江戸川大を破りリーグ戦2連勝!

男子バスケットボール

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)初戦から1週間がたち、第3節で江戸川大と対戦した。F三浦健一(スポ1=京都・洛南)のレイアップで先制点を奪い、テンポよく得点を重ねていく。第2クオーター(Q)でさらに点差を離し、52-35で試合を折り返した。後半、相手に連続得点を許し点差を詰められるもG堀陽稀(スポ2=京都・東山)のバスケットカウントで流れを断ち切る。80-69で勝利し、リーグ戦2連勝となった。

 第1Q、G城戸賢心(スポ1=福岡第一)のスリーポイントやG岩屋頼(スポ2=京都・洛南)のバスケットカウントなど順調に得点していく。序盤は僅差の戦いとなるが、第1Q終了間際に岩屋が再びバスケットカウントを決め、9点リードして第2Qへ。F星川堅信(スポ4=京都・洛南)が2本のスリーポイントを決め、さらに堀がオフェンスリバウンドからバスケットカウントを奪うと早大が流れをつかむ。順調に点差を離し、52-35で前半を終えた。

ペネトレイトする堀

 後半戦、第2Qの良い流れを引き継ぎたいところだが、入りから相手の連続得点を奪われる。星川がスリーポイントを含め8得点するも、相手のゾーンディフェンスに苦戦し得点が続かない。さらに第3Q中盤、相手の連続得点で点差を詰められ、67-59と8点差で最終第4Qへ。なんとか悪い流れを断ち切りたい早大。第4Q序盤、追い上げられるプレッシャーの中で堀がバスケットカウントを決め切った。さらに堀がドライブ、速攻から得点し、再び2桁差に。そのまま点差を守り切り、80-69で勝利を収めた。

スリーポイントを打つ星川

 前回の拓大戦と同じく、後半に追い上げられながらもシュートを決め切り、見事2連勝となった。堀は、今回の勝因について「苦しくなった時に誰かが点を決めてくれたから踏ん張れた」と振り返る。この試合で28得点を挙げた堀をはじめ、全員がここぞという時のシュートを決め切ったことが勝利に結びついた。次戦は前半の山場となる大東大との対戦だ。強豪相手に、粘り強いバスケットで3勝目をもぎ取れるか。

(記事 権藤彩乃、写真 近藤翔太)

第99回関東大学リーグ戦 9月2日(vs江戸川大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

31 21 15 13 80
江戸川大 22 13 24 10 69

◇早大スターティングメンバー◇
G#4 城戸賢心(スポ1=福岡第一)

F#6 三浦健一(スポ1=京都・洛南)

F#13 星川堅信(スポ4=京都・洛南)

G#18 岩屋頼(スポ2=京都・洛南)

F#77 石坂悠月(スポ3=東京・国学院久我山)

コメント

堀陽稀(スポ2=京都・東山)

――拓大戦に続き、追い上げられながらも逃げ切るような試合でした。試合を振り返っていかがですか

 前半に勝っていて、後半に相手にやられそうだなと思っていました。やはり後半に追い上げられてしまったのですが、その中でもみんなで踏ん張れたのは大きかったなと思います。

――追い上げられながらも勝ち切れた要因は何だと思いますか

 追い詰められそうな時に、第3Qの星川さん(星川堅信、スポ4=京都・洛南)が点を決めたりと、苦しくなった時に誰かが点を決めてくれたので踏ん張れました。

――第4Qの入りのバスケットカウントなど、流れを変えるプレーが目立ちましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

 相手のサイズが小さかったのと、相手の留学生が星川さんについていて、ゴール下にいなかったので、今日はいけるなと思っていました。

――第2Qから第3Qで流れが悪くなってしまいましたが、修正点の指示などはありましたか

 相手がゾーンディフェンスをしてきて、早大はゾーンディフェンスがあまり得意ではないので、落ち着いて攻めようという話はしていました。

――ゾーンディフェンスへの対策はしていましたか

 セットプレーはあって、相手がゾーンディフェンスをしてきて使ったのですが、カットされてターンオーバーになってしまいました。それでも間を割ってのドライブはあったので良かったなと思います。

――次戦の大東大戦への意気込みをお願いします

 ここからがリーグ戦の本番だと思うので、チャレンジャー精神を持って、倒したいと思います。