早大、初戦を白星で飾れず

女子バスケットボール

 新型コロナウイルスの影響で、関東大学選手権大会(トーナメント)、関東大学新人戦(新人戦)が中止となった。まだ予断を許さない感染状況であるが、今年度初の公式戦となる関東大学女子リーグ戦(リーグ戦)が開幕した(※)。早大は強敵・筑波大と対戦。序盤から激しい攻防が繰り広げる。しかし中盤以降筑波大の厳しいディフェンスを前に攻めあぐむ。第4Qは粘りの攻撃で食い下がるが、54-65で惜しくも敗戦。初の公式戦を白星で飾ることは出来なかった。

シュートを放つ石井主将

※リーグ戦は特別ルールでの開催となる。1部所属の8チームによる一回戦総当たりに加え、上位・下位4チームずつの2次リーグ戦で行われる。また、感染防止対策のため、筑波大戦の試合会場に報道関係者が立ち入ることは認められなかった。

(記事 永田悠人、写真 早稲田大学バスケットボール女子部)

70回記念関東大学女子リーグ戦 9月21日(vs筑波大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

23 22 54
筑波大 19 11 17 18 65
◇早大スターティングメンバー◇
F#12 石井香帆主将(スポ4=岐阜女子)
G#26 船生晴香副将(スポ4=新潟・開志国際)
F#34 今井美沙樹(商3=山梨・富士学苑)
G#11 神山夢来(スポ3=埼玉栄)
G#3 フェスターガードヤヤ(スポ1=宮崎・小林)
コメント

F石井香帆主将(スポ4=岐阜女子)

――コロナで多くの大会が中止となり初の公式戦でしたが、どのような気持ちで臨みましたか

今シーズン初の大会だったので、まずは試合ができることに感謝の気持ちと、あとはとにかく全力で楽しんでやろうと思いました。

――チームではリーグ戦に向けどんなことを強化してきましたか

今年はサイズが小さいので、走って速い展開でバスケットをすること、あとは組織的なディフェンスを徹底して強化してきました。

――今日の試合を振り返っていかがですか

今日の試合は出だしはよかったのですが、第2Qで自分たちのリズムでバスケットができませんでした。あとはリバウンドが1番の課題だと感じました。

――チームの雰囲気はいかがですか

今年は特に上下関係なく仲の良いチームなので、そこを強みにしてチームのつながりの強さをこれからもっと体現していきたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

今日の課題を次につなげて、次戦は自分たちのバスケットを40分間やり続けられるよう頑張りたいと思います!