てきたので、最後は一つでも多く戦って、笑って終わりたいです。
――昨年のインカレでは決勝で涙をのみました
小野田 きょねんのインカレで自分はメンバー外だったので、スタンドで見ていました。自分が出ていて負けるよりも、何もできないということがいままでで一番悔しかったです。その時の悔しさがいまの自分の糧になっています。苦しくても、その時のことを思い出すと頑張れる。そういう意味でいまにつながっていると思います。
大島茉 自分はきょねんスタメンで出ていましたが、前半は何もできずに失点して、そのまま終わってしまいました。気持ちとして、どこかでいけると思っていて、それが本当にプレーに出てしまったのかなと思います。そこから自分は、チャレンジャーという気持ちで臨んでいます。
権野 自分はきょねんベンチには入っていましたが、試合には出られずに終わり、それがすごく悔しかったです。それから試合に出ることを自分の目標にして、日々取り組むことを意識してきました。
――インカレでの優勝を目指すなかでポイントとなりそうなところ、またはポイントとなりそうなプレーはありますか
権野 1回戦というか、一戦一戦が大事だと思います。
――組み合わせについてはどのように感じていますか
小野田 ここと当たるからラッキーっていうのはないんですけど、まあラッキーかなって思います。吉備国際大と日体大が逆のブロックにいるのはラッキーです(笑)。きょねんもそうだったんですけど。
大島茉 でも、どこも全然…。
小野田 確実なところはないからね。
――ことし3年生になったことでチームを引っ張って行く立場になったのでは、と思います。昨年までと比べて何か変わった事はありましたか
小野田 2年生までは自分のことを考えていれば良かったじゃないですけど、自分がこうしたいからこうする、みたいに自分の目標だけに突っ走っていたところがあったんですけど、3年生になってからは自分が試合に出ていない時でもチームのために何かをしようと思えるようになりましたし、そういう姿を下の代に見せなきゃな、って意識するようになりました。
大島茉 きょねんと比べたらチームのことを考えるようになりました。個人的にはきょねんまでは「これくらいでいいや」っていうところがあったんですけど、ことしはそういったところを無くすようにしています。
権野 二人も言ったように、3年生になって4年生と一緒に(チームを)盛り上げていかないといけないということを意識するようになりましたし、下の代もその勢いに巻き込めれるようにというか、トレーニングや普段の時からコミュニケーションを取らなければいけないなっていうのは意識するようになりました。
――上級生になったことで下の代に見られているということを意識するようになったということですか
小野田 特別に意識しているということでもないんですけど、自分の中で「しっかりやろう」というのは思っています。(自分が)しっかりやっていたら(下の代も)見てくれるんじゃないかなって思います。
――インカレ後の話になりますが、来年は最上級生になります。何か意識していることはありますか
小野田 特別来年のために、とは思ってないんですけど、(インカレで)優勝して終わりたいっていう思いは強いです。なんでかって…、なんでだろう(笑)。
一同 (笑)。
大島茉 ことしもなんですけど、もっとお互いに言い合えるような環境をつくりたいって思います。言いにくい雰囲気はつくりたくないなって。自分たちは学年も上なので言えたりするんですけど、1、2年生は全然言えてないと思うので、そういうのを学年関係なく1年生でも上級生に対して言えるような環境をつくりたいです。
小野田 上下関係ないしね。言える環境ではあると思うし。
――それでは最後に、インカレに向けての意気込みをお願いします
権野 このチームでやれる最後の大会だし、1月19日の決勝の日まで戦って優勝したいので、そのためにも残り少ないですけどトレーニングの時から良い準備をして、最高のコンディションで1回戦を迎えたいです。個人的には結果を出したいんですけど、そこをあまり意識し過ぎると自分の中でコントロールできなくなると思うので、試合に出たらいつも通りにプレーしたいですし、いまサッカーがやれているのは家族やスタッフ、OBOGなどの支えてくれる人がいるからなので、その人たちが居るっていうことに感謝して臨みたいです。
小野田 ちょっと決められたな、もう(笑)。
一同 (笑)。
大島茉 今季最後の大会になるので、いままでやってきたことを出してチーム一丸となって最後の1月19日に笑って終わりたいということと、個人的には試合に出れたら、試合に出ていない人のためにもそうだし、支えてくれている人のためにも、チームの勝利のために全力でプレーしたいです。
小野田 優勝したチーム以外は悔しい思いをすると思うので、そういう思いをしないように絶対に優勝したいというのと、試合に出れるかは分からないんですけど、出れた時は試合に出ていない人の思いとか支えてくれている人の思いとかを体現できるように、そして結果を残せるように頑張りたいと思っています。
――ありがとうございました!
(取材・編集 八木和基、丸山美帆、近藤廉一郎)
左から権野、大島茉、小野田
◆小野田莉子(おのだ・りこ)
1992年(平4)7月28日生まれ。身長169センチ。宮城・常磐木学園高出身。スポーツ科学部3年。自他共に認めるア女のムードメーカーだという小野田選手。対談の中にお話にあった広告論の授業では、講師の方から高い評価を得ていたそうで、発想力のある一面も見せつけてくれました。
◆大島茉莉花(おおしま・まりか)
1992年(平4)7月17日生まれ。身長159センチ。鹿児島・神村学園高出身。スポーツ科学部3年。「いつもゲームをやっている」と対談では他のお二人から突っ込みを入れられていた大島茉選手。最近は『ヘイデイ』という、自分の村をつくって動物を飼ったりするゲームにハマっているそうです。
◆権野貴子(ごんの・たかこ)
1992年(平4)9月26日生まれ。身長162センチ。宮城・常磐木学園高出身。スポーツ科学部3年。インカレに向けての意気込みについて伺ったところ、一番最初に熱い思いを語ってくださった権野選手。的確な回答を随所に見せ、対談を引っ張る一面も見られました。